怪我か変異か？

こちらも共同研究している三農の温室。
やはりクリスマスローズです！
種子にイオンビームを照射するとごく一部の組織や遺伝子にインパクトを与えます。
するとまれに変わったものが芽を出してきます。
この変わり者には単に衝撃で怪我？をしてしまったものと
遺伝子まで変化したまったく新しいものの２つに分けられます。
このクリスマスローズは葉が小型でみな縮んでいるような姿です。
怪我をしているだけならばこの株から採れた種子を育てても次世代は普通の葉となります。
しかし遺伝子まで変わっているのであれば、この変化は次世代に受け継がれます。
つまり突然変異です。
しかし照射した種子そのものが変異を起こす確率は高くなく
次世代の種子に変異株出現の可能性があります。
この葉の特徴は引き継がれるのでしょうか？答えは３年後です。