「もっともっとこころを開かなければならない。部下よりも少しものを知っているのがマネジャーだという考え方はもう古い。マネジャー(わたしはリーダーという言葉を使いたいが)は、すべての部下と情報を共有し、全員が同じことを知り、共通のビジョンをもてるようになるまで、意志の疎通に努力しなければならない。それが、明日のマネジャーである」 . . . 本文を読む
事が思うようにいかない場合でも、人のせいにして、相手をなじってはいけない。それよりも自分自身の姿勢を検討することが大切なのだ。自分の魂が充実すれば、人の魂の中にある仏性を拝むことができるようになる。その人の仏性はまだ顕現していないのかもしれない。本人自身も自分は御仏(みほとけ)の生まれ変わりだと気付いていないのかもしれない。でもそういう相手側の事情に左右されることなく、その人を拝めるようになろう。 . . . 本文を読む
大昔、動物がついにひとへの我慢を切らした。動物を狩り殺しても、その一部しか食べず、あとは腐るままにする。川や湖で魚を捕っても、その骨を火や水に放り投げる。ひとを生き延びさせるために犠牲になることに合意した動物たちに感謝するこころをなくし、動物が少なくなっても狩りを続けたからだ。そこで動物たちは対策を決めようと会議を開いた。 . . . 本文を読む
昔、中国の山奥にひとりの信心深い老婆がおりました。家の近くに小さな庵を建てて若い修行僧を住まわせ、修行に専念できるように衣食すべての世話を焼いていました。こうして20年が経ち、ある日、老婆は僧の修行の程度を試してみようと、いつも食事を運ばせていた若い娘に、給仕のとき僧に抱きつかせてみました。すると僧は、顔色一つ変えずに、「枯木倚寒巌、三冬暖気無」(枯木寒巌に倚る、三冬暖気無(さんとうだんきな)し)と言い放ち、娘をまったく相手にしませんでした。 . . . 本文を読む
これからのリーダーに求められるのは、情報共有機能を効率的に果たすとともに、自らが現場を動き、チームの成果を上げることを目指すプレーイングマネジャーです。旧タイプのリーダーの不十分さも補いながら、トップのビジョンを具体化できる強いリーダーでしょう。情報を素早く入手するアンテナとバランス感覚、見えないものを管理し、数値化できないものを的確に判断する能力も必要です。 . . . 本文を読む
【 논쟁을 좋아하던 자기의 나쁜 버릇을 극복한다 】 君は自分がいちばん物知りだと思っている。だから、だれも君にはものがいえなくなる。事実、君と話せば不愉快になるばかりだから、今後は相手にすまいと皆がそう思っているんだよ。 . . . 本文を読む
戦略的思考の本質は、予測不可能な事態が勃発(ぼっぱつ)した時に真価が問われる。『不連続の時代』を書いた米国の国際政治専門家ジョシュア・ラモ氏は、既成のリーダーたちは想定外の危機に対応できないと手厳しく批判した。かれらは従来とは異質な思考法ができないというのだ。しかし、予測不可能な事態もすべて解釈できないものではない。 . . . 本文を読む
実は「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」には菅義偉首相も加わっており、前述の本(『歴史教科書への疑問』)でこう述べているのである。「『従軍慰安婦』の強制連行など実際にはなかったことが明らかになっているにもかかわらず、それが堂々と中学生の歴史教科書に載っているのは、非常に問題であります。(中略)わが国の近代について、青少年にゆがんだ認識を与え、誤った国家観をいだくことを助長することは、もっと問題であります」 . . . 本文を読む
日本では、民主主義は間違わないと信じ安心していますが、時として暴走し全体主義、独裁国家が生まれる土壌があるのです。日本では戦前、大政翼賛会が誕生し、ドイツでは、反ユダヤ主義を掲げるヒトラーが政権をとっています。こうした歴史への反省から西ドイツでは、基本法にこう規定しています。 . . . 本文を読む
個人の恣意に生殺与奪の権力を付与する「一発不合格」制度は憲法の禁ずる検閲である。また、国家公務員が特定の教科書会社を差別的に扱うことは、憲法第15条の「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」という規定に明白に違反する。 . . . 本文を読む
全ての間違いはここにあります。(ミンスク)合意さえ履行していれば戦乱は発生していません。早期停戦を最優先するなら合意履行に立ち返ればいいだけ。しかし、米国の命令で戦乱継続、戦乱拡大を志向するしかないのです。ゼレンスキーは「弱腰」と判断されて支持率は20%に暴落。再選絶望となりました。そこでトルコから攻撃ドローンを輸入し、紛争好きの国民の要望に従い、東部ドンバスを攻撃。数万人のロシア系住民を殺戮(さつりく)してきたわけです。 . . . 本文を読む
東北大学は、中国共産党人民解放軍の極超音速ミサイルの技術開発には間接的に協力する一方、自衛隊の防衛技術への協力は拒否していることになります。監督官庁である文部科学省は、国立大学法人が国家安全保障に反する行為を行うことを黙認してきました。このことは非難されて当然です。極超音速ミサイルは現在の技術では迎撃不可能なもの。わが国由来の技術が中国の留学生により持ち出され、軍事転用されて日本の安全保障を脅かした責任は重いのです。 . . . 本文を読む
このような、日本という国家を、ということはつまり、その本体である日本国民を、かぎりなく、卑しめ、蔑み、そして、劣れる者とみなして罵(ののし)り、見下し、国益を外国に売り渡す思考方法を、私は、ここに「悪魔の思想」と呼びます。この「悪魔の思想」は、もちろん戦前からわが国にかなり根強く芽生えていました。しかしその頃は、この悪魔の声がほとんどの国民の目に触れ耳に達することなく、その勢力はまことに微々たるものでありました。 . . . 本文を読む
ヨーロッパ中心史観ということばがある。この『欧州共通教科書』は従来の各国史よりもさらに一段とその傾向を強めている。ヨーロッパとは何か? の自己確認(アイデンティティ)を求めて「共通教科書」が書かれたのだから、今までより自己中心的になるのは当然かもしれない。 . . . 本文を読む