オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
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岩下無念

2019-07-31 02:41:14 | 千葉ロッテ

 

相変わらずに立ち上がりの悪さを三振と柿沼の肩に助けられて凌ぎ、その後は力強いストレートで押したかと思えばフォークやスライダーでかわす、そんな柿沼のリードにばらけていたコントロールも落ち着きを見せて五回まではノーヒット、六回に不運な内野安打を打たれてしまいましたが大記録の予感すらあった岩下でした。
いきなりスリーボール、フルカウントまで戻すも結局は歩かせてしまい、次の打者もスリーボールとなったところではどうなることかと思いましたが、三振ゲッツーからは上から目線で力感のあるボールに本人もかなり乗っていたのか踊るポーズも数多く見られましたし、それだけに七回途中での降板が残念でなりません。
チームとしては3連勝がかかっていましたし眼下の敵であるオリックスとの大事なカード初戦ですから石橋を叩き割るぐらいの慎重さも分からないでもないですし、突然のスピードダウンに何かあったのかと不安にもなりましたが、まだ81球で完投、完封が狙えただけに非情なのか無情なのかただの近視眼的な発想なのか、もったいなさ過ぎます。
本人もあそこを任されるようにならなければ、とかなり悔しかったようで、その言葉どおりにあそこを乗り越えさせてこそ先発の軸として大きく踏み出せるのですからカード頭に抜擢をしたのであればもっと信頼をするとともに我慢をして欲しかった、それぐらいにここまでの課題に対して答えを見せた岩下のナイスピッチングでした。
幸いにも危ういところもありましたがリリーフ陣が踏ん張って二木の二の舞になることなく白星を手にすることはできましたが、ちょっともやもやとしたのが正直なところです。
また力押しのタイプを上手くリードする柿沼を細川に代えたのも岩下のそれと同じく目先に過ぎて、今よりも少し強い負荷を与えて能力を引き出す術を知らないのでしょう。
打線は数少ないチャンスを連打で点を稼いで、先制に中押し、だめ押しとタイミングもよく、貧打の中では効率のいい点の取り方ができました。
マーティンの一発が流れとしてはかなり大きく、来日初アーチが逆方向でしたので広角なタイプかと思いきや外のボールを強引に巻き込むようなスイングでライトスタンドですからプルヒッターなのかもしれず、スイングもどこか藤岡にも似ているような軌道ですがパワーがあるだけ打球に勢いがあるのがここまでです。
ボールをしっかりと見ようとする姿勢もいい感じではありますが、外の見送り方がややぎこちないのが引っ張り専門が理由であれば先行きがやや不安ではあり、それでもとりあえずバルガスをもう抜きましたので補強としてはまずは合格、あとは打球が飛んだだけでスタンドがどよめく守備での綻びが出ないことを願うばかりです。


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オリックス

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千葉ロッテ

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◆7月30日(火) 千葉ロッテ−オリックス13回戦(オリックス7勝6敗、18時15分、ZOZOマリン、22,778人)
▽勝 岩下 16試合5勝3敗
▽S 益田 39試合3勝4敗19S
▽敗 田嶋 7試合2勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、松永、東條、唐川、益田—柿沼、細川
オリックス 田嶋、増井、エップラー、比嘉、山田—若月、松井雅

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隗より始めよ、まずは背番号を変えよう

2019-07-30 03:31:08 | 千葉ロッテ

井口ロッテも二年目の半ばに至り、底の浅さと言いますか限界がかなり見えてきた感があります。
しかしそれが必ずしも井口の監督としての資質が足りていないとは言い切れないところがあり、それは昨季の足を使った攻撃、いざ今季に長打が増えてみれば手控えとなってどこまで信念としてそれが確立をされているかに疑問が無いわけではありませんが、その戦術眼についてはかなりの期待がありましたし、そしてそれはまだ残っています。
致命的なのは大局を見た戦略眼が貧弱なことで、それは引退即監督になった有藤もそうでしたが、そもそも球団も大事に思うのであればコーチなり二軍監督なりで指導者としての基礎を学ばせてのキャリアパスをしっかりと考えるべきだったわけで、人材難の事情があるにせよ人気取りを優先したことは否めません。
そうなればどうしても選手時代の経験、考え方に基づいた采配となってしまうのは必然ではあり、レギュラーは試合に出続けるべき、痛いの痒いの言うな、基本的なところは自分でしっかりと調整をするもの、これらが井口監督の選手としての肉付けだったにしても全ての選手がそれにはまるわけではなく、むしろ稀有だからこそ井口は一流だったわけです。
メジャーは下部組織が厚いためにそこを勝ち抜いたある程度できあがった選手が昇格をしてくるのに対してNPBは育てながら勝たなければならない、しかしバレンタイン元監督がそうだったように井口監督もメジャーでの経験が災いをしての足りないから二軍にいる選手をどう戦力にしていくか、の視点に著しく欠いています。
それもこれも選手井口から抜け出せないからではないかと、本来はそこを老練な鳥越ヘッドやコーチ経験が豊富なスタッフが支えなければならないところが井口の名前に遠慮をしているのか、あるいは井口監督が聞く耳を持たないのかは分かりませんが、表面上は右に倣え、内心では逃げ出したいコーチ陣もいるのではないかと思わないでもありません。
もう来季が三年目となればそろそろ指導者としての井口を骨組まなければならない時期ですので、まずは選手としての象徴でもある背番号6を手放すところから始めましょう。
一番に長く背負った番号ではありますがダイエーやメジャーでは別の番号だったのですからそこまでのこだわりがあるのか、もしあるにしても落合ばりに66にすることでまず装いからでも決別を、身に纏ったものが変われば心境の変化も出てくるなどという単純なものではないにしても、背番号6のままの井口ロッテには輝かしい未来を思い描けません。


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連日の清田

2019-07-29 01:12:35 | 千葉ロッテ

12安打を浴びながらも5安打でうっちゃる、やられることはあってもやることは滅多にない勝ち方でした。
ようやくにやってきた夏の日差しは17時試合開始ではまだ強く、しかも昨日、今日とその早いスタートを無下にするような長い試合時間にまだ暑さに慣れていない体がかなりしんどく、湿気のある強風に不快指数は100%、申し訳ないながらも一方的な中盤にうとうとしたりもしてしまったのですが、だるい負けにならなくてとにかくよかったです。
内のボールを上手く腕をたたんでコンパクトに振り抜いた中村奨の先制ツーラン、お得意の回転による荻野のタイムリーツーベース、そして清田がやや内寄りで甘く入ってきたストレートを持ち味の右方向にはじき返してのサヨナラヒット、要所でそれぞれの選手がきっちりと自分を出せたのが勝因でしょう。
そういう意味では岡の足力もそうですし、果敢に内を突いた柿沼のリードこそが今日のハイライトと言ってよいのではないかと、種市の球威があってこそではあるにしても前日の佐々木と同じく初回から3イニング続けて先頭打者を出して得点圏に走者を背負いあっぷあっぷだっただけに、それでもねじ伏せにかかった配球は拍手ものでした。
ベタで内を使うのではなく外を意識させて内へ、内を意識させて外へ、とベース板を幅広く使うリードに暫くは柿沼をメインでいいのではないかと、田村よりもメリハリがあります。
そして五回で100球を要して長いイニングを投げられなかった種市ですが攻めの気持ちさえ忘れなければ少しずつでも前に進めていけますし、六回の東妻には驚きましたが痛恨の被弾をどう学びに結びつけていくか、というところではあそこで代えてしまったのがもったいなかったです。
もらった白星ですので全体として課題も少なくはないのですがこういった勝ち方はチームに地力をつけていきますので、余韻を楽しみつつ次はオリックスを叩きましょう。


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楽天

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千葉ロッテ

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◆7月28日(日) 千葉ロッテ−楽天14回戦(ロッテ8勝5敗1分、17時、ZOZOマリン、29,295人)
▽勝 益田 38試合3勝4敗18S
▽敗 青山 43試合2勝4敗
▽本塁打 中村奨14号(石橋)、浅村21号(種市)、山崎1号(東妻)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、東妻、東條、松永、益田—柿沼
楽天 石橋、ハーマン、青山—堀内、山下

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マッチポンプなお立ち台

2019-07-28 04:35:38 | 千葉ロッテ

 

鋭い打球ではありましたが顔の横でグラブが弾かれて逆転のきっかけとなるエラーをしでかしたかと思えば、同点に追いついたところで来日初ヒットは初タイムリーとなる勝ち越し打を、そして再びにひっくり返されたものを同点にしたさらなるチャンスで来日初アーチが決勝打となり、まさに自作自演とも呼べるお立ち台なマーティンでした。
それでもかつて諸積がそうだったようにエラーの謝罪から入ったヒーローインタビューは人の良さのようなものを感じさせてそれがプラスになるかマイナスになるかは微妙ではあるものの、連日の強肩はありながらも前評判とは違ってやや守りに不安が、逆に長打は期待ができそうな打球の伸びが喜ばしい活躍です。
そしてノーガードの殴り合いのような試合になりましたが台風の影響か10メートル前後の強風で井上が三度そうだったように打球が上がれば失速をする中で低い弾道はむしろ勢いが付く、そんな特性どおりに浅村、そしてマーティンの一発で終盤に盛り上がった熱戦はギリギリの逃げ切りで、一喜一憂に心底疲れました。

佐々木はそのマーティンや角中の拙守に足を引っ張られる不運はあったものの、どのみちどこかで捕まったであろうピリッとしないピッチングでした。
三回までいずれも先頭打者を出してバントで送られての一死二塁のピンチにあっぷあっぷで、四回の三者凡退がむしろイヤな予感だったのが的中をしたのは置いておくとしてもストレートは130キロ台後半、ストライクとボールがはっきりとしている制球難では追いついてもらっても五回で降板、続投をさせてもらえなかったのは当然でしょう。
浅村からの2奪三振の外寄り低めへの軌道はなかなかのものでしたがストレート、スライダーとも暴れ気味でシンカーも決まらず、それでもアマチュア時代のように140キロ台半ばから後半のストレートがあればまだ組み立てようもあったでしょうが無い物ねだりでしかなく、かなり厳しい印象です。
手術からまだ肘が馴染みきっていないのであればこれからスピードが戻ってくるかもしれませんが期待はしても計算はできず、もう桜美林大の佐々木はいないものと思ってロッテの佐々木を構築していくしかないのではないかと、その自覚があってのフォーム探しで放浪をしているのでしょうがまだ時間はかかりそうです。
そして八回の攻防は両チームともにいかにそのポジションが過酷かを物語るものでもあり、唐川が打たれたのなら仕方なし、楽天からすれば森原もそうでしょう、そんな出てくるリリーフ陣がこれでもかと失点を重ねた展開はマーティンに負けじとウィーラーの3失策とその数の差が出たような乱戦となりました。
そんなこんなでお立ち台はマーティンに清田、はそのマーティンに押し出された形の清田に際どい問いかけもありましたが巻き込むような同点タイムリーは見事、そして地元なのですからもう一人で三木も呼んでもらいたかった、三遊間の深いところを処理した守りとセカンドへの犠牲フライ、を含めた二度の走塁は個人的な今日のMVPです。


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楽天

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千葉ロッテ

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◆7月27日(土) 千葉ロッテ−楽天13回戦(ロッテ7勝5敗1分、17時、ZOZOマリン、28,802人)
▽勝 唐川 32試合5勝3敗
▽S 益田 37試合2勝4敗18S
▽敗 森原 41試合2勝1敗
▽本塁打 浅村20号(唐川)、マーティン1号(森原)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、陳冠宇、松永、唐川、益田—田村、細川
楽天 菅原、青山、ブセニッツ、久保、森原—堀内、嶋

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八回の大切さ

2019-07-27 00:27:04 | 千葉ロッテ

久しぶりに地元に帰ってきたかと思えば、雑さが満載の絵に描いたような逆転負けです。
打ってください、と言わんばかりのど真ん中をウィーラーに放り込まれた石川の制御しきれないストレートに田村がなぜあそこまでこだわったのかは分かりませんが、いきなり連続四球でのピンチに熱血スタイルで投げ込んだ力勝負をあっさりと粉砕をされて、そこまで粘り強く投げていた二木の、もう慣れっこでしょうが白星をこれまた粉砕をしてくれました。
そもそもなぜ石川が八回なのか、先発として結果を残せずに二軍で調整もろくすっぽ実戦で試すことなく復帰をさせて、あるいは守護神よりも大事かもしれない引き寄せた流れを確実なものにするポジションを、リリーフとして何の積み上げもないままに任せた雑さの結果がこの体たらくです。
その大事さを先発に戻ったときにも自分のことと考えられるよう身を以て体験をさせる、そんな大所高所からの措置であればまだ救われますが、そのチーム内での立ち位置に配慮をしてそれこそ敗戦処理から始めさせるわけにはいかない、そんな理由によるものであれば二木が不幸、石川も不幸、チームとしても不幸、誰も幸せになりません。
珍しく井口監督が「こちらの責任」とコメントをしたようですが、それが井口監督であれ吉井コーチであれ使った方が悪い、それしか言いようがないでしょう。
期待の新戦力を即使いたい気持ちも分かりますが二軍で試運転をせずにいきなり一軍デビューのマーティンにこちらは二軍でそれほどに目立った数字を残せていない石崎となれば、地道に浦和で練習をして、そして結果を残しても声をかけてもらえない選手たちのことを思えばやはりこれも雑にしか思えず、大丈夫かよと心配にもなります。
強肩は見事でしたが今日の美馬はストライクとボールがはっきりとしていましたので参考程度ですがコースの見極めとしてはまずまずだったマーティンはしかしストレートには差し込まれて実戦のブランクを感じさせましたし、故障の影響が心配をされた石崎は150キロオーバーのストレートで楽しみではありますが球質の軽さも感じられました。
ほとんど出番が無いままに落とされた細谷、あっさりと外された清田、ここまでフル回転の唐川に松永、浦和で1点台の防御率で頑張るベテランの大谷や南、彼らがどう感じて何を考えているか、それは実のところ彼らだけではなくごく一部のお気に入りを除いた選手たちに共通する不条理さへの反発にならないかと、組織の崩壊がここのところの一番の不安です。
試合としても立ち上がりを攻略しきれずに立ち直りを許すいつものパターンで、アーチが飛び交う派手な展開では勝てても接戦になると雑さが災いをする、田村のバントミスもそうですがバントの重要性をベンチが選手に知らしめたいのであれば一死でも三木に送らせて欲しかった、そしてあまりに無様な九人野球での黒星でした。


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楽天

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千葉ロッテ

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◆7月26日(金) 千葉ロッテ−楽天12回戦(ロッテ6勝5敗1分、18時15分、ZOZOマリン、23,940人)
▽勝 ブセニッツ 29試合2勝2敗
▽S 松井 45試合1勝5敗27S
▽敗 石川 16試合3勝5敗
▽本塁打 鈴木13号(美馬)、ウィーラー15号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、石川、石崎—田村
楽天 美馬、ブセニッツ、森原、松井—堀内、山下、嶋

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花火大会の第二ラウンドを制する

2019-07-26 03:49:37 | 千葉ロッテ

カード初戦に続く花火大会はやや規模を小さくして4vs1でリベンジ、3タテを食らうのを免れました。
先陣を切った中村奨は低めのカーブを上手くすくって狭い幅しか与えられていないロッテファンを狙いすましたかのようなピンポイント弾、二者連続でカード三戦連発のレアードはやや距離が足りなかったもののやはりロッテファンの眼前に、そして井上が先日に続いてらしい右方向と豪快に引っ張っての一試合二アーチとこちらはカード四発です。
これでレアードは李承燁以来の30本にリーチがかかり、二年目のジンクスに苦しんでいる井上もほぼ30本ペースまで戻して夏男で一気にたたみ掛けたいところです。
また言うほどに苦手意識は無いにしても何となく抑えられる、攻略をしきれていなかった大竹を沈めたのは高橋礼に続いていい流れではあり、負け越しですが前向きな材料でしょう。
大村コーチがかなり厳しげに指示を出していた円陣が功を奏したのか、であればいつもそれでお願いをしたいのですが、大砲のありがたさを痛感した長打攻勢です。
もっとも初回の無死三塁で先制ができず、七回の一死二三塁も内川のごっつぁん守備がなければ貴重な追加点とはならなかったはず、ここぞでなかなか外野フライが打てません。
走ることも忘れつつあるようですしホームランにかまけた攻撃をしているほどの厚みはありませんから、足を使った攻撃との両輪をお願いしたいものです。
一方でボルシンガーは涌井、石川に並ぶ3勝目と費用対効果の悪いミリオンダラーズトリオ、涌井に倣ったわけでもないでしょうが4点リードを守り切れずに六回途中での降板です。
そこまで2安打しか打たれていませんが相変わらずにストレートが高めに抜けての5四球はそれでもカーブがそこそこ低めに決まったからこそ大怪我にはならなかっただけで、100球近くになったこともあるのでしょうがイニング途中での松永投入はベンチがそれほどに今日を評価していなかったからだと思われ、その白星を手放しには喜べません。
その松永までも歩かせての大ピンチは三木がセカンドベース後ろに上手く回り込んでくれたおかげで助かりましたが、なかなかにヒヤヒヤものでした。
ベンチ、と言うよりは球団として高年俸の選手には働いてもらわないと「困る」との理由での起用なのでしょうが浦和でろくすっぽ投げずにの昇格は土肥、小島、中村稔らを差し置いてまでのものであれば相応の内容が欲しく、フェードアウトをしたかと思われたバルガスもさりげなく復帰をしましたし、あと角中もしっかりと働いてください。


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千葉ロッテ

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ソフトバンク

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◆7月25日(木) ソフトバンク−千葉ロッテ15回戦(ロッテ10勝5敗、18時、ヤフオクドーム、39,147人)
▽勝 ボルシンガー 13試合3勝3敗
▽敗 大竹 16試合5勝4敗
▽本塁打 長谷川勇2号(ボルシンガー)、中村奨13号(大竹)、レアード29号(大竹)、井上17号(大竹)、18号(大竹)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、松永、唐川、酒居、益田—柿沼、細川
ソフトバンク 大竹、松田遼、加治屋—甲斐、栗原

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3億円リレーで4点を守り切れず

2019-07-25 01:05:30 | 千葉ロッテ

お得意様にしていたソフトバンクにあっさりと連敗、五割に復帰をして喜んだのもつかの間で一歩進んで二歩ちょっと下がる、気がつけばもう借金が5となりました。
相手のミスもあっての無死満塁からレアードが球団タイ記録のシーズン三発目のグランドスラムで初回に4点をリードするも、2億円の涌井と1億1500万円の石川、これ以上にない豪華リレーでもそれを守り切れずの逆転負け、ついでに追加点の取れなかった打線では絶好の勝ち越しのチャンスに二打席連続三振の角中は1億3100万円です。
その涌井は三木の好守にも助けられて数字は7回4失点とさほどに悪いものでもありませんが、どこに向かっているのかが見えない、そんなピッチングは不安でしかありません。
細川、かと思えば田村とのバッテリーでは前回に本人も手応えを口にしていたカーブを多用した緩急を使ったスタイル、はカーブの代わりにチェンジアップがやや多めでしたが基本的にはスライダー中心のこれまでの焼き直しでしかなく、しかし首を振るでもなく最後までそのままでしたからバッテリーコーチなりからの指摘、指示も無かったのでしょう。
結局は思い出したかのように投げたカーブが真ん中に入って痛打されるなど制球の甘さが命取りで、同点打の今宮には上手く打たれましたが外のボールを踏み込まれたことをどう受け止めるか、これは涌井や田村に限った話ではありませんが配球を読まれている、舐められている、としか思えず、ここは東尾魂の注入が必要に思えます。
八回に石川、も先発としての実績に幻想を抱いているとしか思えず甘く入った伝家の宝刀をあっさりと打ち返されて、前進守備でなければとは思いましたが当然のシフトですしライナー性でしたから定位置でもどうだったか、延長戦を視野に入れていたのかもしれませんがここまで支えてきた唐川、松永あたりは面白く思ってはいないような気がします。
石川をリリーフに回すこと自体はここまでの内容からして妥当ですし短いイニングで掴めるものもあるでしょうから前向きに考えたいですが、それであればもっと前のポジションから始めて八回は力でもぎ取ってこそで、このあたりが選手層があるにせよ実績のある選手にも容赦ないソフトバンクとの明確な差と言ってよいでしょう。
それが逆説的に選手層の厚さに繋がってもいるわけで、この主力への甘さが成長への阻害に、レギュラー陣には緩さを、控え組をスポイルしていることにベンチは気がついていないのか、この措置を井口監督が決めたのか吉井コーチの判断なのかは分かりませんが、抑えて欲しい、一本が出なかった、と評論家チックなコメントは飽き飽きです。
長いペナントレースですから多くの負け試合があるのですがこういった組織論、みたいなところに不満が募る黒星があまりに多く、ベンチには鈴木の逆襲の理由を考えて欲しいです。


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千葉ロッテ

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ソフトバンク

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◆7月24日(水) ソフトバンク−千葉ロッテ14回戦(ロッテ9勝5敗、18時、ヤフオクドーム、39,829人)
▽勝 甲斐野 40試合2勝2敗8S
▽S 森 33試合2勝3敗20S
▽敗 石川 15試合3勝4敗
▽本塁打 レアード28号(松本)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、石川—田村
ソフトバンク 松本、嘉弥真、高橋純、椎野、甲斐野、森—甲斐、高谷

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夏と言えば花火大会

2019-07-24 02:54:03 | 千葉ロッテ

両チームで9発の花火大会は、4vs5で打ち負けました。
いきなり三者連続アーチを浴びた岩下はゾーンで勝負をするその姿勢はよし、しかしそれであればストレートでねじ伏せる気概を持って投げ込んでもらいたかったです。
逆に言えばそれだけ決め球でもあるフォークの制球が甘かったわけで、四回途中の76球でしかない降板はベンチも修正不可と判断をしたのでしょう。
誤算はビハインドにもかかわらず惜しみもなくつぎ込んだ東條、陳冠宇、田中とここまで頑張ってくれていたリリーフ陣がもらい火で燃え上がってしまったことで、あそこまで振ってくると気持ちよさすら感じてしまいますがコースの緩さはあれど田村のパターンを見切られている気がしないでもなく、この展開での一人マスクは最後通牒だったようにも思えます。
明日は涌井ですから細川でくるのでしょうが明後日は田村なのか柿沼なのか、もしまた田村であれば無為にも思える終盤の失点が悔やまれます。
こんなときに限って長引く梅雨のように湿りまくっていた打線が久しぶりに二桁安打で追いすがりましたが至らず、ここぞでレアード、三木のゲッツーが痛すぎました。
それでもなかなか調子が戻らない井上がらしい右への一発に低めをすくい上げた豪快な二打席連発とこれが復調へのきっかけになれば下位に核ができますので前向きに、三家のスタメン落ちには笑ってしまいましたが復帰の角中がマルチヒット、レアードも寿司を握って一方的な大敗にならなかっただけでもマシなところでしょう。
苦手にしている高橋礼にすいすいと泳がせなかった、は次にぶつかったときが本当の勝負ですが、敗戦の中での一つの材料ではあります。
ショートに厳しい打球が多くそれを処理しきれなかった三木はそれでもアピールが欲しかった、は贅沢ではありますが、また荻野とともにの7タコが両チームの差になった試合でした。


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千葉ロッテ

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ソフトバンク

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◆7月23日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ13回戦(ロッテ9勝4敗、18時、ヤフオクドーム、39,190人)
▽勝 高橋礼 14試合9勝2敗
▽敗 岩下 15試合4勝3敗
▽本塁打 今宮10号(岩下)、松田宣21号(岩下)、22号(岩下)、デスパイネ21号(岩下)、角中6号(高橋礼)、レアード27号(高橋礼)、井上15号(甲斐野)、16号(田浦)、栗原1号(田中)

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、東條、陳冠宇、田中—田村
ソフトバンク 高橋礼、高橋純、甲斐野、モイネロ、田浦—甲斐、高谷

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福浦狂想曲が始まる

2019-07-23 03:43:01 | 千葉ロッテ

福浦の引退試合、ではなく引退セレモニーと銘打っているのが気にはなりますが、球団はここぞと書き入れ時とばかりに前後を含めて三日間で盛大な福浦祭りとするようで、その三日間で配られる冊子も微妙に内容を変えるなどして射幸心を煽るところなどはさすがと言えばさすが、おそらくはグッズも過去最大級のラインアップとなるのでしょう。
そんな試合のチケットは昨日にTEAM26の先行予約がありましたが、さすがにもう10時から予約ができるステージ4以上の会員はかなりな数に上っているでしょうから大変だとの覚悟はあったものの、しかしまさかその10時前から予約画面にすら行き着けなかったのは想定外、10時6分にはもうメンテナンス中の画面表示となっていました。
その後もログインができなかったりサーバーエラーの連発で、12時半を過ぎても状況が変わらずは自分の環境の問題ではないでしょうから苛ついた方も多かったと思います。
個人的には10時ジャストで上記の状況になったことでパソコンは見切って電話予約に切り替えようとしたのですが、その前に試しにスマホでアクセスをしてみればあっさりと繋がりむしろ普段よりも楽にゲット、おそらくは公式サイトもパソコンとスマホでは画面が別ですからWEBサーバーあたりが別ものなのだと思われ、パソコンに固執をしなくて正解でした。
あとはお天道様が機嫌よく当日を迎えられることを願うばかり、多少の雨であれば決行をするでしょうが台風が来たらお手上げ、こんな酷い争奪戦はこれっきりにしたいものです。


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水族館の殺人

2019-07-23 03:26:48 | 読書録

水族館の殺人

東京創元社

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裏染天馬シリーズ、とでも呼べばいいのか、その第二弾となります。
さすがに前作が体育館での殺人事件でしたので再びに事件の舞台が高校、なのは拙いとでも考えたのか、その舞台は水族館に場所を移します。
衆人環視の中でサメの水槽に落ちた被害者はしかし既に殺されていて、現場には血痕や足跡など物証はそれなりにありながらも容疑者とされる水族館の関係者には全てアリバイがある、そのアリバイ崩しのために登場をするのが我らが天馬、新聞部で幼なじみの香織がたまたま取材で訪れていたことで前作の警部に引っ張り出されての謎解きでした。

その前作もそうだったような気がしますが、ここでも最後に作者から読者に対する挑戦状があり、そして敢えなく敗戦となりました。
とは言いながらもこれは無理筋、種明かしをされてしまえばここそこにその材料は提供をされていますのでなるほど、と納得をしたりもしますが、しかしそれは答えから遡ってこそのものであり、事件の状況からその解を導き出すのはかなりな探偵でなければ厳しいように思えます。
一介の高校生が警察のアドバイザーとして紹介をされて周りがそれを受け入れる、は小説ですからいいとしても、与えられた材料だけではまず無理、天馬の思いつきをなぞらえるようにして「なぜそう考えるのか」、つまりは事件の真相ではなく天馬の思考を読み解かなければ行き着けないのはちょっと違うでしょう。
またシリーズものとして前作のエピソードと言いますか人間関係でくすりとさせたいのでしょうが読んだのが4年弱も前ですから説明チックになってももう少し親切にして欲しかったりもして、天馬がなぜ高校に住みついているのか、といったサブストーリーもちょっと余計に思えた殺人事件でした。


2019年7月17日 読破 ★★★☆☆(3点)


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三家がプロ初アーチ

2019-07-22 04:02:06 | 千葉ロッテ

ようやくに札幌での連敗が止まりました。
加藤、浦野ときて堀にまで抑えられたら栗山監督の高笑いでうなされるところでしたが、初回にあっさりと大量得点での勝利です。
荻野が出塁をするとやはり得点の可能性が高まるのを再認識したその初回は三木のバントが野選となって無死一二塁、三番にバントをさせるなよ、それなら荻野との一二番をぶった切った意味がないだろ、の鈴木のバントが内野安打になったところでレアードはシフトの裏をかくようなそこに飛んだだけの広く空いた一二塁間を破る先制タイムリー、清田が基本に忠実なセンター返しで追加点を叩き出し、井上が歩いて田村の犠牲フライ、そしてトドメは三家のプロ初アーチ、初打点となるスリーランで試合をほぼ決めました。
三家は外から内に入ってきた低めのスライダーを上手くすくっての文句なしの一発で、先日のプロ初ヒットに続くメモリアルはいい思い出になるでしょう、とはレギュラー至上主義、固定主義の井口ロッテでは日の目を見るのは極めて困難なだけに第二の人生を早めに歩み出した方がよいと昨季の通信簿で戦力外通告をしたからです。
角中の欠場の理由は分かりませんが左腕対策、かつマーティン合流への試運転もあっての三家のスタメン起用だったのではと思うのですが、そこでしっかりと結果を残したことをベンチがどう受け止めるのか、二打席目以降は三打席連続三振と縦の変化への課題が露呈してしまいましたが、苦労人の活躍には心からの拍手を贈りたいです。
そんな珍しくも打線の援護に恵まれた種市はらしいと言えばらしい、適当にばらけながら140キロ台半ばから後半のストレートにフォーク、たまにスライダーで5回4安打8奪三振の2失点で5勝目、その得点差からすればもう少し上から目線で球数を減らす工夫が欲しかったりもしますが、まだ実質的には一年目ですのでこんなものでしょう。
そして打たれ出したら止まらない酒居にヒヤッとさせられた、と言うよりは浦和でもほとんど投げることなくどこをどう見て上げたのかが理解に苦しむ高めのボールを痛打されたところで珍しくも早め、の交代で石川をぶっ込んだのが今後の継投のひとつの試金石になるやもしれず、それにしてもリリーフとしては使いづらい酒居ではあります。
とにもかくにも日本ハムの主催は残りは全て東京ドームとのことで札幌全敗の不名誉はぎりぎりで免れた、気になるところもままありましたがその一勝をシンプルに喜びたいです。


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千葉ロッテ

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日本ハム

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◆7月21日(日) 日本ハム−千葉ロッテ17回戦(日本ハム11勝6敗、14時、札幌ドーム、34,394人)
▽勝 種市 17試合5勝1敗
▽敗 堀 34試合3勝2敗1S
▽本塁打 三家1号(堀)、中田21号(酒居)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、唐川、松永、酒居、石川、東條—田村
日本ハム 堀、玉井、西村、斎藤—宇佐見

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チケット代返せ!宿泊費返せ!足代返せ!

2019-07-21 01:12:42 | 千葉ロッテ

はるばる遠征をされたロッテファンから、同じ負けるにしても負け方ってものがあるだろと、そんな怨嗟の声が聞こえてもきそうな札幌10連敗です。
ビジター応援デーとはまるで相手チームを応援するかのようなそんな試合展開はまさに前日の焼き直し、投打ともに冴えない負け試合となりました。
佐々木は三回までは1四球で零封もボールの走り、コントロールともイマイチで抑えていたと言うよりは打ち損じてもらえていただけだったのは四回に打たれ出したら止まらない、途端にストレートも変化球も浮きまくったところにバッテリーとしての焦り、浮き足だった大量失点だったように思います。
打たれるのは仕方なし、ただ二木もそうでしたが流れに押し流されて踏み止まれないのはどこか逃げの姿勢にもなってしまっているのではないかと、そういう意味では故障上がりということで球数の目処を設けていたのかもしれませんが五回にそこをどう修正してくるかを見たかった、これではただの黒星でしかありません。
打線も春季キャンプでのそれから数えれば三度目の下半身の故障、と公傷どころか罰金ものな藤岡の離脱でようやくに出番が巡ってきた三木のマルチヒットを含めて僅かに5安打、とこちらも連日にビデオの再生を見せられたかのようで、荻野にやや湿気が出てくればこれが地金といったところなのでしょう。
またしてもロッテ御用達な投手を誕生させてしまい、これで明日に堀に抑え込まれたらもう栗山監督は大笑いでしょう、ここは復帰の種市に期待も打線の援護がなければ1点を失うことを恐れるあまりにそれ以上の失点をする、といった悪循環にならないようただただ願うしかなく、五割からあっという間の4連敗をそろそろ止めてもらいたいです。
スタンドが騒然とし、審判団はおろおろ、実況も解説も混乱をしまくった、そんな中村奨の頭脳プレーと三木の意地ぐらいしか得るものがなかった文字どおりの完敗でした。


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千葉ロッテ

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日本ハム

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◆7月20日(土) 日本ハム−千葉ロッテ16回戦(日本ハム11勝5敗、14時、札幌ドーム、41,138人)
▽勝 浦野 21試合3勝1敗
▽敗 佐々木 2試合1勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、陳冠宇、酒居—田村、柿沼
日本ハム 浦野、井口、公文、秋吉—宇佐見

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北に塩でも撒くか

2019-07-20 02:02:44 | 千葉ロッテ

またしても札幌で負けは9連敗と仙台の鬼門がやや和らいだかと思えばさらに北に大きな鬼門が、どうも北方面との相性が悪すぎます。
得点差からすれば競っているように見えても内容としては大敗が続き、それについては札幌がどうだとか日本ハムがどうだとか、それよりもチームとしての戦いが判を押したようなものになってしまっているようで、先発があっさりと先制をされて打線が湿ったまま、とにかく見ていて面白くありません。
自己最多勝利にリーチがかかっていた二木はストレートが走らないという下り坂への一丁目なピッチングで五回を投げるのが精一杯、打線も相変わらずに加藤に手も足も出ずに零封をされれば僅か70球で交代となる上から目線で抑えられて、たった4安打でどうこうしろというのは無理な相談です。
今日に来日をしたマーティンが早ければ26日にも一軍、と二軍での調整をすっ飛ばしての起用が示唆されたのはここのところの打線の不甲斐なさにベンチの危機感なのか業を煮やしてのものなのか、やれ一二番だの角中をDHにしてのレフトだの、荻野鈴木を解体してどうすんの、井上を外すのか、など1+1=2にならないのが実際のところでしょうし、二軍レベルであってもまずNPBの雰囲気に馴染まないままのデビューは出足はよくとも後が続かない、これまでのパターンに陥りそうな予感もあります。
走れる選手が欲しかった、との井口監督には違和感しかありませんし、マーティンだけではなくチームを活性化するための選手、と言うよりはレギュラー、スタメンの入れ替え、適宜な途中交代こそが早急な対策にも思われて、それはお疲れ気味なリリーフ陣も同様ですからそうでなければ意味を為さない浦和は解散でよいでしょう。
またしてもロッテ御用達の浦野にしてやられるようであればベンチすら入れ替えたくもなる、そんなビデオを繰り返し再生をしているような淡々とした負け試合でした。


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日本ハム

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◆7月19日(金) 日本ハム−千葉ロッテ15回戦(日本ハム10勝5敗、18時、札幌ドーム、29,214人)
▽勝 加藤 18試合5勝4敗
▽S 石川直 34試合2勝2敗5S
▽敗 二木 15試合6勝6敗
▽本塁打 中田20号(二木)、レアード26号(村田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、東條、唐川、田中—田村、柿沼
日本ハム 加藤、公文、村田、井口、宮西、石川直—清水

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古谷と土居

2019-07-19 03:17:53 | 千葉ロッテ

高卒ルーキーの古谷と土居、ここのところのロッテでは一年目は体作りが中心で公式戦で投げることはほとんどないところで、しかし実戦登板が目立っています。
二木以降ではその二木が2試合2回、成田が7試合18回、が8試合20回、が3試合1回2/3、種市が1試合1回でしかありませんでしたが、シーズン半ばにして古谷は7試合21回、土居も3試合4回と実戦モードに入っているのがチームとしての方針転換なのか、それだけ古谷らに見るべきものがあってのことなのか、かなり気になります。
2巡目ぐらいまでであれば高卒であっても準即戦力、のような扱いをされることはあるでしょうが古谷は6巡目、土居は8巡目ですし、土居などはひょろっとしてそれが顕著ですがまずはプロとしての体作りを優先するのが妥当だと考えていただけに、同じ時期の島や種市に比べてまだ骨組みがしっかりとしていないようにも見えた石垣島でしたからかなり意外ではあり、古谷の習志野開催での先発はご祝儀のようなものだと思っていたのですがその後も先発のチャンスをもらえていますので小野コーチらに期待をされているのでしょう。
二軍の主戦となっている土肥、小島、中村稔がぱらぱらと一軍で投げるようになってきましたから古谷らの出番はこれからも増えるはず、開幕前の意気込みとは裏腹にサボり気味の二軍観戦で実戦登板をナマで見ていないのでそろそろ頑張ってみようかなと、そして二木岩下のときのようなレポートが書ければいいなと、まずは自分にムチ入れです。


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本田御用達

2019-07-18 03:01:45 | 千葉ロッテ

これがプロ初勝利の壁なのか、四回まで1安打に抑えていた小島は勝ち投手の権利のかかる五回に連打を浴びて指先までかかっていた白星がするりと転げ落ちました。
もっとも連打、とは言いながらも詰まった内野安打にバントの処理ミスとあまり打たれたという実感は無いかもしれません、しかし秋山と外崎に打たれたボールはそれまで低めを丹念に、糸を引くようなストレートやタイミングを外せていたチェンジアップが真ん中に入ってしまったものですから、しまった、との表情は分かります。
このあたりが小島にとってのキレだけでは越えられない壁にもなりそうで、少しでも甘く入れば軽々とはじき返される、ところへの対策が大きな課題でしょう。
あまり球持ちがよいとも言えないきれいなフォームが打者からどう見えているか、も気になりますし、また抹消をするようですが鉄は熱いうちに打ったほうがよいようにも思います。
そして今日も本田御用達、データがあればどうにかなるものではないにしても他球団にも勝てているわけではありませんから、これで4戦4敗はロッテ打線の問題です。
二回の無死満塁が僅かに5球で終わるとは唖然呆然、外野フライどころが投ゴロ連発とはもう笑うしかなく、せっかく藤岡のそれを本田が捕り損なってゲッツーを免れたのに田村がきっちりと打ち直しをするとは何の冗談か、ストレート、スライダー、チェンジアップ、カーブのいずれにも狙い球を絞れずにほとんど芯に当てることすらできませんでした。
端から見ていればコントロールがまとまっているわけでもなく高めに浮くボールも少なくありませんでしたが、その適当な荒れ具合が功を奏したのかもしれません。
序盤にもう少しでも援護点があれば小島は五回を楽な気持ちで迎えられたかもしれず、またあのお見合いはルーキーに対して田村がこれ以上にないハッキリとした指示を出さなければならなかったはずで、小島には佐々木と同じくロッテのいろはを早い段階で学んだと、そう前向きに考えることにでもします。


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千葉ロッテ

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西武

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◆7月17日(水) 西武−千葉ロッテ17回戦(西武9勝7敗1分、18時、メットライフ、20,519人)
▽勝 本田 10試合5勝3敗
▽S 増田 38試合3勝1敗13S
▽敗 小島 3試合3敗
▽本塁打 荻野7号(本田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、東條、酒居、陳冠宇、石川—田村
西武 本田、平井、増田—森

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