電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意することにした解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

苦労も病気も「資本」にする術(すべ)――曽野綾子

2024-03-18 | 03-自己・信念・努力
4人に1人が高齢者の時代が定着すると、小説家でなくても、病気の扱い方の上手下手が、その年代の幸福を大きく左右するだろう。私はそうじて健康だから、病弱な人の代弁をすることはできないのだが、病気というものは綿密につき合っていると、なかなか出て行ってくれないものなのだ。少々でたらめに、いい加減にあしらっていると、待遇が悪い人間は嫌いなのか、いつのまにかいなくなるような気がする。 . . . 本文を読む

“お墨付き”好きが過ぎる日本人――曽野綾子

2024-03-18 | 03-自己・信念・努力
最近の日本人は、ブランド名に頼りすぎる。もしかすると、そんな余計な「肩書」などない方が、日本人の愛する富士山を日本人自身の自覚と設計によって自由に保てるかもしれないくらいだ。喜ぶのは観光客が増えるだろうという地元の金儲けの計算だけで、富士の霊峰というイメージにとってはむしろ困りものかもしれない。 . . . 本文を読む

引き算の不幸ではなく、足し算の幸福を――曽野綾子

2024-03-18 | 03-自己・信念・努力
私はキリスト教の信仰から、失ったものを数え上げずに、持っているものを大切に思うことを子供の時から習慣づけられました。自分が持っているくだらないものを評価できるのは、それも平凡で日常的なものですけれど、一種の芸術だと思います。これが私の足し算の原理です。出発点を低いところにおけば、すべてがそれより幸運なわけですから、どんどん足し算ができるのです。 . . . 本文を読む

領土奪還に必要な「力」――曽野綾子

2024-03-18 | 04-歴史・文化・社会
私は、人間は常にあらゆる面で力を持つべきものだと思っている。武力もお金も力の一種だが、これらを使って相手をねじ伏せようとすると、周囲を破壊する悪影響を後々まで残すことになる。武力と闘争力は、ほんとうは持っていながら、それを抑止力にだけ使い、攻撃力として使わない、というのが最高の使用法である。 . . . 本文を読む

自分が機能の主になれなくても平気な人――曽野綾子

2024-03-18 | 03-自己・信念・努力
いつか或る官庁で、朝早くから会議が行われた時のことである。行ってみると会議室の中はまだ寒い。係りの人が来て「暖房は9時からしか入らないものですから」と言訳をした。しばらくすると暖房ががんがん入り出し、私のような寒がりでさえ暑いと思うようになった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 つかんだ事実をそのまま書けば右翼ということになる――曽野綾子 》

2024-03-18 | 04-歴史・文化・社会
戦後間もなく、地元沖縄の左翼系新聞が、「鉄の暴風」と題する連載記事を掲載した。その中で住民の集団自殺の悲劇は軍の命令によるものだったと報じた。これが「集団自殺、軍の命令説」の始まりである。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 日本軍の住民自決命令はなかった!――曽野綾子 》

2024-03-18 | 04-歴史・文化・社会
大江氏は『沖縄ノート』(昭和45年、岩波新書)で、集団自決の責任者(赤松氏)を「自己欺瞞と他者への瞞着の試み」「あまり巨きい罪の巨魁」などと指弾していた。曽野氏は「このような断定は私にはできぬ」としたうえで、「私はそこ(集団自決の現場)にいあわせなかった」「私は神ではない」という二つの理由をあげる。 . . . 本文を読む

他人の意見に傷つかない――本田健

2024-03-18 | 03-自己・信念・努力
もし、誰かに何かいわれたとしても、気にならなければ何ともありません。「いろいろあるけど、全部含めてじぶんだよね」と思えると、心が平安になります。自分のあり方にOKを出したら、いつもいい気分です! . . . 本文を読む

日本の食糧自給率は40%? それとも70%――立木奈美

2024-03-18 | 04-歴史・文化・社会
カロリーベースは国際標準でもない。「公式な指標として使っているのは日本と韓国ぐらい」(東京大学の生源寺眞一教授)で、先進国では穀物自給率を使うことが多い。農水省が日本の自給率との比較で示す他国のカロリーベースの数値は、同省の推定値だ。「食料需給表」に金額とカロリーベースが併記されるようになったのは88年版から。95年版では金額ベースが姿を消し、カロリーベースだけになった。この結果、その年に政府が正式な自給率として発表した数字は、87年度の76%から95年度の42%に急落した。 . . . 本文を読む
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5年後、10年後の自分が後悔することは?――本田健

2024-03-18 | 03-自己・信念・努力
当時から見た5年後、10年後の自分を想像しました。そして、後悔することは? と自分に聞いてみました。すると、「学生の立場を利用して、いろいろな人に会わなかったこと」「ビジネスについて学ばなかったこと」「英語をマスターしなかったこと」などを後悔するだろうと思いました。日本に帰って、その3つを徹底的にやりました。それが、現在に続く人脈やビジネスを作り出すことにつながりました。 . . . 本文を読む

優れた模像は本物を見るのと同じ――竹内久一作「執金剛神立像」

2024-03-18 | 04-歴史・文化・社会
帝国博物館(現・東京国立博物館)の初代美術部長、岡倉天心は、「彫刻」という西洋の芸術様式を日本にとり入れる際、手本を古代の仏像に求めた。1891年、日本近代彫刻の父、竹内久一は、天心の依頼に応えて、天平彫刻の傑作、執金剛神立像の模像を制作する。天心は、東京美術学校(現・東京芸術大学)の学生に模造品を見せて、美術史の講義を行なったのだ。 . . . 本文を読む
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罵倒に耐えて知識を聞き出す――セシル

2024-03-18 | 11-韓国語で学ぶ名言の智恵
【한국어로 배우는 명언의 지혜】  この世で経験を積んでいくには、目を見開いているのと同様に、注意深く耳を傾けていることも非常に大切なことである。 . . . 本文を読む

時計よりも几帳面に暮らす――ブルーワー氏

2024-03-18 | 11-韓国語で学ぶ名言の智恵
【한국어로 배우는 명언의 지혜】  学生時代のブルーワー氏は、時間に非常に几帳面なことでよく知られていた。ある朝、時計が7時を打ったので、慣例にしたがって全員が祈りを捧げるために立ち上がった。 . . . 本文を読む
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やらなければならないことからとりかかる――ジョン・トッド

2024-03-18 | 11-韓国語で学ぶ名言の智恵
【한국어로 배우는 명언의 지혜】  この原則を忘れると、やるべきことを時間内に片づけることは、まずできはしない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 メディアリンチの目的――門田隆将 》

2024-03-18 | 05-真相・背景・経緯
男女の「性別」という差異をことさら強調することによって女性を弱い立場に置き、それを「蔑視する人間」として1人の人間を差別主義者に仕立て上げて葬り去ったのだ。そんな日本のマスコミの手法は、あらゆる意味で愚劣である。そこには事実も礼儀も、容赦も、遠慮も、何もなかった。私はマスコミに対してだけでなく、日本そのものに深い失望を覚えた。世界に、自分たちが思い込んだ“日本の恥”を晒(さら)し、貶(おとし)め、侮蔑する人々。つくり上げられた「新・階級闘争」に踊らされ、SNSを通して集団リンチに加わった人々には言うべき言葉もない。 . . . 本文を読む