子曰く、徳の脩(おさ)まらざる、学の講ぜられざる、義を聞いて徒(うつ)る能わざる。不善の改むる能わざる、是れ吾が憂えなり。 . . . 本文を読む
宰我(さいが)、問うて曰く、仁者は之に告げて、井(せい)に人ありと曰うと雖も、其れこれに従わん。子曰く、何為(なんす)れぞ其れ然らんや。君子は逝かしむべきなり。陥るべからざるなり。欺くべきなり。罔(し)うべからざるなり。 . . . 本文を読む
初級レベルの禅の悟り(小悟)とは、この弁証法を指すのではないかと思われます。しかし、弁証法は言葉で表すことが可能です。従って、さらなる上級の禅の悟り(大悟)に至るには、言語表現の範囲をこえた思考の領域へ到達しなければなりません。すなわち、弁証法さえもアウフヘーベンすることが求められます。 . . . 本文を読む