アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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遂にウーピーの謎が解けた。

2020年05月03日 20時21分00秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
ウーピー理容院(左)と神戸屋ウーピー(右)
 
今までの肌寒さから一転、一気に蒸し暑くなって来ました。これを機に、昨日の仕事帰りに、近くの床屋に行って来ました。行ったのは、新世界のジャンジャン横町から大通りを渡った先にある「ウーピー理容院」です。
 
今まで通っていた床屋がコロナの影響で休業してしまったので、別の床屋を探そうとした矢先に、ウーピー理容院を見つけました。毎日通る商店街にあるのに、帰宅が営業時間外だったので、店の存在に気が付きませんでした。
 
しかし、値段が何と4千円。今まで通っていた床屋よりも、さらに千円も割高です。でも、「昭和6年創業」と入口のドアに書いてあったので、老舗なら仕方ないと、諦めて入る事にしました。
 
やはり老舗だけあって、新世界にある千円以下の床屋とは、整髪技術もサービスも全然違います。床屋には大体1ヶ月半から2ヶ月の間隔で通うので、これなら次回もここに通う事にしました。
 
ところで、新世界から西成のあいりん地区の近辺には、「ウーピー」と名の付く床屋が、他にも数軒あります。何故そんなにウーピーばかりなのか?以前から疑問に思っていましたので、散髪後に店主にそれとなく聞いてみました。
 
そうしたら、ここがウーピーの元祖で、他は全て暖簾分けした店なのだそうです。暖簾分けなので、チェーン店とは違い、各店ともサービスも価格もまちまちなのだそうです。
 
隣のパン屋兼喫茶店が「神戸屋ウーピー」を名乗っているのも、後で色々調べたら、この床屋からの暖簾分けだという事が分かりました。但し、床屋とパン屋や喫茶店では全然業種が違います。ひょっとしたらここも親戚同士なのかも知れません。「ウーピー」の名前の由来も、「わーい!」という日本語の擬態語を英語に訳したもののようです。スペルは「whoopee」と書きます。
 
そう言えば昔、「ウーピールーパー」というアニメがありましたね。これも多分「お騒がせルーパー」という意味なんでしょうね。
 
この付近一帯の商店街は、あいりん地区のすぐ横にありますが、昔は繁華街として大変繁盛したそうです。その為、昔からの老舗も多く残っています。大通りの向かい側のジャンジャン横丁や新世界も、昔はそんな老舗ばかりでしたが、外国人観光客が大挙して押し寄せるようになってからは、安っぽい串カツ屋や擬似レトロの土産物屋に占領されてしまいました。
 
今、それらの店は新型コロナの影響で軒並み休業に追い込まれています。それに対して、大通りのこちら側(あいりん地区寄り)の方は、こちらもご多分に漏れず、新型コロナの影響で青息吐息ですが、それでもまだ地元客相手にどうにか営業出来ています。最後に物を言うのは、やはり地元との信頼関係だと、改めて認識させられました。
 
西成区太子・山王地域のウーピー系(?)理容院。冒頭の店以外に後3軒確認出来ました。

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