オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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丸は巨人

2018-11-30 03:23:27 | 千葉ロッテ

どこよりも早く、機関紙が丸の巨人入りを報じました。
サンスポが西の阪神決断を報じて本人が速攻で否定をしたばかりなので正式発表まで何とも言えなくはありますが、逆に言えばそれがあってのものですので自信があるのでしょう。
ある意味で一番に厳しい道を選んだことにもなりますのでそれなりの覚悟はあるはず、丸には地元出身の選手だけに不良債権と言われないよう頑張ってもらいたいです。
こうなれば巨人には金子も岩隈も獲って「どこのチームだよ」と言われるぐらいになって、そしてCSを逃して原監督が馬脚を現してくれれば面白いと、斜めからまったりと見守ります。


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2018年通信簿 24 吉田裕太

2018-11-29 01:24:56 | 千葉ロッテ

 

24 吉田裕太 捕手 27歳 年俸1580万円

【2018年成績】 8試合 10打数 0得点 1安打 打率.100 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 1四死球 2三振 得点圏打率.000

一昨年の30打数ノーヒットから昨年は持ち直して田村に再挑戦、のシーズンにしたかった吉田ですが、プロ5年間で最低の一年となってしまいました。
僅かに8試合でスタメンマスクは4試合、それも大半が9月末からの出場でしたので若手のお試しに近い扱いは30代に近づいている吉田には厳しい現実です。
ベンチの田村一本主義に追いやられた形ではありますが江村にも負けて第二捕手の座を奪われたのは本人も不本意だったはず、今季の第二捕手の位置付けが二軍での出場機会を失ってまで価値があったかどうかは微妙ではありますが、それでも似たような雑な扱いだったとは言っても江村に負けたことに変わりはありません。
ここからの巻き返しはかなり厳しいですが捕手の補強を怠っている編成は吉田にとってはまだチャンスが残されていることにもなりますので、とにかく反攻あるのみです。

そのためにも吉田には漫然とレベルアップを目指すのではなく、何か一芸を磨くべきでしょう。
肩は今となっては急に強くなるわけもなく、キャッチングはむしろ弱点ですので武器にはならず、そうなればリードかバッティングしかありません。
昨年に出番を増やすきっかけとなった唐川とのバッテリーは春先にも練習試合で組みましたが、そういったリードの相性を追求して投手に指名をされるぐらいになるのも一つのやり方で、これまで石川、関谷、唐川とそういったチャンスがありながらもつかみ損なった理由を突き詰めるべきです。
投手の持ち味を活かす、長所を引き出すのが吉田のリードですので、うるさがられるぐらいに投手とコミュニケーションをとるのもアピールになるでしょう。
また吉田は打撃と言われながらも一軍では結果を残せていないのがもったいなく、二軍でも.250に達していないようではどうにもなりません。
一昨年の超絶不振が気持ちを弱めてしまったのかヒット欲しさが体中からあふれていて、ボールを追いかけるスイングになってしまえば軽く手玉にとられてしまいます。
率も長打もでは一兎も得られませんので田村に勝てる可能性は長打と絞って、どのみち下位なのですから当たれば飛ぶという恐怖感を与えるスタンスでよいように思います。
とにかく今のままではじり貧、江村だけではなく宗接や柿沼にも追い抜かれてしまいそうな流れから抜け出すためにも、発想の転換でいきましょう。

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記者投票なんて止めちまえ

2018-11-29 00:48:47 | 千葉ロッテ

MVP、新人王、ベストナインの発表がありましたが、とにかくレベルの低すぎる記者投票は毎年のようにガッカリさせられます。
担当チームを優先したりする賞の意義を全く理解をしていない輩が紛れ込んでいるのを排除できない、そもそも試合を見ているかどうかすら投票資格に反映できない、しないNPBの姿勢にも問題があり、これであればオールスター戦と同じくファン投票や選手間投票にした方がよいのではないかとすら思えてしまいます。
MVPの1位に青木や吉田正ら、新人王に京山や田嶋ら、ベストナインに新井や角中らに一票を投じた記者にはその理由を説明させるべきでしょう。
大多数の記者はまともな感覚を持ち合わせているので大番狂わせにはなっていませんが、過去にはベストナインでは横田が熊野を上回りながらも新人王では東の票が横田と荘に割れたことで熊野が上回るなどの「事故」は度々あるわけで、ただ記者として年数を経ただけで投票権を与えるぐらいであればファンの人気投票、あるいは実際にプレーをしている選手たちの評価の方がどういう結果になってもまだ納得感があるのではないかと思います。
もっと記者には投票に対する責任感、自覚を持ってもらいたいですし、NPBにも何らかの対策を求めたく、それができないなら記者投票なんて止めちまえ!



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浅村、西のバカヤロー

2018-11-28 09:36:29 | 千葉ロッテ

丸はそんなこと思っていたりして、ご用達のお友だちであるデイリーですらまだ追いつけていないサンスポ単独のものではありますが、西が阪神入りを決めたと報じられています。
もし報道どおりとなれば浅村、西ともにべらぼうな金額を提示したソフトバンクを袖にしたことにもなり、浅村は「人脈」で西は「関西」と金以外のものを選んだわけで、これでやはり天文学的な金額で釣りにかかっている巨人の餌を丸がパクつけば浅村は、西はと比較をされてしまうであろうことは想像に難くありません。
個人事業主ですのでより厚遇を選択するのは当然のことですし、メジャーからすれば笑止ものなのでしょうが、そういったのを気にするのが日本人だったりもします。
一緒に赤信号を渡ってくれる人がいなくなったのは丸としては誤算だったでしょう、どうやら決断は表彰式などのイベントが途切れる30日ではないかとされていますが、ロッテ入りの可能性が少しぐらいは高まったかなと思いつつ、キーワードとしての「地元愛」は西に使われてしまったので残るは「チーム愛」で広島残留になるのではないかと心の予防線です。
それでも巨人に行かれるよりはマシですし原監督の納得がいかないような悔しい顔も見てみたいので、この流れが断ちきられないことを願ってやみません。



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2018年通信簿 23 酒居知史

2018-11-28 00:18:44 | 千葉ロッテ

 

23 酒居知史 投手 25歳 年俸2250万円

【2018年成績】 15試合 2勝6敗0S 防御率5.59 83回2/3 91被安打 12被本塁打 35与四球 4与死球 55奪三振 被打率.283

昨年終盤に先発としてきっちり試合を作っての5勝、防御率も3点台前半とドラ2復権に向けて幸先のいいスタートを切った酒居でしたが、二年目にどっぷりとジンクスに捕まりました。
自主トレでは開幕投手を狙うと高らかに宣言をして、また春季キャンプでも稲葉が絶賛をして先発ローテーションの軸としての期待が高まりましたが、小久保の加藤と同じく侍ジャパンの監督の評価が高いと伸び悩むというイヤな繰り返しのようにインフルエンザによる離脱、出遅れが影響をしたところもあったのでしょう。
開幕一軍には間に合って三戦目に先発をしての今季初勝利も六回途中で133球も投げての4失点、4月下旬には2試合連続で炎上をして抹消をされてしまいました。
ストレートが走らずに苦し紛れのボールを痛打されるというロッテ化が囁かれたところから二軍でそのストレートを鍛え直しての6月半ばの一軍復帰では140キロ台後半のストレートが戻っていましたのでやはり調整不足だったのか、足りないところを把握して対処をするところはさすがではあります。
しかしその後ももう一つ勝ちきれないままに、そこはプロ初の二桁奪三振の7回3失点でも打線の援護不足で、といった不憫なところもありましたが、ここぞというところで踏ん張りきれなかったのも実際のところではあり、ある意味で守りに入ったようにも見えた今季から三年目に向けてどう軌道修正をしていくかが注目されます。

その守り、に見えたのが物足りなかったのかシーズンオフの台湾遠征では3試合続けて最後を締めくくる役割を与えた井口監督の意図は「短いイニングでしっかりと腕を振って」とのことで、きっちりと抑えはしましたがその意図に応えて攻めのピッチングができたかどうかは今後にどう活かせるかにかかっています。
球団の期待の大きさは豪州リーグへの派遣でも見て取れますし、そこで先発を任されるのかリリーフなのか、そのあたりで来季の起用法が見えてきそうです。
タイプとしては長いイニングで試合を作っていく酒居ですので先発として考えたいのですが、活きのいい岩下や種市らが伸びてきたことで必ずしも先発ローテーションの近いところにいるわけでもなく、大学、そして社会人で培ってきた経験もありますので勤続疲労、老齢化の進む中継ぎ陣へのカンフル剤としての投入もあるでしょう。
あるいは内の状態によっては台湾遠征のときと同じく守護神の候補として井口監督は考えているのかもしれず、いずれであってもボール先行になっても簡単には歩かせない粘りを取り戻すことが第一、また外のボールをかなり打たれましたので内を果敢に攻める強気を取り戻すことも求められます。
昨年に続いてやたらと打たれたスライダーを磨くのか捨てるのか、も思案のしどころで、カーブの比率を増やすかチェンジアップを使うか、緩急に活路を見出すのもありだと思います。

2017年通信簿


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2018年通信簿 22 田村龍弘

2018-11-27 03:39:39 | 千葉ロッテ

 

22 田村龍弘 捕手 24歳 年俸5700万円

【2018年成績】 143試合 415打数 32得点 99安打 打率.239 14二塁打 7三塁打 3本塁打 35打点 3盗塁 47四死球 68三振 得点圏打率.262

伊東ロッテで盤石のレギュラー捕手に育つかと思いきやその最終年に吉田の追い上げを食らった田村でしたが、井口体制になった今季に初の全試合出場だけではなく全試合マスクは城島以来の8年ぶり、ロッテでは半世紀以上も前に醍醐が二度記録をしただけですので球団史上二人目の快挙となります。
シーズン終盤はその記録のために最後にちょろっと出てきただけではありますが、他の捕手に出番を与えるためのスタメン落ちですのでそこは突っ込むところでもないでしょう。
またこれまた初の規定打席にも達してようやくポスト里崎が定まったことにもなりますが、まだまだ物足りないところも多々ありますのでさらなる上積みを期待したいです。

捕手はやはりリードと堅守が一番に求められるところですので、まずはそこがポイントとなります。
どうしても田村のリードで気になるのは外中心の配球で、これは他の捕手もそうですからベンチの方針なのかもしれませんが、橋本を失った里崎がそれまでの大胆なリードから一転してやはり外中心の面白くないリードに変わったのと同じく、吉田らが蹴躓いてその立場が盤石になったことでの守りに入ってしまったのではないかと心配をしています。
ボルシンガーが絶賛をするなどリード自体が稚拙なわけではないのですが、力不足、特に球威が足りていない投手に対して内を要求するのを怖がっているような、つまりは調子のいい投手を上手くリードすることはできてもそうでないときに立て直すのが苦手と言いますか、消極的になってしまう傾向が強いと言った方がよいのかもしれません。
投手が悪いときに悪いなりに投げられてこそ一線級であるのと同じく、捕手も悪いときに悪いなりにまとめるリードができてこそでしょう。
岩下、種市らまだ自分で組み立てることができない若手が今後に増えてきますので、田村のリードがここで停滞をしないことを強く願います。
守りでは体で止めるフットワークの良さと3割を超える盗塁阻止率はゴールデングラブ賞でもおかしくはないぐらいで、その盗塁阻止率がリーグ4位で化け物の甲斐だけではなく高谷、森にすら及ばないのは味方がこれでもかと盗塁死をしたことも影響をしているのでしょうから気にすることはありません。
打撃は井口監督からのノルマである.280にも、自らが目標とした得点圏打率3割と50打点にも、そして100安打のいずれにも届きませんでしたが、八番打者としてはまずまずです。
ただバント失敗が多すぎるのが相変わらずで、リードだけではなく右方向への打率が4割に近いなど里崎に似ているにしては小技でチームに貢献ができていません。
春季キャンプでは国際交流試合の試合前練習に遅刻をして二軍落ちするなどズボラな性格なのか、そういったところはプレーにも出てきますので引き締めてお願いします。
攻守ともにリーグを代表する捕手に成長をしつつあるのは間違いなく、しかしこんなところで満足をしていい田村ではないと、今後も厳しめで見守っていきます。

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2018年通信簿 21 内竜也

2018-11-26 01:08:05 | 千葉ロッテ

 

21 内竜也 投手 33歳 年俸4500万円

【2018年成績】 58試合 3勝5敗26S 防御率3.84 58回2/3 51被安打 5被本塁打 19与四球 1与死球 54奪三振 被打率.243

30セーブには届かなかったものの58試合、58回2/3イニング、そして26セーブは昨年に続いてのキャリアハイ更新ですのでようやくと言えばようやくなのですが、しかし防御率が3点台後半で壊した試合も数知れず、中盤戦以降はむしろ内の名前がコールをされると胸がぞわぞわしてしまったのが正直なところです。
かつて「故障で半分ぐらいしか働けない1点台」と「皆勤ながらも3点台」のどちらがいいか、なんて自問自答をしたりもしましたが、もちろん故障をされるのは困るものの安心をしていられたのは開幕をして一ヶ月ほどと格下のセントラルを相手にした7セーブ、防御率1.64の交流戦ぐらいでしたから、心情としては前者に傾きつつあります。
そういう意味では現状維持が気持ち的にはいっぱいいっぱいなのですが、これまでの出場給が占める割合が大きい査定による不遇への罪滅ぼしの意味合いを込めてみました。
そして11月上旬にまたしても右肘関節鏡視下遊離体除去手術で二ヶ月後に投球練習を開始、三ヶ月後に実戦レベルでの投球の目論見のようですから全治一ヶ月程度なのか、その目論見どおりにいけば春季キャンプには間に合うのでしょうが狸でしかありませんので、皮算用をせずに内ではない守護神を準備した方がよさそうです。

ストレート、伝家の宝刀である縦のスライダーともにキレがいまひとつではありましたし、それもあってか攻めのピッチングができずにボール先行で苦し紛れの真ん中から高めを痛打されるシーンが多かった内でしたが、ただ使う側の問題も大きかったような、本来はそれではダメなのですが壊れ物をそっと扱うような起用をしなければならない現実があります。
当然にベンチもそれは分かっているはずで開幕直前に清水直コーチは「3連投はさせないと思う。1年間投げてもらうために考えていきたい」と至極真っ当なことを語っていたのですが、それでいて開幕カードでの3連投にはビックリ仰天、始まったばかりだからまだ大丈夫だと考えたのかもしれません。
しかしその後も3連投はありましたし勝ち試合限定でもなく、このあたりは主導権を握り現役時代にパワフルだった小林コーチと清水直コーチとでは考え方に違いがあったのでしょう。
歯車が大きく狂い始める最初となったのは僅か5球で1点リードをひっくり返された柳田へのサヨナラ被弾で、このとき4月半ばにして既に8試合目でしたから2日に1試合のペースです。
延長戦など仕方がないケースもありましたがセーブの付かない場面での無駄遣いの蓄積が、結局のところは内を殺してしまったように思えてなりません。
計算はしていませんがおそらくはパシフィックを相手にしては5点台に近い防御率ではないかと、また昨年に比べて与四死球こそ少ないもののボールのばらけ気味と言いますか逃げ具合はむしろ悪化をしたような、奪三振率は維持できているのですから万全な状態での勝負をさせてあげたいです。
どうしても避けられない加齢による衰えと過負荷な起用の悪い意味での相乗効果をどう緩和していくのか、内にはベテランだからと別メニューに甘えない鍛え直しと打たれまくったストレートやほとんど投げていないカーブを磨くなどの一手を、吉井コーチには限られた資源を有効に使うためのシナリオ作りを、是非とも二人三脚での復活劇を見せてください。

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2018年通信簿 20 東條大樹

2018-11-25 02:05:48 | 千葉ロッテ

 

20 東條大樹 投手 27歳 年俸1200万円

【2018年成績】 11試合 0勝0敗0S 防御率1.54 11回2/3 6被安打 2被本塁打 4与四球 0与死球 10奪三振 被打率.158

同期で同い年で同じ右腕の信樂が二年でクビになったことから関谷、高野との生存競争が厳しくなってきた東條は、二軍では26試合で5点台の防御率、課題の制球難も克服ができていなかったことで今季限りとなる可能性が高いと思っていましたが、しかし9月になってようやくのお試し一軍でアピールができての生き残りです。
そもそも一軍に呼ばれたのがちょっと意外でもあったのですがストレートには力があることで井口監督のお眼鏡にかなったのかもしれず、まずは当然に敗戦処理からのスタートでしたが結果を残したことで僅差のビハインド、そして勝ち試合のワンポイントなど一軍定着を目指す足掛かりにはなったでしょう。
そうなれば勤続疲労、高齢化と課題の多い中継ぎ陣に東條が入り込めればチームとしても助かるのですが、ただ東條にも課題は多く、来季は勝負の一年となります。

その東條の課題は一にも二にもコントロールのアバウトさで、二軍でも多かった四球が一軍ではそこそこなのはたまたまだったように思えます。
際どいところが、ではなくすっぽ抜けでばらけっぷりが半端なく、昨年と同じくメンタルがどうの以前に基本的な制球力とは無縁な存在なのでしょう。
一方で140キロ台後半をコンスタントに維持できるストレートの球威はやはり魅力的で、このストレートがあるからこそボール気味のコースでも手を出してくれましたし、こと今季についてはばらけたことで打者の目線を動かすことにも繋がった相乗効果の嫌いはありました。
スライダーの変化も大きいのでばらけるにしてもすっぽ抜けではなく狙ったあたりにまとめられるようになれば、それこそ勝利の方程式に入れるかもしれません。
気になるのは右打者の外のスライダー一辺倒のリードが東條を活かしきれていないような、ストレートに力があるためスライダーとの比率はほぼ半々で中後ほどではないにしても慣れられることで壁にぶつかる日はそう遠くはないのではないかと、もっともそれも東條次第ではあります。
たまに内を突いたつもりがスライダー軌道で真ん中に入っての痛打を食らったケースがあり、それであればもっと攻めの気持ちで、シュートを磨ければむしろ幅も広がるでしょう。
おそらくは劇的に制球力が向上をするとは思えませんので一軍で通用をするだけのストレート、スライダーであってもこの二本立てだけでは厳しく、次の扉を開いてもらいたいです。

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茶谷は井口閥だからなのか

2018-11-25 01:22:01 | 千葉ロッテ

ソフトバンクを戦力外となった茶谷を獲得する可能性があるとの報道がありました。
高卒3年目の内野手でソフトバンクからは育成枠での再契約を打診されているところでの移籍となれば白根と同じパターンで、今季は二軍で87試合183打席で.246の3本塁打とさして秀でたところはありませんが年齢からすれば見切るには早いと言えば早い、選手層の厚いチームだからこそなのでしょう。
三振が29と多く四球が僅かに9、しかし死球は5となれば積極的に、攻撃的にボールに向かっていくタイプなのか、また失敗も多いですが5盗塁とそこそこ足もあるようです。
右打者ですので補強ポイントではあるので外野手だったらウエルカムなのですが、三遊間が主戦場で器用なのでしょうから転向も視野に入れてのものなのかもしれません。
そんな茶谷はトライアウトにも参加をしていないことからロッテの編成部が目を付けた、と言うよりは鳥越ヘッドの推しなのか、とも思ったのですがネットで漁ってみればどうやら井口軍団の一人だったらしく、現役最終年となった昨年に清田や鳥谷らとともに自主トレに参加をしていたことでの繋がり、李杜軒と似たような経緯にも思えます。
ただAロッドと同じく支配下選手登録枠との相談もありますので丸の動向が定まるまでは保留なのでしょう、これで丸が驚天動地のロッテ入りとなれば流れる可能性もありますが名前が出てしまったことでの道義的責任が面倒なことにもなりそうで、また新外国人投手とAロッド、あるいは和田、森、鎌田との兼ね合いもあります。
まさかソフトバンクを断ってロッテの育成枠、もないでしょうからロッテにしても茶谷にしても報じたニッカンに恨み節、かもしれません。
とにもかくにも面白い存在ではあるのですが井口閥だから、となればバレンタイン政権と同じ過ちを繰り返さないよう、ただただそれだけを願います。



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2018年通信簿 19 唐川侑己

2018-11-24 01:12:33 | 千葉ロッテ

 

19 唐川侑己 投手 29歳 年俸5600万円

【2018年成績】 25試合 1勝3敗0S 防御率2.83 47回2/3 43被安打 5被本塁打 10与四球 1与死球 31奪三振 被打率.246

昨年に続いて春季キャンプでの故障は右太ももを痛めての別メニューで、がっつり出遅れたものの3月上旬には東洋大との練習試合で7回2安打無失点は無四球ながらも三振は僅かに2個、そして開幕二軍での調整を経て4月中旬に今季初登板初先発は五回までパーフェクトピッチングながらも六回に炎上しての黒星スタートとなりました。
その後も60球前後で捕まるパターンで開幕三連敗となり二軍落ち、夏前に一軍に復帰をしてバースデー勝利で今季初勝利を手にするもやはり五回前後で失点をするスタミナへの懸念か8月からは中継ぎに転向で、そこから22試合で失点は2試合ですから結果は残しましたが大半が負け試合でのものですので差し引く必要はあります。
その中継ぎで短いイニングを全力での力押しで何かを掴んでくれていれば先発復帰もありえるでしょうが、しかし実態は先発としてのピッチングの延長線上でしかなかったことからそれもなかなかに難しそうで、本人がどう考えているかは分かりませんが来季も中継ぎとして勝ちパターンを任されるところを目指すのがよいでしょう。

数字としてはまずまずではありますが敢えて減俸と査定をしたのは、地元出身ということもあってのこれまでの球団の甘さが唐川をダメにしたと考えているからです。
出場給が占める割合が多いロッテではあるにしても5000万をもらっている投手が昨年の成績でアップ査定はさすがに納得ができず、これでは危機感を抱くわけもありません。
かつての精緻なコントロールは影を潜め、また数年前に比べれば力を取り戻しつつあるストレートも高めに浮きがちで、やたらとそのストレートを痛打されていました。
そんなストレートがツーシムなのか動かそうとしているようにも見えたのが変化と言えば変化で、一つの型のようなものができつつあるのが今後に向けての光となります。
気がつけば来季はもう30歳、超大物として入団をしてきた同い年の藤岡貴がやはり停滞の挙げ句に放出をされたことをどう受け止めているのか、FA権を取得しながらも話題にすらならず、エースとして期待をされながらもズルズルと10年を経て66勝66敗と貯金はゼロ、30代はこれまでの若年寄のツケを払う若々しい活躍を期待したいです。

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2018年通信簿 18 藤岡貴裕

2018-11-23 03:39:56 | 千葉ロッテ

 

18 藤岡貴裕 投手 29歳 年俸3400万円

【2018年成績】 E 13試合 0勝4敗0S 防御率4.20 45回 43被安打 1被本塁打 20与四球 7与死球 43奪三振

もうロッテで掴める未来などはたかが知れているだろう、との諦めに近いものがありながらもドラフトの目玉で獲った、その当たりくじに涙して喜んでくれた藤岡貴ですのでまさか放出をするとは思っていなかったのが正直なところで、そのあたりはどこか緩いロッテにしては英断だったとも言えるトレードです。
荻野の骨折による離脱、清田や加藤らの低空飛行で外野手の補強が急がれたというロッテの事情に対して日本ハムが藤岡貴を指名してきたのも意外ではあり、やはり終わりかけていた杉浦を一年かけて一軍の戦力に鍛え直した実績からすれば興味半分、恐怖半分、来季にその真価が問われるのでしょう。
こと今季はこれ見よがしにロッテにぶつけて粉砕をされたのが現実ですが、やはりロッテだからだったのか、と言われるのか言われないのか、藤岡貴には勝負の一年となります。

その鍵は藤岡貴の心持ち、が第一ではないかと思います。
140キロ台後半のストレートをビシバシと投げていた大学時代、そしてルーキーイヤーの序盤が嘘のように130キロ台半ばまでスケールダウンをしてしまったこともあり先発としては戦力になり得なかったところでの中継ぎ転向で持ち直したのに、それでも先発志望を捨てなかった藤岡貴です。
それを受けて井口監督も秋口には「来季は先発で」と応えたのはラストチャンスの意味合いもあったのでしょう、しかし春季キャンプでの初のシート打撃では13打者をノーヒットに抑えるもストレートは130キロ台半ばから後半、それでいてコントロールはばらけての3四球ですから何も変わっていませんでした。
そうなれば開幕二軍スタートは必然でその後も一軍に呼ばれることがなかったのはその二軍での成績を見れば仕方がなく、このどこを見て日本ハムが再生可能と判断をしたのかが気になりますし、移籍後も先発志望を口にする藤岡貴にどういった役割を与えるのかも注目です。
さじを投げたところがあったのかもしれませんがベンチとしての強い意志が感じられずに本人の思いを中途半端に受け容れての先発、中継ぎをいったりきたりで無駄な時間を費やしたのが諸悪の根源だと考えていただけに、外様となって追い詰められた感もある藤岡貴にしっかりとした道筋を示せば本来の力を発揮する可能性はあるでしょう。
例によってロッテ戦以外で頑張ってくれるのが一番の希望ではあるのですが、日本ハムが再生できなければイコール終わりを意味しますので悔いを残さないよう腕を振ってください。

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【オリオン村査定】 3400万円 → 査定不能 ※7/26に日本ハムへ移籍



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マリーンズストアに問い合わせをしよう

2018-11-23 03:26:04 | 千葉ロッテ

マリーンズストアでTEAM26の会員証を提示して買い物をするとMポイントが付与されますがこれはオンラインストアも同じで、しかし実店舗は翌日までには付与されますがオンラインストアでは約30~40日後の付与になるとは利用ガイドのQ12で示されています。
ところが9月17日の注文分が2ヶ月経っても付与されないために問い合わせをしたところ、9月以降に注文が殺到をしたとは福浦の引退記念グッズの受注販売によるものなのでしょうが、それにより「一部ポイント付与の出来ていない注文分があることが判明しております」との回答でした。
しかしそれでいてオンラインストアのニュース&トピックスで告知するでもなく、可能性のある注文分に対してその旨のメールを出すわけでもありません。
システム障害も人為的ミスもゼロにはできませんので大切なのは発覚時の対応で、金銭を取り扱うシステムを生業としていた経験からしてマリーンズストアのこれは落第です。
確認をしてみれば9月22日の注文分も付与されていないので再度の問い合わせをしてみれば「そうかもしれない」との回答で、最初の問い合わせの際に「お知らせいただいたものだけではなくこれこれも付与できていない可能性があるので調査中です」ぐらいであれば少しは安心ができるのですが、これでは不安が募るばかりです。
そうなれば調査も対応も完璧でない可能性がありますから購入者としてできる自衛策は付与されているかどうかをチェックして、付与されていなければ問い合わせをすることでしょう。
何らかの告知がされていれば調査完了のタイミングが掴めますのでそこまで待てばいいのですが、現状では調査ミスなどにより付与されないまま気がつかない可能性があります。
それで問い合わせが殺到をすることによりさらに調査が遅れる、ことも考えられますが、初動を誤ったのですからそこは担当者には頑張ってくれとしか言いようがなく、参考までに注文に対してMポイントが付与されているかどうかを確認する方法を記載しますので心当たりがある方はチェックされることをお薦めします。

1.オンラインストアにログインする
2.右上にある「マイアカウント」をクリックした画面で再度ログインする
3.「お客様の注文履歴」が表示されるので注文日を控える
4.TEAM26のマイページにログインする
5.左のメニューにある「会員履歴」をクリックした画面の上にある「Mポイント実績」を開く
6.ここに「3.」で控えた日付でMポイントが付与されているかどうかを確認する

オンラインストアでの注文は注文日=発生日として「Mポイント実績」に記載がされますので、ここに記載が無ければ付与されていないことになります。
球団には既に身バレをしている覚悟はありますがこれで確実になったな、と思いつつ、不利益を被る人がいる可能性を知りながら看過できない性格ですので、そのお知らせでした。



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丸と初交渉

2018-11-22 14:17:26 | 千葉ロッテ

幸いなことに門前払いをされることなく、昨日に上京をした丸と代理人との初交渉が午前中に行われたとのことです。
山室球団社長、林球団本部長、松本球団本部長補佐兼編成部長、そして井口監督と首脳が勢揃い、しかしそれでいて40分程度と短めですので挨拶に条件提示といくつかの質疑応答ぐらいしかできなかったのではないかと、これで巨人との交渉が食事をしながら2時間とか報じられたらもう決まりでしょう。
林球団本部長は「思いは伝えられたので連絡を待つ」と二回目以降の交渉に期待を繋いでいるようですが、とりあえずは否の回答はメールではなく最低でも電話が常識です。
どのみち野手の補強は丸がダメならAロッドで終わりなのでしょうから焦ることもありませんが、それでもファンとしては待たされれば待たされるほどダメだったときのショックが増しますので早めに決めて欲しい、それは広島ファンも同じだと思いますので遅くとも今月中の決着であってくれればと願います。



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2018年通信簿 16 涌井秀章

2018-11-22 01:39:28 | 千葉ロッテ

 

16 涌井秀章 投手 32歳 年俸2億円

【2018年成績】 22試合 7勝9敗0S 防御率3.70 150回2/3 155被安打 16被本塁打 43与四球 2与死球 99奪三振 被打率.272

海外FA権を行使してのメジャー挑戦はしかし5勝しかしていない投手に好条件で誘ってくれるところはなく、結果的に宣言残留となった今季です。
それならば複数年契約かと思いきや20%ダウンの単年契約でしたのであるいは今オフにも再挑戦の約束を取り付けたのかと勘ぐってはみたものの、それ以前にメジャーがどうのとなるピッチングができずに昨年ほどではないにしてもエースとしては物足りない成績で、緩やかな下り坂の傾向に歯止めがかかりませんでした。
名球会まであと70勝、来季に33歳と残された時間はそれほどに多くはありませんので来季こそは二桁勝利で復活を印象づけてもらいたく、しかしその道は険しそうです。

出陣式で「今年、千葉ロッテマリーンズに移籍してきた涌井秀章です」とは涌井らしさ全開でしたが、しかしピッチングにはその涌井らしさが見られませんでした。
当然のように開幕投手は打線の援護が無く7回無失点が報われず、しかし二戦目に今季初勝利と出足はスムーズだったものの、そこから勝ち星が伸びずに一進一退、交流戦では1勝もできずに2ヶ月間白星無しの3敗で投げた試合は7連敗、7月下旬に久々の白星もまたそこから2ヶ月間白星無しですのでチームが低迷をするのも当然です。
他の投手が羨むばかりの援護点をもらいながらも直後の失点、のパターンがやたらと目立ち、また一昨年あたりから陰りが見え始めた終盤でのスタミナもガス欠状態で普通の投手になってしまったかなと、さすがの涌井でも30代半ばに差し掛かれば今までのような無茶な球数で投げきるのはもう無理なのでしょう。
もっともQSの試合も少なくはないので打線がもう少しでもしっかりとしていれば勝ち負けがひっくり返っていてもおかしくはなく、ただやはり点の取られ方が悪い、今までであれば抑えられていたイメージが抜けないのか結果的には不用意なボールをスタンドに放り込まれるシーンが多かったように思います。
そこはピンチをチャンスに、ピッチングスタイルを変えるとまでは言わずとも繊細さを加味するなど何らかの手入れをするには好機にも思えましたし、8月上旬からの一ヶ月間の二軍生活で何かが変わることへの期待があったのですが、涌井は涌井のままに一軍に戻ってきてからは4試合ともQSで最終的にはそれっぽい数字になったことが吉凶どちらに出るのか、来季以降を考えれば最後も打たれたままで終わった方がよかったのではないかと考えたりもしています。
どうにも気になるのは昨年、今年と春季キャンプで当然に別メニューとなっていることで、走り込みも含めて練習熱心な涌井ですからそこに手抜きはないのだとは思うもののエースだからこそ同じメニューでチームの先頭に立って背中で引っ張ってもらいたい、それが涌井自身のためにもなるのではないかと、来春はベテラン組の廃止を切に願います。

2014年通信簿
2015年通信簿
2016年通信簿
2017年通信簿


【オリオン村査定】 2億円 → 1億8000万円(▼10%)



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2018年通信簿 15 関谷亮太

2018-11-21 01:01:52 | 千葉ロッテ

 

15 関谷亮太 投手 27歳 年俸2050万円

【2018年成績】 2試合 0勝0敗0S 防御率5.40 5回 5被安打 0被本塁打 1与四球 0与死球 2奪三振 被打率.250

お化け、とも称されたチェンジアップを活かすためにはストレートの力を取り戻すしかない、とは素人目にも分かりますし、自主トレで「まずは強い真っすぐを投げられるように、こだわってやっていきたい」と井口監督の方針にも沿う目標を打ち立てていましたから、停滞の原因を本人も分かってはいたのでしょう。
しかし昨年の130キロ台後半から上積みはありましたが140キロに届くのがやっとで、そうなればチェンジアップを活かすどころかまともに投げることすらできませんでした。
そうこうしているうちに岩下や種市らの若い芽が出てきたことで先発としてのチャンスは厳しくなってきましたし、中継ぎとしても同期同い年の東條がシーズン終盤に台頭の兆しを見せただけに来季に足踏みが続けばかなりヤバい状況に追い込まれそうで、とにかくルーキーイヤーのストレートの輝きを取り戻すことに注力をするしかありません。

数値はもちろんですがストレートに力が感じられないのは、その攻め口を見ても明らかでした。
関谷の一番の武器は強気、デビューしたては内をガンガンと攻めていたものが昨年、そして今季とどこか探るような、かわすスタイルになってしまえば持ち味は半減、ダメとみれば外中心のリードになる捕手陣に首を振れないのが現実でもあり、気持ち的にも弱ってしまっているのではないかと思います。
石垣島ではそうでもなかったのですがシーズンに入ってからかなり痩せていたのが気にもなりますし、二軍でもイニングの半分程度の三振しか奪えずに防御率は4点台後半ともなれば栄光のドラ2の復活どころか中後、川満、田中英の路線に乗ってしまいそうで、また同じく低迷期に入った日大三でバッテリーを組んだ吉田もドラ2です。
仲間であると同時にライバルでもある東條、高野の出来次第でもありますが、中後と川満が引導を渡された4年目のオフはいよいよ来年ですから関谷にとっては大事な一年、新任の吉井コーチは中継ぎ陣の立て直しを第一に掲げていますから先発に色気を出さずに中継ぎに特化をした瞬間沸騰型へのモデルチェンジこそが生き残る道でしょう。
勤続疲労が顕著な中継ぎ陣を絶好なチャンスと考えないようであれば終わりの始まり、その来季に向けた意気込み、発言に注目をしたいです。

2016年通信簿
2017年通信簿


【オリオン村査定】 2050万円 → 1800万円 (▼12%)



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