馬鹿では怪物になれないが、悧巧すぎてもいけない。複雑怪奇で割りきることができないばかりでなく、分母も分子も大きくなければいけない。 . . . 本文を読む
「私は妻のようには考えないが、妻の考えを受け入れることはできる。私が妻を愛しているのは、私にないものを与えてくれるからだ。私と同じような人間なら退屈するだろう。私は、妻の理解できない部分を謹んで受け入れる。私が愛しているのは、妻の肉体と行動の裏にある目に見えない魂なのだ」 . . . 本文を読む
まさにこのような内憂外患の最中に、最高指導者の習主席が、米中貿易戦争の最前線からも、緊迫した情勢の香港からも最も遠い西北部の甘粛省へ赴いた。そこで、名所古跡の見物に興じたり「文物保護」などの悠長なテーマで座談会を開いたりしている。 . . . 本文を読む
国際情勢に関してアメリカの判断に従うのではなく、日本は自身としてどう判断するのかということを考えないといけないのです。「アメリカはけしからん」「中国はけしからん」と批判するだけで終わってはいけない。その判断を考えるためにも、まずは情報です。軍事だけじゃなくて外交、経済、金融、技術、そういうさまざまな情報を収集し、集約した形で分析する必要があります。 . . . 本文を読む
在日米軍のある基地の司令官の交代式の晩餐会(ばんさんかい)に呼ばれて10人ぐらいで食事をしていたところ、僕に挨拶しろと言う。そこで「我が日本もアメリカのイコール・パートナーとして頑張ってきたいと思います」みたいなことを言ったら、微妙な空気が流れたのです(笑)。 . . . 本文を読む
「パーン」。ニュース映像で見ると、1発の銃声が響いた後、若者らの足が止まり、一瞬、静かになった。すぐに4人の警官が拳銃を水平に構えながら反撃に出た。目つきが尋常ではない。銃口を向ける警官の前で両手を広げながら、男性がひざまずいた。「撃たないでくれ」と言っているようだったが、昂奮した警官は彼を足蹴(あしげ)にした―。 . . . 本文を読む
この本の執筆を通して、私はある結論に至りました。銀行業界が抱える様々な問題をすべて解決するための方法は、1つしかありません。それは、銀行業務から人を排除することです。これまで見てきた通り、銀行員を躾けることは「昆虫にトイレを使わせるぐらい」不可能なことです。改善はまったく期待できない。ならば、排除するしかない。 . . . 本文を読む
ワシントンでは「統一戦線」という言葉がよく使われるようになった。中国への警戒のキーワードである。国政の場の国際問題論議で険悪化する対中関係に関連して、中国側があの手この手で米国内部に浸透してくる工作の主体がこの統一戦線だと語られるのだ。 . . . 本文を読む
8月15日、韓国ソウルで、大規模な反文在寅デモがあり、そこで親日スローガンが叫ばれたことは、ほとんど日本で伝えられていない。韓国は反日一辺倒ではない。むしろ、最近の特徴はこれまで表に出ることがほとんどなかったアンチ反日が多数出てきたことだ。 . . . 本文を読む
いかなる悪党といえども、ある特定の人間に対してはとことん、誠意をもって尽くす場合が往々にしてある。むしろ、そうなると「善事をなし得ざる善人」よりも「善事を為し得る悪人」のほうがはるかに頼りになるのだ。 . . . 本文を読む
公明党は、支持母体である創価学会婦人部の説得に苦労したくないというのが本音なのかもしれない。婦人部は平和志向が強く、集団的自衛権行使を限定容認する安全保障関連法(平成27年成立)にも当初は難色を示していたからである。 . . . 本文を読む
金融庁は、ド素人をトップに据えた間抜けた組織と私には映ります。もちろん、現場を知る優秀な官僚もいるでしょうが、いくらスルガ銀行のヤバさに気づいていても、金融庁長官が「地銀の優等生」と持ち上げたら何も言えなくなります。 . . . 本文を読む
【古田】 2018年4月27日には、韓国の文在寅と北朝鮮の金正恩が首脳会談をやりましたが、あのとき、文在寅と金正恩が手をつないでいましたよね。あれは電話回線で頻繁に会談している証拠。朝鮮民族の特徴なのですが、仲良くなると男同士で手をつなぐんです。 . . . 本文を読む