先端技術でキキョウの品種改良！

課題研究という授業では生徒が数名一組のグループにわかれ研究をしています。
２年次・３年次と２年間かけてじっくり取り組むことで
問題発見・課題解決能力を養える一番農業高校らしい科目です。
有機栽培や園芸福祉、環境や商品開発などテーマはさまざま。
どのグループも地域や専門機関と連携しながらなかなかの成果をあげています。
このチームはキキョウの品種改良に取り組んでいます。
それもイオンビーム（放射線）を照射して突然変異を起こすという
日本が世界に誇る最先端技術を用いています。
キキョウにこの技術を用いて品種改良を行う例は世界でも珍しいはず。
その放射線を照射した最初のキキョウ（Ｍ１）が今開花しそうです！
目的はこのキキョウの種をとること。お盆になりますが、
この後、人工授粉という最初の山場を迎えています！