オリオン村

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16

バキューン種子島 旅程篇

2012-05-27 00:00:21 | 独り言

 

今回の旅の目玉の一つは高速船フェリーで、もしかしたら子どもの頃に横浜港あたりで遊覧船に乗ったことがあるかもしれませんが、移動という手段では人生で初の船旅です。
もちろん船旅とは大げさな片道2時間弱でしかないのですが、それでも緊張をしたことは言うまでもありません。
乗り物酔いの薬を飲むべきか、海が時化ていたら運航が中止になったりするのか、などなど心配事は尽きませんでしたが、蓋を開けてみれば快晴で海も穏やかだったことで通勤電車の方が揺れるぐらいの静かなもので、あるいは窓の外が見えなかったら動いていることすら気がつかなかったかもしれないぐらいの安定航海でした。
これなら隠岐や佐渡島に行くときにも躊躇をすることなくフェリーを選べると、これは大きな前進です。

例によって会社帰りにT-CATからリムジンバスで羽田空港に向かい、2時間弱のフライトで鹿児島空港に着きました。
そこから高速バスで鹿児島中央駅まで出たのは先の南国放浪のときと同様で、それも3ヶ月前ですから勝手知ったる我が家のような気分です。
ただ4月からバスの発着場が駅前のバスロータリーから道を渡った南国バスのビルに変わったようで、ちょっとだけ戸惑いました。
翌日は時間の関係からフェリー乗り場までを40分ぐらいかけて歩いて行き、そこから種子島の北部にある西之表港までの船旅で、とりあえずは沈まなくてよかったです。
早くも最終日は鹿児島中央駅から前回に見落としていた島津義弘像を求めて伊集院駅に始発で向かい、そこから折り返して帖佐駅でレンタサイクルを借りて帖佐、加治木、重富を巡って鹿児島中央駅に戻り、行きと逆方向で高速バスで鹿児島空港から羽田空港、そして前回から採用のバスで船橋駅に帰り着いて実質1泊2日の旅が終わりました。

今回も二日ともレンタサイクルで巡る予定だったのですが、初日の種子島では当日未明にロケットの打ち上げがあり普段よりも観光客が多かったことで生まれて初めてのレンタサイクルが出払っていて借りられないという悲劇がありましたので、仕方がないので久しぶりに足を頼りに歩き倒す羽目となりました。
そのため走行距離は二日目の40キロ強にとどまり、100キロを目指していただけに消化不良気味です。
それでもここのところは自転車に頼りすぎで旅の風景が早回しになっていた感もありますので、こういったのんびりとした放浪もたまにはいいかなと、そんな種子島でした。


【2012年5月 鹿児島の旅】
バキューン種子島
バキューン種子島 旅情篇(近日公開予定)
バキューン種子島 史跡巡り篇 種子島の巻(近日公開予定)
バキューン種子島 史跡巡り篇 鹿児島の巻(近日公開予定)
バキューン種子島 グルメ篇(近日公開予定)
バキューン種子島 スイーツ篇(近日公開予定)
バキューン種子島 おみやげ篇(近日公開予定)


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バキューン種子島

2012-05-23 00:48:56 | 独り言

ちょっくら種子島まで行ってきました。
今年に入ってから3度目の旅ですからプロフィールに旅人と記するのに申し分のない生活ぶりですが、しかしその実態はただのサラリーマンです。
2月に石垣島キャンプの道すがらで南九州を巡ったときに発作的に種子島に行きたいと飛行機のチケットを予約してしまい、その流れに乗ったままの2日間の旅です。
2泊3日、初日は会社帰りに鹿児島に入っただけですから実質的には1泊2日の弾丸ツアーに近いものでしたが、それも種子島だけにピッタリだったかもしれません。

ここのところはすっかりと雨男に変貌をしてしまったために天気が心配だったのですが、むしろ逆光に悩まされるぐらいの晴天に恵まれました。
ようやくに逆光補正が目的で買ったTZ-30の威力が発揮をされる日がきたと、補正をOFFにしたままで撮った写真と見比べての一目瞭然さに満足をしています。
それでも補正をしきれないほどの強い日差しを疎ましく思ってしまうと次に痛い眼に遭わされそうですから、ここはお天道様に感謝感激雨あられです。
オプションで人生初体験の火山灰までプレゼントをしてくれましたので、ネタとしても申し分がありません。

種子島だけの一日ではさすがに足代がもったいないので、ついでと言ってはなんですが、薩摩半島と大隅半島の付け根にあたる加治木にも足を伸ばしました。
なぜに加治木と言われても明確な答えは持ち合わせていませんが、とにかく島津氏にかかる史跡が多そうなところを探した結果です。
前回に見落としたり見逃したポイントを拾うことも忘れないように計画を練って、そのあたりは以降でご紹介ができると思います。
次は大分あたりを巡ろうかと思案中ですが、梅雨の時期ですのでどうなることやら、何にせよ来月も旅日記を書けるような状況になれば言うことはありません。


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春の日向路 おみやげ篇

2012-05-18 23:01:57 | 独り言

 

今回の宮崎はおみやげという点で言えば肩すかしで、これというものには巡り会えませんでした。
どうしてもお菓子などが多いのはどこも同じですが宮崎も佐土原も都城も肝付も志布志も飫肥も腹立たしいぐらいに食べ物のオンパレードで、世間のニーズがそういったものなのでしょうから仕方がないのですが、もうちょっと飾り棚に飾れるようなものを扱って欲しいとはただの我が儘です。
それでもスタンプは多かったですし非売品を自分の力で手に入れたりもしましたので、まずまずだったとでも思うことにします。

初日の佐土原では何も見つけられなかったので、次の日の都城が第一歩です。
都城島津邸で手に入れたのがこの小冊子で、都城の歴史年表と観光スポット、そして北郷氏の系図が載っています。
まさに日本でしか成立をしえないであろう販売形式をとっており、箱にお金を入れて持っていくという性善説に則ったものでした。

こちらは都城島津邸とは書いてありますが、併設の都城島津伝承館で売っていたクリアファイルです。
史跡での小冊子は既にシリーズ化をしていますが、昨年の盛岡城跡から始めたクリアファイルも既にシリーズになりつつあります。
ただこれまでは盛岡城跡、首里城、熊本城と城にこだわっていたものが今回は足を踏み外しましたので、どこかで歯止めをかけた方がよいかもしれません。

こちらも都城島津伝承館で手に入れた島津茶と、普段使いのメモ帳です。
島津茶は都城島津氏の現当主が興した島津茶園が作っているもので、そういう意味では大名茶と言ってもよいでしょう。
メモ帳もさりげなくシリーズ化をしつつありますが、使っていますので残っているものはあまりありません。

飫肥城の松尾の丸にある御殿で買ったのがコースターで、おび杉の刻印がされています。
コースターもそんなにあってどうするんだというぐらいに買い集めているのですが、そのうち飾り棚にでも飾るつもりです。
いい加減におみやげを山積みにしておくのではなく整理をしなければ、何がなんだか分からなくなりそうです。

同じく飫肥城の飫肥城歴史資料館では、小冊子を2冊のお買い上げです。
左の小冊子は大手門や松尾の丸、振徳堂や旧報恩寺の伊東氏墓所の紹介がカラーでされており、言ってみれば飫肥のガイドブックのような作りになっています。
一方で右の小冊子も基本的には飫肥の紹介がされていますがもう少し突っ込んだ内容となっており、どちらかを取れと問われればこちらでしょう。
派手さはありませんが飫肥城の城割や五輪塔の説明などがあり、帰りの機内で時間を潰すにはもってこいでした。

そして飫肥城の四半的で一番内側の黒い部分を射たことでもらった、試射記念のコースターです。
裏には優秀な成績を収めたとの認定証が押されており、非売品であることが価値と鼻を高めてくれます。
嬉しいことに名誉初段までを授けてくれていますので、胸を張って町を闊歩できそうです。
かれこれ30年弱ほどの昔に明治神宮弓道場で二段の段位を取得しているのですが、それがここだけの秘密であることは言うまでもありません。

これではあまりにも寂しいので帰りの宮崎空港で物色をして、そして見つけたのが佐土原人形と神代人形です。
郷土品と言えるほどに高価なものではないので観光客向けのレプリカなのでしょうが、左の佐土原人形は「扇持」という種類になります。
同じく右の神代人形も神話の里である高千穂を抱える宮崎の郷土品で、神話の御世の人物がモデルになっているものがほとんどでした。
ここのところは飾り棚に飾れるようなおみやげが少なかっただけに、ちょっと嬉しかった自分がいます。

そして日本100名城スタンプです。
今回は飫肥城の一箇所のみでしたが、順調に九州を制圧できている手応えがあります。
次の種子島ではひと休みをしますが6月の大分と9月の西九州で大半を抑えて、秋口には福岡を攻めて陥落をさせる予定です。
あまり急いでライフワークを終わらせてしまうと人生が終わってしまいそうで怖いのですが、とりあえずは九州は今年のうちに回り終える目標に変わりはありません。
四国は既に制圧済みですから、西日本の覇者となる日はすぐそこです。


【2012年4月 宮崎の旅】
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春の日向路 スイーツ篇

2012-05-16 01:11:21 | 独り言

 

今回の旅もスイーツは凄まじいと言いますか、それが一つの大きな目的となりつつあります。
この宮崎でも単品売りをしているところが多かったことで、それが本当に銘菓かどうかなどは二の次で漁りまくったという感じです。
実際問題として運動量が半端ではないので絶好のエネルギー源にもなりますし、これだけグルメやスイーツ三昧でも体重が変わらないのですから絶妙なバランスなのでしょう。

まずは佐土原の鯨ようかんです。
佐土原島津家の5代となった惟久が子どものときに病弱だったことで、母が鯨のように大きく力強くなって欲しいと願いを込めて作らせたのが由来とされています。
これが鯨に似ているかどうかは人それぞれの感性でしょうが、言われなければ自分は分からなかったでしょう。
ようかんとは言いながらも餅をあんこで挟んだようなもので、ただ餅とは違って粘り気がありませんでしたので米粉を伸ばしたようなものかもしれません。
かなり甘いかと思ったのですがそうでもなく、ちょっとした昼ご飯になりました。

こちらは佐土原銘菓の楓です。
和菓子にアーモンドというのは珍しいかなと思ったのですが、香ばしさが意外にマッチしていました。
お茶を飲みながら食べたのですが、あるいは紅茶の方が合っていたかもしれません。

こちらも佐土原銘菓の浮舟で、白あんにアクセントとして干しぶどうが乗っていました。
これまた和菓子には珍しいような気がしますが、そもそもこの手のお菓子はあまり食べたことがありませんので偉そうなことも言えません。
ほどよい甘さで干しぶどうが無ければ、典型的な饅頭だと思います。

宮崎ではこの後にイヤと言うほどに日向夏にぶつかるのですが、これがその最初になった日向夏みかんもなかです。
日向夏は柚が突然変異をしたものだそうで、宮崎の果実では代表的なものの一つです。
かなり薄い最中の皮に包まれた白あんに柑橘系のほのかな香りがあり、酸味もありましたので正直なところちょっと違和感がありました。

ちりめんじゃこも宮崎の名産品とのことで、意外なコラボレーションなちりめんパイです。
パイ生地にちりめんじゃこが乗っているのですが、どうにも見つめられているようであまり気持ちよくはありません。
胡麻の風味が強すぎて肝心のちりめんじゃこが脇役に回ってしまっているのが、残念と言えば残念でした。

グルメとは違うかもしれませんが、ホテルでもらったミネラルウォーターと、月山日和城でごちそうになった梅干しです。
えびの高原は霧島山系の弱アルカリ天然水で、自転車で走り回って疲れた喉を潤すのに飲ませていただきました。
また梅干しは日焼けで真っ赤になった顔を見かねて出してくれたようで、その他の茶菓子などの心遣いも有難かったです。

都城でも電車の待ち時間を使ってのスイーツ漁りです。
さざんかは都城市の花木らしく、おそらくはそこから名付けられたのでしょう。
見た目とは違っていたって普通の饅頭で、ちょっと拍子抜けをしてしまいました。

こちらは都城島津最中で、外側の最中に都城島津氏と言いますか北郷氏の家紋が入っています。
いくつかの味があったのですが選んだのは都城茶で、白あんに茶粉が練り込まれているといった感じです。
和菓子ですから茶は合うのですが甘さをもう少し控えめにした方が茶が引き立ったのではないかと、そんな気がしました。

似たような名前で紛らわしいのですが、都城島津はまた違ったお菓子です。
同じように種類があった中で選んだのは日向夏で、とにかく宮崎にちなむことが第一です。
ただ分かりづらいかもしれませんが栗が入っていたために、ハッキリ言って日向夏と喧嘩をしてしまってもう一つな感じがありました。

宮崎マンゴーゼリーも都城で買ったのですが、冷やしてから食べるためにホテルに持ち帰りました。
よくよく考えてみればマンゴーは食べたことがないので味がきっちりと出ているかどうかは不明で、もし出ているのであれば自分には合わないかもしれません。
宮崎のマンゴーは高級果実として名高いですが、同じお金を出すのであれば苺の方がよいかなとは庶民の舌の限界です。

そんなこんなで宮崎ではマンゴーと日向夏の二本立てがメインのようで、飲み物もそんな感じでした。
マンゴー&カルピスはちょっと甘ったるかったのですが味わいはマンゴーゼリーと似た感じで、香料がそういったものなのでしょう。
日向夏ドリンクはさりげなくソフトバンクのキャラクターがあったので敬遠をしようかとも思ったのですが、しかし羨ましくもありました。
いわゆる柑橘系のドリンクですがかなり薄めで、自分にはもの足りなかったです。

スイーツはほとんど予備知識がないままに宮崎に来たのですが、唯一に知っていたのがなんじゃこら大福です。
大福に苺と栗とクリームチーズが入っているという恐ろしい組み合わせで、もう完全にネタ系でこれだけは絶対に食べると決めていました。
要冷蔵のようだったので居酒屋に寄ってから帰るつもりだと伝えたら、食べる予定の時間までのドライアイスを入れてくれるサービスには感謝感激です。

写真を見ていただけると分かるかと思いますが、かなり大きいです。
居酒屋から帰ってきてからそれなりに時間を置いてから食べたのですが、それでも相当にヘビーでした。
栗は奥に隠れてしまっていますが苺とともにあんことの相性はバッチリで、そうなればやはりポイントはクリームチーズでしょう。
できれば全体を薄くくるむようにしてくれればもっとよかったのですが、それだけを口に含むという食べ方をしなければ新世界な味覚に出会えると思います。

宮崎とチーズにどういった関係があるかは知りませんが、引き続いてのチーズ饅頭です。
白あんの饅頭にチーズが練り込んであり、外皮にぷつぷつと何かが入っているようでしたがよく分かりませんでした。
思ったよりもチーズの味が強くなかったのがむしろよかったのか、かなり美味しかったです。

日向夏まんじゅうは白あんの饅頭に日向夏が練り込んであるオーソドックスなもので、その単純さが功を奏しています。
特にトッピングもせずにひねりがないことが成功で、ほのかな柑橘系の味わいが甘さを引き立てていました。
まさにシンプルイズベスト、といったところでしょう。

このあたりから完全に手当たり次第モードとなっており、ようやくに後悔が始まりました。
宮崎マンゴークリームりんぐはドーナツにマンゴークリームが何筋かかかっているだけで、ただのドーナツでしかありません。
かなりお腹がいっぱいになっていたこともあったのでしょうが、ちょっと余計な一品でした。

飫肥の「食べあるき・町あるき」ではグルメやスイーツなどの引換券が5枚ついているのですが、グルメで2枚使ったのでスイーツでは3枚です。
こちらの旧山本猪平家は豪商の山本猪平が、隣接をする小村寿太郎の生家が没落をした際に土地を買い取って新築をしたものです。
そういったことで小村寿太郎に繋がっていると、そう考えたのでしょう。

そんなこんなでこちらのスイーツは寿太郎巻で、かなり強引なネーミングです。
ロールケーキのクリームの代わりに日向夏あんが使われており、かなりの存在感があります。
あんと言うよりはどこかゼリーのような感じがしないでもなかったのですが、いずれにせよロールケーキが頼りなかったのがマイナスポイントではありました。

菓子工房わかばの屋号は、先の史跡巡り篇の飫肥の巻で紹介をしたNHK連続テレビ小説にちなんでいるそうです。
そうなれば平成16年以降ですから、お店としての歴史はさほど長くはないと思われます。
おばちゃんたちがくつろいでいるところに突入をしてしまい、ちょっと申し訳ない気持ちになってしまいました。

ここでは日向夏マドレーヌを引き替えたのですが、かなり微妙な一品でした。
マドレーヌとしては美味しかったですし、子どものときに自宅で作ってもらった味を思い出したりもしたのですが、しかしただそれだけです。
肝心の日向夏の味も香りも感じられず、包装フィルムにもその単語がありませんので間違えたのかと思ったぐらいです。
しかし確かにこれがそれにあたるようで、きっと自分の舌と鼻が麻痺をしていたのでしょう。

たいていの店は飫肥城の近くに軒を並べているのですが、飫肥せんべいは飫肥駅の近いところにありました。
「食べあるき・町あるき」の旗も店内に置いてありましたし、ちょっとアピールが足りていません。
自分はとにかく飫肥や宮崎に関係をするものを最優先に選んだので足を運びましたが、そうでなければ軽くスルーをしていたでしょう。

その飫肥せんべいは米菓と言うよりはウエハースを薄く伸ばした感じで、これをせんべいと言われてしまうとかなりな違和感があります。
餅米と砂糖だけを使って焼き上げているので乳幼児の離乳食にもされているそうですが、ほとんど甘さも味も感じられませんでした。
そうなれば先のマドレーヌと同様に自分を疑いたくもなったのですが、しかし次のスイーツがそれを払拭をしてくれましたのでホッと一息です。

ついに日向夏です。
一山いくらで売っていたものですから等級などにすれば低いものでしょうが、人生初体験の日向夏です。
困ったことにどうやって食べればいいのかが分からず、蜜柑とは違って皮は柔らかくないのでどうしようかと、ここで自分のいい加減さが発揮をされました。

無理矢理に爪を立てて片側の皮を剥いて、そこからは丸かじりをしました。
駅の待合室で食べたのですが、周りの目がかなり痛かったです。
日向夏の白皮は普通に食べられるとのことで、本来の食べ方は林檎のように外皮を剥いてカットをするのが王道だそうです。
確かにお店での試食ではそうなっていましたし、しかし旅先でそれを求められるのは酷でしょう。
自分としては何ら恥じることのない、そんな気分で視線を跳ね返しました。
味は蜜柑よりもグレープフルーツに近い、やや酸味が強いそんな日向夏です。

前日にスイーツを買ったお店で試食券という名の金券をもらいましたので、貧乏性ですからしっかりと使わせていただきました。
しかし金券だけで買い物をする根性に欠けていましたので、プラスで投資をしてのスイーツ漁りです。
お店としては願ったり叶ったり、まさに飛んで火に入る夏の虫といったところでしょう。
そんなこんなで宮崎スイートポテトパイはさつまいもをパイ生地で包んだもので、かなりのしっとり感と甘さが疲れた体に心地よかったです。

日向灘はワッフルみたいな感じで、クリームが間に挟まっています。
ボロボロと割れてしまって食べづらかったのと、かなり固かったのが印象的ではありました。
ちょっと塩味な感じがしたのは気のせいかもしれませんが、あるいは何をやっているのだと知らず知らずのうちに泣いていたのかもしれません。

やはり日向夏は外せないと、こちらは日向夏みかんクッキーです。
ただのクッキーに日向夏のエキスでも練り込んであるのでしょうが、味よりも香りの方が強かった気がします。
かなり小さいのでボリボリと食べてしまいそうですが、これがそれなりの価格ですのでそんな冒険はできません。

空港に向かう前のスイーツタイムを締めくくったのは、サクサク可愛いみやざき人です。
完全にネタ系ですが、宮崎らしく埴輪の形をしていました。
ライスチョコを想像してもらえれば、当たらずといえども遠からずといったところかと思います。

空港で食べたのがからいも団子で、言ってみればきな粉餅みたいな感じです。
からいもはさつまいものことで、おそらくは餅に練り込んであるのでしょう。
その甘さはさつまいもからきているのだと思いますし、きな粉とのバランスがよかったです。
あんこが入っているものもあったのですが、プレーンを選んだ方が正解だと思います。

宮崎茶なるものもありました。
言われなければただの緑茶なのですが、どうやら宮崎は全国でも有数な緑茶の生産地のようです。
ちょっと古いデータかもしれませんが一番手が静岡なのは容易に想像がつくものの、二番手が鹿児島で三番手が三重というのは意外でした。
そして宮崎が四番手で、全国の生産量の一割弱を占めているとのことです。

そして宮崎の最後は日向夏ソフトクリームです。
既に搭乗時間でアナウンスが始まっていたので焦っていたこともあり、スイーツ紹介の鉄則である食べたところを写すのを忘れてしまいました。
いわゆるソフトクリームに比べると弾力があり、ジェラートに近い感じがあります。
じっくりと味わう時間は無かったのですが、ソフトクリームの甘さと日向夏の酸味のコンビは無敵です。
石垣島で食べたマリーンズパフェもそうでしたが、アイスやソフトクリームのトッピングにはシークヮーサーや日向夏などの酸味があるものが相性がよいのでしょう。


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春の日向路 グルメ篇

2012-05-15 01:49:04 | 独り言

 

これまで人吉や菊池などで食事ができるところが見つからないと嘆いていたのですが、ようやくにその理由に思い至りました。
昨年の北東北や北海道などもそうでしたが、旅ガラス型ですとどうしても一日に複数の駅を移動することになりますので、その駅での史跡巡りの距離範囲は狭いものとなります。
しかしここのところは居候型に変えたことで一つの駅にかける時間が増えましたので、これまでは行けなかった場所にレンタサイクルで遠出をすることが多くなってきました。
そうなればいわゆる繁華街などから遠ざかることになりますので、食べ物屋さんがそうそうあるわけもありません。
そのうちあろうだろう、の連続で結局は昼を抜いたり、あるいはスイーツでごまかしたりという不健康なことは止めて、素直に朝昼はグルメにこだわることなく食べることにしました。
よってグルメ篇のレパートリーが減ってくることもあるでしょうが、夜に頑張りますので引き続きおつき合いをいただければ幸いです。

前回の旅で焼酎に慣れ親しんだこともあって、今回も焼酎に特攻です。
日本酒と同じで土地の銘柄にこだわるのがポリシーですので、まずは黒霧島で勝負をしました。
霧島と黒霧島の違いを聞いたところ飲みやすいのが黒霧島とのことでしたので、そこは初心者ですので無難なチョイスです。
昼過ぎからの雨に濡れて体が冷えていたこともあって初めてのお湯割りで、そもそも焼酎を敬遠していた理由の香りのきつさがお湯割りになって強まるのではないかと不安だったのですが、慣れてしまえばこんなものと全く気にはならず、五臓六腑に染み渡って体がぽかぽかとしてきました。

そんなこんなで雨の中で食事に出るのが面倒だったため、ホテル内のレストランでのチキン南蛮御膳です。
郷土料理と呼ぶには歴史がかなり浅いのですが、チキン南蛮は延岡を発祥とする宮崎グルメの一つとして有名になっています。
そうは言いながらも宮崎だから特別なわけでもなく、チキンの甘酢揚げにタルタルソースがかかっているという、どこでもよく見るチキン南蛮でしかありません。
それでもやはりご当地グルメと言われてしまえばそんな気になってしまいますし、鶏肉が一番に好きですので美味しくいただくことができました。
個人的な好みとしてはもう少し酸味があった方がよいかなとは思いましたが、宮崎での第一歩としては充分に合格点です。

都城では都城焼き肉三昧炭火定食です。
これは都城駅に置いてあったチラシで存在を知ったもので、「新・ご当地グルメ」として推進をしているとのことでした。
そこまでするかと思うぐらいに基本的なルールを決めて、それ以外は協賛店の独創性に任せるという二段構えなやり口のようです。

都城焼き肉三昧炭火定食

(1)正式名称は「都城焼き肉三昧炭火定食」とする。愛称・略称は「三昧定食」とする。
(2)地場産の鶏肉、豚肉、牛肉を使用する。
(3)鶏肉は、都城産の鶏肉とし、モモ肉を40g使用する。
(4)豚肉は、都城産の豚肉とし、肩ロース肉を40g使用する。
(5)牛肉は、黒毛和牛の「都城和牛」とし、モモ肉を50g使用する。
(6)新燃岳の灰が入ったスペシャル七輪(都城産)と炭を使う。
(7)食べる順番は鶏肉、豚肉、牛肉とし、焼き方・炙り方は以下の通りとする。
 ●鶏肉→竹皮包み焼き(炙り)
 ●豚肉→串焼き(炙り)
 ●牛肉→網焼き(炙り)
(8)竹皮は都城近郊産のものとする。
(9)お肉の味付けについては、以下の通りとする。
 ●鶏肉の調味料(タレ、塩など)は、鶏肉に漬け込む
 ●豚肉の調味料(タレ、塩など)は、別皿で各店オリジナルを2種類以上用意する
 ●牛肉の調味料(タレ、塩など)は、別皿で各店オリジナルを2種類以上用意する
(10)竹皮包み焼きの鶏肉をのせるお皿を用意する。
(11)お肉をつまむトングをつける。
(12)時間を計る砂時計(5分計)をつける。
(13)地場産のおいしいお米(コシヒカリ)を使用する。
(14)地場産の食材を使った旬の副菜をつける(各店オリジナル)。季節等によって、内容を変えても良い。
(15)地場産の食材を使った旬の香のものをつける(各店オリジナル)。季節等によって、内容を変えても良い。
(16)地場産の食材を使った旬の汁ものをつける(各店オリジナル)。季節等によって、内容を変えても良い。
(17)器やレイアウトに気を配り、上品で繊細な演出を心がける(御膳スタイルで提供する)。
(18)地場産のおいしいお茶をつける。急須を用意し、自分で入れてもらうスタイルとする。
(19)地場産の食材を使ったデザートをつける。季節等によって、内容を変えても良い。
(20)価格は1500円(税込み)以下とする。

この凄まじいルールに縛られた「三昧定食」を迎え撃った霧島と、前菜にあたるのであろう里芋の竜田揚げとがねです。
黒霧島とどれだけ違うのかと期待をした霧島でしたが、ちょっと柔らかい感じがしてむしろこちらの方が飲みやすかったです。
がねは都城の郷土料理で、さつまいもを短冊状に切ったものを油で揚げたもので、これまたさつまいもが好きなので美味しくいただくことができました。

そして御膳の登場です。
まるで修学旅行の夕食を思い出すかのような所狭しと並んだ食材に器などは壮観で、これで1500円なのですから申し訳がないぐらいです。
やはり人気があるらしくかなりの予約が入っていて断ろうと思ったところが、見るからに観光客だったのでオーダーを通したとは会計のときのお店の人の言葉でした。

ルールどおりに、七輪と砂時計が用意をされています。
5分間で焼くのがちょうどいいらしく、そのあたりの食べ方もお店の人が説明をしてくれました。
トングもついていますし、そこに手抜きはありません。

竹皮に包まれた鶏肉と串に刺さった豚肉、そして牛肉もルールどおりです。
それぞれ40gとか50gとかですからたいした量ではありませんが、全てが国産ですからそれなりのお値段がするはずです。
串の向きって逆じゃないの、と思ったりもしましたが、ここから怒濤の食事が始まりました。

食べる順番までもが決められており、もちろん守らなければならないわけではありませんが、せっかくですのでルールどおりにいきました。
まずは鶏肉で、蒸し焼きの形で5分間をじっと待ちます。
玉ねぎと一緒に漬け込まれた鶏肉には味がしみこんでいて、適度なスパイスがgoodで結論から言えばこれが一番でした。
もちろん人それぞれの好みがあるでしょうが、もちもちとした弾力があって美味しかったです。

次は豚肉でしたが残念なことに炭火の火加減にむらがあり、なかなか上手く焼けません。
仕方がないので最後は串から抜いて焼いたのですが、5分間ではとてもじゃないけど足りないといった感じです。
ちょっと筋らしきものが残っていたのがマイナスでしたがネギとシシトウも歯ごたえがあって、これはこれでありかなと思います。

最後の牛肉は黒毛和牛とのことでイメージ先行でしたが、ほのかな甘みがあって美味しかったです。
どうにも美味しかった、という表現しかできないボキャブラリの足りなさは情けないのですが、とにかくそれしか言いようがありません。
繊細な肉質で柔らかかったですし、これをステーキで食べてみたいなと、そう思えるぐらいのお味でした。

タレは3種類、これもルールどおりです。
左からかんずり、もろみ、オニオンで、自分としてはもろみが合っていたようです。
そもそもかんずりって何よ、というレベルでしたので試しにつけてみたのですが、どうやら辛味調味料のようで、帰ってきてから調べてみれば主に北国のものとのことでした。

きっちりと守られていたルールの中で、唯一の踏み外しはお茶でした。
残念なことに急須ではなく湯飲みでそのまま出てきましたが、これは霧島を飲み終わった後にお茶を頼んだので、もしかしたら定食のお茶とは別のものだったのかもしれません。
デザートはわらび餅で、やや口の中がこってりとしていたので、抹茶風味が口直しにピッタリでした。

翌日は居酒屋での晩酌で、今日も今日とて芋焼酎です。
霧島もそうだったので銘柄のグラスが全てに用意をされているのかと思ったのですが、それは大きな勘違いでした。
左が木挽で右が天孫降臨で見た目の違いは分からず、口あたりがよく飲めたのが木挽、香りがほとんど無かったのが天孫降臨です。
あれだけ香りが苦手だったのに、まず香りを確かめる癖がついてしまいました。

そしていきなりのご飯もの、宮崎の郷土料理の冷や汁です。
冒頭に思い至ったなどと書いたものの気がついたのは最終日で、この日も昼を食べることなく過ごしたので実質的にはこれが昼ご飯の代わりとなりました。
空きっ腹にアルコールの愚挙は何度も苦い経験をしていますので、とは言いながらもお店の人には怪訝な表情をされましたので、言い訳がましくの説明付きでのオーダーです。
キュウリのスライスや魚のほぐし身、豆腐、胡麻、かつお節の風味もあり、そして全体的には味噌ベースで氷も入っています。
これをご飯にかけるねこまんまみたいなもの、と言ってしまえば地元の方に怒られてしまうかもしれませんが、バテ気味の体力回復にはもってこいのサッパリとしたお味でした。

おつまみは三品、宮崎鶏の炭火もも焼きとチキン南蛮、そしてメヒカリの唐揚げです。
どうにも地鶏は固いイメージがあるのは土佐ジローの失敗による先入観なのかもしれませんが、とにかくこの宮崎鶏はぷりぷりとした歯ごたえが絶品でした。
身はしっかりと引き締まっているのですが固いわけではなく、適度な塩こしょうの下味にゆず胡椒をつければ酒が進みます。
チキン南蛮は初日と被りましたが好物ですのでいいかなと、微妙にタルタルソースが店によって違うのが特徴と言いますか売りなのかもしれず、こちらはやや水っぽかったです。
そしてメヒカリの唐揚げも宮崎の郷土料理とのことで、ふわっとしているのにサクサクとした歯ごたえという不思議な代物です。
いわゆる白身魚の唐揚げなのですが、身にしっかりと味がついていて食べ応えがありました。
ちなみにメヒカリはその名のとおりに光る大きな目を持っていて、その写真を見ると食欲が減退をするかもしれません。

本当の意味での締めのご飯ものは、宮崎が発祥の地であるレタス巻きです。
太巻きの具をレタスと海老にしたもので、マヨネーズがかかっています。
海老の食感がどこかカニかまならぬエビかまのように思えたのは気のせいかもしれませんが、見た目もきれいで一つの作品に仕上がっていました。

飫肥では日南一本釣りカツオ炙り重です。
どうやら都城のそれとタッグを組んでいるようで、「ファイヤーご当地グルメ同盟」として協力をしあっているとのことです。
こちらも同様にルールを決めて提携店で展開をしているようで、ここ飫肥は日南市ですからこれまた逃す手はありません。

日南一本釣りカツヲ炙り重

・正式名称は「日南一本釣りカツオ炙り重」とする(愛称は「炙り重」とする)
・日南市で水揚げされた一本釣りカツオを使う
・宮崎県産のお米を使う
・七輪(木炭)で漬けカツオを炙ってご飯の上に載せて食べてもらう
・カツオの量は約120グラムとする(目安)
・2種類の味付けをした漬けカツオを用意する(味付け、トッピング等は各店自由)
・漬けカツオを盛る皿の色は白とする
・ご飯を盛る器は重箱(長方形)とする
・替え玉ならぬ「替え皿(かえざら)」システムを導入する。一皿(漬けカツオ約60グラム)の料金は350円(税込)とする
・日南の食材や旬にこだわった、各店オリジナルの副菜と香の物をつける(日南てんぷら、きゅうりなど)
・日南産の魚介類を使った汁物をつける(魚うどんも可)
・希望者には、締めとして、土瓶に入っているスープをかけてお茶漬けスタイルで食べていただく(茶碗・土瓶・レンゲを提供、無料)
・価格は1200円(税込)以内とする

このルールに縛られた御膳がこちらになります。
2種類の漬けカツオが白い皿に盛られており、ご飯の器も長方形です。
炙るための七輪もありますし、細かなこともきっちりと守られているところなどには感心をしてしまいます。

メインの漬けカツオは醤油ダレと胡麻ダレで、お店の人からはそのまま食べるもよし、炙るもよしとの説明がされました。
しかし炙り重だから炙るしかないだろうと、そこは妙に素直な自分だったりもします。
旅先では奔放ですが基本的には食が狭い性分ですので胡麻ダレのカツオは生まれて初めてで、かなりの興味津々な初チャレンジです。

焼きではなく炙りですので表面にさっと火を通すだけ、といった感じでこの程度で終わりです。
正直ベースで言えば香ばしさは出るのですが生の方が美味しいのではないかと、誘惑に負けて一切れずつを生で食した感想です。
それでも炙ってこそのファイヤーご当地グルメですから、とにかく炙りまくりました。

希望があれば、とのことでしたが、やはりものは経験で最後はお茶漬けで締めてみました。
どうせお茶をかけることで熱が通ってしまうのだから香ばしさが強い方がよいだろうと、こちらは少し炙り加減を強くしたのは一工夫です。
薬味を乗せてお茶をかければ炙りカツオ茶漬けの出来上がりで、醤油ダレと胡麻ダレを一緒にしたことで微妙すぎる味わいとなったのはちょっと失敗でしたが、なかなか豪勢なお茶漬けまで食せたことを考えればこちらも1200円でよいのかと思うような、そんな素敵な御膳でした。

飫肥では「食べあるき・町あるき」でグルメをつまみ食いできるのですが、まずはおびの茶屋での厚焼卵です。
この厚焼卵は飫肥の名物とのことでここ以外にも数店で提供をしていましたし、先の御膳の付け合わせにもさりげなく登場をしていました。
かなりきめ細かな感触は卵とはまた違ったもののようで、そして濃厚な味わいには優雅な上品さがあります
口に入れたときにはプリンのような感じがしたのですが、そういう意味ではどこか菓子に近い感じがしました。

こちらは元祖おび天本舗のおび天ぷらと、ごぼう入りおび揚げです。
魚のすり身を揚げたもので、揚げかまぼこと言ってしまうと微妙な表現になりますが、まあそんな感じです。
飫肥城の近くではおび天うどんなどが売っていましたが、どちらかと言えばビールが恋しくなるような味わいでした。

宮崎の最後は空港で、となると何となく寂しくもありますが、実はこれは意図的だったりもします。
人生で最後かもしれない各地の空港をせっかくだから楽しもうと、そんな理由で空港のグルメをいろいろと探してみました。
ただ残念なことにこれといったものが見当たらなかったので、どうやら宮崎の味らしい肉巻きおにぎりでの締めくくりです。
これは冷凍のレトルト食品なっていてトップの写真がそれになりますが、湯煎もできますが空港では頼めばレンジで温めてくれます。
味のついたごはんを豚肉のスライスでくるんだようなもので、豚丼を丸めた感じと言えば分かりやすいかもしれません。
ちょっと侮ったのですがかなりのボリュームで、2個入りでお腹いっぱいになりました。


【2012年4月 宮崎の旅】
春の日向路
春の日向路 旅情篇
春の日向路 旅程篇
春の日向路 史跡巡り篇 佐土原の巻
春の日向路 史跡巡り篇 都城の巻
春の日向路 史跡巡り篇 肝付、志布志の巻
春の日向路 史跡巡り篇 飫肥の巻
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春の日向路 おみやげ篇


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春の日向路 旅程篇

2012-04-29 01:34:52 | 独り言

 

全体を語るにはまず旅程篇からあるべきではないか、とは常々に思っていることなのですが、どうにも慣習に囚われすぎている自分がいます。
最初にそう始めてしまうと次からもそうしてしまう、のは形式美にこだわりがちな弱点ですので、少しずつでも変えていかなければなりません。
今回はグルメ篇からスイーツ篇に引越をするアイテムもある予定ですし、旅情篇から日本100名城も外しました。
この旅程篇も旅情篇の前に持ってくるよう、次の旅日記からは変更をしたいと思います。

例によって下車をした、あるいは乗り換えで利用をした駅やバス停を並べています。
初日は会社帰りに東京シティエアターミナルからリムジンバスで羽田空港に移動をして、そこからANAで宮崎空港に飛び、宮崎空港駅から宮崎駅に出て宿泊となりました。
今回も居候型で宮崎駅を中心に放射線状に移動をするという旅でしたので、プライベートでは最長の同宿4泊となっています。
二日目は宮崎駅から佐土原まで自転車で移動をして佐土原城跡などを巡り、ついでに西都まで足を伸ばしました。
その西都に行く途中から雨が降り出して帰りはえらいことになりましたが、佐土原では降られなかったのでまずまず満足です。
三日目はピーカンな都城駅を中心にやはり自転車で一日中の都城巡りで、この日が一番に目的が果たせた充足感がありました。
そして四日目は始発で志布志駅まで移動をして、そこから自転車で肝付まで行くという先日の菊池温泉のリベンジマッチに尻が痛くなりましたが、ほぼ予定どおりの旅程です。
帰りは南郷駅で乗り換えが発生をしましたがツバメに出会うというオプションがありましたので、こういった道草もよいでしょう。
最終日は飫肥で食べ歩き、南宮崎駅を経て宮崎空港に移動をして、そしてANAで羽田空港に飛んで宮崎の旅が終了です。
これまでであれば羽田空港駅から品川駅に出て横須賀線で船橋に戻るのですが、今回は羽田空港から京浜急行バスで帰ることとしました。
バス代は電車代よりも3割ぐらいは高いものの大きな荷物を持っての移動が無く、また確実に座れますので、今後はこの手でいこうと思います。
単なる思いつきでのバスの選択でしたが、もっとそのメリットに早く気がつくべきでした。

そして旅を重ねる毎に存在感を増しているのが、レンタサイクルとカーナビです。
最近はレンタサイクルでの移動を前提に旅程を組んでいますし、そのおかげでこれまでは諦めていた場所に行くことができるようになりました。
それはそれで片道20キロ以上をせっせと走るという代償を求められてのことですが、本数の少ないバスの時間を気にするよりは健康的ですし、思わぬ寄り道での発見は電車やバスでの移動ではありえない僥倖ですので、今後もこのスタイルは変わらないと思います。
また本来の意味での健康にも寄与することは、自分でも気がついていなかった足腰の強さが物語っています。
そしてそのサイクリングや徒歩での移動に無類の強さを発揮してくれるのがカーナビで、毎度のことながら助けられて今や頭が上がりません。
事前に観光協会に問い合わせをするなどして正確な住所を調べておけば的確な指示を出してくれますし、今回の旅では都城でその威力が炸裂をしました。
計画をしたときには全てを回るのは無理だろうと思っていたものが、あっさりとクリアをしたのですから驚きのnav-uです。

そんなこんなで今回の走行距離は、佐土原で62.63キロ、都城で59.25キロ、志布志で65.23キロ、飫肥で15.02キロの合計202.13キロでした。
前回は216.6キロでしたので負けていますが8日間に対して4日間ですので密度は高く、かなり充実をした走りだったと思います。
ちなみに佐土原は宮崎との、志布志も肝付との往復の移動を含みますので、純粋に走り巡った距離では都城がダントツと言ってよいでしょう。
志布志と肝付は片道で24キロほどありますので、今回の経験で一気に行動範囲が広がったとの実感があります。
これは旅の充実度に直結をしますので、計り知れないほどの大きな収穫と言ってよいでしょう。
一点集中型の居候型がメインになってきた理由はこれに尽きますので、レンタバイクの方が効率的では、との突っ込みは聞かぬふりで邁進をしていくことにします。


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春の日向路 旅情篇

2012-04-26 23:28:13 | 独り言

 

宮崎に最後に訪れたのは鴨池キャンプを見学をしたときなので15年前ですから、こちらもかなり久しぶりです。
すっかりと様子が変わったと感じたのは飫肥ぐらい、というほどに記憶はあやふやだったので、新鮮な気持ちで臨むことができました。
残念なことに致命的ではなかったものの今回も天候に悩まされる旅となりましたが、それはそれで一つの風情です。
晴天のときとはまた違った表情を楽しむことができたと、そう思うことにします。

まずは自然ネタからです。
今帰仁城でも「ハブや蜂に注意」なんて立て看板がありましたが、これは万が一のときの予防線みたいなもので、実際に巡り会うことなどは宝くじに当たるぐらいの確率だろうと、その今帰仁城でも「ハブなんて50年で2回しか見たことないから」と言われたりもしましたのでそういうものだと思っていました。
しかし今回は見事に佐土原城跡で蛇に遭遇し、思わず記念撮影です。
階段を降りていく途中で踏みつけそうになったところを何とか踏みとどまったのは、前日の雨で滑りやすくなっていたために足元を注意していたからです。
そうでなければ勢いでやらかしてしまった可能性が高く、佐土原城跡の出土文化財管理センターの方に写真を見てもらったところ「赤まむしではないか」とのことでしたので、そうなればしっかりと毒を持っていることを考えればラッキーだったとしか言いようがありません。
これまでは夏場は裸足にサンダルで平気で山城にも登っていたのですが、これで今後は腰が引けてしまいそうです。

その佐土原にある高月院は佐土原島津家の墓所がありますが、その入口の左にある大木に可哀想な猫がいました。
どうやって登ったのかは分かりませんが降りられなくなったようで、墓の写真を撮るために移動をするとその度にその方向に伸びた枝の先の方までついてきたことから助けて欲しがっていたのは明らかで、しかし一番に低い枝でも地上から5メートルぐらいあったのでどうにもなりません。
ジャンパーを脱いでクッションのような形にして受け止める体制を取っても、暫く眺めていたもののさすがに飛び降りる勇気はなかったようです。
はしごでもあれば何とかなったかもしれませんが、通りかかった人に話をしても「野良猫でしょ、いっぱいいるのよ」で終わってしまい、申し訳なかったのですがごめんなさいでした。

こちらは同じ佐土原の大光寺で見つけた、小学生ぐらいのときに教わった「羽を閉じて止まるのが蝶、広げて止まるのが蛾」を信ずれば間違いなく蛾です。
蝶だろうが蛾だろうが普段の生活ではあまり見かけることはないのですが、見るとしても夜にコンビニの光に集まってくる地味な色の蛾ぐらいですから、この派手な色をしたのがあまりにも珍しかったので飛び立つ前に忘れずにと写真を撮っておきました。
帰ってきてから見てみれば「何なんだか」といった感じですが、せっかくですので紹介をしておきます。

小学生の低学年のときに住んでいた家の裏には雑木林のようなものがあり、確か竹も生えていたはずなのですが、不思議とたけのこを見た覚えがありません。
そんなこともあって肝付で高山城跡に向かう途中で偶然にぶつかった御幣園城跡のたけのこに、ちょっと見入ってしまいました。
自分の思っていた竹になるには太すぎるのではないかとは正直な感想ですが、伸びていくうちに外側の皮がむけて細くなっていくのかもしれません。
ちょっとグロテスクと言いますか変なものを想像した人は、きっと私と同類です。

志布志から宮崎に戻る途中の南郷駅で電車の待ち合わせをしたのですが、その駅舎にはツバメの巣がありました。
三羽の子ツバメに親ツバメが何度も餌を運んでいて、今の家に引っ越した直後にツバメの巣ができかけたものを掃除のおばさんがきれいにしてしまったことを思い出すとともに、あれがなければ今はきっと億万長者になっていただろうとはただの感慨です。
ISO640のシャッタースピード1/4秒で撮った写真にしては、まずまずかなとも思っています。

飫肥では水路に鯉が放流をされていました。
確か米沢でも同じように鯉が放流をされていたように記憶をしていますが、このあたりは日本独特の文化ではないかと思っています。
かなり言葉を選ばなければ誤解をされそうですが、国によっては翌日になったら一匹もいなくなっていてもおかしくはないのではと、そんな気がします。

都城では海上自衛隊のヘリコプターを、志布志では機関車を見かけました。
どういった関係があって展示をされているのかは分かりませんが、こちらも普段の自分の生活には縁遠い存在です。
こういった乗り物に興味があるわけではないのですが、ブログのネタにしてやろうとのスケベ心と、旅の開放感がシャッターを切らせたといった感じです。

前回の熊本ではゆるキャラのくまモンにしてやられた感じで、千葉でもクレーンゲームにくまモンがびっしりと詰まっているものがあって驚いていたのですが、しかし宮崎では残念ながらみやざき犬だかひむかだかのゆるキャラを町中などで見かけることはありませんでした。
その代わりでもないですが、都城のこのキャラクターはかなりのお気に入りです。
それこそ人形でもあれば買いたかったぐらいなのですが、残念ながらそういったものは売っておらず、せめてステッカーぐらいは作って欲しいとは個人的なわがままです。

こちらも完全にネタ系です。
骨董品屋の店先だったり昭和を売りにしている飲み屋の入口だったりするので普通に昔の看板が残っているわけではないのですが、そうそうに見られるものでもありません。
ただ自分の両親の実家の近くにはボンカレーの看板がありましたので、そういうところもまだあるのではないかと思います。

私の旅は始発に乗っての移動が少なくはありませんので、駅のトイレにお世話になることがままあります。
しかし地方のトイレでウォシュレット完備なものにぶつかったのは初めてで、とにかく志布志駅は木造新築な感じがあって好印象でした。
また飫肥駅のトイレには便座カバーがしてあったのですが、これは千葉や東京でも見かけたことのない風景で、かなり微妙でもあります。
心遣いは有難いのですが湿っていたことで座る気にもなれず、申し訳ないながらも外してトイレットペーパーを敷いた上で使わせていただきました。

その飫肥では「食べあるき・町あるき」なるイベントが開催をされていました。
飫肥城下町に軒先を並べている店のグルメ、スイーツ、おみやげなどを楽しめる引換券を、割安で提供をするというものです。
このあたりはグルメ篇、スイーツ篇で紹介をしようと思っていますが、期間限定ではなく常にやっているようですので、飫肥を訪れた際には見逃す手はありません。

そして今回の旅で一番に気合いが入っていたのが、飫肥の四半的です。
飫肥を訪れたのは三回目ですが、これを欠かしたことはありません。
四半的は飫肥に伝わる弓道で、的までの距離が四間半、的の直径が四寸五分、矢の長さが四尺五寸であることから「四半的弓道」と呼ばれているとのことです。
高校生のときに弓道部に所属をしていたので自信満々で臨んだ前回、前々回は惨敗に終わりましたので、三度目の正直に力の入れようが半端ではありませんでした。

自分がやっていたのは近的ですから距離は28メートルで四半的の3.4倍、逆に矢の長さは半分程度ですから、座って射ることと合わせて感覚を合わせるのが大変だとは単なる言い訳ですが、最初の五本はどのあたりを狙えばいいかを探るような感じでの試し打ちです。
そして勝負の五本は一本は打ち損じたものの他は的の近くを射ることができましたし、景品をもらえる一番内側の黒い部分を射れたことで大満足です。
どんなものをもらえたかは、おみやげ篇で紹介をさせていただく予定です。

そんなこんなで今回もANAマイレージの特典航空券を利用したのですが、40歳を越えても国内では飛行機に乗ったことがなかった自分が、昨年からの一年間で羽田、八丈島、函館、札幌、那覇、鹿児島、石垣島、熊本、そして宮崎空港と生き急ぐように飛びまくっているのですから人生は不思議なものです。
この勢いで大分、佐賀、長崎、福岡と九州の飛行場を総なめとはいかずとも大半を制圧する予定ですので、航空事故が起きないことを祈っていただければ幸いです。

そして最後は東国原英夫こと、そのまんま東です。
宮崎県知事を任期満了で退任をしたことで宮崎とは切れたと思っていたのですが、みやざき特命大使として縁が続いていたようです。
知事晩年は国政への色気を隠さないなど評価を落としましたし、舛添要一と似たような軌跡で完全に旬を逃した感がありますが、宮崎にとっては変わらぬ恩人なのでしょう。
宮崎空港に着いて最初に目にするのがこの看板だったりもしますので、今も貢献をし続けているのだと思います。


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春の日向路

2012-04-20 23:50:47 | 独り言

前年度の振替休日を利用して、4泊5日で宮崎に行ってきました。
例によって会社帰りの夜に宮崎に入ったので実質的には3泊4日ですが、それでも一箇所でこれだけ日数をかけるのは自分としては珍しいです。
当初の予定では飫肥と都城を中心に2日程度もあればと思っていたですが、調べてみればあそこも行きたい、ここも行きたいとなってしまい、意外と言ってしまうと失礼に当たりますが自分の琴線に触れる場所がこんなにもあるとは想定外で、一部に鹿児島まで足を伸ばしたことで肝心の宮崎は南部しか回ることができませんでした。
今回に見送らざるをえなかった延岡や高鍋、そして宮崎駅を中心とした場所にはまた計画をして訪れたいと思います。

リアルに愚痴りましたので繰り返しになってしまいますが、今回も天気予報と気まぐれな天気には翻弄をされました。
さすがに当日の朝の予報にはほぼ間違いはありませんでしたが、前日の寝る前の予報から大きく狂った日も多く、どうしても雨量の多い時期ですので仕方のないところではあるのですが、全てがピーカンなどと贅沢は言いませんので、せめて傘が不要であるぐらいの天気をプレゼントして欲しいものです。
シーズン中ですからQVCマリンで試合の無い週末を選んでの旅ですので大幅な日程変更が難しいため、今後も天気には悩まされることになるのでしょう。

そもそもがANAマイルの期限が切れそうなことから追い立てられるように旅立っている側面があり、しかしそれも一つのきっかけではあります。
来月には種子島に行く予定ですし、早いうちに九州を制圧したいと考えています。
そうなると職業を旅人にしてもおかしくはないぐらいの毎月の恒例になりますが、これまた休日出勤も恒例のために計画を立てるのに支障はありません。
あるとすれば財布との相談で、しかし意外とコストが安いのが自分の旅の特徴でもありますので、今後もアクティブに生きていこうとやる気満々です。


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もうすぐ小学生

2012-04-16 05:43:56 | 独り言

今日でオリオン村も6年目に突入です。
言ってみれば幼稚園の年長組で、ここを乗り切ればようやくに小学校に入学をすることになります。
この1年間もおかげさまで500万を越えるアクセスをいただき、夢の1億アクセスまで17年ペースで推移をしていますので、これ以上の張り合いはありません。
多くのコメントもいただいていますし、ロッテの話題でキャッチボールができることを喜んでいます。

ロッテだけではなく日本史、よつばと!、ワンピース、ゲーム、読書、映画、そして独り言など、あまり他の方には興味がないと思われる記事も自分としては大切な日々の営みの足跡ですので、さして評判がよくないことは承知ながらも我が道を行くとばかりに、当たり前のようにこのスタンスを続けていくつもりです。
ちょっとした刺身のつま、ぐらいのつもりでおつき合いをいただければ幸いです。
軽い気持ちで始めたブログもここまでくればライフワークとして楽しみながら一歩ずつ前に進んでいきますので、今後ともよろしくおつき合いの程をお願いします。


【オリオン村の歩み】
誕生:2007年4月16日(Yahoo!ブログ)
引越:2007年4月22日(gooブログ)
1万アクセス:2007年6月4日
10万アクセス:2007年9月17日
50万アクセス:2008年5月10日
100万アクセス:2008年10月3日
500万アクセス:2010年1月2日
1000万アクセス:2011年1月3日

記事数:2,448
総アクセス数:16,415,803
最高アクセス:40,132(2011年11月30日)
総アクセスIP数:4,910,670
最高アクセスIP:16,904(2011年11月30日)
最高アクセスIP順位:5位(2011年11月30日)
総コメント数:31,033
総トラックバック数:10,882
(2007年4月16日〜2012年4月15日:5年間)

 

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今さらセブン

2012-04-10 00:06:59 | 独り言

Windows 7 Ultimate

マイクロソフト

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今年中にもWindows8の発売がされるとの流れの中で、小柳ルミ子も真っ青の今さらながらにWindows7を導入しました。
メインPCはWindows Vistaのプリインストールだったのですが世間の評判ほどに使いづらくもなく、それもあって発売と同時に買ったものを2年以上も放置をしていたのですが、先の公式サイトの激重対策でIE7からIE9に上げたことで状況がやや改善をしたために、畳と女房は何とやらとばかりの一念発起です。
もっともズルズルと導入を引き延ばしてきた理由の一つであるクリーンインストールの面倒くささを乗り越えるだけの気合いはなく、いろいろとリスクがあることは承知ながらも上書きインストールをしたのですが、これが案に相違して6時間近くもかかってしまったのは誤算でした。
上書きだからこそなのかは分かりませんが現状分析で40分近くもかかった上にあれを削除しろ、これをアップデートしろと指図をされ、その後も何度も再起動を繰り返して週末だけでは終わらず、ドライブレターが変わってしまったために設定を元に戻すのにも手間がかかり、それであれば根性でクリーンインストールをすればよかったとは後の祭りです。

そんな苦労をしたWindows7ですが、劇的に何かが変わったとの印象はありません。
中国出張の際に買ったサブPCはWindows7のプリインストールだったので使い勝手を知っていたということもありますが、ちょっと肩すかしです。
ただ起動時間は少しですが速くなりましたし、メモリの占有率も減りましたので、水面下では効果が出ているのだと独り合点をしています。
OSが対応をしていないために捨てたソフトが3本ほどありましたが代替品はすぐに見つかりましたし、延長サポートを含めれば2020年までは使えそうですから、やたらと人間味の無さそうなWindows8のメインメニューを見るにつけ暫くはこいつと付き合っていくのだろうなと、そんなことを思った発作的なOSバージョンアップでした。

 

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弘法じゃないので筆を選びまくり

2012-04-05 00:45:01 | 独り言

 

腕がなければどんな道具を使っても結果はたかが知れているのですが、それでも道具に頼ってしまうのが凡人です。
年が明けてからずっと迷っていたのですが、ついにデジカメを買い替えてしまいました。
それもロッテ撮影用と史跡巡り用を一気にとは我ながら大胆と言いますか発作的と言いますか、しかしそれには理由があります。

LUMIX DMC-FZ150

パナソニック

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まずはロッテ撮影用のFZ150です。
これまで使っていたFZ28は望遠が18倍ですが、こちらは24倍となります。
しかし目的は倍率ではなく、撮像素子のサイズは1/2.33から1/2.3とほとんど変わらないものの、3年以上の年月が練り上げた高感度MOSセンサーの実力に期待をしてのことです。
どうしても曇りだったりナイターですとシャッタースピードを落とす必要に迫られますが、そうなると動きのある被写体を相手にするには辛すぎで、いつもそこに悩まされてきました。
その全てが解決をするわけではないのですが、多少なりとも改善をしてくれればと思っています。
サイクルからすれば半年もすればFZ200あたりが発売をされそうなので待つつもりだったのですが、藤岡の活躍を見て少しでも良い状態で撮りたいとの思いに背中を押されました。
本筋論からすれば一眼レフに手を出すのが最適解なのでしょうが、しかしこれが自分にとっての限界です。

LUMIX DMC-TZ30

パナソニック

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こちらは史跡巡り用のTZ30です。
これまで使っていたTZ7は個体差なのでしょうが液晶モニターに映っているとおりには撮影ができず、下側がそれなりの範囲でカットをされてしまいます。
そのためにそこを念頭に入れておくしかなく、これが結構な負担となっていました。
そこでかなり評判のいいTZ30の価格がこなれるのを待って、ようやくに手に入れた次第です。
先の旅行では全体的に天候には恵まれなかったもののそれでも逆光には悩まされましたので、逆光補正が一つの売りとなっていることもポイントでした。
また今回はしっかりと事前に上下左右が液晶モニターに映っているとおりに撮影ができることを確認しましたので、心の引っ掛かりが一つ外れた気分です。

例によってLUMIXなのは使い勝手に馴染んでいるからですが、デジカメとしての評判が高いことも理由です。
望遠、センサーの開発に積極的な姿勢であること、人によって好き嫌いはあるでしょうが個人的にはその発色傾向が好きということもあります。
コンデジで何を語っても、との冷めた視線は意識をしつつも、お手頃な価格で手軽に撮影ができるところが身の丈に合っていると思っていますので、さして気にはなりません。
今は明後日からの地元開幕と、来週からの宮崎での撮影が楽しみだと、ただそれだけです。

 

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南国放浪記 おみやげ篇

2012-04-03 18:01:00 | 独り言

 

毎度のことながらおみやげには苦労をさせられます。
沖縄のシーサーのように誰でも知っているような郷土品でもあれば楽なのですが、どこの観光地でもそういったものがあるわけではありません。
そうなれば中学生のペナントのように土地の名前が入ったものが後になってから思い出として蘇りやすいのでベタに集めてはいるものの、しかし今回はそれも難しかったです。
石垣島ではどこでも本島と似たようなラインアップで独自色がありませんでしたし、熊本ではくまモンの浸食度が酷くてどうにもなりません。
そんな中で頑張ってはみたのですが、暫く経ってから冷静に見つめてみれば他に買いようがなかったのかと、これも毎度のことです。

石垣島鍾乳洞では石垣島、鍾乳洞のどちらのキーワードにも合致をするものが無かったためにスルーをしたことで、最初のおみやげはオリオンビールグッズです。
昨年の那覇では手に入らなかったので今回は狙いを定めて下調べをして、泡盛屋という専門店でジョッキ、ピルスナーグラス、タンブラーグラスを買いました。
自宅では缶ビールがほとんどですのでガスが抜けやすいジョッキやグラスの出番はほとんどないと思われますが、オリオン村だけにこれだけはどうしても外せません。
他にオリオンビールのグッズはないかと探したものの見当たらず、それでも販促品のストラップをおまけでもらえたので満足です。

同じ店で石垣島ステッカーと、泡盛のミニボトルを買いました。
結果的に石垣島の名の入ったステッカーはここでしか見つかりませんでしたので、ちょっと焦り気味の先走りは正解でした。
また以前に友人からのおみやげに月山のミニボトルをもらったので、今後は日本史に紐づくようなお酒を集めようかなとの新機軸で首里城という名の泡盛です。
水ものは重さがあるのであっさりと断念をするかもしれませんが、今後の展開に我ながらわくわくとしています。

こちらはシーサーの壁掛け飾りで、ちょっとしたお気に入りです。
いろいろな色と表情があったのですが、一番に小馬鹿にしているものを選びました。
本音を言えばこの表情で茶色系があればよかったのですが、マリーンズピンクと強弁できなくもないパープルでしたのでセカンドチョイスです。

鹿児島はおみやげも維新一色で、島津に絡むものは悲しいかな見当たりませんでした。
以前も尚古集成館で買った家紋の文鎮と薩陽武鑑という冊子だけでしたので、今に始まった話ではないのでしょう。
仕方がないので西郷隆盛の置物と維新湯のみ、そして西郷南洲顕彰館で普段使いの付箋やメモ帳を買うこととしました。
無理に買う必要もなかったのですが、何も買わないのも寝覚めが悪いだろうと自分に言い聞かせての西郷どんです。

熊本では熊本城のクリアファイルを三種類、きっちりと買わせていただきました。
盛岡城跡で買ったことをきっかけに城のクリアファイルを集め始めましたので、首里城に続く第三弾に迷いはありません。
ただ不満を言わせてもらえれば熊本城の象徴でもある石垣をなぜ省いたのか、そのセンスの無さを嘆いています。

そしてこちらもシリーズ化をしつつあるステッカーと、普段使いのしおりとメモ帳です。
こちらも石垣が無視をされており、熊本城としては石垣は誇るものでもないと考えているのかと疑いたくもなります。
三種類のしおりのうち真ん中のものは竹製で気に入っていたのですが、一週間ほどであっさりと割れてしまいました。

これでは飾り棚に飾るものが無いので熊本城のミニチュアでもあればと探したのですが、あるにはあったものの金ピカだったり銀ピカだったりして触手が伸びませんでした。
そうなれば加藤清正のマスコットぐらいしか選択肢がないのが情けなく、熊本城や本妙寺の加藤清正像をモチーフにしたものがあればと残念でなりません。
そういったものを欲しがる人は世間的には少数派なのか、その手のものはどこに行ってもあまり多くはないという現実があります。

そしてくまモンです。
かなり迷ったのですがこれまでも第三セクターのキャラクターのぬいぐるみを買っていましたので、その流れと考えれば悪くもありません。
これがファミリーマートで売っているのですから熊本のくまモンぶりは最高潮で、最近は東京や千葉でもちらほらと見ますので余程の人気なのでしょう。

人吉ではきじ馬で、この旅で唯一の郷土品です。
雉子車という玩具は九州の他県でもあるようですが、このきじ馬は人吉だけの生産で、東京などで買えるものも全て人吉で作ったものだそうです。
飾り物として大きなものは人の頭ぐらい、小さなものは手のひらに乗るぐらいと各種ありましたが、本来は子どもが乗って遊ぶための玩具だったとはお店の人の説明でした。

史跡で発売をしている冊子も収集対象ですが、今回はあまり多くはありません。
鹿児島城や熊本城でもあるにはあったのですがあまりに一般的な内容で、微妙な表現ですがマイナーなところの方が充実をしているようです。
人吉城では復元をした櫓などの説明を中心にページ数は少ないながらもオールカラーの冊子があり、迷うことなくお買い上げです。
相良氏にかかるものもあればもっとよかったのですが、そこは今後に期待をすることにします。

菊池でも古代から近代にかけての歴史を紹介した冊子があり、やはり記述の中心は菊池氏の興亡です。
それであれば菊池氏で潤っているところもあるのですから菊池武光像のミニチュアぐらいは作ってくれと言いたくもなりますが、これも少数派の意見なのでしょう。
菊池氏はおろか菊池の名前が入ったものは皆無に近く、辛うじてKIKUCHIと書かれたキティちゃんではお話になりません。
自分の感覚がずれているのかなと、そう不安になるぐらいにしょうもないワンピグッズなどに占められた売場に茫然自失です。

記念スタンプも今回はあまり収穫がありませんでした。
日本100名城スタンプで満足をしてしまったのか鹿児島城では黎明館のものしかありませんでしたし、人吉城では「はい?」という無情な反応です。
前回の沖縄が充実をしていただけに反動が大きく、この調子では九州をぐるっと回っても1枚を埋め尽くせないのではないかと思えるぐらいの不作でした。
近日中に宮崎に行く予定ですが、飫肥城や都城城跡には記念スタンプが用意をされていることを願っています。


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南国放浪記 スイーツ篇

2012-03-29 00:33:13 | 独り言

 

今回からの新しいシリーズ、スイーツ篇です。
これまでの旅ではお菓子を食べることなどはほとんど無かったのですが、それなりに体力消耗な自転車での史跡巡りをしたことで甘いものが食べたくなったことや、他では気がつかなかっただけかもしれませんが鹿児島や熊本ではおみやげ菓子の単品売りをしているところが多かったことで、最初は物珍しさで、途中からは手当たり次第になってしまいました。
そもそもが間食は大好きですし、和菓子系には目がなかったりもしますので、今後もシリーズが成り立つぐらいに食べ尽くしていこうと思います。

最初の一歩は石垣島でのマリーンズパフェですが、このときはまだスイーツへの意識はさほどはありませんでした。
マリーンズの名を冠している以上は食べないわけにはいかない、ただそれだけの理由で手を出した次第です。
キャンプ地の近くではなく公営市場があるアーケード街の一角で見つけたのですが、調べてみればキャンプ中だけではなく年がら年中のレギュラーメニューのようです。
なぜにこれがマリーンズパフェなのかということは考えずに、とにかくこういったものを作ってくれたことに感謝をして黙々と食すのが正しいファンの姿勢でしょう。
ブルーハワイなゼリーが中央と周りを占有しており、本来であればソフトクリームであるはずが欠品でバニラアイスの二段重ねにシークヮーサーのソースがたっぷりとかかっているという、またソフトクリームもバニラアイスもブルーシールですから沖縄色が満開な一品です。
ちょっとどぎついゼリーの色に怯えながら食べたのですが、シークヮーサーの酸味がいい感じでまずまず美味の部類に入ると思います。

次が南洲墓地に向かう途中で買った焼き芋で、なぜか布団屋さんの店先で売っていました。
じゃがいもと見まがう丸っこい形で、安納芋という鹿児島では名産の種類の芋だそうです。
焼き芋などは何年も買ったことがないので2個で310円という値段がぼったくりかどうかはよく分かりません。

すぐに食べずに南洲墓地まで持っていったので冷めてしまったのですが、それでも充分に甘くて美味しかったです。
やや粘り気があるのも特徴で、自分は焼き芋には塩を欠かさないのですが、これだけ甘ければ塩が無くても何の問題もありません。
昼食からさして時間が経っていなかったにも関わらず、あっという間の完食です。

この白熊を食べたあたりから、強くスイーツを意識し始めました。
白熊なるものの存在は千葉でもスーパーでカップアイスで売っているので知ってはいましたが食べたことはなく、観光案内所でもらったガイドに載っていたことで鹿児島が発祥地だと知り、その本家である天文館むじゃきの本店の場所を聞いて目指したものの店前にあるらしい白熊の人形は見つからず、仕方なく駅ビルの中の支店での初お目見えです。
チョコレートやストロベリー、プリンなどいろいろなバージョンがありましたが、やはりオーソドックスな白熊で勝負をしました。
かなり細かいかき氷に練乳がかかっていて、周りには白熊の顔を模してフルーツが乗っています。
さすがに冬場のかき氷で、さらにはかなりの量があったのでこめかみを押さえること片手では済まなかったのですが、舌の上でとろけるような甘さはスイーツと呼ぶに相応しく、これが夏に東京や千葉の喫茶店でメニューにあれば迷わずオーダーをしてしまうでしょう。

鹿児島と言えばかるかん、ぐらいの名前は知っていましたが、食べるのはこれまた初めてです。
山芋が入っているらしいのですがさっぱり分からず、ふわっとした軽い食感の蒸し饅頭と思っていただければよいかなと思います。
オーソドックスなものを選びましたが緑とか紫とかの色のものもあり、まさに鹿児島名物なのでしょう。

単品買いはデパートのように多くの店があるところではさほど恥ずかしくもないのですが、かるかんは青柳という町中の専門店で買ったのでさすがに1個だけというのも何でしたので、たいして変わりはありませんがもう1個、島津御紋なるものを買ってみました。
特に理由があるわけではなく鹿児島らしいもの、というだけのチョイスで、一口で食べられるかるかんとは違ってかなりのサイズです。
ややぱさぱさした外側の皮と中の白あんのもっちり感が絶妙で、またボリュームもありますので小腹を満たすにはピッタリでした。

こちらは鹿児島中央駅のモールで買ったもので、鹿児島ぽてとです。
あまりにベタなネーミングですが、さつまいもをすり潰したものをさつまいもの形にしてあるみたいなもので、ややしっとり感があります。
見た目からかなり甘いかなと思ったのですが意外に甘さは控えめで、ただちょっと歯に粘りつく感じは好き嫌いがあるかもしれません。

熊本城ではいきなり団子、なるものが売っていました。
熊本の名物らしく、さつまいもをすり潰したものの上にあんこを乗せて、餅のような生地で包んだものです。
蒸し器で蒸したての熱々で美味しかったのですが、もう少し歯ごたえに近いものがあってもよいかなとは個人的な感想です。

旧細川刑部邸の敷地内には抹茶処がありましたので、ちょっと寄り道をしてみました。
よくよく考えてみれば学生のときからあちらこちらを旅しながらも食にはかなり疎く、若い頃はお金が無かったということもありますが、ちょっと損をした気分になっています。
ここにきてそれを取り戻すかのような乱獲ぶりですが、この抹茶も人生初体験です。

よくテレビなどで碗を回して、なんてシーンを見たものでしたが、中途半端なことをやっても仕方がないので我流で飲ませていただきました。
ただ和菓子は抹茶の苦みを引き出すためにも先に食べるものと聞いた記憶があり、それだけは実践をしてからの抹茶にGOです。
思ったよりも渋くもなく、喉も渇いていたのでぬるめのお茶が心地よく喉を潤してくれました。
久しぶりに正座をしたのですが、弓道部のときの正座トレーニングを思い出してしまったのはただの感慨です。

こちらの武者がえしも熊本の銘菓で、その名のとおり熊本城の武者返しが名の元になっています。
あんがパイ生地に包まれており、そのさくさく感は癖になりそうです。
ここまでボリュームのある菓子が多かったこともありちょっと物足りない感じもありましたので、箱で買ったら大変なことになったかもしれません。

晩酌の後にさっぱりとしたかったので食べたのが、こちらのデコポンシャーベットです。
デコポンはみかんのへたの部分がでべそのように盛り上がっている柑橘類で、熊本の名産の一つだそうです。
味はみかんと変わらずとは自分のつたない舌での感想で、利き柑橘類をやってもデコポンを見分ける自信はありません。

こちらは八代で食べたドーナツですが、もう何でもありといった感じです。
天草産のイチゴを使っているとの貼り紙があったので買ったのですが、もちろんこうなってしまえば天草だろうが船橋だろうが分かったものではありません。
もうとにかくそれっぽいものを食べることがこのあたりから目的となりつつあり、甘いものを探しての放浪です。

いろはにぽてとは熊本駅限定での販売らしく、熊本産の唐芋が使われています。
唐芋は呼び方が違うだけでさつまいものことのようですが、先の鹿児島ぽてとをもっと柔らかくしたような感じで、ぎとぎとしてつまむのも大変でした。
やはり歯に粘りつくような感じがありましたし、ちょっと甘さがしつこかったような気がします。

同じ熊本でも阿蘇には足を伸ばせなかったのですが、お菓子は熊本駅まで進出をしています。
このあそのご神火はこれまた先の島津御紋を小ぶりにしたような感じで、味も似たようなものでした。
いろいろな種類のあんがあるようでしたが、オーソドックスな白あん以外を選べばまた違った味わいを体験できたのかもしれません。

熊本城には加藤清正が有事の際に豊臣秀頼を迎え入れるために造ったとも言われている昭君の間なる部屋がありましたが、この昭君の月はそれをモチーフにしているのでしょう。
朝鮮飴をホワイトチョコで包んだもので、甘い+甘いでかなり甘いです。
しかもこのホワイトチョコが体温ですぐに溶けるという代物で、夏場にはどうやって売っているのだろうと心配になるぐらいの緩さぶりでした。

菊池では香梅という専門店で誉の陣太鼓を買ったのですが、この頃になると感覚が麻痺して1個だけ買うことに躊躇をしなくなっていました。
そんな自分を見透かしたかのように店の人は親切で、この1個を包んでくれる僅かな時間にお茶を出してくれただけではなく、外のベンチで食べようとしていたら店内の喫茶でどうぞと招き入れてくれて、さらにお茶を出していただくなど至れり尽くせりでさすがに恥ずかしかったです。
この誉の陣太鼓は羊羹の中に餅が入っている、みたいな感じで、付属のナイフで切って食べます。
上品な甘さはさすがに熊本の代表的な銘菓だけのことはありましたし、お茶とともに美味しくいただくことができました。

その菊池ではご飯を食べられるようなところが無かったため、空きっ腹をお菓子で埋めることとしました。
肥後太鼓は柿の種を水飴で固めたような煎餅で、その水飴の甘さと醤油の香ばしさが喧嘩をしてしまっていたのが残念ではありましたが、疲れていたので甘さが心地よかったです。
さりげなく全国菓子博覧会なるもので受賞をしたことがあるとの説明書きでした。

朝鮮飴は元は長生飴だったものが加藤清正が朝鮮の役に携帯をしたために朝鮮飴と呼ばれるようになったとは園田屋という老舗のHPでの説明ですが、水飴と餅などを練り合わせたものですので柔らかい食感からして朝鮮餅と言った方が正しいような気がします。
これといった味はしないのですが控えめな甘さは戦地では貴重だったと思われますし、日持ちもするようですので携帯食としても最適だったのでしょう。
さすがにこれだけの量を食べきれるわけもなく、しかし貧乏性ですので捨てることもできず、しっかりと持ち帰ってきました。

こちらは柚餅子で、売り切れていたのですが15分ぐらいで再入荷をするとのことでしたので、時間がなかったのですが菊池名産とありましたのでそれを待っての購入です。
帰ってきてから調べてみれば全国にいろいろな種類があるようですが、この菊池の柚餅子は柚を餅に練り込んだ竹皮柚餅子というもののようです。
これが空腹も手伝ったのでしょうがかなりの美味で、ほのかな柚の香りと味噌の風味が食欲をそそり、かなりの量がありましたがバスの待ち時間で完食をしてしまいました。
この日の昼ご飯がかなり遅い時間の、しかもおにぎり2個で足りたのは、この柚餅子のおかげです。

最後は熊本空港に向かう直前に熊本駅で買った、やはり香梅のまるきんつばです。
きんつばは名前は聞いたことがあるのですが見たことも食べたこともなく、齢四十半ばにしての初体験が多すぎます。
薄い皮に粒あんがぎっしりと詰まっており、しかしさっぱりとした甘さで、とにかくあんの美味しさが迫りくるとは言い過ぎかもしれませんが、最後ということもあって1個の試食では物足りずに、追加で8個入りを買って空港行きのバスに乗り込んだぐらいの締めくくりには最高の逸品でした。


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南国放浪記 グルメ篇

2012-03-28 00:02:07 | 独り言

 

居候型の旅は移動という観点ではプラス面が多いのですが、ことグルメに限って言えばマイナス面が目立ってきます。
特に今回は鹿児島の天文館、熊本の熊本城近辺とJRの駅から離れたところに繁華街があったために、駅近で宿泊をしたことも影響をしました。
旅先でも基本的には出不精の性分に変わりはありませんので、どうしてもホテルの近くで食事をすることになります。
そうなれば食べるものに困ってしまうのは必然で、そのあたりの苦労も読み取っていただければ幸いです。

初日は羽田で軽食を食べて那覇に入ったため、この旅でのグルメは石垣島で始まりました。
まず最初に食べたのは八重山そばで、沖縄そばの一つの種類です。
前回に那覇で食べたソーキそばは平打ち麺でしたが今回の八重山そばは細めの丸麺で、具は豚肉とかまぼこが細切りにされたものです。
だしはやはり薄口でしたが少し甘みがあり、後味もさっぱりで美味しくいただくことができました。

石垣島の初日は夏日だったために、熱中症にならないように水分補強は必須です。
例によってさんぴん茶を飲みましたが、やはり薄めのジャスミン茶は好きになれそうにもありません。
またコンビニでかなりのスペースを占めていたクールなる乳飲料を飲んだのですが、これは石垣島の名物の一つのようです。
その色合いからしてレモン風味を想像したのですが、しかしやや酸味のあるヨーグルト風味で、その中途半端な473mlの謎が気になります。

夜はお約束のようにオリオンビールで晩酌です。
最初はグラスビールにしたのですが足りるわけもなく、その後はジョッキでこぐごくと喉の渇きを癒しました。
やはり沖縄でビールを飲むとなると、このオリオンビール以外には考えられません。

オリオンビールのおともは、まずはイラブチャーの刺身です。
青っぽいものを想像していたのですが種類がいろいろとあるらしく、今回は残念ながら見た目は普通の白身魚でした。
肝心のお味はちょっと甘みがありましたが淡泊で、どこか鯛に似ている感じがしたのですが、それもそのはずでイラブチャーの和名はナンヨウブダイだそうです。

次はグルクンの唐揚げと、石垣島産蒲鉾の盛り合わせです。
グルクンは前回の那覇でオーダーをしながらも食べられなかったものですので、満を持しての登場です。
ただ一匹丸まるではなく切り身になっていたのが拍子抜けで、また唐揚げにしたこともあって単なるフライドフィッシュでしかありませんでした。
蒲鉾も石垣島で獲れた海苔などを練り込んであるのですが、ふーん、といった感じです。

ごはんを食べないとすぐにお腹が減るので、食べたのはグルクンの焼きおにぎりです。
一見するとただの焼きおにぎりですが、グルクンのほぐし身が入っています。
ちょっと焼きすぎたのか固かったのが玉に瑕でしたが、最後の締めとしてはまずまずでしょう。

石垣島の二日目は石垣島キャンプ見学でしたので、出店での昼食を楽しみにしていました。
しかし僅か4店舗しかなく、石垣牛の串焼きなどを期待していたので肩すかしです。
仕方がないので食べたのは石垣牛の牛どんですが、煮込んでしまったら石垣牛もへったくれもありません。

その悔しさをディナーにぶつけるべく石垣牛ステーキの美味しい店を事前にしっかりと調べて雨の中を繁華街まで行ったのですが、その結果はトップの写真のとおりです。
まさかの改装工事のために目指していた店は休業中で、予備として選んでいた店も材料不足で休みとはついていないどころの騒ぎではありません。
気落ちして他の店を探す気力もなく、お手軽に豆腐チャンプルーと石垣島もずくでの夜ご飯です。
ただ島豆腐がしっかりと濃い味がして美味しかったので、これもありかなと気を取り直しました。

翌日は雨が降っていて面倒だったことと、珍しくもホテルで朝食を食べていたこともあって、キャンプ見学に集中をして昼抜きでした。
そのため次の食事は鹿児島での夜ご飯で、おともは薩摩ですのでやはり芋焼酎、小松帯刀と薩摩維新です。
実のところまともに焼酎を飲んだのはこれが初めてで、これまではどうにも香りがきつくて敬遠をしていたのですが、飲んでみれば思っていたより口当たりがよく気に入りました。
お湯割りではなく水割りにしたことで香りが弱かったのがよかったのかもしれず、今後の参考になります。

つまみ、と言うにはやや贅沢ではありましたが、黒豚のしゃぶしゃぶです。
豚肉なので臭みが心配だったのですが全く気にならず、ほのかな甘みがありポン酢だれ、胡麻だれともに合ってとても美味しくいただけました。
しゃぶしゃぶですので食べ応えという点ではやや物足りなさはあったものの、お酒との相性も抜群で大満足です。
こういった鍋物での一人酒はちょっと寂しかったのですが、まあ仕方がありません。

翌日の薩摩川内キャンプでは周りに食事ができるところが無かったので、川内駅まで戻っての電車待ちでの時間を使っての駅弁です。
今回は電車での移動が少なかったために、駅で駅弁を食べることがままありました。
黒豚あぶり肉、さつま揚げ、きびなごの唐揚げ、さつまいもレモン煮などが入った鹿児島版幕の内弁当のようなもので、ちょっとご飯が少なかったのが不満と言えば不満だったものの、それぞれが珍しくも全て自分の舌に合ったためにあっという間に食べきってしまい、特にさつまいもの甘さとレモンの酸っぱさが絶妙なハーモニーで美味でした。

この日の夜は日本酒にしようかと迷ったのですが、鹿児島はあまり米が穫れないところなので日本酒も今ひとつとの事前知識もあって、やはり焼酎にしました。
とにかく銘柄が分からないので前日に続いて鹿児島っぽい名前のものをチョイスするしかなく、そして薩摩茶屋です。
前日のものよりもちょっと癖があるようにも感じたのですが、自分で水割りの調整ができたためにいい感じでほろ酔い気分になれました。

おつまみは自家製さつま揚げときびなごのお造り、そして蛇足のように焼き鳥の盛り合わせです。
さつま揚げは揚げたてでほくほくとしてお酒が進みましたし、中に入っていた野菜らしきものが何かが分からなかったのですが、ちょっと辛味があって面白い味がしました。
きびなごは酢味噌につけて食べたのですが、こりこりとした食感が印象的です。
焼き鳥は地鶏を使っているとのことで頼んだのですが、同じものが複数入っているなどかなりいい加減でした。

締めに食べたのが鶏飯で、こちらも地鶏を使っているとのことです。
これもしっかりとした鹿児島の郷土料理で、鶏肉に錦糸玉子、たくあん、干し椎茸などが入っています。
そこにだし汁をかけて食べるお茶漬けのようなものなのですが、あっさりとしていてお酒の締めにはもってこいでした。

次の日は鹿児島市街を自転車で走り回ってエネルギー不足になったため、パワーをつけるために昼は黒豚のロースカツ定食です。
黒豚ではないメニューもありましたが黒豚を選ばない手はなく、そして黒豚の方が1.5倍ぐらいの値段がしました。
普通のソースと味噌だれがあったのですが、肉の甘さを引き立ててくれる味噌だれの方が自分には合っていたような気がします。

夜に熊本に入った時間が遅かったために駅でお手軽に夜ご飯としたのですが、これが悔やまれることになったのはまた後の話です。
熊本の郷土料理である馬刺し、辛子レンコン、だご汁とオールスターキャストの定食でしたが、初めて食べるものもあって物珍しさが先走った感があります。
まずまず美味しかったのですが、閉店間際でお酒を飲めなかったのが残念ではありました。

馬刺しは今回で二度目ですが、やはり前回も赤身だったような気がします。
その前回は臭みがちょっときつかったのですが、今回はちょっと歯ごたえがありすぎましたがさっぱりとした味わいでした。
辛子レンコンはちょっと辛子がきつすぎで、これはビールでも飲みながらでなければきつい感じです。
だご汁は最初は豚汁かと思って食べていたのですが、平べったい餅のようなものが入っており、食べてみれば団子を押し潰したようなものでした。
豚肉や里芋などそれ以外の具材は豚汁と煮たようなもので、ちょっと味噌仕立ての味が薄いかなといった感じです。

翌日は熊本ラーメンでかなり有名らしい黒亭での昼食でした。
お店の人に一番のメニューはと聞いて頼んだのが玉子入りラーメンで、生玉子が入っているのは初めての体験です。
レンゲに玉子をすくって溶いて、麺に絡めながら食べるのが通の食べ方だとメニューに書いてありました。
もっと濃厚かと思っていたのですが意外にあっさりとしていて、大盛りにすればよかったとは後の祭りです。

前日にオールスターキャストを食してしまったので、翌日以降は夜ご飯を選ぶのに苦しむ羽目となりました。
そして選んだのが天草の牛深というところから食材を仕入れている、との謳い文句の店です。
飲んだのは天草と一蓮托生という焼酎で、芋ではなく麦でもなく米焼酎というものは存在自体を初めて知った次第です。
焼酎ビギナーの自分としては味の違いがよく分からなかったのですが、芋はウイスキーに近い感じで、米は日本酒に近い感じがしました。

つまみの一発目はばくだんと、一文字ぐるぐるです。
牛深名物らしいばくだんはゆで玉子を蒲鉾でくるんだようなもので、蒲鉾にちょっと甘みがあってマヨネーズとの相性がよかったです。
一文字ぐるぐるは「ひともじぐるぐる」とお店の人に言い直されてしまいましたが、分葱の葉を軸にぐるぐると巻いていることからきた名前で、それに酢味噌がたっぷりと乗っています。
解説によればお手軽に、さらには安価な材料で作れるので、緊縮財政の肥後熊本藩ではお殿様の酒のつまみに重宝がられたとのことですが、値段は特に安くもありませんでした。

次に頼んだのは鯵のあげかまぼこと天草産あさりの酒蒸しです。
この鯵も牛深で水揚げをされたものらしいのですが、鯵って今の季節だっけ、とは独り言です。
あさりはまるまると太っていて食べ応えがありましたが、何にせよ一人で食べるにはちょっと多すぎました。

最後は天草大王溶岩焼です。
溶岩とのことですのでどんなものが出てくるか期待をして待っていたのですが、ただの石版みたいなものでガッカリとさせられました。
天草大王は一時は絶滅をしたものを2000年に復元をしたものらしく、まるで熊本城にかける情熱と同じものを見る思いです。
地鶏はどうしても固いイメージがあり、高知での土佐ジローで痛い目に遭ったので戦々恐々ではあったのですが、歯ごたえはありながらも意外な柔らかさでした。
残念だったのはポン酢系のたれにパンチが無かったことで、あまりの物足りなさに醤油をかけて食べてしまいましたので、お店の人にはごめんなさいです。

翌日の人吉は不思議なぐらいに食事ができるところが見当たらなかったために、これまた駅での駅弁です。
人吉の鮎は名産らしいのですが、自分の地元の相模川では鮎釣りの解禁が6月なので冬の鮎ってどうよ、と思いつつの鮎ずしです。
まるまる一匹が入っていたのですが、ちょっと気持ち悪いながらも頭からがぶりと食べてしまいました。
酢の利き具合もいい感じで、いわゆる鱒ずしが鮎になった感じと言えば分かりやすいかもしれません。

熊本の夜も三日目ともなると、さすがにもうどうにもなりません。
面倒くさがらずに繁華街まで足を伸ばせばまた違ったのでしょうが、この性分がすぐに変わるわけもなく、またしても手近でのチョイスです。
飲んだのは球磨焼酎でしたが、25度と35度があったので後者を選んだら舌が痺れました。

つまみも選ぶのが面倒になってきてしまい、それっぽかったら何でもありと熊本を無視なオーダーです。
馬すじの味噌煮込みはご飯が欲しくなるような濃厚な味付けで、これは焼酎よりはビールの方がよかったかもしれません。
きびなごの天麩羅はその食感はそのままに、しかし刺身とはまた違った淡泊さと脂っこさのハーモニーがいい感じでした。
黒豚の揚げ餃子はこうなってしまえば黒だろうが白だろうが知ったことではなく、レモンと塩という不思議な味付けで食べたのが舌の記憶に残ったぐらいです。

最終日の昼は駅の売店で買った九州うまか赤鶏めし、という名の五目おにぎりです。
本当は菊池で昼ご飯を食べたかったのですが、これまた異様なぐらいにマクドナルドみたいなところしか食事ができるところがなく、熊本に戻ってからのかなり遅め、と言うよりは既に昼ご飯と呼ぶには無理な時間帯に宇土に向かう列車の中で食べることとなりました。
赤鶏って何さ、と帰ってきてから調べてみれば全国各地で使われている名前のようで、まあ九州の赤鶏を使ったおにぎりということなのでしょう。

やや尻すぼみ気味のグルメ道を締めくくったのが、空弁の熊本とんこつ豚弁です。
宇土にかなりの時間を要して空港で食事をするしか選択肢がなかったのですが、その空港も時間が遅くて食堂はラストオーダーが終わっており、それならば弁当と思って探したものの熊本チックなものはこれしかなかったので、選んだというよりは選ばされたというのが正しい表現でしょう。
豚の角煮のスライスが乗っているというスタイルで、味も濃いめで美味しいは美味しかったのですが、空港でも電子レンジで温めるサービスが欲しかったかなと、さすがに冷え切ったご飯に冷え切った脂身のコンビネーションはいかがなものかと、このあたりは再考を願いたいものです。
何にせよ飛行機の中で弁当を食べたのは初めてで、周りへの気遣いで早飯となってしまったのが残念ではありました。


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ビバリーヒルズ

2012-03-20 16:04:48 | 独り言

 

前回の轍は踏むまいと意気込んだもののなかなか機会には恵まれず、昨日にようやく「Big America(ビッグアメリカ)」の四発目にしてラストのビバリーヒルズバーガーを食しました。
この手のシリーズものをコンプリートするのは自分としては珍しいのですが、これも株主優待券のおかげです。
基本的にはパンが好きではないために株主優待券はいつもヤフオクで売り払っていたのですが、あまり高く売れそうにもなければ自分の腹に入れるのもよいかなと、困ったときのマクドナルドに助けられたところもありましたし、もう暫くすればまた三冊が手に入りますので今後をちょっと考えてみることにします。

そんな気持ちに冷や水を浴びせたのは前回も指摘をした梱包のいい加減さで、外包みの状態からしてなんとなく想像がついたのですが、やはり腹立たしい状態でした。
これでもそれなりに整えた方で、開けたときには自分で組み立てるという新機軸かと思ったぐらいです。
フライドオニオンらしきものは散らばりまくり、チーズもずれていたことで味に均一性がなく、しかしどこの店でも同じような感じですのでこれが今のマクドナルドなのでしょう。
肝心のお味はよくよく考えてみればアボガドは人生初体験かもしれず、しかしこれといったインパクトを感じられなかったのはチーズの風味が強すぎたからだと思われます。
チーズは好きなので自分としては嫌いな味ではありませんでしたが、もうちょっと何とかならなかったのかなと残念でなりません。
それでもいろいろと不満はありながらもこのシリーズはそれなりに楽しめましたので、また次があることを期待しています。


「Big America(ビッグアメリカ)」
グランドキャニオン ラスベガス ブロードウェイ

 

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