電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意することにした解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

自分の中に奇跡を起こす! 《 訳者のことば 》

2021-01-31 | 03-自己・信念・努力
私が、はじめてこの本の著者ウエイン・ダイア―博士に注目したのは、第一作『自分のための人生』(“Your Erroneous Zones”)が出版されたときであった。私はそのとき、まだ直接その本を読む機会はなかったが、毎週毎週『タイム』などのベストセラー・リストに名をつらね、不動の1位を占めていたのにきわめて注意をひかれたものだった。事実、これが彼の処女作であり、彗星のように躍り出て、まさに記録やぶりの大ベストセラーになったのである。 . . . 本文を読む

自分の中に奇跡を起こす! 《 相手の心に“袋小路”を作ってはならない 》

2021-01-24 | 03-自己・信念・努力
その人を、あるがままに愛していれば、その人だけの自由な空間もそのまま認められる。相手に対し、こうあるべきだと思い、その考えを押しつけてもかまわないと互いに思っている場合は、嫉妬や恐れにさいなまれながらしがみついているといった人間関係が生まれてしまう。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 米新政権で懸念される北朝鮮問題 》

2021-01-22 | 05-真相・背景・経緯
アジア政策を統括する「インド太平洋調整官」についたキャンベル元国務次官補は、北朝鮮が挑発的な行動に出る前に素早く交渉に入らねばならないと強調している。この「見直し」や「素早い交渉」が、オバマ政権時代のイラン核合意(2015年)の線に沿って行われるなら、日本にとって破滅的な展開となろう。 . . . 本文を読む

自分の中に奇跡を起こす! 《 「自分はいつも正しい」と固執するな 》

2021-01-17 | 03-自己・信念・努力
相手は間違いで、自分が正しい――この要求こそ不和の最大の原因である。議論に勝ったり、自分のほうが優(まさ)っているとひけらかしたり、相手の無知を証明したりしようとしてはいけない。 . . . 本文を読む

民主主義の後退に危機感 「中国にこびるな」と産経――内畠嗣雅さん

2021-01-13 | 04-歴史・文化・社会
元日付各紙は、日本と世界が今、直面する試練や課題を提示した。新型コロナウイルスへの言及はもちろんだが、目立ったのは、民主主義後退への危機感である。優位に立とうとする中国式権威主義への警戒感でもあり、産経は、中国の日本懐柔を断固はねつけるよう訴えた。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 バイデン氏の微妙な対中変更 》

2021-01-11 | 04-歴史・文化・社会
ところがバイデン氏は選挙後の昨年11月中旬、日本の菅義偉(すがよしひで)首相、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領、オーストラリアのモリソン首相との一連の電話会談で一貫して「安全(secure)で繁栄(prosperous)したインド太平洋」という言葉を使った。数日後のインドのモディ首相との電話会談でも同様だった。トランプ政権の政策標語はもう使わないという姿勢が明確だった。「安全で繁栄」という状態は独裁で封鎖的な体制下でも実現する。中国の政治体質への理念の挑戦が薄い標語だ。といえる。バイデン氏のこの姿勢にはすでに批判も明白となった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 暴挙に国会は非難決議を 》

2021-01-10 | 05-真相・背景・経緯
逮捕された香港人の元議員の1人は、昨秋から東大大学院に在学中だった。一時的に香港に戻った翌朝、感染症予防のため隔離中のところを香港警察に踏み込まれたのだという。十分に日本政府が説明を求めるに値する事案である。だが、加藤勝信官房長官は「わが国の立場に照らして許容できず、重大な懸念を強めている。関係国と適切に対応する」と述べるにとどめた。米国は大統領選をめぐる混乱の中でも、言うべきことは言っている。日本政府はいつまでも「懸念の表明」でこと足りるのか。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 歴史歪める判決を許すな――産経新聞 》

2021-01-09 | 05-真相・背景・経緯
今回のとんでもない判決がまかり通れば、慰安婦を「性奴隷」として日本を貶(おとし)める嘘が世界に広がるばかりだ。判決は日本の朝鮮統治を朝鮮半島の「不法占拠」とした。朝鮮統治時代の日本政府や民間の行為に難癖をつける損害賠償訴訟を誘発しかねない。日本政府は国際法上の「主権免除」の原則を踏まえ、訴えの却下が相当とし、審理に出席してこなかった。訴訟自体を認めないため控訴はせず、判決文の受け取りも拒む方針だ。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「映え」に徹する小池都知事 》

2021-01-08 | 04-歴史・文化・社会
「無責任な小池さんは、知事としてやることをやらずに国に責任を押しつけた。昨年と同じだ」。それでもテレビ番組の多くは、絵的に「映(は)える」小池氏のパフォーマンスに焦点を当て、それに比べて後手に回った政府、菅首相は何をしているのだと批判する。政治家が、演技力、演出力ばかりで評価されるようでは国は危うい。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「情報」と「補給」の軽視 》

2021-01-08 | 04-歴史・文化・社会
しかし、より大きな問題なのは、海軍軍令部が唱(とな)えたバルチック艦隊の日本海への到着予想は大幅に外れ、実際は旅順陥落後の5カ月も後であったことです。とくに明治37年10月半ばにバルチック艦隊がリバウ港を出港したとの情報をつかんで以来、海軍はマスコミを使って国民の恐怖心を煽(あお)り、「早く旅順を落とせ」の一点張りで乃木批判を巻き起こしましたが、その責任は重いといわざるを得ません。 . . . 本文を読む

自由なき香港とムーミン――藤本欣也さん

2021-01-06 | 04-歴史・文化・社会
ムーミンの物語が描かれ始めたのは、欧州がナチスドイツに支配された第2次世界大戦中のこと。一連の作品には著者のフィンランド人女性、トーベ・ヤンソン(1914~2001)の自由への思いが込められているという。展示コーナーには、ちょうど野外ステージで見た劇のセリフが掲げてあった。「人はおどかされてばかりいると、だんだん姿が見えなくなっちゃうものでしょ」「闘うってことをおぼえないかぎり、あんたは自分の顔を持てません」。愕然(がくぜん)とした。「これってまるで…」香港人の友人も、じっと見つめて言った。「香港のことですよ」 . . . 本文を読む

従軍慰安婦という嘘 《 ウィーバー市長への非難強まる 》

2021-01-05 | 04-歴史・文化・社会
慰安婦像設置に関する議題が取り上げられた今月5日の市議会。「正しい歴史を認識し、戦争犯罪の被害を経験した女性を尊重する議員のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいだ」。発言を許された韓国系市民とみられる男性はそう言って、続けた。「最近、市長のオフィスや日本のメディアから、市議会が誤ったことをしたような混乱したメッセージが発せられている」 . . . 本文を読む

「新しい中世」の到来に備えよ――新保祐司さん

2021-01-04 | 04-歴史・文化・社会
「新しい中世」の到来に備え現代の通念を超克し、世界と人生の意味を改めて捉え直さなくてはならない。ベルジャーエフは「新しい騎士道」と言ったが、我々日本人にとっては、今年は「新しい武士道」の形成が始まる年となる。(中略)「神を畏れ人を恐れず」である。世界の中心に「人」を置いたヒューマニズムは、ついに終焉(しゅうえん)を迎えこの艱難(かんなん)を機に「神を畏れる」という精神の姿勢が深く静かに浸透していく。そこから「新しい武士道」が形成されていくのだ。 . . . 本文を読む

令和2年(2020) 読書記録

2021-01-01 | 12-読書記録
令和2年(2020) 読書記録 . . . 本文を読む