オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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関谷、藤岡貴、根元、大嶺翔、そして岡田

2018-07-31 02:17:49 | 千葉ロッテ

明日は順番でいけば涌井のところでの石川、前回の涌井が中5日でしたがそこからかなり空いているのでチューズデー石川を優先したのか、あるいは疲労などを考慮しての一回飛ばしなのか、いずれにせよ涌井頼みから脱する第一歩と考えればそれはそれで前向きにもなれますし、しかしそれは脱涌井ではなくチーム内での役割の変化であり、そしてその新たな役割が涌井のピッチングスタイルの変化にも繋がってくれればと思います。

さて本題、今春の石垣島でサインをマルチで断られたのが関谷、藤岡貴、根元、大嶺翔、それ以前にファンが近寄れないよう帰りのタクシーを室内練習場の横っ腹に呼びつけたのが岡田、もう藤岡貴と大嶺翔にはもらうことはできませんし、他の選手もかなり危うい立場にあるのは偶然にしても現地で「そんなことだと」と憎まれ口を叩いた自分がいたりします。
数年前に「ファンサービスも査定に」なんて掛け声は一ヶ月も保たなかったような、もちろん練習後は疲れていますのでできれば避けたいと思う選手の気持ちも分からないでもありませんが、一方で他の選手を引っ張り込むぐらいにサービス精神旺盛の鈴木、写真撮影に頼まずとも肩を抱いてくれるボルシンガー、どれだけの列になっても最後までつきあってくれる清田、中村、井上はかなり目立ちましたし、涌井や唐川、石川、内、大谷、松永、角中でさえ数は少なかったですが路上サイン会を開いてくれました。
手前勝手ではあるにしてもファンの気持ちはこういった選手の対応で変わってくるわけで、大嶺翔の悪評が高かったのは無愛想なところもその理由だったのではないかと思います。
別に構わないよ、そんな選手もいるのでしょうがプロ野球は興行、とこれまたファン目線の勝手な願いで練習後のサインはお願いしたく、来春のホテルの予約を完了しました。



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岡、4四死球デビュー

2018-07-30 02:25:56 | 千葉ロッテ

 

移籍即一軍即スタメン、の岡は登場曲はよく知らない曲、応援歌はまだ準備ができていないようで、それはさておき4四死球という珍しいデビューでした。
際どいコースを選んだと言うよりは相手が勝手に歩かせてくれたような感じではありましたが、それでも力んでボール球に手を出すようなことはせずに出塁することに意を置いていたように見えましたので、守備機会は少なく足を見せる場面もなかったのでこちらは保留ながらも、こと打撃では派手さはありませんがまずまずのスタートです。
もっとも次の田村が2併殺とチャンスを広げられず、8四死球をもらいながらも決定打に欠いた打線は榎田に5勝目を献上することこそ逃れましたがルーキー齊藤大のプロ初勝利を演出しようとの継投にまんまとはまってしまい、残塁の山を築いて不甲斐ない負け試合となってしまいました。

12連勝を狙ったボルシンガーはそんな打線の援護があるなし以前に守りで足を引っ張られてしまい、ついに連勝ストップです。
立ち上がりからボールが高めに抜けてコントロールに苦しむところなどは春先に近いピッチングでしたが粘り強くピンチを切り抜けていただけに、三回、四回は悪夢だったでしょう。
満塁のピンチを招いた三回はその3本ともにクリーンヒットではなく不運な打球、さらには打ち取ったセカンド後方のフライを中村が手を上げてマイボールを宣言しながらも突然に諦めてしまい不意を突かれた平沢が対応できなかったのは仕方なし、同じような打球にしゃがみ込んだ堀を思い出してしまいました。
記憶違いでなければそのときの堀は決勝タイムリーでミスを帳消しにしたような、しかし中村はその裏の二死二三塁のチャンスに初球を打ち上げてライトスタンドからはブーイング、次の打席でタイムリーを打ちましたが流れからすれば時すでに遅し、高めのボール球を振っての三振で最後の打者となったのも巡り合わせにしては皮肉ではあります。
先日は深追いで白星を取りこぼしましたし、鈴木に負荷を押しつける形でのセカンドなのですからしっかり守って欲しい、また守備担当の小坂コーチ、大塚コーチには内外野の連携をこれでもかというぐらいに繰り返しで、シーズン中であっても基礎からもう一度やり直すぐらいの指導をお願いしたいです。
四回も井上のエラーからの失点で、しかし井上のお尻をポンと叩いて大人の対応、カリカリした挙動もありましたが我を見失うタイプでないことが分かったのは収穫かもしれません。
その後は陳冠宇がロングリリーフでキレのあるストレートを披露、ボールがばらけ気味ではありましたがこんな展開で使うのはもったいない、先発で見てみたいです。
それは岩下も同じ、ZOZO仕様ではありますがMAX152キロのストレートは重さもあり圧巻のピッチング、あの秋山が手も足も出ない、が全てを物語っていて、リリーフ陣が苦しいだけに使い倒したくもなるでしょうがそこをグッと我慢、次世代のエースに育て上げるべく先発で使ってもらいたいです。

今季初登板、初出場となった日大三バッテリーは岩下の後だけに見劣りがしたのは置いておくとしても、先月に二軍戦で見たときよりもストレートは走っていた関谷はしかしねじ伏せにいっていた岩下とは違ってかわそうとしていたような、前向きな気持ちがピッチングから感じられませんでした。
吉田のリードにかなり首を振っていましたし、もうかれこれ10年弱が経ち、残念ながらお互いに相手を引っ張り上げるような存在にはなっていません。

ちなみに春先に配られたのと同じうちわはワールドハウス、唐川ラブがさらに高じたのかビジョンにはこなつ姉さんがインタビュアの唐川の映像が、そんなときに二軍で調整中なのが哀しすぎますが藤岡貴のトレードで唐川や大嶺祐改め大嶺などの昔の名前にも嵐が吹き荒れるオフになるかもしれません。
そのぐらいの思い切り、なんて言ってしまうと他球団からは笑われてしまうでしょうが、唐川であれば岩下の先発を見たい、が正直なところではあります。



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西武

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千葉ロッテ

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◆7月29日(日) 千葉ロッテ−西武16回戦(西武10勝6敗、18時、ZOZOマリン、28,141人)
▽勝 齊藤大 3試合1勝
▽敗 ボルシンガー 15試合12勝2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、陳冠宇、田中、岩下、関谷—田村、吉田
西武 榎田、齊藤大、野田、平井、ワグナー、武隈—森

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いらっしゃい、岡大海

2018-07-29 01:00:59 | 千葉ロッテ

一昔前であれば「嵐を呼ぶ男、幕張に見参」なんて見出しが躍ったのかもしれませんが、今や言葉狩りが横行をしているので各紙とも控えめな表現になっているようです。
そんな台風接近の中で藤岡貴とのトレードで入団の岡は無難な背番号39を背負い、屈辱の5連敗を避けるために榎田対策としてのスタメン出場もあるかもしれません。
まだユニフォームを着ていなければ気がつけないので目元が清水将コーチ、全体の雰囲気は佐々木誠、とキーワードを探していますが活躍をすれば自然と覚えていきますので、まさにZOZOマリンにピッタリの大海はエースをねらえ!からの卒業を宣言、ライトスタンドの応援歌がどうなるかも楽しみです。

岡選手 入団会見のお知らせ (7/28 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)

7月28日(土)、岡大海選手の入団会見を行いました。
背番号は「39」です。

岡選手コメント
「この度、北海道日本ハムファイターズから移籍しました岡大海です。少しでもマリーンズの力になれるように精一杯頑張っていくので、よろしくお願いします。(背番号「39」について)とてもいい番号を頂くことが出来て嬉しいです。新天地で、新しい番号で心機一転、精いっぱい頑張りたいと思っています。」

もちろん不安が無いわけではありません。
選手の評価には定評のある日本ハムが放出をするのですから大卒5年目にして見切った理由がどこかにあるはずで、また井口監督が「最近のプレーを見ていない」とは編成部が主導をしたトレードだったのか、それでも今日にさっそく練習を見ての明日の一軍登録であればその目利きを信じることにしましょう。
どのみちロッテの藤岡貴は先が見込めなかっただけに万が一にでも岡がイマイチであっても失うものはない、と思えば気が楽になります。
明大では関谷と同期、二年下の菅野も既にレギュラーでしたからチームにはとけ込みやすいのではないかと、もっとも二人とも今は二軍ですので浦和での同窓会は勘弁です。
結果的には岡の代わりで落ちることとなった岡田は連続打席ノーアーチに加えて野手としての連続打席ノーヒットの記録を目前にしてのものでこのまま終わるかどうかは本人次第、これまでの延長線上でいくら頑張ってもダメなことは今季のプレーを見れば明らかなのですが本人にその意識があるかどうか、本音を言えば不安は尽きません。
また藤岡貴改め藤岡は背番号56、となればあまり期待がされていないようにも見えますが、日本ハムはダルビッシュ、大谷の11、エースナンバー18を除けば一番に若い番号なのが56ですのでそれなりに配慮をされているような、背番号の移動が多い傾向がありますから今季にここから頑張れば若返りもできるでしょう。
シーズンも後半に入っての同一リーグでのトレードは異例ですので、岡、藤岡ともに「来てくれてよかった」とファンが喜ぶような活躍を期待しています、藤岡はロッテ戦以外でね。



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アパ社長カレー

2018-07-28 15:55:51 | 千葉ロッテ

台風12号は関東をかすめる予報のために船橋では雨が降っていない9時過ぎに中止が決定、その後に晴れ間さえ見えましたが昼過ぎから降り出して15時頃にはそこそこの強さで、もっとも予報よりもさらに西に進路を変えるようなので千葉はここから雨足が強くなることはなさそうな、あるいは夜には小雨ぐらいになるかもしれません。
それでも朝からかなりの強風ですので交通機関の乱れもあるでしょうし、15メートルを超える風の中での試合などは見たくもありませんので早めの中止の判断はGJです。
そんなこんなで外に出るのも面倒なので食料庫を漁ってみれば昨年ぐらいにもらって賞味期限が近づいていたアパ社長カレーを発見、昼ご飯にしました。

それだけでは寂しいのでコロッケをトッピング、見た目はややどす黒いですがスパイスが効いているわけでもなく辛さも控えめ、肉片は多いような気はしますが普通のレトルトカレーとさして変わらないかなと、市販をしているかどうかは知りませんが積極的に買おうとは思わない一品です。
デザートにはかき氷にアイスクリームをオンしてのハワイアンブルー、何年かぶりにかき氷器を引っ張り出しで今夏はマイブームとなっています。
その他は定番のメロン、イチゴ、レモンのシロップを余らずに使い切れるかどうかは史上空前の猛暑なので大丈夫かなと、熱中症にならないよう塩飴を舐めながら夏を乗り切ります。



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前向きに考えられないこともない

2018-07-27 01:45:34 | 千葉ロッテ

現地はもちろんのこと日本全国のロッテファンの阿鼻叫喚、あるいは怒声が聞こえてきそうな、そんな酷すぎる逆転負けです。
内が上林にテラスランを打たれたときにベンチで二木が口を開けて呆然と、目が泳ぐような表情をしていたのがあまりに痛ましく、周りの選手も声をかけづらかったでしょう。
そもそもその気が無かったのか、足代をケチったのかは分かりませんが、岡田や西野らとともに二軍での再調整が必要に思える内と大谷で試合を落としたのですからある意味でベンチは本望でしょう、それにしても内はソフトバンクにどれだけサービスをする気なのか、かつての楽天を相手にした益田を思い出すぐらいに鷹に睨まれたカモメ状態です。
もっとも内は七月末にして昨年の50試合49イニングに迫る43試合44イニング、先日は2回42球を投げましたし、どうでもいい場面での登板もあり、ベンチの自業自得の感もあります。
もちろんプロなのですから気を使いすぎる起用もどうかとは思いますが、あっさりと反古にはしましたが小林コーチも「基本的には三連投は無し」とシーズン前に語っていたように取扱注意の選手であることは分かっているはず、プロ意識の高い井口監督がそんなことではダメとの意向を打ち出したことによるものであれば、その考えは分からないでもありません。
井口監督は配置転換を示唆したようですが、しかし現実を踏まえればまずは抹消をして半月程度の休養を兼ねた調整、状態が上がれば一軍で中継ぎ、メンタルも含めての回復が認められれば秋口ぐらいに守護神に戻す、といったシナリオがよいのではないかと、この段階で中継ぎに回すとさらに登板数が増えてまずい状況に拍車がかかるように思えます。
なかなか守護神の配置転換、二軍降格は決断できませんのでこの無様すぎる黒星を前向きに考えられなくもないと、そう思うためにも悔いを残さない決断をお願いします。
何にせよ4点リードを守れなかった内の不甲斐なさに第一義の責任があるのは明らかではあり、調整登板の感覚で何かを掴んで欲しかったのであろうベンチの期待を豪快に裏切ったわけでこの惨劇を予想できなかったのは自分も同じ、取らぬ狸の皮算用、「二木が復活ののろし」のタイトルで書き出した文章が以下のものですのでその甘さを笑ってやってください。

二木が久しぶりの勝利で復活ののろし、藤岡貴は6勝の壁を乗り越えられずにチームを去りましたが、二木はここから7勝超えを狙ってエンジン全開でいきましょう。
危惧をしたとおりに打線が石川を攻めきれずに五回まで零封をされるも六回に3四死球と乱れたところで4得点のプレゼント、キモになるその裏を2奪三振から三塁打を浴びるも藤岡裕改め藤岡が背後の打球にダイビングキャッチの超ファインプレーにも助けられて抑えたのが大きい、これで流れが決まりました。
さほどに数値は出ていませんでしたがストレートにキレがあってソフトバンクの各打者が差し込まれていましたし、そのストレートが走っていたことでフォークをくるくると空振って、それならばとフォークを意識すればストレートがズドンとは二木の真骨頂、柳田がいたとしても三振の数が増えただけだったのではないかと思います。
それだけに100球ちょっとで二死からのヒット一本での交代があまりに残念、最後まで投げるのは厳しかったかもしれませんがイニング途中での交代は先発としては面白くないとも聞きますので二木の上げ潮に水を差してしまったような、二回はともかく八回の無死一塁での強攻など締めの手を間違ったような気がしないでもありません。
攻撃面での六回は死球の直後に甘く入った初球を見逃さずに右中間にはじき返した井上がくすぶっていた打線に着火、前の打席でチャンスを潰していた福浦にも1987安打目となるタイムリーと一気呵成な攻撃で4安打3四死球の大爆発で二木の復活を後押しができたのは大阪での鬱憤を晴らすかのようでスッとしました。
岡の加入でライバルが増えた伊志嶺は好調な打撃を評価されてか二回の無死二塁でバントではなくヒッティングのサイン、には応えられませんでしたが次の打席ではヒット、2四死球も含めてマルチ出塁と生存競争が激化、井口監督が一番固定を明言した平沢もノーヒットながらも持ち味を発揮の2四球を選び、いい感じでこのまま競い合ってください、加藤もね。



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千葉ロッテ

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◆7月26日(木) ソフトバンク−千葉ロッテ12回戦(ソフトバンク6勝5敗1分、18時、ヤフオクドーム、37,598人)
▽勝 森 38試合1勝3敗17S
▽敗 大谷 35試合3敗
▽本塁打 上林15号(内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、松永、益田、内、大谷—田村
ソフトバンク 石川、五十嵐、高橋礼、二保、森—甲斐、高谷

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藤岡貴と岡がトレード

2018-07-26 15:18:24 | 千葉ロッテ

藤岡貴と岡のトレードが発表されました。
井口監督が諦めに近い「補強はもうない。若手でたくさん、いい選手がいる」と発言をしたと報じられていましたので超意外、そして嬉しくもあります。
箸にも棒にもかからない状態となっていた藤岡貴に狙いを定めたのが日本ハムですので恐怖感がありますし、これで150キロ復活ともなればもう笑うしかありませんがそれはそれで投手コーチの再編の一歩目になってくれればと、ドラフトの目玉選手をクジで当てたときの藤岡貴の「嬉し涙」が印象的だったので残念ではありますが本人にはプラスになるでしょう。
新たにマリーンズ戦士となる岡は俊足で井口監督が好きそうなタイプ、一昨年にブレイクをしかけたものの昨年、そして今季と低迷をしたことが理由なのか、野手としては珍しい18を背負っていましたがロッテでそのままは考えづらいので00になるのか39になるのか、いずれにせよ外野手が足りていませんので朗報です。

補強するのは簡単だけど使って育てるチーム

井口監督は併せてこうも語っていたとのことですから、これをきっかけに選手起用が変わってくることを期待したいです。
なるほど岡田をすぐに抹消しなかったのはこれが理由かと、まさか伊志嶺、あるいは上げたばかりの根元ってことはないでしょうし、その伊志嶺や平沢を外してのスタメンも考えづらいですが、しかし二軍で.329と好成績の岡は即登録も可能でしょうから台風接近で開催が危ぶまれますがまずは週末のZOZOマリンでお会いしましょう。
今季は例年になくシーズンに入ってからの外国人選手の補強、育成枠選手の支配下選手登録、そしてトレードに各球団が積極的のようにも思えますが、パシフィックはCS出場権の残り1枠を争って3球団が5割前後で競い合い、セントラルに至っては広島の独走以外は団子状態でまだ全球団にその可能性がありますので当然の動きなわけで、そこにロッテがようやく乗ってきたのが喜ばしく、藤岡貴が3400万、岡が2000万、経費削減になったからだよ、なんて突っ込みはさておき、マリーンズ岡が楽しみです。



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動きなし

2018-07-26 03:46:31 | 千葉ロッテ

今日の公示に動きはありませんでした。
先日は移動日に抹消、翌日に登録でしたので動きがあるとすればまず今日からと注目をしていたのですが、抹消をするほどのこともない、と井口監督が考えているのか、遠征中なので千葉に戻ってからと先送りとしたのか、渋ちんのロッテですのでこれまでのパターンからすれば後者なのだろうとは思いますが、しかしミスをした選手を翌日に何事もなかったかのように起用してのあれでしたので前者の可能性も否定はできません。
若手とは違って主力、あるいはベテランのミスは重いですし、また同じようなことを繰り返すのも然り、信賞必罰を怠る組織は澱んでいくだけです。
ましてやフラットな競い合いのメッキが剥げつつあるところでもあり、措置を誤れば数年後に「あのときのあれが」と振り返ることにもなるでしょう。
いろいろと思い入れもあるとは思いますが、しかしそれはファンも同様、それでも馬謖を斬るぐらいのつもりでなければ組織の維持は難しくなるだけ、週末は台風の影響で試合が流れるかもしれませんがこういったことは早めに手を打たなければ打ちづらくなりますので、明日の公示を待ちます。



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この引き分けを糧にしよう、でないと報われない

2018-07-25 01:51:24 | 千葉ロッテ

6時間弱の死闘はベンチ、選手はもちろんのこと最後まで観戦をした、また泣く泣く球場を後にしたファンの方々にもお疲れ様でした。
その場にいればまた違った空気感で思いは異なったかもしれませんが負けなかった、よりも勝ちきれなかった試合、こと延長戦での無様な守りを今後の糧にしなければなりません。
今日にでも荷物をまとめなければならない選手もいるはず、引っ張ったベンチの責でもありますし、ここをターニングポイントにしたいです。
それにしても酷かった、この展開で勝ち越したからといって守りに入ったことがそもそもの間違いでしたし、守りに入ったことにもなっていなかったのが実際のところでしょう。
連日の名指しで申し訳ないのですが岡田の守備、走塁の顕著な衰えをベンチは見抜けていないのか、そう呼ぶには薹が立ってはいますが今日もタイムリーを含む2安打2四球のラッキーボーイ伊志嶺を引っ込めての岡田、はサヨナラであればまだしも2点リードのケースで止めることが最優先だったはずが中途半端な突っ込みで逸らしてしまう醜態です。
かつての岡田であれば捕れていたかもしれませんが今となってはもう無理、その現実を認めたくないのも分からないでもないですが分からせるのもベンチの仕事、そして先日の走塁と同じく全体を俯瞰せずに、あるいはできずに、自らのプレーをアピールしたかっただけと指弾をされても抗弁はできないでしょう。
そして成田と同じくプロ初登板がとんでもない場面となった岩下の足を引っ張った平沢、どう考えたって外野が捕らなければならない打球に深追いをした中村、この中村にしてもやはり自らを優先したとしか思えず、広い守備範囲、よくあそこまで追って捕った、とは状況を考えればとても誉められません。
またせっかくバントで走者を得点圏に進めながらもレフト前ヒットで進塁しなかった角中、レフトがかなり前に守ってはいましたが角中の視線からすればショートが捕ることを恐れたのか、しかしとても捕れるような位置には見えませんでしたのでこれも判断ミスでしょう、ここまで挙げたものを含めて井口監督の苦虫を噛み潰したような表情が全てを物語っています。
これまでが嘘のようにチャンスに犠牲フライ、タイムリーが出ただけに守りの破綻があまりに残念、その守りにはもちろん投手も含まれていて、石川のまさかの乱調に早々の降板が激しく不安ですが、不安を通り越してしまっているのが西野、大谷、内は再調整が必要でしょう、西野、大谷はボールに力が足りず、内は四球から崩れる精神面が重症です。
フォークが浮き気味ではありましたが伸びやかな、そして力強いストレートを魅せてくれた岩下、まだまだ一軍で安定して投げるには力不足ながらもこういった選手を獲り、育てていくことこそが肝要、抑えを松永、もしくは益田、とすればその穴埋めに中継ぎとして使い倒したくもなりますが、そこを食いしばって岩下は先発でいきましょう。
野手陣はこと攻撃面では頑張ってくれました、中村や加藤らの果敢な走塁は井口野球が着実に根付きつつあることの証左ですし、慣れもあるのでしょう左腕に対してもしっかりと振れるようになった平沢、豪快なアーチを叩き込んだショコラ井上、福浦もヒット、犠牲フライと若手、中堅、ベテランがそれぞれにいい仕事をしてくれました。
16安打の猛打はその翌日が心配にもなりますが移動日を挟むことでリセットをして、また鳥越ヘッドには状況判断について改めてレクチャーをお願いしたく、さあ出直しです。



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千葉ロッテ

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ソフトバンク

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◆7月24日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ11回戦(5勝5敗1分、18時1分、京セラドーム大阪、33,072人)

▽本塁打 デスパイネ21号(石川)、柳田24号(西野)、上林14号(西野)、牧原2号(大谷)、井上18号(加治屋)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、西野、陳冠宇、大谷、益田、松永、田中、内、岩下—田村
ソフトバンク 千賀、モイネロ、二保、嘉弥真、五十嵐、岡本、森、加治屋—甲斐、高谷

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落合が帰ってくる

2018-07-24 01:36:18 | 千葉ロッテ

東京ドームでの主催ゲームに村田と落合が登場するとのこと、村田に違和感はありませんが落合にはビックリ仰天です。
村田が始球式、落合はスピーチらしいのですが、始球式の村田はもちろんのことスピーチの落合までもがユニフォームを着るとはどういった心境の変化か、さらには来場者に配布されるロッテ50th記念フラッグには両OBのサインが入り、それ以外にもグッズが発売されるとのことです。
有藤監督が求めても弘田の復帰がなかったようにロッテは伝統的に外に出した選手には冷たく、それも最近では小坂が戻ってくるなど以前に比べれば雰囲気が変わってきたにせよ落合は落合、稲尾監督がいなければロッテにいる意味がない、みたく三行半を突きつけるような退団でしたので復縁は考えづらく、球団はもちろんのこと落合の事情、状況に何か動きがあったのか、そうなればタブロイド紙あたりがGM就任、もしくはZOZOのロッテ買収に絡めてネタにするなんてことがあるかもしれません。
何はともあれどちらから歩み寄ったかは分かりませんがオリオンズ時代からのファンとしては喜ばしいことで、東京ドームでの主催ゲームは一昨年にバックネット裏での観戦は主審の背中が邪魔で見づらかったために今年は節約も兼ねて二階席としたのがこうなってしまえば後悔、歴史的なショットを遠目で見るしかないのが残念無念です。



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バリアフリーは全てに必要なのか

2018-07-24 00:26:37 | 日本史

前後関係からすれば名古屋城の天守閣にエレベーターを、が飛び火をしたわけではありませんが、岐阜城でもエスカレーターの設置やトンネルを掘ってエレベーターで天守へ行く方法などを検討したことがあるそうで、しかし是非ではなくコスト面のハードルを乗り越えられずに話は立ち消えとなっています。
障害者やお年寄りが住みよい社会を作っていくことは必要ですが、しかし誤解を恐れずに言えばそれを全てに当てはめようとすることには違和感が強いです。
一部にそれを権利とばかりに声高に主張をする人には不快感すらあり、またそれが本当に当事者のためになっているのかが疑問でなりません。

岐阜城バリアフリー化遠く 登山道幅狭く急な所も (7/23 岐阜新聞)

名古屋市が進める名古屋城天守閣の木造復元事業を巡り、障害者団体がエレベーターの設置を求めて市と対立しているが、岐阜市の金華山山頂にある岐阜城も登山道は階段が続く上、城内にエレベーターはなく、車いすではたどり着けない。
登山道が急勾配であることや工事費が高額と見込まれることから、岐阜市はバリアフリー化に消極的で、市肢体不自由児者父母の会の安藤光昭会長は「市を代表する岐阜城を障害者も近くで見たい。市には障害者のことも気にしてもらい検討してほしい」と話している。
平城の名古屋城に対し、岐阜城は標高300メートル以上の山頂に建つ山城。
麓からはロープウエーを使用すれば車いす利用者でも山頂近くまで行けるが、山頂駅から城まで約300メートルの登山道には階段が続き、城にたどり着けない。
山頂部のバリアフリー化を巡っては過去にも何度か声が上がり、2000年には市議会で取り上げられた。市は登山道の幅が狭く、急な所もあるため困難との認識を示している。
地元財界が動いたこともあった。
一昨年、織田信長の岐阜入城450年の節目を前に、エスカレーターの設置やトンネルを掘ってエレベーターで天守へ行く方法などを提案。
だが工事費の試算額は18億~25億円と高額で、現在は検討もされていないという。
城までの登山道周辺では、今秋から新たな発掘調査が始まる。
市教育委員会社会教育課は「発掘作業を多くの人に見てもらいたい。バリアフリー化は大事なこと」と理解を示すが、岐阜城跡は国史跡のため登山道の変更には文化庁の許可が必要といい、課題は多い。
城は4階建て。
現在、耐震診断が行われており、今後改修など整備方針が検討される。
城には階段しかなく、市はバリアフリー化について「検討するなら多くの関係者と、山麓のロープウエーに乗るところからトータルで考えないといけない」(城を管理する市観光コンベンション課)と慎重な姿勢だ。
名古屋城へのエレベーター設置を求める市民団体の近藤佑次共同代表は「高齢者も増え、障害者だけの話ではない。岐阜市は当事者から話を聞くなどして改善するべき。文化財にすべての人がアクセスできる流れができれば」と話している。

岐阜城に行ったことがあればエレベーターやエスカレーターの設置がありえないことなどは分かりきっていると思うのですが、それを検討すること自体が無用なプレッシャーによるものではないかと、生活必需でないところへの対応にかかるコスト、その負担についての意識に欠いているようにも感じます。
言葉を選ばなければそういった「圧力」団体にモノを申すこと自体が不謹慎との雰囲気があるのが現実で、だからこそ無為なやりとりが続いているのでしょう。
物事には優先度というものがあり、全てに於いて全ての人が同じような生活ができる環境基盤の整備にかけるだけの潤沢の資金があればそれを主張するのもよいでしょう、しかし駅にエレベーターが設置されていないところも少なくありませんし、こういった目立つところで存在をアピールしているだけではないかとうがってみたりもします。
そもそもこういった団体は全ての関係者の意見を集約、代表しているわけでもなく多数意見ですらないのではないかと、税金を投資する事業にはコスト感覚は必須であり、役所仕事でそれを意識しないことがこれまた少なくないのも実際のところではありますが、近くで見たい、こととのバランスを考えなければなりません。
名古屋城ではエレベーター設置ではなくバリアフリー設備の導入を検討しているようで、また近くで見ることを第一に考えるのであればVR技術を用いた対応もできるはずです。
それでいけない理由をコスト面も含めて明らかにした上で主張をしてもらいたく、ただ権利だけを振りかざされても賛同はできません。



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因縁カードで3タテを食らわせてキモティー

2018-07-23 02:03:03 | 千葉ロッテ

 

勝敗にこだわるシーズンではないと考えていますが勝つに越したことはなく、かつ初戦の乱闘一歩手前からの因縁カードを3タテを食らわせて終えたのは気持ちがいいです。
ぶっつけ本番のローチの立ち上がりを攻略しながらもその後の数え切れないぐらいのチャンスを攻めきれずにジリジリとはしましたが、中継ぎ酷使で支えられているオリックスの崩壊の序曲、吉田一の炎上は後半戦の大きなポイントになるやもしれず、前日に続いて外寄り低めのボールを逆らわずにセンターバックスクリーンに叩き込んだ田村は見事でした。
ショコラ井上の向こうを張るようにクーリッシュ田村はリードでも涌井を苦心惨憺にQSにまとめ上げて、強肩もアピールできましたし、文句なしでこのカードのMVPです。

今日は三塁側で距離があったことで緩い写真ながらも、ベンチの雰囲気のよさは伝わるのではないかと思います。
なぜか拝んでいる井上は先制タイムリーを含むマルチヒットで勢いは止まらず、満塁のチャンスでのやや強引なスイングも一打席目のそれからして慢心、油断の心配はないでしょう、これからさらにマークが厳しくなってくるところをどう乗り越えていくのか、来季に向けて早めに苦しんでおくのもよいです。
久しぶりのお立ち台だった福浦はそこまで超絶ブレーキだっただけに勝ち越しタイムリーは本人もかなりホッとしたようで、前進守備の二遊間を巧みなバットコントロールで抜いていく打球にガッツポーズはやはり久しぶりと言いますか珍しいと言いますか、あと15本とカウントダウンの2000本安打に向けていい流れになるでしょう。
中村も自身初、節目の100安打に到達しましたし、死にかけていた伊志嶺が地味に下位打線を引き締めているのも大きい、湿りかけていた角中の3安打猛打賞も喜ばしいです。
もっともこれだけヒットを放ち、あれだけの四球をもらいながらもワンサイドゲームにできなかったのはロッテらしくもあり、ローチには野手投げでテイクバックが小さいことで差し込まれたような、地元出身のK-鈴木の乱調もボールに力はありましたので今後の脅威になるかもしれません。
そして伊志嶺のバスターがライト線を抜けなかったところでフラグが立ちかけただけに、福浦のタイムリー、田村のアーチがさらに際立ちました。

中5日の涌井は8回途中までを7安打3失点、その八回の続投には驚きましたがそれだけ後ろがしんどい現実もあり、結果的に途中降板となりましたが心意気は買いです。
ピッチングとしては立ち上がりは省エネ、中盤に球数が増えて打ち込まれるパターンはいつもどおりながらも、今日は味方が点を取ってくれた直後をきっちりと抑えたこと、同点アーチを浴びた後のピンチを危うくはありましたが切り抜けたこと、この二つの山場を乗り越えたことでの二ヶ月ぶりの白星でしょう。
自己最悪のシーズンとなった昨年の5勝に並びましたのでここからどれだけ積み上げていけるのか、実のところはもう少し苦しんでモデルチェンジのきっかけになった方が長い目で見ればプラスになるのではないかと思わないではないものの、200勝はして欲しいので二桁勝利を諦めずに次もお願いします。
その涌井を盛り立てた藤岡裕のファインプレーは矢のような送球、であれば普段からそのスローイングができるだろ、との突っ込みはさておき、福浦や細谷ほどではなくとも井上も以前に比べれば捕球の際の伸びがいい感じになってきましたし、守りでも魅せるプレーは「プロ野球」の実感があってよいです。
最後に例によっての苦言を一つ、石橋を叩きたいのも分かりますが益田での締めくくりはないでしょう、あそこで田中を使えないようであればオリックスのことを言っていられません。
そろそろ石橋にヒビが入って壊れるのではないかと、壊れてしまえば向こう岸には渡れませんので一点集中な過負荷にならないような継投を切に願います。
ちなみに今日で球団最速の100万人到達らしいですが実数はどうなのか、2万6千も入っているとはとても思えないスタンドに空々しい気にもなっています。



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オリックス

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千葉ロッテ

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◆7月22日(日) 千葉ロッテ−オリックス17回戦(8勝8敗1分、17時、ZOZOマリン、26,548人)
▽勝 涌井 17試合5勝6敗
▽敗 吉田一 44試合3勝2敗
▽本塁打 吉田正14号(涌井)、田村2号(吉田一)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、松永、大谷、益田—田村
オリックス ローチ、K-鈴木、近藤、吉田一、齋藤、金田—若月

コメント (31)

クセ者、田村

2018-07-22 04:13:33 | 千葉ロッテ

 

買い被り、だろうが何だろうが、田村の逆転タイムリーは緻密に計算をした狙ってのものでしょう。
内角を突かれたストライクのコールにこの表情は相手バッテリーに「内を意識させた、じゃあ次は外だ」と誤認、誘い込んだ高等テクニック、そうでなければ外寄り低めに落ちていくボールをあれだけ上手くバットに乗せることなどはできなかっただろうと、前の打席でも同じようなジャッジに厳しい顔つきをした後のニヤリ、で何かやってくるのではないかと思っていましたが得意の右打ちの一石二鳥、やんちゃな田村のお立ち台での素っ気なさがそのクセ者ぶりを裏付けています。

まさに神、な1985年の村田と言えばサンデー兆治、ですが、そのときの開幕11連勝以来の11戦11勝でハーラーダービーを独走のボルシンガーも「この球場の風は大好き」とは心裏腹、むしろ今日はいつもの足元ではなく強風でままならないコントロールに苛立っていたような、まさにお似合い夫婦といったところでしょう。
その風の影響か代名詞とも言えるナックルカーブが決まらないと見るやストレートを中心にスライダーの組み立て、吉田正に放り込まれてからは一転してそのナックルカーブを続けるなど田村のリードも冴えていましたし、それに応えるボルシンガーもさすが、苦しみながらも低めを意識するピッチングができたからこその8回1失点です。
前日に内が2回42球も投げていたのでイニングを食ってくれたのは大助かり、最後は松永かと思っていましたが益田が3人でピシャリと抑えてくれたのも助かりました。
これでチームの貯金が1、ボルシンガーだけで貯金が11、その存在感の大きさには圧倒されますし、サタデーボル、で連勝を積み重ねていってももらいましょう。

そのボルシンガーを支える「17発中7発」の井上と「30打数15安打14打点」の角中、は目立った活躍はできませんでしたが、助さん格さんがダメならうっかり八兵衛か風車の弥七か、田村の決勝タイムリーを演出した伊志嶺のバントも高く評価をすべきでしょう、かなりなプレッシャーをかけられたところで一球で決めてくれました。
その前の清田が結果的には四球とチャンスを広げることにはなりましたがお約束のようにバントをミスっただけに、お立ち台に呼んで欲しかったぐらいです。
山岡の力強いストレートに押し込まれて苦戦をしていただけにこれで交代となったのも試合としては大きなポイント、これを誉め称えることこそがチームの意識改革に繋がるはずですので井口監督にはこういった下支えをする選手、プレーについて外に向けてコメントを出してくれればと、試合後のミーティングではやってくれていると信じています。
ポイントというところでは走塁が鍵となったこの試合、立ち上がりに無死の走者を走塁死、盗塁死でチャンスを潰してくれたオリックスに、試合を大きく左右する追加点を「要りません」とばかりに返上したロッテ、とどっちもどっち、それにしても岡田のあの走塁には脱力、唖然、怒り、憐憫、などいろいろな感情がない交ぜでした。
ぽっと出の選手が自らの力量をアピールしたいがために周りが見えないプレーをすることがあったとしても岡田はベテラン、外野からの距離、三塁走者と自らの脚力、を考えれば100%セーフでなければ走ってはいけないことが分からないはずもなく、あるいはそれが分からないぐらいに焦っているのか、守備、走塁だけではなく判断力も衰えてしまったのか、勝ったからよし、積極的だった、で片付けてはいけないものですし、そろそろ考えどころでしょう。
あの田村の打球でスタートを切らなかった角中の走塁にもちょっとビックリしましたし、小坂コーチ、大塚コーチにはしっかりとした指導をお願いします。
さて明日は二軍での調整登板もなく獲得したばかりのローチを「ロッテならちょろいでしょ」とぶつけてくる福良監督、西村ヘッドをぎゃふんと言わせられるのか、また中5日の涌井が三番手から逆襲できるのか、落ちていくだけなのか、岩下がプロ初昇格をしましたし、因縁カードの最終戦も話題満載です。



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オリックス

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千葉ロッテ

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◆7月21日(土) 千葉ロッテ−オリックス16回戦(オリックス8勝7敗1分、17時、ZOZOマリン、27,693人)
▽勝 ボルシンガー 14試合12勝1敗
▽S 益田 41試合2勝4敗1S
▽敗 山岡 15試合2勝9敗
▽本塁打 吉田正13号(ボルシンガー)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、益田—田村
オリックス 山岡、吉田一、近藤—山崎勝、若月

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総力戦にへろへろ、もザマーミロ

2018-07-21 11:57:33 | 千葉ロッテ

 

親子ゲームのジンクスから勝てずとも負けはしないだろうと信じてはいましたが、ザマーミロのサヨナラ勝ちです。
ぶつけながらも態度の悪い比嘉、逆ギレの西村ヘッドを筆頭にしたガラの悪いベンチ、サヨナラ犠牲ライナーにアピールプレーと往生際の悪い選手たち、因果応報です。
それにしてもすんなりと勝たなければならない試合を両チーム32安打の乱戦としてしまったのは酒居の乱調、と言うほどに悪いボールを投げていたようには思いませんし田村のリードも外一辺倒でもなかったのが逆に根が深いかもしれず、ただ盗塁を刺してくれたのにそこからの失点、あるいは守備妨害で助かったと思えばそこからピンチを招く、と強風に悩まされたにしても地元なのですから流れを相手に渡す醜態には頭が痛く、佐々木が手術、シェパーズの転向も先が長そうなだけに先発陣の苦しさはまだ続くのでしょう。
そのシェッパーズを先発に回している余裕はあるのか、とのリリーフ陣もまたしても内が追いつかれた懲罰でもないでしょうが2イニングは後先を考えていないような42球です。
そんな中でも松永が吉田正をゲッツーに打ち取っていなければ大変なことになっていた試合、ジョーカーの活躍に拍手、拍手です。
それでも今日はやはり打線が超苦手のアルバースがやはり強風に苦しんだこともあるでしょうが連打、連打で攻略できたのが大きい、黒星を付けられなかったのが残念ですがロッテからすれば苦手意識、アルバースからすればお得意様で楽チン、の構図を断ち切れたのではないかと、もちろん次の対戦が大切であることは言うまでもありません。
目立ったのは前日にミソを付けてしまった伊志嶺が相手のミスを見逃さずに好走塁、を含む3安打猛打賞が日照りが続く外野陣の慈雨になるのか、守りではヘボがありましたがチャンスを潰しまくっていた清田のサヨナラ犠牲ライナーも伊志嶺のマクリがあってこそのものだと思いたいです。
また鈴木などもそうでしたが平沢がサイクルヒット寸前にいくなど左腕でもハードヒッティングできていたことがアルバース攻略の材料を見つけた、のであれば的場コーチあたりは鼻高々な試合だったでしょう、井上も勢いが止まらずに4安打で3割が見えてきましたし、売り出し中の山本を攻略したのも喜ばしいです。
気になるところも少なくはなかったですがこういう試合を取る取れないは地味に効いてきますので、粘り強く勝ち抜いたことを誇りに思って次に臨みましょう。
親子ゲームの疲れもあってへろへろ、熱中症に近い症状で対策をとった上で早々に寝床に潜り込んだおかげで寝覚めは快調、ボル様も快調にショコラ井上の援護を受けて内らリリーフ陣を休ませられるような試合展開を是非とも、因縁カードとなったこの週末は一つも負けたくはありません。



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オリックス

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千葉ロッテ

1 4 1 0 0 0 0 1 0 1X 8 17 1

◆7月20日(金) 千葉ロッテ−オリックス15回戦(オリックス8勝6敗1分、18時16分、ZOZOマリン、18,054人)
▽勝 内 41試合2勝3敗21S
▽敗 比嘉 16試合2敗
▽本塁打 ロメロ15号(酒居)

▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、陳冠宇、南、松永、大谷、益田、内—田村
オリックス アルバース、近藤、澤田、吉田一、山本、増井、比嘉—若月、山崎勝

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シェパ様にはなれず

2018-07-21 10:56:41 | 千葉ロッテ

 

酷暑が分かっていましたし先発がシェッパーズと申し訳ないながらも面白みがないために迷ったのですが、行けるときには行っておけと、今季4度目の親子ゲームです。
これまで一回だけサボったのですがそのときは親子で1勝1敗、観戦をした三回は親子で5勝1分と負け無しのジンクスは今回も健在で、6点ビハインドを追いついての引き分けでした。
面白みがないというところではどうしても御前試合になるために一軍の控え層が中心のオーダーになりがちで、野手についてはそもそも頭数が足りていないのでどこでも似たようなものなのかもしれませんが三木、岡田、根元などには別の場所で働いてくれよと、光り輝く二軍戦のためにも今年こそドラフトで野手を獲りまくりましょう。

さてシェッパーズ、残念ながら先発転向での第二のボル様は期待薄です。
長いイニングを投げることを意識して抑え気味のピッチングになるのではないかとの危惧は杞憂でしたが、しかし全体的にボールが高く動くボールでミスショットを誘うでもなくハードヒッティングを軽くされてしまう始末、ただ強風で軌道からすればナックルカーブではなくスライダーに見えましたが、曲がりが早すぎたのが気の毒ではありました。
もっともやたらに広いストライクゾーンを活かせなかったのはマイナスポイントですし、この日のピッチングを見る限りでは先発としてはハードルが高そうです。

そういう意味では一軍の苦しい中継ぎ陣の事情を考えればシェッパーズを元の鞘に収めることをお薦めしたく、一方でその他の有望株は見当たりませんでした。
成田はいきなり初球、二球目と続けての死球からのピンチを切り抜けるも短いイニングで結果を残せる煌めきはなく、そもそも先発と中継ぎのどっちつかずの起用が不安です。
また本人の志望はさておき3回1失点の藤岡貴は5三振と数字だけを見ればそこそこですが内容は伴わず、一球毎に声を出す力の入ったピッチングは腕も振れていましたし以前に比べれば状態は上がっているようには見えましたが、それでも140キロが精一杯でまともなストライクゾーンであればもっとやられていたはずです。
本人のためにも別の指導者に任せた方がよいような、まだそれでも期待をされているうちにトレード市場に出してあげたくもなる55球でした。

打線は安田がバックスクリーンへの特大アーチを含む3安打4打点、後半戦から四番を任されてこと打撃では順調に階段を昇ってくれています。
ただ守備、走塁では動きに俊敏さが感じられず一軍ではまだ厳しいかなと、ショコラ井上とはまた違った意味で体が絞り切れていないようにも見えます。
編成にも影響を及ぼしますのでサードとして育て上げるのか、ファーストコンバートも視野に入れるのか、早めに決めてあげたいです。
また同じく期待をしている和田はまだ左肘の状態が悪いのか試合前の練習にも参加できず、イニング間にこわごわとキャッチボールをしている姿を見れば来季以降に禍根を残さないよう早めに手術の決断をするなどした方がよいのではないかと、代走で試合には出してもらえていますので菅原の二の舞は避けられるにしても、やはり心配です。

余談をいくつか、五回ぐらいまでバックネット裏に鳥越ヘッドが来ていたのですが、安田の二塁走者としてのリードを見て「リードちっちゃ」、バックスクリーンへのアーチを見て「やっぱ持ってるな」、三木が正面のゴロをエラーした後の打席で死球を食らうと「エラーするからそうなるんだ」、全体に対して「元気ないな、全然声が出てない」など、石田スコアラーらとの会話の中でのものですがどこまで周りのファンの耳を意識していたものなのか、何にせよなかなかの舌鋒を楽しませていただきました。
また一軍はおろか二軍でも投げていなかった絶体絶命の成瀬が今季初登板も三木、岡田に連続四球で菅野には一二塁間を破られて無死満塁、詰まりながらも安田にセンター前に運ばれて2失点、香月には痛烈なレフトへの犠牲フライでさらに1失点でKOですので次があるかどうか、大松も2三振でここまで.235ですからともに厳しいオフになるでしょう。
お願いも一つ、今岡監督には役割を考えた起用をしてもらいたく、一軍での出番、プレーを意識するのであれば無死一塁で岡田にヒッティングはありえません。
三度のケースで初回の一度目はバントも二度目、三度目は点差が開いていたからでしょうがそのまま打たせて何が得られるのか、成田とともにガッカリさせられた采配でした。
あと勘違いであればいいのですが犠牲フライでホームインをする菅野に手を差し出した次の打者の宗接がスルーをされたような、暫くずっと菅野の背中を厳しい表情で睨んでいて、その後は右足でグラウンドをドスンと、一瞬ではなくそれなりに長い時間のそれでしたのでちょっと気になります。

サイン会に登場をしたのは大隣、高濱、吉田、森の4人です。
自分が並んだグループは吉田と森で、ともに石垣島でもらっていたのですが森には1個しかもらっていないので飾り用として、まだ実戦登板には至っていませんが怪我さえなければもっと評価が高かったとも聞いていますので未来のエースの貴重な3桁番号を大切にさせていただきます。
本音を言えばやはり石垣島でもらってはいるのですが本採用前だったので背番号なし、とのことから大隣からもらいたかった、このあたりの引きの弱さは変わっていません。



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ヤクルト

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千葉ロッテ

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◆7月20日(金) 千葉ロッテ−ヤクルト14回戦(ヤクルト7勝6敗1分、11時、ZOZOマリン、927人)

▽本塁打 安田6号(高橋)、香月4号(梅野)

▽バッテリー
千葉ロッテ シェッパーズ、成田、関谷、藤岡、永野—柿沼、吉田、金澤
ヤクルト 高橋、成瀬、蔵本、秋吉、梅野—古賀

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ホームランテラスなんて要らない

2018-07-20 01:42:08 | 千葉ロッテ

ZOZOマリンにホームランテラスを設置、との報道が先日にありましたが、そんなものは要りません。
ホームランは野球の華ではありますが増えるのは打つよりも打たれる数、との損得勘定や両翼距離規定無視を抜きにしても、箱庭での野球のつまらなさを見せられるのは勘弁です。
そんなことよりもホームランを打てる打者の獲得、育成を目指すべきであり、その編成をやらずに施設面に手を付けるなどは論外でしょう。
長打力不足を嘆くのであれば現状に手をこまねいて外国人野手の補強を怠っていることこそが元凶なわけで、その本質を見失っているとしか思えません。
そもそもが参考にしたともされるヤフオクドームとは構造が違いますので眉唾なところもあり、ヤフオクドームは外野席が高い位置にあるからこそ手前にテラスを設置できましたが、ZOZOマリンで同じことをやろうとすれば高さに差がほとんどありませんから外野席の視界を遮ってしまいます。
また外野フェンスの広告をどうするのか、テラスの前をネットではなく壁のようにしてしまえば今度はテラスの視界が遮られてしまう、といった問題も出てきます。
記事には大改修工事とありますので外野席を底上げするつもりなのか、それも現状の造りを考えると現実的ではなく、十八番のぶち上げるだけのフェードアウトを願ってやみません。



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