電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意することにした解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

香港長官は「ワニの涙」か――藤本欣也さん

2020-03-31 | 04-歴史・文化・社会
マスクのすぐ上の瞳には涙をためて話した林鄭氏。その写真記事に、民主派寄りの香港紙、蘋果日報が付けた見出しは「ワニの涙」だった。ワニは獲物を食べるとき、まるで獲物の死を哀れむかのように涙を流すとされる。つまり「偽りの涙」のことだ。 . . . 本文を読む

新型コロナが変える対中関係――古森義久さん

2020-03-29 | 04-歴史・文化・社会
さてウイルス感染の爆発的な広がりは衰えないとはいえ、ワシントンの論壇では、人類の歴史でも珍しいこの大事件が今後の世界をどう変えていくか、という議論も熱を帯びてきた。ではなにがどう変わるのか。米側の各界の識者たちの広範な予測はだいたい3つの大きな変化にまとめられる。 . . . 本文を読む

武漢ウイルス、特措法で大丈夫か――百地章さん

2020-03-28 | 04-歴史・文化・社会
わが国でも、武漢ウイルスを「新型インフルエンザ対策特別措置法」(平成24年)の対象に加えるための改正法が3月13日成立した。ところがこの平成24年特措法の定める「緊急事態宣言」や緊急措置に対しては、警戒する声や私権制限への批判が少なくない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 竹島のアワビ 》

2020-03-28 | 04-歴史・文化・社会
最近、この八幡家のまだ若い当主が、島根大学に研修にやってきている韓国人と知り合い、その韓国人が漏らしたという。採って採って採り尽くすうち、竹島の海のアワビは、ただの1個もいなくなった。ゼロになった。ところが、昨年に、たった1個だけ再び採ることができた。そこで、その1個を韓国本土に持ち帰り、養殖しようとしている。しかし、そのノウハウが分からないから、島根大学にやってきたのだ。 . . . 本文を読む

感染「ゼロ」という北朝鮮の危機――西岡力さん

2020-03-26 | 04-歴史・文化・社会
「国境地帯より平壌、新義州地域に天然病が広がり状態は大変深刻です。飢えて死ぬのか、天然病に感染して死ぬのか、どちらか一つの絶望状態」。北朝鮮内部からのキリスト教団体に届いた手紙の一節だ。 . . . 本文を読む

「ウイルス 共産党入りしたかも」――矢板明夫さん

2020-03-26 | 04-歴史・文化・社会
習氏が武漢を訪れた3月10日には、最後の臨時病院にいた49人の患者が同時に「完治」して退院したことが大きく報道され、共産党の正しい指導で中国人民が疫病に打ち勝ったと内外にアピールした。ちなみに衛生条件も医療体制も中国より優れている台湾では、コロナウイルス感染者の完治率は今のところは2割弱にすぎないが、中国が発表した国内の完治率はすでに8割を超え、世界のどの国・地域よりも高い。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 中学教科書検定 偏向記述是正が不十分だ 》

2020-03-25 | 04-歴史・文化・社会
何が起こるか分からない時代である。一面的な記述を排し、多角的に考える力を養う教科書の編集と検定のあり方をいま一度、見直してもらいたい。 . . . 本文を読む

チャイナ・マネーに感染するな――楊海英さん

2020-03-24 | 04-歴史・文化・社会
政官財界とメディアが中国共産党によって浸食されたなら、コロナウイルスの被害状況に関する正確な情報も伝わらない。国民が本当に知りたい、真実の中国の姿も遠ざかっていくばかりである。政府が新型コロウイルスに対し、有効な措置を早い段階で取れなかったのも、政権中枢部に媚中派がおり、チャイナ・マネーに「感染」していたからであろう。 . . . 本文を読む

中国は不毛な詭弁やめよ――産経新聞

2020-03-23 | 04-歴史・文化・社会
感染拡大の責任をめぐり黒を白と言いくるめ、感謝まで要求する異質性を国際社会は改めて認識すべきだ。日本の政財界や国民も今回のような問題がひとたび発生すれば、甚大な被害が広がる「中国リスク」があることを意識し、あらゆる場面で対中依存を大幅軽減していかねばならない。中国に何らかの幻想を抱く時代はすでに終わっている。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 スパイ防止法 》

2020-03-21 | 04-歴史・文化・社会
国家の安全保障において、国家機密や防衛機密を守り、他国の諜報活動を予防し、対処することは自衛権の行使として当然の行為です。世界のどの国もスパイ行為を厳しく取り締まる法――スパイ防止法や国家機密法など――が存在します。それがスパイ対策の基本です。繰り返しますが、日本以外のどの国でも、国家の安全保障を脅かすスパイには厳罰で臨んでいます。しかしながら、我が国でそれができないのです。 . . . 本文を読む

戦後の歴史教育 《 学校に持ち込まれた“強制連行” 》

2020-03-21 | 04-歴史・文化・社会
10月17日の衆院文部科学委員会。質問した元文部科学政務官、義家弘介は国語辞典にある「慰安婦」と「従軍慰安婦」の項目が教育現場に与える影響に懸念を示した。「辞書や辞典は、子供たちの学習に欠かせない教材だ。朝日新聞が誤報を認めたとしても、『辞書を引いてみなさい、ちゃんと(慰安婦強制のことが)書いてあるから』と教えられたら元も子もない」。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 歳入庁 》

2020-03-21 | 05-真相・背景・経緯
歳入庁といわれても、日本ではまったく馴染みがないが、実は、日本のように税金と年金などの社会保険料を別々に徴収している国は、世界でも珍しい少数派となっている。アメリカの社会保険および社会保険を担当している政府機関である「社会保障局(SSA)」が、全世界の社会保障制度を調べたところ、税金と社会保険料を別々の機関が徴収している国はみつからなかった。 . . . 本文を読む

武漢ウイルスと呼ぶべき訳――阿比留瑠比さん

2020-03-20 | 04-歴史・文化・社会
世界で蔓延(まんえん)する肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを何と呼ぶのがいいか。WHO(世界保健機関)は「COVID(コビッド)-19」と名付けたが、覚えにくいこの病名はあまり流通していないしピンとこない。歴史に残るであろう災厄なのだから、もっと明快な呼称がふさわしい。 . . . 本文を読む

ネット世論に敗れた共産党――石平さん

2020-03-19 | 04-歴史・文化・社会
2月下旬、新型コロナウイルスが全国で猛威を振るっていた最中、中国の「宣伝戦線」は一斉に今月1日に出版予定の本の予告宣伝を始めた。書名は『大国戦“疫”(疫病と戦う大国)』、内容は、人民を率いて新型コロナと戦う共産党政権を褒めたたえるものである。しかし1日になると、この本に対する宣伝はぴたりと止まってしまい、販売も急遽(きゅうきょ)中止となった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 日銀総裁 》

2020-03-18 | 04-歴史・文化・社会
まず、日本の中央銀行のトップ人事について書いておきたい。呆れた側面があるからだ。福井総裁の前は速水優総裁だった。このひとには忘れられない思い出がある。わたしが貿易記者会にいたとき、速水さんは日商岩井(現在の双日)の社長だった。 . . . 本文を読む