オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2009年通信簿 134 田中崇博

2010-01-31 01:44:03 | 千葉ロッテ

134 田中崇博 投手 19歳 年俸240万円

【2009年成績】 なし

田中崇もイースタンでの登板がないままに2009年のシーズンを終えましたが、高卒ルーキーの育成枠選手ですから仕方がないところではありました。
しかしまさか1年で戦力外通告を受けるとは思いもよらず、周りもそうですが本人も大きなショックを受けていることでしょう。

トライアウトに参加をしたことから故障が理由とは思えず、そうなると例によっていろいろな噂が流れるものなのですが、こればっかりは外野からは分からない話です。
185センチ84キロと大柄な体格を活かした豪快なピッチングを期待していたのですが、その素質はBCリーグの富山サンダーバーズで開花させてもらいましょう。
このオフにロッテを戦力外となった育成枠選手は田中崇を含めて全員が地方リーグで野球を続けることになりましたので、かつてのチームメートと再びNPBのどこかでまみえる日が来ることを目標に、精進して頑張ってもらいたいです。


【オリオン村査定】 240万円 → 240万円 (±0%)  ※10/1に戦力外通告

 

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西村ロッテがキャンプ地入り

2010-01-30 23:25:08 | 千葉ロッテ

2月1日の正月に向けて、西村ロッテが沖縄・石垣島に到着をしました。
一昨年を思わせるような雨模様となり不安な思いが胸をよぎりますし、実際に来週の予報はほぼ毎日が雨なのですが、きっとお天道様が頑張ってくれると期待をすることにします。

キャプテン西岡、心機一転!ロッテがキャンプ地入り (1/30 スポーツニッポン)

ロッテは30日、西村新監督らがキャンプ地の沖縄・石垣島に入った。
昨季は不本意な成績に終わった西岡は「心機一転して、今季に臨んでいる」と、短髪で黒髪とこれまでのスタイルを一新してキャンプ地入りした。
監督から主将に指名された25歳は「今まで以上に監督、選手が一致団結して沖縄に入った。先頭を切って、元気にやっていきたい」と意気込んだ。
西村監督は「(期待は)若手すべて。若手に出てきてもらうことによって、チーム力がアップする」と語った。

見てくれを小ぎれいにしたからと言って成績が伴うわけではありませんが、これまでこだわりを持っていたものを捨ててまで野球に専念をする姿勢、これが大切です。
一部には「キャンプ中」という注釈も報道をされた西岡の短髪に黒髪がシーズン中も貫き通されれば、球界を代表する選手への足がかりを得る2010年のシーズンになることでしょう。
そして何より西村監督が若手の台頭を期待するコメントを残していることが最大の喜びで、このチャンスをしっかりとつかみ取って「西村チルドレン」と呼ばれる選手が多く出てくれることを願っていますし、それを阻むべく立ちはだかるベテラン勢と競い合ってチームの底上げに寄与して欲しいと思います。

大嶺兄が弟翔太に苦言「プロなめてる」 (1/30 日刊スポーツ)

日本人選手では球団初の兄弟選手となったロッテ大嶺兄弟が、全選手、スタッフを対象にした「薬物乱用防止講習会」にそろって出席した。
弟翔太内野手(18=八重山商工)は「勉強になりました」と神妙な表情。
兄の大嶺祐太投手(21
)は「弟はまだプロ野球をなめているところがある。厳しさを知ってほしい」と、あえて突き放して自覚を促した。

こちらは成田山新勝寺に必勝祈願をした際の大嶺兄弟ですが、やはり噂どおりに兄弟仲はあまり良くはないのかなと思わせるような一コマです。
大嶺の翔太に対するコメントは終始一貫して厳しいものがあり、もちろん家長としての立場もあるのでしょうし、他の選手が気を遣ってくれていることから逆に自分は厳しくしなければと自戒をしているのかもしれませんが、ハラハラとした気持ちで見守っているというのが実状なのかもしれません。
それにしても大嶺も大人になったと思わせる一方で、明らかに西村監督のドレスコードにひっかかる茶髪に髭のままというのはいかがなものかと、他の選手も含めてキャンプ初日にどういう姿を見せてくれるかが一つの注目ポイントになりそうです。

 

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新ビジターは黒

2010-01-29 21:53:27 | 千葉ロッテ

予告をされていた新ユニフォームが、春季キャンプを直前に控えた中で発表となりました。
心配をしていたビジターユニフォームは青ではなく黒を維持したことで、チームカラーとしての認知度がさらに高まったと言ってもよいでしょう。

2010年度着用の新ユニフォームを発表!! (1/29 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)
本日1月29日(金)、2010年度から着用する新ユニフォームの発表記者会見が行われました。

■(株)デサントのコメント
「球団のイメージが一目でわかるオリジナリティ性と、選手のモチベーション向上につながり、選手とファンが一体化し、球場が千葉ロッテマリーンズイメージで溢れるデザインを目指しました。且つ、運動性・快適性という2つの機能性を重視し、選手の高いパフォーマンス向上を重要ファクターと捉えた製品開発をいかにデザインに連動させるかをかわらぬテーマとしました。」

■ホーム用ストライプユニフォーム
『伝統的なイメージであるピンストライプをプリントで表現することによって、従来の素材に比べ、よりラインがシャープに写しだされます。』
■ビジターユニフォーム
『敵地でのゲームにおいて、チームカラーであるブラックを身頃全体に強調しながらも、衿元、脇に切り替えを施し、オリジナリティがあり、スピード感を強調したデザインを採用しました。敵地で選手がダイヤモンドを駆け巡るスピード感溢れるデザインに仕上げました。』
■サードユニフォーム
『伝統的なチームイメージであるピンストライプとチームカラーであるブラックを組合せ、伝統的イメージとチームカラーの強調を表現しました。』

ビジターユニフォームを見て最初に感じたのは、日本代表のユニフォームでした。
しっかりと見てみると似ているところはないのですが、これはもう感覚的なものですから仕方がありません。
これまでのグラデーションに比べて濃い黒が強調をされており、まさに黒鴎軍団に相応しいものと言ってよいように思います。
デサントはなかなかいい仕事をしたと、誉めてあげたい気分です。

逆にサードユニフォームはあまり評価はできず、ちょっと馴染むのに時間がかかりそうです。
ピンストライプとビジターをくっつけただけの安直さは否めず、もうちょっと捻って欲しかったと思っているファンも多いことでしょう。
ぱっと見はノースリーブといった感じがあり、もしかしたらそれを狙ったところもあるのかもしれませんが、個人的には外したと受け止めています。
これまでと同様に先発をする投手がどちらかを選ぶことになるのでしょうが、もんぺユニの二の舞とまではいかずとも、出番はあまり多くはないかもしれません。

注目をしていたのが発表の際のモデルで、前々回は清水と福浦とベニー、前回は渡辺俊と里崎でしたが、今回は小林と西岡とサブローになりました。
唐川と大松あたりが選ばれて若手への切り替えをアピールするのではないかと予想をしていたのですが、まあ無難なチョイスと言えなくもありません。
細かなことで気になるとすればユニフォームの写真がなぜにビジターがサブローでサードが西村監督なのか、ピンストライプのようにモデルと合わせるべきだったと思います。
あとはなぜに「サード」なのか、だんだらを「セカンド」と位置づけて今後も新しくなる度に「フォース」などとしていくつもりなのか、ちょっと首を傾げたくなる命名です。

新体制に向けて髪を短くした西岡が「チームが強ければ、ユニホームはかっこよくなってくる」と言っているように、魅力のあるチームになれば馴染むのも早くなるでしょう。
2代目だんだらやグラデーションがしっくりとこなかったのはチームがごたごたとしたことも一因だったと思いますので、ちょくちょくとモデルチェンジをすることを考える必要のない、いずれも伝統のユニフォームと呼ばれるぐらいになるようなチームの躍進に期待をすることにします。

 

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今は全てが好意的

2010-01-28 23:09:14 | 千葉ロッテ

新体制となって初の春季キャンプに臨む西村ロッテですが、これまでの緩い練習ぶりはマスコミでも悪い意味で有名だったようで、その反動からか厳しさを前面に押し出している現状に対して好意的な記事が目立っています。
しかしそれも結果が伴わなければ手のひらを返されるのは火を見るよりも明らかですので、西村監督も緊張の日々が続くことでしょう。

変革のシーズンに挑む千葉ロッテ 「和」を合言葉に5年ぶりの日本一へ (1/28 sportsnavi)
■“異様な行動”に大まじめに取り組んでいた高橋慶彦
昨年の秋季練習中のある日。
1軍打撃コーチから2軍監督へ配置転換となった高橋慶彦が、10メートルはあろうかという長い竿状のものを手にし、千葉ロッテ浦和球場内にある室内練習場へ入って来た。
長年の練習によって天井ネットに乗ったままになっている無数のボールを、この竿状のものでたたき落そうというのだ。
新しいボールを次々と投入するプロ野球の世界では、何とも異様な光景。
しかし、当の高橋は大まじめに取り組んでいた。
「そういう古いボールとか、使っているロッカーなんかもそうだし、きれいにしなきゃいけないところがたくさんあるからね。かれこれ6年間くらい放りっぱなしって場所も多いし、(チームを)変えようと思ったら隅々まで変えなくちゃいけないからね。気持ちを変えていかなきゃいけないということは周りの環境も変えていかなきゃいけないし、変化というものを肌で感じさせなきゃいけないよね」
チーム内で起きている変化を、高橋は自らの行動をもって、ファームで鍛える若手に伝えようとしていたのだ。
■西村新監督の下、変革のシーズンを迎える千葉ロッテ
思えば、2009年は変革の年だった。
国内では長年にわたって政権を握った自民党が、衆議院選挙で民主党に敗れ、政権が交代。
海の向こうアメリカでも、バラク・オバマ大統領がアフリカ系米国人初の大統領に就任し、これまでの事例を大きく覆した。
全世界を巻き込む大不況に時代が大きなうねりを起こした1年。
大河ドラマで盛り上がりつつある坂本龍馬ブームも、こうした世相を反映したものかもしれない。
千葉ロッテにとっては、今季が変革の年になる。
新監督に就任した西村徳文は、今季のスローガンを「和」に決定。
現場・フロント・ファン。それぞれが別々の方向を向いていた昨年度の反省を踏まえ、今季にかける思いをこの一文字に表した。
また西村は新監督に就任するにあたり興味深いことを話した。
「これまではチームの陰に隠れていても良かったけど、監督となったからにはそうもいかない。ファンの前にも積極的に出て行って、チームの顔として恥ずかしくない振る舞いをしたいし、ファンのためにできる限りのことをしたい」。
昨年までチームの黒子に徹していた西村のこの発言。
その意気込みがヒシヒシと伝わってくる。
■新コーチ陣の指導を受け、手応えを感じる若手選手
昨秋のキャンプから加入した新コーチ陣もチームに新たな風を吹き込んでいる。
若手時代の井口資仁を育て上げ、指導力に定評がある金森栄治が1軍打撃兼野手チーフコーチに就任。
竹原直隆ら多くの若手に新たな刺激を与えており、その成果がどう出るか期待が高まっている。
また、フィジカルコーチに迎えられた赤坂守の下では、さまざまな体力強化が行われている。
股関節周りの稼働域を広げるトレーニングや、心肺機能を高めるトレーニングなど、その内容の過酷さに選手から悲鳴もあがったが、その一方でこのトレーニングのおかげもあり唐川侑己、大嶺祐太、上野大樹ら期待の若手が着実な進化を遂げた。
今季の彼らのパフォーマンスにどのような変化をもたらすのか、実に興味深い。
「今やっている練習をしっかり継続すれば、もう1ランク、2ランク上がる自分が想像できる」と話すのは今季、2ケタ勝利の期待がかかる唐川。
2年目を迎える上野は、「ピッチングで、今までイメージしているんだけどできなかった動きを今回意識しながら鍛えたことで、自分でそこを動かせるようになったんです。お尻の筋肉だったり、体幹の筋肉だったり、そこを意識しながら鍛えているんで、ピッチングでも意識しながら動けるんですよね。そうしたら自分の中でもイメージに近い動きっていうのが、だんだんできてきましたね」と、自身の進化にほおを緩ませる。
さらに上野は1軍投手兼バッテリーチーフコーチに就任した西本聖からも助言を受け、球質が変化。
低めの速球に切れが増すなど、目に見える変化が着々と進んでいる。
5年ぶりの日本一へ向けて新たな一歩を踏み出した西村マリーンズ。
現場、フロント、ファンが一体となって進む「和」を合言葉に、新たな歴史を刻む。

西村監督にとって追い風なのは、180度回転とも言うべき方針変更を歓迎する選手が多いことです。
もちろんチームとしてのまとまりを取り戻すために意識的にそういった発言をする選手もいるのでしょうし、これは中堅やベテランに多いのですが、しかし実際に緩い練習に欲求不満が高まっていたことも確かなのでしょう。
横浜に移籍をした清水なども似たようなことを言っていますし、秋季キャンプでも投手、野手ともに充実した練習をこなせたと手応えを感じているとのコメントが多く聞かれました。
一定の休養を与えることで故障を防ぐという考え方にも一理あり、その効果で肩を壊すなどの致命的な故障者が出なかったのは厳然たる事実ですが、しかし過ぎたるは及ばざるがごとしとでも言いますか、鍛錬不足による小さな故障者が続出をしたことから目を背けることはできません。
これは西村監督以下のスタッフのみならず選手たちにも自覚があるからこそ、自分たちのためという思いも込めて厳しい練習に耐えているのだと思います。

これまでと同様にやり過ぎで怪我をするようなことはないよう赤坂コーチが目を光らせる必要はありますし、基礎体力がついたことが成績に直結をするほど甘い世界ではないことは明らかなのですが、それでも小さな器には少しの水しか入れることはできず、とにかく今のロッテには器を大きくすることが一番に求められます。
幸いにも評判のいい西本コーチ、金森コーチらが的確な指導をしてくれているようですし、地味ながらも高橋監督が2軍で地に足をつけたチーム運営をしてくれそうな雰囲気を漂わせてくれていることが非常に喜ばしく思えます。
「6年間くらい放りっぱなしって場所」というのが目に見える練習場のことではなく、チームの現状を憂いた言葉であろうことは想像に難くありません。
高度な技術を習得するためには逞しい肉体が必要なのと同じで、強いチームを作るためには充実したファーム組織が必要であることはこれまで何度も指摘をしてきました。
育成枠を含めた選手の数とコーチの頭数を考えれば球団がそこに理解を示しているとは言い難いところはありますが、それでもこれまでに比べれば天地の差があります。

こういった状況の中で西村監督に望むことはぶれないことで、一部の選手に特例を認めることや平等な競争原理を否定するような言動だけは慎んでもらわなければなりません。
そして我々ファンも性急に結果を求めないこと、輝かしい未来のための地ならしという方針が見えるのであれば目先の結果にとらわれすぎないことが重要です。
なかなか難しいことですし、かく言う私もさほどの自信があるわけでもないのですが、唐川や上野らの若手が目を輝かせているような状況が続く限りは妙なことにはならないでしょうから、辛抱強く西村ロッテを見守り続けたいと思います。

 

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滅私奉公

2010-01-27 23:53:12 | 千葉ロッテ

新外国人投手のマーフィーとコーリーが来日し、日本での活躍を期すべく準備万端をアピールしてくれています。
コアラのマーチだの「和」のスローガンだのを持たされて意味不明で戸惑っていることでしょうが、何とか早く馴染もうとしている姿勢は好感が持てます。

ロッテ新助っ投マーフィー“勝利の法則”任せろ! (1/27 スポーツニッポン)

昨秋入団テストに合格したロッテの新外国人左腕マーフィー(前ブルージェイズ)と右腕コーリー(前レンジャーズ)が26日、成田空港着の日航機で再来日した。
ともに昨季崩壊した中継ぎの一角に期待されており「どう使ってもらっても構わない。チームのために投げる」とマーフィー。
04年に巨人でプレー経験があり、昨年9月にアリゾナ州で購入した木製の数珠を左手につけるコーリーは「この日本っぽいものをつけてから、いいことが起きている」。
日米で流行した「マーフィーの法則」については詳しく知らないというマーフィーだが、コーリーとともに「勝利の法則」を担う意気込みは強い。

やはり期待をしたいのは川崎の復活の鍵を握っていると見ている左腕のマーフィーで、既に日本のボールで練習をしてきたとのことで新天地での意気込みが感じられますし、「どう使ってもらっても構わない」との滅私奉公的なコメントには涙が出るぐらいに嬉しいです。
メジャーや3Aでの四球の数や伝え聞く入団テストでのノーコンぶりから過度な期待は禁物ですが、そういったことを度外視して応援をしたくなるファーストインプレッションであり、要は私という人間が単純に出来ているだけなのですが、バーナムJr.やランビンに甘かったようにマーフィーにも砂糖がけをした見方をする2010年になりそうです。

 

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屈託のない笑顔

2010-01-26 22:23:43 | 千葉ロッテ

すっかりとロッテの顔と呼んでもいいぐらいにマスコミへの露出が目立つ翔太ですが、新人合同自主トレに参加をしたことで若者らしい闊達さが戻ってきました。
チーム最年少ということもあってか他の選手から可愛がられているようで、マイナスをプラスに転じて春季キャンプに臨むことができそうです。

大嶺弟が合同自主トレ打ち上げ「楽しい」 (1/26 日刊スポーツ)

ロッテ大嶺翔太内野手(18=八重山商工)が新人合同自主トレを打ち上げた。
補導されたため入団と合同自主トレ参加が遅れたが、チームになじんできている様子。
3日間の感想は「先輩が優しくて、楽しかった。特に清田さんが面白いです」。
伝え聞いた清田育宏外野手(23=NTT東日本)は「人の顔を見るだけでニヤニヤする失礼なヤツです」と笑っていた。

プロ野球選手にとっての戦場であるグラウンドで笑顔を振りまかれるのも困るのですが、厳しい練習を笑うことで乗り越えられるのであれば一概に否定もできません。
特に翔太にとってはチームへの合流が遅れて緊張をしていたはずで、それが3日ほどで笑顔を見せられるようになったことは喜ばしく、同期の荻野貴や大谷、清田や山室に感謝をしてもしきれないぐらいの温かい迎えられ方をしたようです。
馴れ合いは緩いロッテの象徴でもありましたが、こういう助け合いはコミュニケーションとして必要なことですから、手を取り合って新しいロッテを作り上げていって欲しいです。

笑顔と言えばスマイル上野の専売特許でしたが、ここにきて荻野貴も作り笑いかと突っ込みたくなるような顔をしわくちゃにした笑顔を振りまいていますし、太り気味の清田の福々しい笑顔も違った路線で開花をしそうな勢いです。
ここに翔太の純朴な笑顔が加われば鬼に金棒で、試合中は厳しい表情ながらも試合が終われば笑顔で健闘を称え合う、そんな2010年ルーキー軍団の結成となれば西村ロッテには力強い援軍となりますし、その笑顔を千葉マリンのヒーローインタビューで見られる日が来ることを心待ちにしています。

 

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2009年通信簿 133 吉田真史

2010-01-25 23:33:23 | 千葉ロッテ

133 吉田真史 内野手 19歳 年俸240万円

【2009年成績】 E 2試合 3打数 2得点 1安打 打率.333 0二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 0四死球 1三振

吉田も角や生山と同様に申し訳程度の出番しかイースタンでは与えられず、しかも内野手登録ながらも守ったのは外野という育成もへったくれもない2009年でした。
しかし俊足にスイッチという特性をアピールできる2010年になるのではないかと、密かに期待をしている選手です。

高校時代は投手をやっていたようですので守備は内野とも外野ともつかないところもあるのでしょうから、まずはどちらかに決めてあげることが大切です。
便利使いであちらこちらにたらい回しをされた挙げ句に弊履のごとく捨てられる、そんな選手はもう見たくはありません。
吉田もなかなか自分の考えを口にするには辛い立場ではあるのですが、流されて根無し草になって後悔をするよりは、自己主張をすることも時には必要です。

恵まれた体に素質はぎっしりと詰まっているのでしょうから、こういう選手こそ実戦で鍛え上げたいです。
内野では角や生山、外野では岡田と同期のライバルが多い中で吉田が輝くためには持ち前の打撃を活かすしかありませんので、バットが握れなくなるぐらいに振り込む春季キャンプであって欲しいですし、その努力を見逃さない高橋監督であって欲しいです。


【オリオン村査定】 240万円 → 240万円 (±0%) 

 

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翔太のスタート

2010-01-24 21:03:17 | 千葉ロッテ

入団が決まった翔太はさっそく浦和での新人合同自主トレに合流をし、プロ野球選手としてのスタートを切りました。
目標とする西岡のサプライズ登場もあり、思い出に残る一日になったことと思います。

ロッテ・翔太、あこがれ西岡とノック受けた (1/24 サンケイスポーツ)

ロッテのドラフト3位、大嶺翔太内野手(18)=登録名、翔太 八重山商工高=が23日、ロッテ浦和球場で行われている新人合同自主トレに合流。
目標としている西岡剛内野手(25)と一緒にノックを受けるなど、充実したプロ初日を過ごした。
ようやくこの日を迎えた。
安堵(あんど)と緊張の入り交じった表情を浮かべながら、翔太がグラウンドに足を踏み入れた。
ランニング中にあこがれの西岡が登場すると、すぐさまあいさつに出向いて頭を下げた。  
「西岡さんは体が大きかった。悪いことはするなよ、と言われました」
昨年12月に飲酒したとして補導され正式契約を延期されていたが、反省を認められて前日22日にロッテの一員になった。
同期から1カ月半遅れる形でのスタートとなったが、目標としている西岡に初日から遭遇。
一緒にノックを受け、打撃練習は間近で観察した。
マシン打撃では初めて木製バットを使用。
別メニューとなった持久走以外は他の新人に遅れることなく順調にこなし、5時間みっちり汗を流した。
「ことし初めて来たら、たまたま会っちゃいました。いい目をしていましたね。入る前の事件のことは気にせず、ノビノビとやってほしい」と西岡。
遠回りはしたものの、翔太は運にも恵まれて最高のスタートを切った。

私なんてのは単純なもので、こうやってしっかりと右手でボールを上から抑えにいっている姿を見ると「やるじゃん」と思ったりしてしまいます。
むしろ後ろで見ている西岡に学んで欲しいぐらいで、レギュラークラスが若い選手と練習をすることは彼らにとってもプラスになるのではないかと思えるようなシーンです。
その西岡やサブローといったキャプテンや選手会長という立場になった選手がことさら翔太を気にかける発言をしていること、どちらかと言えばチームより個人といった雰囲気のあった彼らの変化、これこそが西村マジックかもしれません。

出遅れへの焦りは当然のことながら翔太は感じているでしょうが、唯一の高卒ルーキーで春季キャンプも2軍スタートですし、まずは地に足をつけることが大切です。
兄の存在もあって周りから可愛がられるでしょうし、遠慮をすることなく甘えるだけ甘えながらもしっかりと自覚を持ってやっていってもらいたいです。
翔太ががっちりとショートのレギュラーを掴むことが細谷や定岡など他のチームメイトにもいい影響を与えると考えていますので、翔太の成長に期待をします。

 

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2009年通信簿 131 西野勇士

2010-01-24 00:03:36 | 千葉ロッテ

131 西野勇士 投手 18歳 年俸240万円

【2009年成績】 なし

西野はボールボーイとしても姿を見ることができませんでしたので、私にとっては完全に謎の投手となっています。
私が行動範囲を広げるか、あるいは西野がイースタンに出場をするか、果たして巡り会う日がくるかどうかが課題となる2010年です。

シリウスなどでは短いイニングながらも投げていたように思いますが、遅生まれということもあってか実戦での登板はあまり多くはなかったようです。
ドラフトで育成枠指名を受けた際に映像を探したものの見つからず、どういったタイプの投手かも分からず、成績もなければ評価のしようがありません。
来季は何らかのコメントができるよう私も頑張りますので、西野にも頑張ってもらいたいです。


【オリオン村査定】 240万円 → 240万円 (±0%) 

 

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西村ロッテの第一歩

2010-01-23 03:16:37 | 千葉ロッテ

春季キャンプのメンバー割りが発表となりました。
悲喜こもごもの様相を呈してはいますが、まだスタート時のメンバーに過ぎませんので、1軍メンバーは油断大敵、2軍メンバーは捲土重来の気持ちで頑張ってもらいたいです。

春季キャンプスケジュール・参加選手のお知らせ (1/22 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)

2010年春季キャンプスケジュール・参加選手をお知らせします。
今年度の春季キャンプは2010年2月1日~2月27日期間中に下記スケジュールにて石垣島、鴨川、薩摩川内、3ヶ所で実施します。

■石垣キャンプ (2月1日~2月21日)
(投手) 荻野忠、大嶺祐、大谷、上野、成瀬、唐川、服部、内、小野、伊藤、渡辺俊、コーリー、木村、小林宏、香月、松本、川越、那須野、薮田、マーフィー
(捕手) 里崎、田中雅、斉藤、的場
(内野手) 井口、西岡、今江、福浦、塀内、根元、金泰均、早坂
(外野手) 清田、サブロー、荻野貴、大松、竹原、南、ムニス

■鴨川キャンプ (2月1日~2月7日)/薩摩川内キャンプ (2月9日~2月27日)
(投手) 川崎、橋本健、下敷領、古谷、根本、坪井、黒滝、林、中郷、秋親、植松、相原、山本、阿部、山室、林彦峰、田村、木本、鈴江、西野
(捕手) 金澤、青松、宮本
(内野手) 堀、渡辺正、翔太、青野、細谷、定岡、角、生山、吉田
(外野手) 大塚、神戸、佐藤、角中、岡田

贔屓にしている角中がまたしても1軍から漏れるなど個人的な不満はあるものの、全体的には妥当なメンバー割りと言ってよいでしょう。
堀や大塚といったベテランが2軍スタートとなるのは厳しさの表れであり、川崎の2軍も同様、逆に服部、木村、那須野、松本を1軍に連れて行くことで何としても中継ぎ左腕を育て上げたいとの強い意志が見て取れます。
ムニスが1軍に入ったことで外野争いはさらに活発になるでしょうし、斉藤の抜擢で出遅れている金澤の奮起に期待をする楽しみもあります。
橋本、根本、秋親、細谷、神戸らは充分に1軍を狙える力を持っていますから、香月、川越、塀内、根元、竹原、南あたりはうかうかしていると逆転をされてもおかしくはありません。
競争原理によるレベルアップ、春季キャンプは活発な入れ替えをすることで競争心を煽るやり方を導入すべきですし、そうあってくれることを願っています。

 

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デビルマン翔太の誕生

2010-01-22 22:59:14 | 千葉ロッテ

大嶺弟の入団が正式に決まりました。
登録名は翔太とするとのことですので、今後は兄を大嶺、弟を翔太と呼ぶことにします。

ロッテ、大嶺弟が入団会見 登録名は「翔太」 (1/22 サンケイスポーツ)

ロッテがドラフト3位で指名した沖縄・八重山商工高の大嶺翔太内野手(18)=180センチ、78キロ、右投げ右打ち=が22日、千葉マリンスタジアムで入団会見を行った。
同内野手は昨年12月上旬に飲酒で補導されたため、球団はこの日まで正式契約を結んでいなかった。
登録名は「翔太」で、背番号は50に決まった。
翔太は「社会にはルールがある。責任感のなさで迷惑を掛けた。野球で恩返ししたい」と神妙な表情だった。
契約金は仮契約で結んでいた金額と変わらず4千万円だが、年俸は50万円減の550万円となった。
瀬戸山隆三球団社長は「仮契約の時とは顔つきも、中身も変わっている」と話した。
兄祐太と正式にチームメートとなった翔太は「一日でも早くお兄ちゃんとプレーしたい」と抱負を語った。

個人的な嗜好としては翔太のような登録名は好きではないのですが、大嶺の弟ではなく一人の野球選手として自立をする第一歩と考えれば悪くはありません。
とは言いながらも「お兄ちゃん」という言葉には幼さも見て取れますから兄の庇護は必要でしょうし、まだ弱冠18歳の翔太ですから温かく見守っていきたいと思います。
その身体能力抜群と言われる資質を活かして2軍のレギュラーを目指す2010年となりますし、西岡の弟弟子となるべく高橋監督にしごかれれば意外に早く1軍で翔太の姿を見ることが出来るかもしれず、その過程を目に焼き付けるためにも鎌ヶ谷や千葉マリンでの親子ゲームには可能な限り足を運びたいと思います。

こちらは球団のオフィシャルサイトから拝借をした写真ですが、言われなければ兄弟とは分からないぐらいに大嶺とは似ていない顔立ちをしています。
ぱっと見て思いついたのは不動明で、その眉毛はまさにデビルマンです。
おそらくは剃り揃えているのでしょうが、勝手ながらデビルマン翔太と名付けさせていただきました。

ところで背番号は00か44になるのではないかと予想をしていたのですが、意外にも50となりました。
この50はスタルツがドジャースで背負っていた番号ですから、これでスタルツの獲得の可能性は限りなく小さくなったと考えてよいのかもしれません。
いずれにせよ先日の報道では石川球団副代表が昨日21日に渡米をするとのことでしたので、近日中に動向は流れてくるものと思われます。
春季キャンプまであと10日、早く戦う体制が整うことを願っています。

 

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2009年通信簿 130 生山裕人

2010-01-21 23:33:12 | 千葉ロッテ

130 生山裕人 内野手 24歳 年俸240万円

【2009年成績】 E 2試合 2打数 2得点 1安打 打率.500 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 0三振

生山も他の育成枠選手のご多分に漏れず、ほとんどイースタンでのチャンスをもらえることなくシーズンを終えました。
年齢的にも待ったなしとなる2010年に輝く日が訪れるかどうか、かなり厳しいことは間違いないでしょう。

生山にとって西村監督、高橋監督といった現役時代に俊足を誇った指導者がトップに立ったことを、これを僥倖としてアピールをするしかありません。
逆に言えばチームに不足をしている俊足、そして左打者というアドバンテージをフルに活かすしか生山に生き残るための道はなく、とにかく走り回ってもらいたいです。
似たようなタイプの岡田にアピール度で負けていては開ける道も開けませんので、うざったいと思われる言動を繰り返すぐらいのことをやってもいいでしょう。
後悔をするのであれば出来ることはなんでもやる、支配下選手登録を目指す生山には必要なことです。
育成枠廃止の理由の一つにされないよう、生山の頑張りに期待をします。


【オリオン村査定】 240万円 → 240万円 (±0%) 

 

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球春の足音

2010-01-21 00:41:23 | 千葉ロッテ

昨日、そして今日と春を思わせるような陽気でしたが、このまま暖かくなるほど日本の冬は甘くはないでしょう。
しかし待望の球春は確実に近づいており、いろいろなニュースが流れてくるようになりました。

ロッテ、ドラ1・荻野は1軍スタート (1/20 サンケイスポーツ)

ロッテは20日、キャンプに向けたスタッフ会議を行い、ドラフト1位の荻野(トヨタ自動車)ら社会人出身の新人3選手の1軍スタートを決めた。
西村監督は「即戦力と考えているので、連れて行く。競争で残ってほしい」と期待した。

まだ正式に春季キャンプのメンバー割りが発表になったわけではありませんが、即戦力として期待をされる荻野貴、大谷、清田の1軍キャンプが決まったようです。
年齢的にも当たり前と言えば当たり前で、故障でもなければ1軍スタートとなってもらわなければ困る3人ですから、まずは予定どおりの妥当な判断でしょう。
西村ロッテがどういう布陣で戦うのかを占う最初の材料がキャンプのメンバーですので、その他で誰が1軍に選ばれるかが注目をされます。

ロッテが前阪神今岡をキャンプでテスト (1/20 日刊スポーツ)

ロッテは20日、2月のキャンプで前阪神の今岡誠内野手の入団テストを行うと発表した。
西村監督は「打撃はいいものを持っている。実績もあるし、早く決めてあげたい」と話し、第1クールを見て合否を判定する方針を明らかにした。

こちらも予定どおりに、今岡のキャンプ参加が発表となりました。
西村監督のコメントを見れば合格は既定路線のようですし、やはり以前にも書いたとおり年俸を抑えるための単なる通過儀礼に過ぎないのでしょう。
支配下選手登録の枠がまた1つ減ることに強い不満と不安を感じてはいるのですが、決まった以上は今岡のベテランの意地に期待をしたいところです。

四国・九州ILに前ロッテ白川ら合格 (1/20 日刊スポーツ)

独立リーグ、四国・九州アイランドリーグ(IL)の徳島はロッテから戦力外となった白川大輔内野手(20)と大谷龍次外野手(21)がトライアウトに合格し、入団に合意したと発表した。
そして喜ばしいのがこのニュースで、白川と大谷が野球を続けることが分かりました。
まだまだ2人とも若いのですからNPBを諦めるには早いですし、確かロッテが選手を派遣することを検討したのが徳島だったはずですので、この2人の入団に裏でロッテが手を回したのだと、これは形を変えた選手派遣だと思うことにします。
何にせよ、また秋にはNPBのトライアウトに彼らの姿を見ることができるでしょうから、もし望んでくれるのであれば再びロッテのユニフォームに袖を通す日が来ることを夢想しつつ、ロッテで過ごした2年が無駄ではなかったと思えるような2010年のシーズンとなることを願っています。

 

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酔っぱらい

2010-01-20 00:10:27 | 独り言

 

今日は年始にリリースをしたプロジェクトの打ち上げがあり、単なる酔っぱらいと化しています。
昨年の12月に6日間の休日出勤を強いられ、また仕事始めの今月4日には0時出社という厳しいスケジュールをこなしてきたのですが、こうして大きな問題もなくメンバーと酒を酌み交わせる充実感を堪能できたことはとても喜ばしいです。
そして毎度のことながら人はなぜカメラを向けられるとピースサインをするのか、これは永遠の謎として後世に語り継がれていくことでしょう。

メインディッシュは鶏のコラーゲン鍋で、まずは第一弾をリリースしたとは言えプロジェクトとしては三合目にまですら達しておらず、お肌だけではなく脳みそもプリプリにして来年のカットオーバーまで走り続けていくための糧になったことと思います。
お疲れ様でした、ありがとう、また頑張りましょう、いろいろな思いのスパイスが隠し味となった、とても美味しい鍋でした。

 

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2009年通信簿 129 角晃多

2010-01-19 00:14:38 | 千葉ロッテ

129 角晃多 内野手 18歳 年俸240万円

【2009年成績】 E 1試合 3打数 0得点 1安打 打率.333 1二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 0四死球 0三振

育成枠選手の中ではピカイチの注目を集めた角ですら、イースタンでの出場は1試合でシーズンを終えました。
これはある意味で、ロッテの育成枠選手に対する球団の見方を象徴しているように思えます。

巨人の大田を差し置いて東海大相模で4番を打っていた角ですが、公称168センチという体格が不安視をされての育成枠指名となったのでしょう。
その点ではお試しでの獲得とも言えますのでチャンスを与えて実力を見極めるべきでしたし、春先のアマチュアなどとの試合ではホームランを放つなど結果を残していましたから、支配下選手登録はともかくとしてもイースタンの試合にもっと出場をしてもよかったと思います。
しかし結局は他の育成枠選手と同様の扱いしかされず、本人も不完全燃焼の1年ではなかったかと想像をします。
もちろん実力が足りないとの判断をされたのかもしれませんが、それでも大谷と同様に与えられたチャンスに結果を残したのですから次の機会を与えてこその育成ですし、これでは何を目標に練習をすればいいかに戸惑ってしまってもおかしくはありません。
2軍の選手に1軍との実力差を身をもって体感をさせることが重要なのと同様に、育成枠選手にもイースタンでの出場機会を与えなければ育つものの育たなくなってしまいます。

それでも角に対しては石川球団副代表が高評価を与えるコメントが伝え漏れてきますし、まだ恵まれている方でしょう。
その角も高校時代のようなパワーヒッターでは厳しいでしょうから、しかし俊足を誇るとの話も聞かれず、まずはどういったタイプの打者を目指すかを模索することが求められます。
根拠のない雰囲気で南渕がよいのではないかとは思いつつも、とにかく来季は二塁のレギュラーを獲ってイースタンに50試合程度は出場をすることを目指してもらいたいです。
大嶺弟と組む二遊間、それだけでも浦和などに足を運ぶロッテファンが増えることは間違いありません。


【オリオン村査定】 240万円 → 240万円 (±0%) 

 

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