精神的人間にとって、奇跡は非常に現実的なことである。他の人々に奇跡を生み出させた力は今も存在するし、その力が存在している部屋の扉を叩くことができると信じているからである。ところが、非精神的人間の見方はまったく違う。「人生の奇跡」は偶然だと思っているのだ。だから、奇跡を起こす輪の中に、自分が参加できるとは頭から信じないのである。 . . . 本文を読む
古今東西、さまざまな宗教の指導者は、許すことの大切さを説いてきた。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、道教、仏教などの教えを読めばわかるだろう。許すことは心の行為である。精神的人間にはその重要性がよくわかっている。逆に言えば、精神的人間になるには、許す心を持つことが不可欠なのである。 . . . 本文を読む
非精神的人間は、「私たちには意識があるが、この世界にはない」と信じている。さらに、自分の存在はこの一生限りで終わると思っているので、後の世界には責任はないと考えるのだ。だから、どうしても傲慢になってしまう。しかし、精神的人間にとっては、この地球も、また宇宙も意識を持った存在なのである。 . . . 本文を読む
