電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意することにした解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

不都合な真実 《 衆院選争点 》

2022-10-31 | 05-真相・背景・経緯
武蔵野市青年会議所が18日に実施した菅氏と長島氏の討論会では、長島氏が立憲民主党と共産党との共闘についてただした。「自衛隊も日米安保条約も認めない政党と組んで選挙は一緒にやるが、米国との関係はもつか。政権には入れないから勝手にやってくれとは、なかなかいかない。私が民進党にいたころも、共産党からいろんな圧力があり、まともに安保の議論も出来なかった」。これに対し、菅氏は「私が理解している範囲では、(共産党と)内閣を共にする約束はしていない」とはぐらかした。 . . . 本文を読む

ネットロア――世界がもし100人の村だったら

2022-10-30 | 09-生物・生命・自然
インターネットによって個と個を結ぶ毛細血管のような情報チャンネルが、いまやグローバルな規模で張り巡らされている。それをつうじて広まる情報のうち、事実とは一線を画したテクストは、現代のうわさ、いわゆる現代伝説(都市伝説)の一種だろう。これをインターネット・フォークロア(民話)、「ネットロア」と名づけることにする。 . . . 本文を読む

官僚の福祉のために国民が奉仕する――木枯し紋次郎 吼える

2022-10-30 | 04-歴史・文化・社会
各種委員会では、官僚が前日に議員から質問の内容を取りに来るのが慣習になっている。前もって大臣用の答弁を作るためだ。私はよく質疑の流れによって即興の質問を加えたり、順番を変えたりした。ところが大臣が対応できず、尋ねてもいない質問の答えを先に読んでしまうことが度々あった。このレベルの人々が、閣議で重要な課題を論議できるはずがない。となれば、おぜん立てをするのはだれか?各省庁のトップ官僚で構成する事務次官会議である。彼らが省庁間の調整をやり、法案や政策を決定する。余程のことがないかぎり、閣議はそれを追認するだけである。 . . . 本文を読む

ソニー伝説、共通するのは泥臭い粘りと執念――後藤康浩

2022-10-30 | 08-経済・企業・リーダーシップ
ソニー商品に対する神話は今や色あせたが、メーカーとしてのソニーには今後も長く語り継がれる伝説がある。伝説に共通するのはスマートさではなく泥臭い粘りと執念だ。夢の商品づくりのために目先の利益度外視で突き進む経営陣と、あきらめない技術者、生産現場がかつてはあった。ソニーから粘りが消えたのはいつごろからか。収益性の低下した事業、競争優位のない事業を他社との協業に切り替え、もうからない工場を受託生産会社に売却した。見切りの早さは経営のスピードという良さでもあっただろうが、気がつけばソニー独自の技術、商品はもはや多くない。 . . . 本文を読む

人生を丁寧に生きる――鈴木中人

2022-10-29 | 03-自己・信念・努力
「私は、人生にあるきっかけから気づきを頂き、使命をもって人生を丁寧(ていねい)に生きられておられる方を紹介させて頂き、感動の輪を広げ、『荒(すさ)みの心』をなくして行くことが、私の使命と思っています」( 石丸龍 ) . . . 本文を読む

「尊厳ある生」を想う――鈴木中人

2022-10-29 | 03-自己・信念・努力
私は、先生や看護婦さん、康ちゃんを見て、自分の過ちに気づきました。私は「尊厳(そんげん)ある死」を考えていましたが、先生達は「尊厳ある生」を想い、生きている景子ちゃんを一生懸命に看護してくれていました。死は、人が決めるものではなく、景子ちゃん自身がきめるものである。安楽死は「尊厳ある死」ではない。苦しみ、痛みを除き、その人を心から思い、その人と悲しみを共に過ごし、その人を安らかに看取るとこがすべきことで、いつ旅立つかはその人が決めるものだと思いました。 . . . 本文を読む

「鋳物はいいもの」のこだわりが魔法のフライパンを開発――錦見泰郎さん

2022-10-29 | 08-経済・企業・リーダーシップ
「魔法」の秘密はわずか1.5㍉という板の薄さ。鉄に混ぜた炭の効果と相まって板の全面が均等に熱せられ、食材のうまみを逃さず調理できるという。「鋳物はいいもの」との思いが薄い板へのこだわりを生み、現在のフライパン完成までに8年の歳月を費やした。開発過程ではいくつものホテルを巡ってシェフたちの意見を聞いた。「どこまで薄くできるか」を追求し、加熱して急冷する耐久性のテストも何百回と繰り返した。 . . . 本文を読む

涙の悲しさと重さを知りました――鈴木中人

2022-10-28 | 06-愛・家族・幸福
淳子は、ノートを見て、私が自分と同じ思いであることを感じたそうです。そして、目に涙を溜(た)めながら、景子ちゃんと楽しそうに人生ゲームを始めました。私と淳子は、景子ちゃんの前では、どんなことがあっても涙を流さないことを約束していました。私と淳子は、涙の悲しさと重さを知りました。 . . . 本文を読む

フクシマ50が描く「総理」像――阿比留瑠比

2022-10-28 | 04-歴史・文化・社会
平成23年3月11日に起きた東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故で、第1原発の現場職員らがどんな状態に置かれ、何を考え、どう自己に立ち向かったかを描いた映画『Fukushima50(フクシマフィフティ)』(来年3月公開)の試写を見る機会があった。 . . . 本文を読む

明治安田生命、契約者を裏切る――日経新聞

2022-10-27 | 08-経済・企業・リーダーシップ
「詐欺を理由とする不払いを広く適用して会社の負担を減らす」。「前身の明治生命保険が方針転換したのは2002年。保険金支払部門による独自判断で、経営上層部への報告もおざなりだった。同部門は不払いの基準を拡大解釈し「暴走していった」(金融庁監督局)。結局、明治安田は過去の不払いの再調査を迫られた。詐欺などを理由とした213件の不払いのうち、8割近い162件は本来保険金を支払うべきケースだった。 . . . 本文を読む

京都議定書発効 日本は腰を据えた取り組みが必要――吉川和輝

2022-10-27 | 09-生物・生命・自然
目標である「2012年までに温暖化ガス5.2%減」と達成しても、気候変動の防止にはほとんど役に立たない。現在の大気中のCO2濃度は役370ppmで、産業革命以前と比べ100ppm近く上昇した。これを生態系への影響が出てくる550ppm以下に安定化するには、2050年までに世界の排出量を3分の1減らす必要がある、というのが国連の専門家機関の試算だ。 . . . 本文を読む

多言閑語することなかれ――伊藤肇

2022-10-24 | 03-自己・信念・努力
道元はいう。「われ法を知れり。それに勝(すぐ)れたりと思うとも、論じて人を掠(かす)め難ずべからず」と。もし、真剣に学問をしている人がいて「法」を問うた時には「法」を惜しまないで開示しなくてはならぬ。だが、その時でも「三度問われて、一度答うべし」と規定している。禅者は問われぬことには答えない。問われても三度問うまで待って一度だけ答える。「多言閑語することなかれ」、駄弁を弄してはいけない。道元は「論争の神様」みたいな人であった。 . . . 本文を読む

シシュポスの神話――アルベール・カミュ

2022-10-24 | 03-自己・信念・努力
シシュポスはゼウスの秘事をあばいたという、あまり明確ではない理由によって地獄に送られたのであったが、その刑罰は山に大きな岩石を押しあげ、届くとその石は転げ落ち、またそれを押し上げなければいけない。永遠にこの無償の努力を繰り返すのが彼の受けた罰であった。 . . . 本文を読む

近代資本主義の萌芽はモンゴル帝国にあり――宮脇淳子

2022-10-20 | 04-歴史・文化・社会
この話をするとみなさんはとても驚くのですが、近代資本主義の萌芽は、じつはモンゴル帝国時代にあります。資本主義にとってもっとも大事なものは信用ですが、元の世祖フビライ・ハーンが、世界最初の不換紙幣を発行しています。 . . . 本文を読む

自分の中に奇跡を起こす! 《 恐れ、怒り、憎しみの“マイナスのエネルギー”をプラスに 》

2022-10-19 | 03-自己・信念・努力
非精神的人間の心の内には、さまざまな戦いが充満している。嫌だと思うことや悪だと信じている物事に対して、数えきれないほどの動揺や焦燥感を体験するからである。悪だと思うことや否定する物事について、肉体的にも精神的にも、大変なエネルギーを費やしているのだ。 . . . 本文を読む