18 藤岡貴裕 投手 23歳 年俸1500万円
【2012年成績】 21試合 6勝7敗0S 防御率3.36 115回1/3 113被安打 9被本塁打 51与四球 4与死球 83奪三振 被打率.262
藤岡のルーキーイヤーは、なかなかに評価の難しいシーズンとなりました。
ドラフト1巡目ながらも大卒ルーキーと考えれば立派な数字ですが、しかしスーパールーキーと考えれば物足りなさがあります。
期待はしていましたが計算はしていなかった藤岡が開幕ダッシュを見せたことで夢を膨らませすぎたのかもしれず、しかしそれでも数字がどうのという以前にピッチングスタイルが気に入らなかったりもしていますので、おそらくは本人にとっても不本意な一年を来季にどう活かすのか、どう挽回をするのかに注目です。
春先はその期待に違わぬ見事なピッチングで、プロ初先発をプロ初勝利で飾り、三戦目には完投勝利、5月を終わったところで4勝1敗でしたので新人王は確実だと思っていました。
しかし6月に入ってから全く勝てなくなり、二軍落ちも経験をしての6勝ですので期待外れと見る向きも多いでしょう。
それでも規定投球回に足りずとも100イニング以上を投げて防御率は3点台の前半ですし、もう少し打線の援護があれば10勝には手が届かずとも近いところまではいったでしょうから、まずまず先発としての役割は果たしてくれたと思います。
ですからあまりに出足が良かったことでハードルを上げすぎたところを差っ引いて考えれば、まあこんなものなのかもしれません。
しかしやはり不満が残るのは、そのメリハリのない投球内容です。
アマチュア時代のMAXなどは神宮ですから眉唾に考えていましたし、Kスタ宮城もかさ上げ気味ですのでプロ初先発のときの150キロも額面どおりに受け取ってはいませんが、それでも数字を見ずともストレートの伸びは前評判どおりの藤岡でした。
ところが登板を重ねていくうちにそのスピードが失われていき、130キロ台半ばのスピードガンに愕然とするような停滞ぶりが悩ましかったです。
そのためか変化球中心の組み立てとなり、慎重になりすぎてカウントを悪くして歩かせる、ストライクを欲しがったところを痛打されるという絵に描いたような炎上ぶりで、やたらと球数の多いイライラとさせるピッチングはもちろんのこと、精緻なコントロールが武器ではないにせよチームトップの55与四死球は意外だったとしか言いようがありません。
もちろん疲れもあったでしょうし、その入札を渋っていた自分の気持ちが変わったきっかけとなった張り詰めるような尻がいつの間にか小さくなってしまったことからしても、プロの洗礼、その厳しさを体いっぱいに味わうことになった一年だったと思います。
ご多分に漏れず、藤岡もストレートの力を取り戻すしか復活の道は無いと考えます。
中後ほどにコントロールに難があるわけではありませんので、腕をしっかりと振り切ることを優先すべきでしょう。
同じようにややアバウトな益田の高めに抜けたストレートに打者がなぜ手を出してくれるのか、そこを藤岡には考えてもらいたいです。
抜いたようなボールをあまり投げませんので緩急もつきませんから、今のスピードであれば簡単に見極められてしまいます。
もっとマウンド上での躍動感が欲しいですし、辛そうな表情で投げる藤岡を見たくはありません。
その素直そうな顔つきから自分を出すことを抑えているのではないかとも思いますので、来季は「カムバック藤岡」をスローガンにして欲しいぐらいです。
この程度の成績で終わる藤岡ではないはずですから、二年目のジンクスならぬ二年目のジャンプに期待をします。
【オリオン村査定】 1500万円 → 2100万円 (△40%)
開幕カードの楽天戦でのピッチングでは150に届くかのようなストレートで楽天を牛耳り、変化球など必要ないのではないかと思わせるような投球でワクワクが収まりませんでした。
しかし夏場あたりからバテはじめてロッテな藤岡になってしまったあたり、とても残念でしたが終盤に一軍復帰してからは少しだけ球威も回復しましたし、まだ完全にロッテな投手になったわけではありませんので来年に期待です。
シーズン通しての評価は50点といったところでしょうか?
個人的に藤岡に関心したのが不調の夏場のピッチングです。130後半の直球とカーブだけでヒットは打たれながらも着々と奪三振を奪う事のできる姿をみると、空振りを奪う力はあるなと。そう思いました。
ここが正念場です。冬にしっかりと走り込みをして下半身を強化し、140後半のストレートを取り戻せば、あとは不調時に多投したスライダー、カーブがあれば十分にハム吉川のような化け物投球は可能です。オフのトレーニングに期待してます。
がんばれ!背番号18!藤岡貴裕!
ブラゼルを高めストレートで三振に打ち取った場面は
最高でした
本人も完全アウェーの甲子園のマウンドを楽しむかのような笑顔で投げていたのを見て
本当に本格派のいい投手だと思いました
それが後半に入ると上体だけで投げてストレートが走らない変化球中心の投球に球数も多くて
内容が悪くて勝ち投手とは思えないくらいでした
ストレートで押さない清田にヒーローインタビューで苦言を呈されるくらいですから
若いのに何をやっているんだといった感じなのでしょう
プロで1年間活躍する体力が不足していたのかもしれませんので
斎藤コーチのもと鍛えなおして躍動感のある藤岡の復活を期待します
問題はメンタルでしょうか。何か自信なさげな表情を見せていました。
ドラフト指名時に泣いてくれたのはファンとして嬉しかったのですが、
選手として心の強さがどうかなと思ったものです。
投手コーチの刷新でポテンシャルが引き出され、
図太いオーラが出てくることに期待します。
私の観てた試合は四球連発でランナーを埋めて自滅に近かったような気がします
読まれてるのか決め球がないのかカウント追い込むもそこからあとあと一球が取れずカットされ痛打され…計算はしてませんでしたがスーパールーキーと思うとう~んという感じで疲れからかスピードも落ちて来てましたし大学時代の話しやあの頃のロッテ2軍戦で好投など考えると疲れよりメンタルか指導的な物かもしれませんね…
入団時に走り込みでオフは調整してると話してましたし良い時を見直し走り込みで再びあの強靭な下半身を強化して貰い来年は関東に居たらビッグ4だったの中後共々ジンクスを破るようなカモメが飛んだ日と飛躍な年になればと思います
先日サインいただいたので藤岡の投げる試合に足を運ぶ回数増えそうです(笑)
新幹線乗って、引退試合、平和公園からずーっと並んで、横浜の応援団の前でカープのレプリカ着て立ったり座ったりして応援しとったのを、藤岡投手見て思い出しました。
大野との共通点、ほとんどないですけど、内角に決まったストレート、これ見て藤岡投手と大野が被ったのでしょうか。
そういった意味で、藤岡投手のことを応援しとります。
パームボールやら、マッスラやらスラーブ覚えろ、たぁ言わんけぇ、あのストレート、思い出せるよう、課題見っけて対策決めて、頑張って練習してえやぁ。
頼むで「18番」!!
それでも、二軍からの復帰後は、満足とはいかないまでも、復活の兆しは、十分感じさせてくれました。本人の努力と恵まれた体躯のなせる業でしょうか。
伊東監督の目にも留まったようですから、もう二年目のジンクスは前倒しした、ということにして、来季は表情にも自信を取り戻していただき、更なる飛躍を期待しています。
調子が落ちているのにローテを守らせたのがよかったのか、首脳陣も期待値が高すぎたのかもしれませんね。
春先のストレート復活での飛躍を期待したいですね。
春のキャンプの異様な投げ込みの疲労が蓄積していたのかはわかりませんが、夏場を越せなかったのは体力がまだ十分じゃなかったのと春秋しかない大学野球の後遺症だと理解しておきます。
ただ簡単にスリーボールにして苦労してフルカウントにしてから歩かせるとか、リードにも問題あったかもしれないけどちょっと首を傾げる内容が多く、かつそれが先頭打者というパターンが自らの首を締めたのは自覚はしているでしょう。
益田に全く及ばすに、かなり自分でも不完全燃焼だったはずだし、暖かみも感じる先輩清田の説教も後押しすると思います。また「腕を振れ」としか言わないと揶揄される斎藤コーチがひょっとしたら藤岡には良いかも知れません。いや藤岡だけじゃないかな(笑)?、という事で2年目の藤岡の逆襲に300ギル程今から賭けておきます。
藤岡は週末の登板が多かったせいか、生で観れる機会が私としては多かった(藤岡だからこそ優先して観に行った)のですが、気になった点は、特徴と言えば特徴なのかもしれませんが、テンポが悪いなぁです。野手陣にも影響しかねないので改められるのであれば促したいです。おどおど感、あっぷあっぷ感も否めません。もっと不貞不貞しい位になれば、最高です。まだ若いから難題かもしれませんが、理想は江夏です。
来季も楽しみな投手の1人です。今季以上に魅了してもらいたいです。
昨年の秋の東洋大と2軍の試合を見ましたが、その時と比べて精彩を欠いている気がしました。
体力的について行っていないのか首脳陣の使い方なのか、完投は無く、球数が多い試合が多いという印象が春からありました。
それでも、ボール先行してもファールや見逃しで追い込んで四球にならない感じの投球が春には出来ていたと思います。
1度2軍に行って戻ってきたときのストレートの威力のなさに「ケガでもしているの?」という気がしてしまいました。なんだか大嶺とダブってしまいました。新しいコーチの元鴨川で鍛え直して大学時代のようないきいきした投球を見たい物です。
新人としてはまずまず70点以上ではないかと思いますが、期待値が大きいだけにどうしても不満に思えてしまいます。