若葉が赤い理由

雪がとけツツジのトピアリーも姿をあらわしてきました。
するとどうでしょう、葉がなぜか赤褐色です！
でもよく見るとツツジだけでなく多くの樹木の 若芽が赤いのです。
なぜこのように赤い芽や葉が多いのでしょうか。
これにはちゃんと理由があります。
冬を乗り越えた葉や出たばかりの若芽は今まで
光を十分浴びていなかったため葉緑素があまりありません。
葉緑素は強い日射しから植物が身を守るために作る植物色素。
そんな大切な葉緑素が少ないこの時期に、
強い春の日射しを受けたら細胞が活性酸素で傷ついてしまいます。
そこで葉緑素の代わりに赤い色素を作って身を守っているのです。
植物の赤い色素といえばご存知、アントシアニン。
トピアリーの色が春がきたことを告げています。
さて今日は高校入試。
緊張している中学生にはこのトピアリーが
目に入らないかもしれません。

縁起物「落ちない花」

見事なクリスマスローズです。
チームの持っているクリスマスローズのほとんどが
なぜかピンク色のため、この純白の花色はとても目立ちます！
このように今、温室ではクリスマスローズが満開です。
もし機会があったらぜひ見てあげてください。
さて今日は青森県の高校入試。
いつも入試の時期は大雪となりますが
入試改革で少し時期が変わったこともあり
今回は問題なく実施できそうです。
クリスマスローズは花びらに見える部分ががく片のため
散って落ちることはありません。
そんな特性から受験生には縁起物として
静かな人気になっています。
落ちない花がたくさん見守っている名農。
きっと落ち着いて実力を発揮できるはずです。