花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

校内連携でチャレンジ

2017年01月24日 | 研究
昨年、カブに光を照射して肥大促進する技術を開発し
話題となったチームフローラ。
今年はゆり科の植物に照射しようと考えています。
なぜならニンニク、ラッキョウなどゆり科の作物は
根でなく茎や葉が肥大した部分を食べます。
根はなかなか光に反応してくれませんが
葉や茎はそれなりの変化をしてくれます。
もしかして生育や肥大が早くなるかもしれません!
そんな遊びのような実験を今年もしようと思っています。
環境システム科には施設園芸斑という仲間がいます。
そちらはすでにユリやショウガ、ウコンなどの水耕栽培に挑戦し
ユリ科植物の生産の試験に取り組んでいます。
そこにチームの光技術を組み合わせてみたいのです。
外部連携も必要ですが校内連携も面白い取り組み。
新しいチャレンジが始まるかもしれません。
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「チーム青森」再結成!!

2017年01月24日 | 環境システム科
TEAM FLORA PHOTONICS は今年で結成9年目を迎えますが
2年ほど前に園芸科学科から環境システム科に完全移籍しました。
研究班が所属の学科を変えるのは珍しいことですが
学科再編にからんだことなので、こればっかりはどうしようもありません。
園芸科学科から環境システム科になっていくつか変化したことがあります。
まずはメンバーが女子から男子になったこと。
闘う女子集団から穏やかな男子集団に変わりました!
そしてもうひとつはメンバーの植物や農業についての関心が低くなったこと。
草花好きが集まって結成していた園芸科学科から
工業や商業の色が強くなった環境システム科に移行したことで
メンバーのほとんどは農業とは関係ない進路を目指しています。
したがってチームで学んだことを将来の進路につなげようという人はなくなり
今後、チームから農学系の大学に送る機会も減ると思われます。
しかし良いところもあります。
メンバーは環境システム科のビジネス類型に所属しているので
ビジネスプランなどを作るのに機会に恵まれていることです。
戸の里やお米をテーマにして観光プランコンテストに出場し
度々受賞してくるようになったのは環境システム科がベースにあるからです。
そんなチームフローラの2年生が今月末に東京で開催される
新ビジネスのコンテストに出場することになりました。
実はこの大会、某有名運送会社が主催のコンテスト。
面白いことに各県の支店が出場者をサポートして
プラン作りが進められるのです。
実際、夏から何度も来校されメンバーのプラン作りを指導しています。
東日本の予選会は今週末、東京で開催されるため
先日、大会前最後の打ち合わせを行いました。
大人と高校生が一緒になって発表の仕方や方法、
質疑への対応などをみんなで確認している様子をみると
まるでひとつのプロジェクトチーム。
「チーム青森」と呼んでもいいぐらいの一体感です。
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