オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
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脱力

2016-08-31 00:58:30 | 千葉ロッテ

点を取ったら取られる、そんな最下位チームのレベルに合わせた、いや、これが今のチーム状態なのか、挙げ句に競り負けですので脱力としか言い様がありません。
幸いなことに幕張は台風の直撃を避けられたものの10メートルを大きく超える強風の影響で投手にはしんどいマウンドだったでしょうし、ただそれであってもダラダラ感は否めず、さらにはキレのないジャッジの連発で試合が止まるケースもしばしばで、なかなかに拷問に近い4時間弱でした。
今日も六回を超えられなかったスタンリッジはボールが高めでコントロールも甘く、ナバーロは残ってもスタンリッジは残れないかもしれません。
ステップアップには絶好の場面だった高野はやはり風が気になったのか、しかしここが地元だけに慣れるしかなく、また田中靖も阿部もアピールをしきれなかったのが残念です。
あっと驚く田村の急病でヒステリックに吉田を抹消したことをベンチは後悔をしているのかどうか、そんな中でスタメンマスクの江村は肩で魅せましたが二度のチャンスに連続三振、振り回すのを見透かされたかのような外の配球に翻弄をされて手も足も出ませんでした。
一軍定着を目指すのであれば田村を手本に右への意識を、そうすれば出塁率も上がってくるはずです。
流れとしては五回に岡田に送らせなかったこと、前の打席ではきっちりと送って角中の勝ち越しタイムリーを導いただけに、型どおりの作戦を嫌ったことが裏目に出ました。
そして七回のチャンスに一本が出なかったところで実質は終わり、周りに席を立つ人も少なくはなく、ロッテファンは目が肥えています。
今季はもう一軍に戻ってこないのではないかと思っていた福浦がカムバック、ながらも打席はそっくりさんの金澤で我慢せよとは酷い、明日こそはの出番を待ちましょう。


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オリックス

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千葉ロッテ

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◆8月30日(火) 千葉ロッテ−オリックス20回戦(ロッテ11勝9敗、18時15分、QVCマリン、15,849人)
▽勝 西 22試合8勝11敗
▽S 平野 46試合3勝4敗24S
▽敗 スタンリッジ 22試合6勝8敗
▽本塁打 T-岡田18号(スタンリッジ)、デスパイネ24号(西)、吉田正4号(スタンリッジ)

▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、高野、松永、田中靖、阿部—江村、金澤
オリックス 西、佐藤達、海田、平野—若月

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さてどうする

2016-08-30 01:28:52 | 千葉ロッテ

台風の進路によっては何試合かは流れるかと思っていたのですが、どうやら関東の直撃は無くなり午後には晴れるようですから、今週も6連戦になりそうです。
そうなれば唐川、古谷の穴を誰が埋めるのか、中5日で乗り切れる日程ではありませんし、先日にプチ好投だった陳冠宇が濃厚なのでしょう。
いずれにせよ大勝、大敗のいずれかでない限りは中継ぎ陣が試合の鍵を握ることになりそうで、つまりはしんどい戦いになります。
出不精の自分を尻目に市原、袖ケ浦に足を伸ばした友人からは藤岡、内ともに実戦復帰は喜ばしいながらも内容は今ひとつ、まだ時間がかかりそうとの情報もあり、南、益田に繋ぐところの空白を埋める選手が出てこなければ不利は否めず、高野あたりがはまってくれれば嬉しいのですが、そもそもその度胸がベンチにあるかどうかです。
しかも明日は六回の壁を無事に乗り切ることができないままのスタンリッジなわけで、またさりげなくここまでは打ち込んでいる西に対して打線が攻略をできるのか、直撃は避けられても強風の影響が残るでしょうから荒れた試合になりそうな、とりあえず何の根拠もありませんが伊藤には気をつけてください。


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白い白鷺城

2016-08-30 01:00:39 | 独り言

 

昨夏の山陰旅行の写真整理すら終わっていないのでどうしようかとも思っていたのですが、昨年に終わった平成の大修理で白すぎるとも言われている姫路城も数年もすれば黒ずんでしまうとの話もあり、それであればその姫路城だけでも、いやいやせっかく関西まで行くのであれば京セラドームを、と発作的なプチ夏休みです。
史跡巡りは姫路に限定をするつもりが圓教寺の本多家廟所が春先と秋口を除いて非公開とのことで方針変更、その代わりにちょっとだけ西に足を伸ばしてきました。
3泊4日と短めの旅でしたが天気にも恵まれて、ビジター応援デーでは不愉快なこともありましたが、全体としてはまずまず快適な旅路だったと思います。
例によってものぐさですのでいつ終わるかは分かりませんが、まったりと綴っていきますので暫しおつきあいください。


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【2016年8月 兵庫、大阪の旅】
白い白鷺城 旅程篇
白い白鷺城 旅情篇
白い白鷺城 京セラドーム大阪篇
白い白鷺城 史跡巡り篇 赤穂の巻
白い白鷺城 史跡巡り篇 龍野の巻
白い白鷺城 史跡巡り篇 明石、尼崎の巻
白い白鷺城 史跡巡り篇 姫路の巻 姫路城の章
白い白鷺城 史跡巡り篇 姫路の巻 黒田官兵衛の章
白い白鷺城 グルメ篇
白い白鷺城 スイーツ篇
白い白鷺城 おみやげ篇

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崖っぷちでつま先立ち

2016-08-29 00:01:00 | 千葉ロッテ

久しぶりに初回無双をしてみれば涌井が持ちこたえられずにあっさりと逆転をされてしまい、涌井お前もか、そんなところからのラッキーエイト、逆転勝ちです。
一死満塁の同点のチャンスを逃し、その後に追加点を奪われただけに敗色濃厚、ヤフオクドームのロッテファンにはため息連発で肺の空気が枯渇したことでしょう。
そんな終盤にスアレス、森福、五十嵐と攻め立てての5得点、勢いに乗ったら止まらないロッテ打線の面目躍如といったところか、例によって岩嵜を早めに代えてくれた工藤監督には感謝、102球でマウンドを譲った涌井が気にはなりますが、流れを変えるにはいい勝ち方です。
チームが好調だったときの二番細谷が功を奏し、やや調子を落とし気味だった角中が「ボールが見えている」と先制アーチを含む4安打猛打賞は首位打者を獲った2012年を上回る自己最多の152安打となり、二度目の首位打者に加えて最多安打の二冠も見えてきました。
ただ内川と接触をした激走のデスパイネはそのイニングは問題なさそうだったものの最終打席に代打を送られたのが気がかり、得点差からしてお休みをできる状況ではありませんでしたし、こちらはメヒアと中田が打点を荒稼ぎしたために打点王争いはやや後退、どこぞを痛めるようなことがあればちょっと厳しくなってきます。
マルチヒットで3割復帰目前の鈴木、1000打点にリーチの井口、初の規定打席到達を狙う田村など、ここからは記録を意識した個人の積み上げをチームの集合体に結びつける野球をやっていくのがよいのではないかと、繋ぐ意識ではなく決める意識、これこそが貧打解消への近道だと思います。
松永、南、益田のリレーは益田が柳田に一発を浴びてしまいましたが、ソフトバンクは次が西武、楽天との6連戦ですから3位狙いに特化をすれば餞別みたいなものでしょう。
台風の進路が気がかりですがこちらもオリックス、西武と負けられない試合が続き、今季もあと残り24試合です。


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千葉ロッテ

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◆8月28日(日) ソフトバンク−千葉ロッテ22回戦(ソフトバンク14勝7敗1分、13時、ヤフオクドーム、38,500人)
▽勝 松永 42試合3勝
▽S 益田 53試合3勝1敗10S
▽敗 スアレス 47試合1勝5敗1S
▽本塁打 角中6号(岩嵜)、江川3号(涌井)、柳田17号(益田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、松永、南、益田—田村
ソフトバンク 岩嵜、森、スアレス、森福、五十嵐、サファテ—細川、鶴岡

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よーいドン、はい、終わり

2016-08-28 00:44:09 | 千葉ロッテ

二試合続けて序盤で大敗が決まった試合を現地で見ることになったロッテファンの方々には、かける言葉もありません。
思うようなプレーができなかったにせよヒステリックに吉田を代えて遠征中に即刻の抹消、であれば今日の田村はどうだったのか、雑なエラー連発にボールを追いかける無様な空振りのナバーロはそのままなのか、今日はさらに井口と江村と連日の守乱に守備コーチはお咎めなしなのか、打撃コーチは来季も留任なのか、厳しさは必要ですがその厳しさが弱いものいじめになっているような気がしてならず、中学生レベルと愚痴った伊東監督が自らもそのレベルに身を置いているようにも思えます。
首位との差が11.5ゲームに広がる一方で4位との差は6.5ゲームまで縮まり、今が底とは言えないチーム状況からしてCS圏内からこぼれる覚悟も必要でしょう。
ソフトバンクからすれば明日も平等に負けてくれよと、首位争いに余計な影響を与えるなよ、といったところでしょうが、しかし涌井も同郷対決で続けて苦杯を喫するようなことは避けたいでしょうから、ロッテファンの期待を一身に背負っての快投を、せめて終盤までは試合になるようなピッチングをお願いします。

昨日の陳冠宇と同じく厳しいと言いますか酷いと言いますか、コーナーぎりぎりのボールをことごとくボールにされた関谷は投げるところが無くなっての大炎上、意固地にこれでもかと同じコースに投げ込む頑固さも通用せず、自己ワーストの9失点で豪快に沈みました。
主審によってはストライクだったでしょうし、実際に同じようなコースで千賀はストライクだったりもしましたから、足りていないのを相手にした不運を嘆くしかありません。
ただストレートの勢いにやや陰りが見えてチェンジアップが決まらなくなっているのはここ数試合の傾向でもあり、それに対処ができなかったのも打ち込まれた原因の一つです。
悪い夢を見たとでも思ってとにかくストレートに磨きをかけること、疲れも溜まってきていてしんどい時期でもあるでしょうが、ここを乗り切ってこそのローテーションの一席です。
田中靖と東條はこんなものでしょう、田中靖は守備に足を引っ張られた形で不本意な失点もありましたが、地道に積み上げていくしかありません。

打線はもうこんな展開になってしまえば作戦もへったくれもなく、ただ鬱、いや打つだけです。
デスパイネがソフトバンク戦10発目、ヤフオクドーム大好きな8アーチはCSに向けてのアドバンテージになると超前向きに考えたいです。
得意の内角を捌ききれなかった角中もマルチヒットで一息、しかしこの二人だけではチームとして戦ってはいけません。
一二番を固定できずにクリーンアップの前に走者をなかなか出せないのが痛く、また鈴木は粘りながらも田村は下降気味の下位打線も弱すぎで、さすがに明日はナバーロのスタメンはないでしょうから代役は誰なのか、怒りの矛先の捕手は田村なのか江村なのか、日替わり打線は続きます。
こちらも最近は初回無双を逆にやられっぱなし、たまには先行逃げ切りで南、益田に繋ぐイメージをファンに抱かせてください。


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千葉ロッテ

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◆8月27日(土) ソフトバンク−千葉ロッテ21回戦(ソフトバンク14勝6敗1分、14時、ヤフオクドーム、38,550人)
▽勝 千賀 21試合11勝1敗
▽敗 関谷 13試合4勝4敗
▽本塁打 柳田16号(関谷)、内川11号(関谷)、デスパイネ23号(千賀)、荻野3号(千賀)、松田23号(田中靖)、中村晃9号(東條)

▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、田中靖、東條—田村、江村
ソフトバンク 千賀、五十嵐、山田—鶴岡、拓也

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吉田のせいじゃない

2016-08-27 00:04:32 | 千葉ロッテ

チームがあの劇的なサヨナラ勝ちをピークに下り坂に入ったのと歩調を合わせるかのように、同じカードで見事な完封勝利を飾った石川が二試合続けてのまさかの初回失点、それも4失点と今の貧打線を考えれば致命的とも言える乱調で最多勝争いから大きく後退、防御率もトップの座を大谷に明け渡してしまいました。
大谷はそのうちに規定投球回数不足で消えるでしょうが今日におつきあいをしてくれた有原、そして明日にまたきりきり舞いにされれば千賀とライバルが虎視眈々と、あるいは投手二冠で沢村賞をもと期待をする向きもあったところから一転しての無冠の危機到来です。
どうやらベンチは吉田のリード、あるいは息が合わなかったと見たか、あるいはそう思わせたかったのか三回から田村に代えましたが、ボールが高めに浮きコントロールも甘かった石川は立ち直ることができず、吉田がどうこうではなくストレートがピリッとしなかった石川の調子が悪かっただけなのでしょう。
もちろん相変わらずに体ではなくミットで押さえようとするキャッチングに今ひとつの肩と吉田のプレーに問題はありましたが、打席のチャンスを与えずの交代はややヒステリーに過ぎたのではないかと、ほぼレギュラーを手にしている田村のためにも吉田を上手く育て上げるのがベンチの仕事です。
またジャッジに泣かされはしましたがキレのあるボールで3回無失点だった陳冠宇の4イニング目も疑問、来週は台風襲来で流れる試合もあるでしょうから先発のチャンスは巡ってこないかもしれませんが、ここまで結果を出せていなかっただけにいい感じの六回で代えるべきだったと思います。
そもそも6失点で相手が和田であることからして敗色濃厚だったのですから、石川の3イニング目ですら自分としては疑問でした。
初回の岡田らしからぬ守備は連日のガッカリ、井上のフィルダースチョイス、意味不明な前進守備でのタイムリーなどベンチ、野手競演の足の引っ張りもあり投手陣には不運、不憫、和田が良かったにせよデスパイネの二発、井上のマルチヒットのみの打線と併せてチーム全体が浮き足立っているのでしょう。
得意のはずの内角の捌きが窮屈で二試合続けてのノーヒットだった角中の途中交代も気がかり、悲惨なビジター応援デーにならないよう奮起を願います。


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◆8月26日(金) ソフトバンク−千葉ロッテ20回戦(ソフトバンク13勝6敗1分、18時、ヤフオクドーム、36,354人)
▽勝 和田 21試合14勝4敗
▽敗 石川 19試合12勝5敗
▽本塁打 柳田15号(石川)、デスパイネ21号(和田)、22号(和田)、江川2号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、陳冠宇、高野—吉田、田村
ソフトバンク 和田、加治屋—細川、拓也

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古谷悲痛

2016-08-26 03:41:13 | 千葉ロッテ

 

覚悟はしていましたが予想に違わぬ3タテを食らい、首位に立った日本ハムの引き立て役となってしまいました。
連敗中ですので当然と言えば当然なのですが下位と対戦をしたときですら感じた弱さが上位を相手にさらに際立った、そんな試合でもあります。
残塁の山を築いたのが懐かしくなるような散発5安打で元守護神増井にプロ初の完投勝利を献上、まだまだ地獄の一丁目です。

古谷は打球を左手に当てて三回途中で降板、ベチャッと手のひらに当たったような音がしましたのでイヤな感じがあったのですが、左母指中手骨骨折で全治3ヶ月の重症です。
それだけの怪我をしながらもボールを探して、拾って、送球をしたのは本能だったのでしょう、しかしそんなところを骨折していればまともに投げられるわけもありません。
冴え渡るピッチングでもありませんでしたが初回の失点はスタンドから見ていれば岡田の追い方に違和感、らしくもなく角中に任せたのが失敗だったようにも見えましたし、乗れそうで乗れなかった挙げ句のことですから不憫はちょっと違うかもしれませんが、どうにもやるせなさが残ります。
ただこのままシーズンを終えていればユニフォームを脱ぐことになってもおかしくはない数字しか残せていませんでしたから、これで再チャレンジの切符を代償として手に入れたと前向きに、場所が場所だけに元に戻るのかがかなり心配ですが、ベテランの執念を信じて待っています。
スクランブル登板となった阿部は角中のヘボ守備がなければ無失点で切り抜けられたかもしれず、ボールはばらけていましたが汗だくになりながらの4回76球が転機になってくれればと、また持っていたイメージとは違って腕がかなり下から出ていた田中靖もストレートに重さを感じられたのが収穫でした。

守護神から先発へのシーズン中の転向ですからスタミナが一番の課題のはずが、増井は最初から最後まで140キロ台後半から150キロオーバーのストレートで力押し、変化球も巧みにいつもの四球病も発症せず、淡泊なバッティングですいすいと投げさせてしまったこともあり完封を逃れるのが精一杯でした。
これだけのピッチングであればロッテでなくても苦労をしたでしょうし、そうなればロッテな貧打線が打ち崩せるわけもありません。
ようやくの走者も併殺で潰し、ハードヒッティングすらまともにさせてもらえませんでしたから完敗、まさに白旗状態です。
総じて粘り、狙い球を絞っての思い切りのいいスイングなど日本ハム打線との差がまざまざと、ベンチワークも含めて基本的なところが足りていないのかと気が滅入ってきます。
平沢を、6試合連続ヒット中の平沢を外してまでスタメン起用だった中村、八つ当たりのように商売道具をぞんざいに扱うナバーロ、明日は左腕の和田ですのでまたチャンスをもらえるのでしょうが、これを最後の、本当に最後のチャンスだと思ってやってください。
同じことの繰り返しであれば福岡からの行き先は浦和、もしくはドミニカへの片道切符です。


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◆8月25日(木) 千葉ロッテ−日本ハム20回戦(日本ハム11勝9敗、18時15分、QVCマリン、25,014人)
▽勝 増井 25試合5勝3敗10S
▽敗 古谷 5試合4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 古谷、阿部、田中靖、松永—吉田
日本ハム 増井—大野

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駄戦

2016-08-25 01:17:47 | 千葉ロッテ

五回を終わったときには既に二時間を超えていた、そんなやたらと長い試合はそれでも勝てればまた印象が違ったのでしょうが、負けてしまえば駄戦にしか思えません。
ペナントレースはまだ一ヶ月以上も残っていますので心苦しくはありますが、こんな試合をやっているようであればCS地元開催はおろか出場権すら危うくなってもおかしくはなく、個々の選手の好不調のレベルを超越して、故障者が続出で苦しい状況ではありますが、ベンチを含めたチームとしての戦い方、その有り様が問われているのでしょう。

二木はとにかくボールが高い、しかしたまに低めに決まったときには伸びやかでキレのあるボールを投げられるのですから捨てたものでもなく、もう一息です。
5回8安打3失点も初回はナバーロが例によってスローイングにワンテンポ置いての悪送球、三回は中村が前日に続いてボールが手につかずの、いずれも併殺でそのイニングが終わったはずのところからの失点でしたので自責になったのは気の毒、初回のそれは公式記録員の見解に納得がいきません。
大谷のヒットにしてもナバーロが走者につられてセカンドベース寄りに動いたことで届かなかったものですから心情的にはエラー、とにかく守乱が続きます。
井上や清田の好プレーもありましたが中田の信じられない落球もあり、その落球を活かすどころか逆目で三振ゲッツーを食らうところなどはロッテらしいのですが、そもそも清田&角中であろうと滑り込むことさえできないタイミングでのフルカウントオートスタートは自殺行為以外の何ものでもありません。
両チームともにフルカウントピッチングが多く、とにかく締まらない試合でした。
前日に続いて力のあるストレートを投げてプロ初ホールドの高野は収穫でしたが、主審から何かを言われても確認のために動こうともしないベンチにはガッカリ、また簡単に二死を取ってから炎上をした南は四死球が致命的でしたが、先日にもやられた杉谷のような選手がいないのがロッテの弱いところです。
チャンスに二度の凡退の井上にはせめて強い打球を放って欲しかった、ミスった田村も田村ですがスリーバントをさせないのであればバントの構えは悪手としか思えず、その心の穴はナバーロに清田のタイムリー、上半身だけはちょっとだけ開きが小さくなった中村、これぐらいでは埋まりません。
そして投球練習中に左脇腹を痛めた唐川が登録抹消と泣きっ面に蜂、コンディショニングコーチを含めた体制を刷新しましょう。


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◆8月24日(水) 千葉ロッテ−日本ハム19回戦(日本ハム10勝9敗、18時15分、QVCマリン、20,074人)
▽勝 谷元 47試合3勝2敗
▽S マーティン 50試合2勝20S
▽敗 南 47試合3勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、高野、南、阿部—田村、吉田
日本ハム 吉川、白村、谷元、石井、マーティン—市川

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人類資金

2016-08-25 00:24:02 | 読書録

人類資金 I

講談社

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人類資金 III


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人類資金 IV

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人類資金 V

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人類資金 VI

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人類資金 VII

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全7巻、大作でした。
ただ最終巻こそ700ページを超えましたが他は200ページちょっと、もっとまとめられたように思います。
6巻までは月イチペースで書いたら出す、といったやり方だったものが最終巻は1年以上ものブレイクでファンをやきもきさせて、それがゆえにその冒頭にあらすじが書いてあるという構成は出版方針が出たとこ勝負、とにかく前に進むといったものだったということなのでしょう。
完結前に映画化がされたのも「話題となっているうちに」との商売根性が見え隠れして、作品としての質を押し下げる要因にもなっています。

M資金、と言えばそれに絡んだ詐欺事件を噂された大物俳優の猟銃自殺がまず浮かびましたが、その程度の知識でしかありません。
そのM資金を管理する財団、日米の綱引きをメインストーリーに貨幣経済の限界、戦後から綿々と続いてきた「ルール」に挑む主人公たちを描いています。
しかしミステリーと言うよりは経済小説の側面が強く、実体のない数字だけが踊り景気浮揚の実感のないアベノミクスをさりげなく批判し、作者の政治信条が透けて見えたりもします。
それはさておきクライマックスこそ手に汗握る展開はスピーディーでしたが、全体的には冗長感が否めません。
とにかく主人公だけではなくメインどころの登場人物にまでその生い立ち、背景、思想、信条がこれでもか、これでもかと本人の独白といった形で繰り返されます。
あるいは走りながら構想を練っていたからなのかもしれず、それであれば数年後に贅肉を削ぎ落とした改編がされて再出版がされるかもしれません。
まずまずは面白かったもののくどい贅肉と、あまりに性善説に則ったオチ、そしてオカルトチックな神の手などげんなりとした箇所も少なくはなく、全体としての評価はこんなものです。
そんなこんなでやはり独白が多くて映画化が不安視をされた64(ロクヨン)と同じく主人公が佐藤浩市なのは単なる偶然か、原作とは違ったのであろうオチはどんなものだったのか、と怖いもの見たさで気にならないでもありませんが、しかしその映画を観るつもりはありません。


2016年8月24日 読破 ★★★☆☆(3点)


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もはやビョーキ

2016-08-24 01:51:25 | 千葉ロッテ

 

マッチデースポンサーの配布は大木を除いたAll for CHIBAのうちわで、メインを飾るのが福浦でも涌井でも清田でもなく唐川なのが新鮮でもあります。
結果さえ残せればチームの顔として堂々たる唐川なわけで、不甲斐ない打線のせいで勝ち星に恵まれていませんが、そこは忍の一字でやっていくしかありません。
そして今日の忍びはスタンリッジ、味方のエラーでカリカリして痛恨の一打を浴びる構図が一回に集約をされてダイレクトに黒星に繋がってしまい、三回以降はノーヒットに抑えて六回の壁を越えながらも相手を上回る二桁安打の打線が宿痾とも言うべき便秘により敢えなく見殺しとなりました。
かなり気合いの入っていたスタンリッジ、低めにボールが集まっていた松永、ストレートに力のあった高野とあまりにもったいなく、しかしこれこそが今のロッテです。

打てないだけではなく守備でも足を引っ張る、弱り目に祟り目です。
初回に痛恨のお手玉の鈴木はやはりサードは無理なのか、なぜかは分かりませんがその後もボールを体の横で捕球するプレーが続いて危なっかしいことこの上なく、ショートに回ってからの別人のような動きに慣れだけでは片付けられない大きな差を見せつけられたといった感じです。
平沢を優先するのであれば鈴木はサードではなくセカンド、相変わらずに無駄な動きに覇気が感じられないナバーロへのメッセージを込めることも必要でしょう。
ラッキーヒットではありましたが地元初ヒット初打点の平沢を中村に代えたのは守備の乱れも一因なのか、しかし代わった中村もお粗末な守りをやらかしましたので闇は深いです。
バッティングは砂場で無邪気に子どもが山を盛り上げるように残塁の山、山、山、ため息しか出てきません。
それには一ヶ月ほど早いですが福浦vs小笠原を再現したかのような角中vs大谷の対決が唯一と言っていいぐらいの見所で、もはや個人タイトル命となってきました。
明日も首位を狙う日本ハムの引き立て役になってしまいそうな、とにもかくにも消極的な見逃し三振で幕を引いた井口ではなく井上のスタメンでお願いします。


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◆8月23日(火) 千葉ロッテ−日本ハム18回戦(9勝9敗、18時15分、QVCマリン、15,435人)
▽勝 バース 27試合6勝7敗
▽S 宮西 45試合3勝1敗1S
▽敗 スタンリッジ 21試合6勝7敗
▽本塁打 陽岱鋼11号(スタンリッジ)

▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、松永、高野—田村
日本ハム バース、石井、谷元、宮西—市川

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中後、いけちゃう?

2016-08-23 00:29:03 | 千葉ロッテ

元ロッテ戦士たち、でご紹介をした中後はルーキーリーグからのスタートでしたがA+まで這い上がり、しかし早いうちに2Aに上がれないと厳しいだろう、がそのときの評価でした。
しかしそれをあざ笑うかのように2Aを飛び越しての3Aに昇格、そこでも順調に結果を残しています。
先発を推していた自分からすれば歯がゆいながらもタイプ的に中継ぎとしての起用は仕方のないところでもあり、こうなったら石にかじりついてもメジャーを狙うしかありません。
トータルで24回を投げて34奪三振は見事、四球も11で済んでいますし、3Aに限ってみても5回1/3で7奪三振、1四球の無失点が続いています。
NPBではストライクにならず、打者も手を出さなくなっていたスライダーが武器になって蘇った斎藤のように、中後のスライダーも水を得たのであれば期待が持てます。
ここにきてワンポイントでの起用が続いているのはメジャーを意識してのそれなのか、詳しくは知りませんが9月ぐらいからメジャー登録の枠が広がるみたいなルールがあったような、もちろん3Aとメジャーの差は相当な開きがあるでしょうが、NPBをクビになった中後がメジャーで投げられれば痛快極まりないでしょう。
とは言えこれは見る目があるとかないとかではなく野球とベースボールの違い、合う合わないの問題です。
何にせよ中後にとってはそれが1打者、例え1球であってもメジャーのマウンドを経験すれば「元メジャーリーガー」の肩書きを得られるのですから、その結果がどうあれ今後の人生に大きな影響、もちろんプラスの効果をもたらすことは間違いなく、NPBでも最初の数ヶ月は活躍できたのと同じだよ、なんて声に負けずに、朗報を心待ちにしています。


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勝った気がしね~

2016-08-22 00:18:27 | 千葉ロッテ

中盤までの大量リードで楽勝かと思いきや終わってみればヒヤヒヤもの、勝った気がしません。
高橋光、小石が乱調だったことで白星を拾えましたが、ベンチも選手も下手くそだなぁ、と寒々とするような試合でした。
毎回のように得点圏に走者を進めながらも五回のビッグイニングを除けばワイルドピッチによる1点だけで、無死一二塁でサードにバントを転がすことができなかった清田、空振りの多いナバーロに盗塁ができる脚力のないデスパイネでオートスタートをさせるベンチと、同じことの繰り返しです。
捕手森のボーナスステージでなければまた涌井を見殺しにしてしまったのではないかと、明後日からの上位との6連戦が戦々恐々です。

もっとも涌井もあまり調子がよくありませんでした。
岡田、角中の好捕に西武の拙走が重なっての併殺で救われたところもあり、そうでなければ早いイニングで捕まっていたかもしれません。
走者を背負いながらも粘りのピッチングはエースに相応しいものでしたが全体的にボールが高く、味方の大量点で楽に投げてしまったのか山川に2発目を浴びるなどらしくないところもあり、それでも2年連続の二桁勝利のハードルは越えましたので次はビシッと決めてもらいましょう。
登板間隔が空いたことでの調整登板の南と益田は益田が大乱調でしたが、こちらはあまり心配はしていません。

高橋光の緩いコントロールに助けられた打線は平沢がプロ初のマルチヒット、角中が4安打、さりげなく打点トップに並んだデスパイネのアーチ、ファールで粘っての井上のタイムリー、などなど見所はありましたが、しかし二桁得点をしなければならない展開ではありました。
気負ってしまっているのか便秘な傾向に変わりはなく、五回はロッテらしい嵩にかかった攻撃は見事ではありましたが、四球をはさんだ7連打はあまり参考にはなりません。
それでもレベルは落ちるもののやや変則な左腕の小石からもしっかりとバットを振ってタイムリーを放った平沢はルーキーイヤーとしては今江、西岡を超えて未知なるゾーンへ、これで暫くはレギュラーで使ってもらえるでしょうが、ここのところは安定をしていた守備で痛いところがありましたので油断をせず、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
今日はスタメンかと期待をしていた井上は代打での起用で、同じように一二軍を行ったり来たりの山川が1割台でも使い続けてもらったことでの今を考えれば井上だって、と思うのですが、こねるようなスイングで打球が上がりそうに見えないのが引っ掛かるところではあります。
バントを試みたナバーロは論外、そんなことを期待はしていませんので、自分に求められるものが理解できていないのであれば浦和でやり直してきてください。


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◆8月21日(日) 西武−千葉ロッテ19回戦(ロッテ11勝8敗、18時、西武プリンス、23,260人)
▽勝 涌井 21試合10勝5敗
▽敗 高橋光 17試合4勝10敗
▽本塁打 デスパイネ20号(高橋光)、山川7号(涌井)、8号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、南、益田—田村
西武 高橋光、小石、豊田、國場—森

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終戦近しを前向きに

2016-08-21 02:41:05 | 千葉ロッテ

急追していた日本ハムが直接対決で息切れをしたのと同じく、上位との対戦を前に下位を叩いて勢いを付けようとした足下をすくわれたロッテは4連敗です。
いきなり四球、ヒットとピンチを招いた関谷が併殺か、と思った打球をエラーした鈴木はプロではあまり守っていないサードですので本人が思っているのと同じくごめんなさいと、春季キャンプではナバーロにサードを守らせていたのですから来季以降の布陣を考えれば入れ替えるべきでしょう。
そんな足を引っ張られた関谷は踏ん張りきれずに5失点、味方が得点をしてくれた直後に炎上の大嶺祐、黒沢とビハインドの展開を持ちこたえるべき中継ぎ陣が力不足では逆転のロッテは看板倒れでしかなく、明日は涌井ですのでそういった流れになるかどうかはさておき、惜しみもなく南、益田を投入してくるのではないかと思います。
そうなればいいとこ探しで慰めるしかなく、前日に続いて鋭い打球でプロ初打点の平沢は新人王の権利を残す60打席の手前で判断が入るのでしょうが、暫くはスタメン確約でしょう。
高め外寄りのボールをライトに運んだ井上はそれこそが本来のバッティングで、明日は4打席を見てみたいです。
タレントに追いつけませんでしたがダンフィーに競り勝って銅メダルを手にした荒井はヒヤヒヤでしたが、来季を睨んだ戦いでそれに続きましょう。


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西武

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◆8月20日(土) 西武−千葉ロッテ18回戦(ロッテ10勝8敗、18時、西武プリンス、32,779人)
▽勝 十亀 20試合4勝5敗
▽敗 関谷 12試合4勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、田中靖、大嶺祐、黒沢、阿部—江村、田村
西武 十亀、ポーリーノ、小石、武隈、大石、豊田—炭谷、岡田

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晩飯が不味い

2016-08-21 01:12:49 | 映画

雨が心配ながらもTOHOシネマズでの二本立て、興味本位のチョイスでしたが、予想に反して面白かった、つまらなかった、となかなか見込みは当たりません。
不安だった行きに降られずに大丈夫だろうと思っていた帰りに降られるのも同じ、まあそんなものです。
そんなこんなで来月ぐらいから楽しみにしている作品が立て続けに公開をされますので、それらも含めて手当たり次第でいってみようかと思います。

ジャングル・ブック

ウォルト・ディズニー・ジャパン

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ジャングル・ブック、は名前を聞いたことはあるものの内容は分からず、またさして興味もありませんでした。
ただ幕間の予告編での動物たちの動きがあまりにリアルで、それだけでも観るに価値があるかなと思い直した次第です。
実際のところ背景や小動物も含めて全てがCGで作り上げられているとは驚きでしかなく、子犬のような狼が可愛かったですし、心変わりは正解でした。
ここまで技術の進歩があれば「火星人を発見」なんて映像が流れても信じてしまうのではないかと、そこは罪作りと言えなくもありません。
またジャングルに取り残された人間の子どもであるモーグリが黒豹に助けられて狼の群れで育ち、執拗に命を狙ってくる虎に対峙するといったストーリーは動物と人間との共生、といったメッセージも込められているのでしょうが、そこが押しつけがましくないシンプルな作りになっているのもよかったと思います。
もっとお子ちゃまが多いかと思えば大半は年配の方だったのが意外でもあり、老若男女を問わずにお薦めです。


2016年8月20日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 

秘密

松竹

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気持ち悪さだけが残ったのが秘密、こちらは大ハズレでした。
死者の脳内に残された記憶を電気信号を介して映像化する技術、犯罪被害者の記憶から犯人を特定するといった設定は面白かったのですが、そこからの肉付けが足りません。
帰ってきてから調べてみれば原作は漫画で登場人物の背景などがあってこそでもあり、149分の長丁場ながらもそこを描ききれずに上っ面だけをなぞったのではないかと思います。
法医第九研究室のトップである薪警視正の親友でありかつての同僚でもあった鈴木がなぜ自らの命を賭してまで28人連続殺人犯である貝沼の記憶を封じようとしたのか、明かされてみればそこには納得も共鳴もなく、絹子の最後も理解できず、なぜ?のクエスチョンマークだけが飛び交ったのが正直なところです。
意味深な「あっち側に行ってしまう」もただの思わせぶりで、そこここにグロい映像を見せつけられただけでした。
こちらは中途半端にメッセージを塗り込めようとしたのが大失敗だったような、エピローグがそれを象徴していたかなと、とにかく晩飯が不味かったです。


2016年8月20日 鑑賞  ★★☆☆☆(2点)


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便秘は続くよいつまでも

2016-08-20 01:44:47 | 千葉ロッテ

石川までもが初回に2発を食らっての立ち上がりは今の打線の状態からすれば絶望的な3点ビハインドで、それでもデスパイネのアーチで追いすがれば山川に叩き込まれ、ワイルドピッチで迫れば山川の連弾に屈するという拷問に近い展開に現場にいたら目と歯ぐきから血が出たかもしれません。
ここ3試合で11被弾に怒る伊東監督はごもっとも、ただ秋山と中村のそれはともかく山川には2本ともサービスボールですからこれが今の実力なのでしょう。
5回95球で石川を代えたのは今日はボールが抜け気味で立ち直りは難しいとの判断だったのか、それとも来週のソフトバンク戦への温存の意味合いがあったのか、もし後者の要素が少しでもあるのでしたら足下が見えていないとしか言いようがなく、痛し痒しではありますが前者であってもらいたいです。
それにしてもホームが遠い、残塁の山、山、山で向こうが見えなくなりそうで、八回の満塁に初球を打ち損じての根元が象徴的でした。
四球の後の初球狙いはセオリーではありますし、真ん中あたりのボールではありましたが、せめて強い打球を打ってくれなければ萎えてしまいます。
手前からすぎるヘッドスライディングでむしろ効率の悪かった田村でしたが選手たちの必死さは伝わってきましたし、前日の黒星よりはまだマシではありましたが、それでもアマダーか山川かといったロッテ戦で稼ぐ男を増産させて、一方で寸止めのような攻撃を繰り返しているようであれば尻に火が付くでしょう。
ナバーロのおふざけが原因だったのか腰を痛めた福浦が抹消、これで来季の2000本安打達成がかなり厳しくなってしまったのもショックです。
最後にヒットこそ出ましたが自分のタイミングでスイングができていない清田、その清田から想像するに何も変わっていないと思われる中村の昇格で加藤が浦和行きというのもしっくりとせず、それでも左腕に対してその中村でも細谷でもなく平沢がスタメンで初の長打を放ったのが希望の光です。
そんなこんなで来週に向けての足場固めどころか下位に対してあっさりと負け越し、むしろ福良スタイルの方がよいのではないかと、そんな思いを抱いた便秘の夜でした。


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◆8月19日(金) 西武−千葉ロッテ17回戦(ロッテ10勝7敗、18時、西武プリンス、23,052人)
▽勝 菊池 16試合9勝5敗
▽S 増田 41試合3勝5敗20S
▽敗 石川 18試合12勝4敗
▽本塁打 秋山11号(石川)、中村14号(石川)、デスパイネ19号(菊池)、山川5号(石川)、6号(二木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、二木—田村
西武 菊池、牧田、増田—炭谷

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