電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意することにした解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

対中国で民主は変わったか――黒瀬悦成さん

2020-09-30 | 04-歴史・文化・社会
民主党政権になれば要職に就く公算が大きいブリンケン元国務副長官は最近の発言で、中国から経済、軍事、外交などの分野で「最大の挑戦を受けている」と指摘し、日本など同盟諸国と連携して対抗するべきだと強調している。しかしブリンケン氏ら民主党関係者は同時に「中国とは共通の懸念に関し協力を進めていく」と付け加え、対中関与の余地があると明言するのが常だ。 . . . 本文を読む

「日の丸」香港人記者の逮捕――藤本欣也さん

2020-09-29 | 04-歴史・文化・社会
F君(36)に初めて会ったのは、香港の警官隊と若者らが対峙(たいじ)するデモの最前線だった。いつだったかは思い出せない。でも、彼のリュックに小さな日章旗が張り付けられていたことは、よく覚えている。バリケードが築かれた交差点で声を掛けた。日本在住のジャーナリストがつくったメディアの一員として、デモの写真や映像を撮っているのだという。それから何度もデモ現場で「日の丸」が動き回るのを目にした。 . . . 本文を読む

日中「第5の政治文書」の危うさ――石井聡さん

2020-09-28 | 04-歴史・文化・社会
菅首相は会談で「東シナ海情勢」に懸念を示し、「地域、国際社会の関心が高い課題」を議論しようと伝えた。だが、中国のようなしたたかな国の首脳を相手に遠回しな言い方をしても通用しない。「尖閣諸島」や「南シナ海」「香港」「ウイグル」の問題に明確に言及してもらいたかった。習主席の国賓来日は話題にのぼらなかったというが、人権弾圧や覇権主義的行動を改めないなら白紙に戻すと伝えるべきだった。 . . . 本文を読む

菅外交スタート 「中国への遠慮」は禁物――産経新聞

2020-09-27 | 04-歴史・文化・社会
菅首相は会談で「東シナ海情勢」に懸念を示し、「地域、国際社会の関心が高い課題」を議論しようと伝えた。だが、中国のようなしたたかな国の首脳を相手に遠回しな言い方をしても通用しない。「尖閣諸島」や「南シナ海」「香港」「ウイグル」の問題に明確に言及してもらいたかった。習主席の国賓来日は話題にのぼらなかったというが、人権弾圧や覇権主義的行動を改めないなら白紙に戻すと伝えるべきだった。 . . . 本文を読む

国を危うくする「警察経費削減」――ジェイソン・モーガンさん

2020-09-26 | 04-歴史・文化・社会
歴史を振り返ると、マルクス主義革命は、左翼リベラルがつゆ払いの役割を果たした。マルクス主義者がうまくスローガンを整えてリベラルの心をゆさぶることができたら社会の防衛を少しずつ弱めてくれるとマルクス主義者は期待する。機関、組織、学界、メディアなどもリベラルに牛耳られている。「警察経費削減」は、マルクス主義者の暴力的な革命への裏口になりかねない。「警察経費削減」と似たような作戦が戦後、見事に「成功」した例が日本だ。 . . . 本文を読む

菅政権と中国 高まる脅威を直視せよ――産経新聞

2020-09-25 | 04-歴史・文化・社会
自民党の二階俊博幹事長は菅内閣発足翌日の講演で、「中国とは長い冬の時代もあったが、今や誰が考えても春を迎えている」と語った。信じがたい発言だ。日中関係が良好だと考える国民はほとんどいないのではないか。菅首相誕生に役割を果たした実力者とはいえ、二階氏のような認識を菅首相や政府は共有してはならない。もし考えを同じくするなら、日本の安全保障を大きく損なう事態といえる。 . . . 本文を読む

習氏の国連演説 「多国主義」に騙されるな――産経新聞

2020-09-24 | 04-歴史・文化・社会
前日に開催された75周年記念の高官級会合にも習氏がビデオ演説で登場し、中国は「一貫して多国間主義の実践者」であり、「国際法を基盤とする国際秩序を守る」と表明した。だが、そもそも中国こそが「一国主義」であり、国際ルールを無視し、現状を変更している存在なのだ。香港の「一国二制度」の国際公約の反故(ほご)や、ハーグ仲裁裁判所の裁定を無視する南シナ海の実効支配がその証左である。 . . . 本文を読む

教科書採択 自虐史観の復活が心配だ――産経新聞

2020-09-23 | 04-歴史・文化・社会
来年度から中学校で使われる歴史・公民教科書の採択で、現在は育鵬社版を使っている市町村の多くが他社版に切り替えることが分かった。育鵬社版は、日本の歴史や文化への愛情を育むことを編集目標に掲げている。しかし、反対派が組織的な不採択運動を展開していた。そうした運動が採択に影響を及ぼしたのなら問題だ。文部科学省や各地の教育委員会には厳格な調査を求めたい。 . . . 本文を読む

中国の外交攻勢 欧州取り込みは失敗した――産経新聞

2020-09-22 | 04-歴史・文化・社会
米国との対立激化を受け、中国は、王毅国務委員兼外相と楊潔篪政治局員の外交の2トップを、事前に送り込んで欧州の取り込みを試みたが、失敗に終わった。相手の意見に耳を貸さないのだから当然である。自由や民主主義は、EUの根幹をなす理念だ。これらを素通りして接近を図っても、違いが際立つだけである。もとより、少数民族や反体制派の弾圧は絶対に認められない。国際公約である香港の「一国二制度」は尊重すべきであり、南シナ海における中国の領有権の主張は仲裁裁判所が退けている。 . . . 本文を読む

エストニアに学ぶべき「強い意志」――牟田学さん

2020-09-21 | 05-真相・背景・経緯
児童手当など一部の給付については、申請が不要になっている。「手当をもらえますよ」といった通知を電子メールなどで受け取り、「社会福祉給付付きポータル」にログインして、支払先の銀行口座や受取人などを確認、承諾すれば、手続きが完了する。給付金といった支払いを伴う行政手続きも、オンライン申請により簡単で、早ければ2~3日で指定した口座に入金される。なぜ、このようなサービスを実現できるかといえば、社会福祉給付関連のデータを一元管理することで、誰にどうような公的支援が必要か、政府は把握することができる。 . . . 本文を読む

韓国の国際感覚不足を嘆く――黒田勝弘さん

2020-09-21 | 04-歴史・文化・社会
あらためて振り返れば、今、世界で外交的対立を理由に相手国に対し、日用品から海外旅行まで官民挙げてボイコット運動を扇動し展開する国は数少ない。韓流だKポップだアカデミー賞だ…あるいは「サムスン」だ「ヒュンダイ」だ…といって自身の海外進出&発展を誇りながら、一方で日本製品ボイコットとはいかにもケチくさい。 . . . 本文を読む

自分の中に奇跡を起こす! 《 “自分の場所”で精いっぱいに生きる! 》

2020-09-20 | 03-自己・信念・努力
あなたの考え方は、あなたが創り出すもので、あなたの心の中は、あなたの体験の種を納めた宝庫だ。このことを忘れてはならない。自分の心を普段どのように使っているか、よく気をつけてみることだ。もし、あなたにお金がなければ、他人にお金をあげることはもちろんできない。この原則は、精神革命にもそのままあてはまる。もし、あなたの中に不安、ストレス、恐れ、怒り、緊張があれば、あなたが外に放てるのは、そうしたもの以外にない。だから、あなたの目に入る現実は、不安や恐れなどに満ちたものにしかなりえない。 . . . 本文を読む

巨大詐欺事件 「桜を見る会」の再調査を――産経新聞

2020-09-19 | 04-歴史・文化・社会
これは多数の被害者が巨額を失った詐欺事件である。「首相からの招待」の宣伝文句が被害者を信用させる役目を果たしたことは想像に難くない。名簿の消失や個人情報は言い訳になるまい。例えば同様の事件で、広告塔役を務めたタレントは強く指弾されるだろう。詐欺の意図を知る、知らぬにかかわらずだ。 . . . 本文を読む

止まらない「戦略的拡大」――湯浅博さん

2020-09-18 | 04-歴史・文化・社会
とりわけ国防総省は、地域覇権の決め手となる中国の海軍がすでに約350隻の艦艇を擁し、米海軍の293隻を上回ったことを報告書で認めた。今後、中国軍の異常な膨張に対処できなければ、「ルールに基づく国際秩序」の安全が脅かされると警告している。驚くべきはその建艦スピードである。中国海軍が外洋に進出してきたのは1997年2月、駆逐艦「珠海」などが米西海岸を経てペルー、チリからオーストラリアを親善訪問したときだ。それから23年で、なんと米海軍を凌駕(りょうが)する大海軍に成長していた。 . . . 本文を読む

「NASA政権」国民に信を問え――乾正人さん

2020-09-17 | 04-歴史・文化・社会
米中対立が日を追って激しくなっており、政権内部の足並みもそろっていない。二階幹事長が親中派であり、習近平国家主席の国賓訪日を積極的に働きかけ、中国が進める一帯一路構想にも賛同しているのは周知の事実である。これに対し、内閣の要である麻生副総理は、外相時代に「自由と繁栄の弧」政策を提唱したように中国と距離を置いている。安倍前首相は、トランプ米大統領と個人的信頼関係を築いた上、中国とも関係改善を図るという離れ業を演じたたが、すぐに継承するのは難しい。 . . . 本文を読む