電脳筆写『 心超臨界 』

歴史とは過去の出来事に対して
人々が合意することにした解釈のことである
( ナポレオン・ボナパルト )

従軍慰安婦という嘘 《 河野談話は記述の根拠たり得ず 》

2022-06-30 | 05-真相・背景・経緯
河野談話は政治的に妥協し、韓国政府とのすり合わせで文面まで共同で検討した最悪の売国的文書だが、「従軍慰安婦」が正当な用語でないことだけは知っていた。書き出しの「いわゆる従軍慰安婦」の「いわゆる」は、「世間で俗に間違って言われているところの」という意味であり、「本来使ってはいけない」というコメントを含んでいる。だから、河野談話に基づいても、「従軍慰安婦」は使ってはいけない言葉なのである。まして、義務教育の教科書に使うなど論外だ。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 中心を失い浮遊する日本 》

2022-06-27 | 05-真相・背景・経緯
悩ましい日々の中でたまたま麗澤大学准教授の米人日本研究者であるジェイソン・モーガン氏が、国家基本問題研究所発行の国基研紀要最新号に書いた「『例外状態』としての戦後の日本―法律、領土、国民、国家統合」と題する原稿を読んで衝撃を受けた。彼が指摘しているのは、戦後の日本が北方領土、靖国神社、拉致問題など何一つ解決できない。国家の機能不全とも言うべき状態に陥った赤裸々な事実だ。『例外状態』は、日本が普通の主権国家ではないという意味で使われた用語だ。 . . . 本文を読む

「ブルーギル」から養殖向けの飼料をつくることに成功した――立命館大学・ 久保幹教授

2022-06-26 | 05-真相・背景・経緯
飼料は大豆かすを分解する「HA12」という微生物を使う。ブルーギルを細かく砕いた後、この微生物を加えて分解し、飼料に混ぜる。地元産の近江シャモに与えたところ、通常の飼料に比べて体重が増えたという。安全性は問題なく飼料の価格も従来とはほとんど同じ。ブラックバスにも応用可能。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「湾湾、家に帰ろう」の茶番 》

2022-06-25 | 04-歴史・文化・社会
今月上旬、台湾と中国との間で興味深い「女性ニュースキャスター対決」が演じられた。4日、中国中央テレビ局ニュースキャスターの海霞さんが自局のニュース番組で、台湾問題についてコメントしたとき、「台湾の前途は祖国(中国)との統一にある」と断じたうえで、「湾湾よ、家に帰ろう」と発言した。 . . . 本文を読む

地球の生物のたんぱく質はすべて左型のアミノ酸からできている

2022-06-17 | 09-生物・生命・自然
右手と左手のように鏡に映した立体関係にある物質は「鏡像体」とか「光学異性体」と呼ばれる。アミノ酸は代表的な鏡像体で、例えば調味料成分のグルタミン酸は左型だけにうまみがあり、右型には苦みがある。生体はアミノ酸の右型と左型の違いを認識する仕組みを備えており、その主因はたんぱく質を構成するアミノ酸がすべて左型からできているからだ。 . . . 本文を読む

ソンタグが愛した日本映画

2022-06-16 | 04-歴史・文化・社会
電脳筆写『心超臨界』へようこそ! 日本の歴史、伝統、文化を正しく次世代へつなぎたいと願っております。 その願いを実現するために有効と思われる記事を書きためてきました。 本ブログは19年に及ぶ私の記憶データを収納した貯蔵庫(ラヤ)です。 あなたの気になるキーワードをブログ内検索してみてください。 ユングが唱えた「集合的無意識」を顕在化できるかもしれません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ . . . 本文を読む

真実のために命を捧げた殉教者――トーマス・モア

2022-06-16 | 03-自己・信念・努力
モアは真実のために命を捧げた殉教者だった。彼は偽りの誓いはせず、純粋であったがゆえにむごい死に方を強いられたのである。断頭台の露と消えた彼の首は、当時の野蛮な慣習に従ってロンドン・ブリッジにさらされた。 . . . 本文を読む

脳梁の太さに男女差がないことがわかった―― 池谷裕二

2022-06-16 | 09-生物・生命・自然
科学の発見が伝えられるとき、大衆受けする方向に話題が拡張されがちである。一方で、それを修正するような発表が後にあっても、メディアは大きく扱わない傾向がある。現在では、脳の性差は確かに存在するものの、想像されるよりはずいぶんと小さいとする研究者も多い。 . . . 本文を読む

存在するのは識だけ――小室直樹

2022-06-12 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
唯識論は、物(の動き)はすべて識が作りだしたものにすぎないと主張する。存在するのは、識だけである。識のさまざまな活動によって、肉体、社会、自然などのあらやうる活動が規定される。 . . . 本文を読む

読書を始める前に、目的をハッキリさせておくのも心の準備の1つです――園善博

2022-06-11 | 05-真相・背景・経緯
普段美術館に行かない人たちに、「展示された作品のうち、どれか1つを買うとしたらどれがいいか」という課題を与えて観てもらったところ、脳の働きに変化が表れたのです。何となく観ているときにはほとんど働いていなかったのに、課題を与えられたら、脳の中で高度な情報処理を行う前頭連合野が活性化しました。 . . . 本文を読む

鎌倉時代に重源が再建した東大寺南大門を目に焼き付ける――安藤忠雄

2022-06-11 | 03-自己・信念・努力
貴重な時間を過ごすなかで感じたのは、技術や芸術を超えたつくり手の思いの強さです。重源と大工たちの命懸けで建築に向う緊張感、新しいものへと挑戦する不安感こそが、南大門の再建という偉業を成し遂げたのだと。 . . . 本文を読む

道はすぐ足元にあるが、迷えば「十万億土」――松原泰道禅師

2022-06-10 | 03-自己・信念・努力
ある僧が趙州禅師に、「道とはどのようなものですか」と聞くと、趙州は「道なら垣根の外にあるよ」と答えました。「いや、そういう道ではありません。仏道の道であります」と、その僧が食い下がると、趙州は「大道、長安に透る」、その大道のことか、大道なら長安に通じているじゃないか、と答えました。これは、天下の大道がすべて長安に通じているように、仏法の諸道もみな「菩提(ぼだい)」に通じているという意味です。 . . . 本文を読む

大きな変化はより長い時間軸の中におかなければ、認識できないのである――高山博

2022-06-08 | 04-歴史・文化・社会
人間社会を扱う学問、社会科学や人文学には、様々なものがある。物事が安定し枠組みが変わらない状況での分析を得意とする静態的な学問もあれば、歴史学のように、社会の枠組みそのものが大きく変動する状況での分析を得意とする動態的な学問もある。歴史学は、所与のものとされている枠組みの変化自体も分析の対象とし、変動する社会や世界の方向性を見据えることのできる学問なのである。 . . . 本文を読む

ペットボトルを新品同様に再生する――栗原英資さん

2022-06-08 | 05-真相・背景・経緯
帝人の栗原英資氏は、使用済みのペットボトルを新品同様のペットボトルにリサイクルする技術を開発した。開発した技術を適用したプラントは帝人ファイバー徳山事業所内に設置。年間約20億本に相当する約6万2千㌧の使用済みボトルを処理できる。しかし、現在は使用済みボトルが高値で中国に輸出されていて調達が難しいため、プラントは休止している。利益優先の企業活動が理想の技術の利用を妨げている。儲け主義の企業活動がなくならない限り、環境破壊は止まらない。 . . . 本文を読む
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自らの嫌だという感情をその目的意識の強さに服従させる――E・M・グレー

2022-06-06 | 11-韓国語で学ぶ名言の智恵
【 그들의 분명한 목적의식이 좋고 싫은 감정을 뒤로 밀어내는 것뿐이다 】   成功者たちの共通点は、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣を身につけているということである。彼らにしてみても、必ずしも好きでそれを行なっているわけではないが、自らの嫌だという感情をその目的意識の強さに服従させているのだ。 . . . 本文を読む