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遂にバイトが外国人と衝突!

2016年12月07日 19時42分50秒 | 職場人権レポートVol.3


 今やグローバリゼーション(経済の国際化)は時代の流れ。私の勤務先の物流センターでも多くの外国人が働くようになりました。しかし、現場の受け入れ体制が整っていない為に、日本人と外国人の間でコミュニケーションがうまく行かず、様々な問題が起こるようになりました。

 さる12月5日の月曜日にも、こんな事がありました。
 いつもは外でフォークリフトに乗っているガーナ人のジョージさん(仮名)が、急きょ構内の農産仕分け作業の応援に駆り出される事になりました。社員のカスラー(ニックネーム)に付き添われて、午前8時半頃から、農産仕分け場で作業の仕方を教わっていました。しばらくするとカスラーはいなくなり、ジョージさんが一人で農産品の種まき(商品の仕分け)を行うようになりました。
 その後、9時過ぎから私達も農産仕分け作業の応援に回ったのですが、そこでジョージさんがてんで見当違いに商品を仕分けしているのを発見。早速、本人に注意したところ、逆に食って掛かられました。
 ジョージさんが仕分けしていたのが左上写真の「きのこ大好きもやしミックス」。この「もやしミックス」の箱を、商品に添付されている種まきラベルの指示通りに(右上写真の例で言えば、98番の八尾店のカゴ車に4個)積まなければならないのに、15番の店に18番の分を1個積んでいたり等、もうムチャクチャに積んでいたので、私がジョージさんに注意したのです。そうしたら「ワタシ、ソンナコトマデ、キイテイナイ!」と言われました。( ゚Д゚)

 ジョージさんというのは、以前の記事でも少し触れた通り、来日してもう20年になる人で、日本語も英語も普通に話せますが、漢字はおろか平仮名も一切読めません。読めるのはアルファベットと数字だけです。それでも、店番号(写真の例で言えば98番)と注文個数さえ分かれば仕分けは出来るので、カスラーも仕分け作業に配属したのでしょう。
 しかし、それならそれで、相手は文字も読めない外国人なのですから、どんなに忙しくても、最低でもラベル表示の見方ぐらいは、日本人以上に時間を取って教えるのが普通じゃないですか。それがこれでは、何も教えていないのも同然です。(# ゚Д゚)

 カスラーめ、この前も商品の詰め合わせを手抜きして、私や副所長から注意されたばかりなのに、またしても手抜きかよ!!しかも、そのせいで、私が外国人バイトとのトラブルに巻き込まれてしまったじゃないか!!(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)

 そう思った私は、これ以上ジョージさんとやり合っても仕方がないので、とりあえずカスラーを探しに行きました。しかし、どこにも見当たらず、事務所に駆け込んで、カスラーに現場に来てもらうよう事務員に放送してもらい、ようやく現場に戻って来たら、何と同僚アルバイトの藤原さんが、ジョージさんとつかみ合いの喧嘩になっていて、カスラーが必死で止めに入っているではありませんか。どうやら、私がいない間に、藤原さんも同じようにジョージさんのミスを見つけ、とがめて逆に食って掛かられたようです。「アナタ、クチノキキカタ、ワルイ!」(ジョージ)、「お前の方から手を出しておいて!暴力振るっておいて、一体何言ってんだ!」(藤原)と、もう大変な事になっていました。(>_<)

 カスラーのとりなしで、何とかその場は収まり、ジョージさんはまた別の部署に配置換えとなりました。ジョージさんにとってはいい迷惑だったでしょうが、それは私達も同じです。しかも、そんな事があったにも関わらず、カスラーからは、自分の説明不足によってバイトがトラブルに巻き込まれた事への謝罪もなければ、なぜこんな事になったのか、事実経過についての釈明も一切ありませんでした。
 私は納得がいかなかったので、副所長や所長にその理由を問いただしました。その結果、昨日になって、ようやく事態の全体像が明るみになってきました。
 所長の説明によると、12月5日当日は農産荷受け担当の堀田さん(仮名)が休みで、バイトの小杉君(仮名)が一人で荷受けしなければならなかったようです。そこに農産品の納品が殺到し、小杉君がブチ切れかけて、急きょ、カスラーがそのフォローに入らなければならなくなった為に、ジョージさん一人が現場に取り残される形になったのだそうです。もう私はそれを聞いて、心底から呆れてしまいました。(-"-)

 だって、そうでしょう。ジョージさんはリフトマンなんだから、畑違いの商品仕分け作業に回すよりも、一人休んで手薄になった農産荷受けの応援に回ってもらった方が、はるかによかったはずです。
 もちろん、事前のフォローは必要ですよ。ジョージさんは漢字も平仮名も読めないんだから。納品伝票の文字も、もちろん読める訳がない。しかし、そこには文字の読める日本人バイトの小杉君もいるのだから、検品は彼にやってもらい、ジョージさんはリフトの荷受けに回ってもらったら、とりあえずその場はしのげるじゃないですか。
 「今日はリフトマンが1人しかいないので、急きょジョージに応援に入ってもらう事にした。但し、ジョージはリフトの運転はベテランだが、伝票の文字は読めないので、そこは小杉がしっかりフォローしてやってくれ」と、事前に申し送りさえしておけば、それで済んだはずです。
 そうすれば、カスラーも、わざわざジョージさんに張り付いて、差し迫って必要もなく慣れない商品仕分け作業を教える事も無かったのです。商品の仕分けなんて、別にジョージさんにやってもらわなくても、年末になれば他にいくらでも応援のバイトが来るのだから。それよりも、現に欠員状態になっている農産の荷受け作業に、なぜリフトマンのジョージさんを回さなかったのか?(-_-メ)

 その為にこそ、管理監督者たる社員がいて、ヒトとモノの流れを把握しながら、ムリ・ムダ・ムラのない業務を行わなければならないのに。ところが、うちの社員と来たら、仕事に対するビジョンもなければ、バイトに対する愛情もない。だから、自分の頭で物を考えないし、工夫も改善もしない。ただ上からの命令をおうむ返しに下に伝えるだけ。そのくせ手抜きだけは一人前。「社畜」とは、こういう人達の事を言うのでしょう。もうすぐ年末の繁忙期だと言うのに、こんな調子では先が思いやられます。(+_+)



 その一方で、業務改善が進みつつある分野もあります。その一つがベトナム人留学生バイトへの指導です。うちの会社では、一部ベトナム人バイトの勤務態度が問題になりつつありました。仕事中のおしゃべりが酷いのです。おまけに、商品の仕分けも、軽い物ばかり仕分けし、重たい物は極力避けようとするのです。その為、以前からいる日本人バイトとの間で、次第に摩擦が生じつつありました。
 そこで、副所長とも相談して、一計を案じる事にしました。まず、とりわけ私語が酷いベトナム人男女各1人については、男の方は農産カゴ車仕分け場の方に回ってもらう事にしました。広いカゴ車仕分け場(左上写真)の中で商品を仕分けるには、仕分け場の端から端まで100メートルは歩かなければなりません。そんな広い場所では私語なんて出来ないし、商品がどんどん入って来るようになれば、もう無駄口叩く余裕すらなくなります。女性の方は体力的に無理な部分もあるので、引き続きドーリー仕分け場(右上写真)で様子を見る事になりましたが、検品や作業の割り振りは日本人バイトがやり、彼女には一切させないようにしました。また軽い物ばかり持ってこられたら堪りませんから。そうして、残りのメンバーも大幅に入れ替えたら、非常に仕事がスムーズに進むようになりました。そういう感じで、とりあえず年末を乗り切ろうと考えています。(*^-^*)
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やらずぶったくり、国家ぐるみの年金詐欺

2016年12月03日 23時39分45秒 | 反貧困・新自由主義


 今、年金カット法案が国会で問題になっているので、なぜ年金をカットされなければならないのか、もう少し詳しく知ろうとネットで調べていましたが、厚生労働省のHPに書いてある説明を幾ら読んでも、さっぱり理解できません。

 厚労省いわく、
●少子高齢化で年金財政がひっ迫している。みんな子供を産まなくなったので老人ばかりが増え、働いて年金保険料を払う現役世代の人がどんどん減って行ってる。このままでは年金が支給できなくなる。それを避ける為に、「マクロ経済スライド」という仕組みを導入する・・・と。
●その「マクロ経済スライド」とは、どういう仕組みかと言うと、今までは物価や賃金が上昇したら、それにつれて年金支給額も上がっていたけれど、これからはそういう訳にはいかなくなる・・・。
●例えば、今までは物価が毎年1.5%上がったら年金も1.5%上がったけれど、これからは、そこから0.9%マイナスして0.6%しか上がらなくなる。なぜ0.9%のマイナスになるかと言うと、前述の年金保険料を払う現役世代(公的年金被保険者)が大体毎年0.6%ずつ減ってるのに、老人の寿命(平均余命)は逆に毎年0.3%ずつ増えている。つまり、稼ぐ人が0.6%ずつ減ってるのに、「タダ飯食い」は逆に0.3%ずつ増えているので、両者を合わせた0.9%をペナルティ(スライド調整率)として、これから毎年差し引いて年金を支給するようにする(自動調整)・・・。
●じゃあ、物価の上昇率が0.9%を下回った時はどうするのか?例えば、物価が0.6%しか上がらないのに、そこから0.9%もさらにマイナスしてしまったら、年金支給額は0.3%減らされるのか?いや、その場合は減額(自動調整)にはせず据え置きにする・・・。
●しかし、物価が上昇せず逆にデフレで下がってしまった時は、年金支給額もそれと同じだけ容赦なく下げる。例えば、物価が去年より1.5%下がれば、年金支給額も1.5%引き下げる。但し、この時も据え置きの時と同じように、さらに0.9%マイナスするような事はしない。あくまでも、0.9%マイナスするのは、物価や賃金が0.9%以上上がった時だけだ・・・。(政府はなんて優しいのだろう・・・)

 以上、厚労省HPの説明文を読んで、私はそういうふうに理解しました。もし、この通りだとしたら、もうこんな説明、バカらしくて聞いてられませんわ。だって、そうでしょう。「年金財政」がどうの、「少子高齢化」がこうのと言われたら、みんなそれだけで妙に納得してしまいますが、これを年金の他の、例えば給料の話に置き換えたら、一体どうなります?

 以下、「年金」を「給料」に置き換えてみます。
●事業悪化で会社の経営がひっ迫している。みんな会社を辞めていくので高齢の社員ばかりが増え、新卒の若者や働き盛りの中堅社員は減る一方だ。このままでは会社が倒産してしまう。それを避ける為に、「マクロ経済スライド」という仕組みを導入する。
●その「マクロ経済スライド」って、どういう仕組みかと言うと、今までは残業したら25%増しの割増賃金を払っていたけれど、これからはそういう訳にはいかなくなる。年金のマクロ経済スライドでは1.5%アップに対して0.9%マイナスのペナルティだから、25%割り増しの残業代については、9%マイナスにして16%の割増賃金しか払わないようにする。
●例えば、時給千円なら8時間働いた分までは満額の8千円を払うが、そこから1時間ずつ残業しても、割増賃金は25%増しの時給1250円とはならずに、1160円しか払わない。でも、欠勤や早退や遅刻をした時は、1時間に付き千円分きっちり差し引かせてもらうよ・・・。

 こんな事言われて、誰が残業してやろうかという気になります?(# ゚Д゚)
 そもそも、忙しくて猫の手も借りたいから、会社も従業員に「今日は残業してくれないかな?」と頼むのでしょうが。
 それを何ですか。これでは、従業員の前では「頼むから残業してくれないかな?」と、手をすり合わせて頼んでおきながら、陰では「ケッ、このただ飯食いが!長生きばかりしやがって!!誰が25%も割増賃金を払うか!!お前なんか、16%の割増で充分じゃ!!その代わりに、少しでも休んだら、その分の給料は最後の1円まで差し引くからな。」と、言っているのと同じじゃないですか!!

 そもそも、こんな給与体系では、完全に労働基準法にも最低賃金法にも違反しているじゃないですか。
 陰でコソコソ、ネチネチ、労働者にサービス残業を強要するブラック企業は山ほどありますが、残業割増率を「公然と」ピンハネするような会社なぞ、どこにもありませんよ。それが年金の話になった途端に、なぜこんな無法が公然とまかり通るのですか?それを防ぐ為には、労働基準法や最低賃金法に相当する「年金基準法」「最低年金法」を制定する必要がありますね。

 もし、私がその会社の従業員なら、こんな会社、とっとと辞めます。もし、次の転職先が見つからなくて、仕方なくその会社で働かなければならないとしても、誰が残業なぞするものですか。逆に、仕事サボりまくって、有給休暇を目一杯使って、休みの日に別の会社にアルバイトに行きます。勤務時間中も副業に精出します。ひょっとしたら、タイムカード押してそのままトンずらして他で働いて、また夕方にタイムカードだけ押しに帰って来て、給料だけチャッカリもらうかも知れません。会社が社員を人間扱いしないんだから、会社の方も、社員から「まともな会社」扱いされなくなって当然じゃないですか。誰が、こんな会社で、まともに仕事なぞ出来るか!!

 年金問題も、それと同じじゃないですか。
 そもそも、「少子高齢化」も「働き手の減少」も「平均寿命の伸び」も、私たち国民の責任じゃないでしょう。政府や財界が正社員をどんどんリストラして契約社員や派遣社員に置き換えていくから、年金保険料もまともに払えない人が増えるんじゃないですか。そうやって将来不安ばかり煽るから、お金がなくて結婚したくても出来ない人や、朝から晩まで働きずくめで結婚どころではない人や、結婚して子供作ってもシンドイだけだと思う人がどんどん増えて、「少子高齢化」が進んで「働き手が減ってしまった」のでしょうが。これは私たち個人が悪いのか?違うでしょう。全部、政府や財界の責任じゃないですか。そのくせ、自分たちの議員報酬や役員報酬はどんどん引き上げ、白紙の領収書も一杯切って。一般庶民にばかりツケ回しするな!
 その挙句に、「子どもを産まないお前らが悪い」と言いながら、そのくせ「長生きするな」と。生きて欲しいのか死んで欲しいのか、一体どっちやねん?そこまで言うなら、もうみんな子どもを産まずに寿命が来たら死ぬに任せたら良いのです。そうやって、最後には日本列島全体が無人島になってしまっても、果たして同じ事が言えるのかどうか?人の命を一体何だと思っているのか?!(# ゚Д゚)



 実は、この秋から毎月、私の口座から住友生命と日本生命の個人年金保険料が引き落とされる事になりました。住生が1万7千円余、日生が6千円余。両方合わせて2万3千円以上が、今後さらに10年間、口座から引き落とされます。その後になって、ようやく個人年金の支給が始まります。但し、年金が支給されるのは、それから後の10年間だけです。

 しかし、これも、政府が公的年金をきちんと運用さえしていたら、わざわざ私が個人年金に加入してまで、国の年金運用の肩代わり、尻拭いみたいな事なぞしなくても良いのです。それが、個人でも年金をかけなければならなくなったお陰で、保険料支払いの為に、残業に追いまくられるようになってしまいました。これでは、個人年金の保険料を支払う為に働いているようなものです。

 これを聞いて、「何を贅沢(ぜいたく)な、罰当たりな事を言っているのか!世間には、個人年金なぞ加入できない人も一杯いるのに!」と思う人も決して少なくはないでしょう。確かに贅沢な悩みである事は承知しています。「家賃支払いに費やすよりは、わずか10年間だけでも、年金支給という形で見返りがあるだけ、まだマシではないか」という意見も、その通りだと思います。

 でも、やっぱり、年金の運用や支給なんて本来は国がやるべき事であって、何も個人が肩代わりしなければならない事ではないと思います。日本国憲法の第25条には、国民には誰でも「最低限度の文化的生活を送る権利」があると、書かれているのですから。その国民の権利を保障する為に、国は仕事をしているのであり、国に仕事をきちんとしてもらう為に、我々国民も国に税金を払っているのですから。それを国がやらず、やれ自己責任だの何だのと、個人にことごとく丸投げでは、年金や国の存在価値なぞありません。そんな、我々国民から税金を搾り取るばかり、私腹を肥やすばかりで、肝心な時には全然国民の為に動いてくれない、そんな「やらずぶったくり」の国なら、「在っても無かっても同じ」どころか、もはや「存在自体が悪」ではないでしょうか。
 だから、年金の問題については、私は相当ドタマに来ています。今までは、安倍政権や自民党に対しては、単に「不支持、反対」だけの感情に留まっていましたが、今はもう、テレビで「ヤツ」の顔を観るたびに、「この餓鬼ャア、ド突き倒したろか!!」という気持ちに駆られます。

 しかし、年金カットに原発再稼働、集団的自衛権行使にTPPと、安倍政権が推進する個別政策には世論の過半数が反対なのに、何故、安倍内閣の支持率が4割や5割以上になるのでしょうか?
 答えは簡単。「もう何言っても無駄」という事で、国民の多くが「長いものに巻かれろ」と易きに流れ、奴隷根性に染まって、抗議の声すら上げなくなってしまったからです。会社が進める賃下げやリストラには社員のほとんどが反対でも、組合や労働者がご難を恐れて、会社に何も文句を言わなくなってしまった・・・そういう、今までも世間ではよく見られた光景が、今では世論の大勢にまで成り下がってしまったのです。

「米軍駐留費増は不要」が86% 内閣支持60%に上昇、世論調査(共同通信)

 共同通信社が26、27両日実施した全国電話世論調査によると、米国のトランプ次期大統領が選挙戦で負担増に言及した在日米軍駐留経費(思いやり予算)について「日本の負担を増やす必要はない」との回答が86.1%に上った。内閣支持率は60.7%で、前回10月の53.9%から上昇した。支持率が60%を超えるのは、2013年10月26、27両日調査以来。不支持率は30.4%だった。
 安倍晋三首相がトランプ氏や、ロシアのプーチン大統領らと相次いで会談するなど首脳外交を展開したことが支持率アップにつながった可能性がある。(以上、引用)

お父さんとチョンテイル(原題:아빠와 전태일)


 今、日本のマスコミは韓国のパククネ(朴槿恵)大統領退陣劇を、まるで後進国の争乱劇のように面白おかしく書き立てていますが、「果たして彼らにそんな資格があるのか?」と言いたいです。今から約50年前、日本が沖縄返還闘争やベトナム反戦運動、学生運動などで盛り上がっていた時に、お隣の韓国では、今のパククネの父に当たるパクチョンヒ(朴正煕)大統領が、軍事独裁政治で国民の権利を抑えつけていました。上の動画にあるように、国民にはストライキの権利すら認められていなかったのです。
 しかし、韓国の国民は、そんな中にあっても、軍事独裁政権への闘いを諦めませんでした。そして遂に、今から約20年少し前に、パクの後を継いだ軍事独裁政権を倒して、民主化を勝ち取る事に成功しました。今のパククネ政権打倒の民衆の闘いも、それまでの弾圧の犠牲を乗り越えて、初めて可能になったものです。今の安倍政権や自民党に何も言えない日本のマスコミや国民に、その韓国民衆の事をあざ笑う資格なぞ、あろうはずもありません。むしろ、「今の日本人こそ、闘う韓国人の爪の垢でも煎じて飲め」と言いたいです。 

年金カット法案が本会議でも強行採決、70歳以上の医療費も倍額に! 追い詰められる貧困高齢者(リテラ)

 25日の衆院厚生労働委員会につづき、本日、衆院本会議で公的年金改革法案、いわゆる年金カット法案が強行採決された。25日の同委で安倍首相は野党からの問題指摘に対し「それで民進党の支持率が上がるわけではないんですよ!」と言い放ち、挙げ句、「私が述べたことを理解いただかないなら何時間やっても一緒だ」と独裁者丸出しの暴言を吐いたが、それを反省するでもなく、きょうもまた強行採決。もはや安倍首相は、反対意見など無視してなんでも強行採決で通してしまうつもりなのだろう。
 しかし、この年金カット法案は、現在、年金を受給する高齢者たちにとっては死活問題だ。
 今回の法案は、物価と賃金で下落幅がより大きいほうに合わせて年金も減額するというもので、民進党の試算では年金支給額は現在よりも5.2%も減少。2014年のデータにこの新たなルールを当てはめると、国民年金は年間約4万円減、厚生年金ではなんと年間約14.2万円も減るという。
 何度もお伝えしているように、安倍政権はこの4年のあいだに公的年金を3.4%も減らし、医療面でも70~74歳の窓口負担を2割に引き上げるなど高齢者の生活に追い打ちをかけてきた。
 それだけではない。昨日明らかになった2017年度から予定されている公的医療保険制度の見直し案では、70歳以上の医療費自己負担上限を、住民税を支払う全員を対象に引き上げるとした。たとえば、約1200万人いる年収約370万円未満の所得層も、外来で月額の自己負担額上限は1万2000円だったが、来年8月からは倍の2万4600円に引き上げる。しかも、年金が153~211万円という低所得層への所得に応じた保険料5割軽減という特例も廃止するという。こうした見直しによって、国は350億円を浮かせるらしい。
 医療費見直しや年金カット法案といった高齢者への社会保障の厳格化は、一体、何をもたらすのか。NPO法人ほっとプラス代表理事で、『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新書)の著者である藤田孝典氏は、25日の厚労委で参考人として法案反対の立場から、「65歳以上の高齢者の相対的貧困率は18%」という高水準にあること、そしていま、高齢者は「相当、生活が逼迫されている」と説明した。
「年金がこのままもし景気浮揚等なく減らされていくという状況では、まず生活困窮状態にある高齢者はどういうふうな状況に陥っていくのか。わたしたちのもとに相談に来られる人たちは、病院の受診回数、服薬回数を減らしています。年金が不十分な人は、なるべく病院に行かない。ほんとうは受診しないといけないのに、医師の指導に従えない、そういう状況が見られています」
「ほんとうは要介護4という介護サービスを入れないと普通の生活がしていけないという状態にある女性も、年金金額が少ないために要介護1ぶんのサービスしか入っていない」
「多くの研究者の方たちも、低所得にある高齢者の人たちがいかに健康を害しているのかという調査(結果)も、すでに多く出されています。(年金の減額は)その金額だけを見ると、たかが数千円、数万円とわずかなものだと思われがちだと思いますが、この影響は非常に大きい」
 相談に訪れる人のなかには、「自殺や一家心中、介護殺人を考えているというような声がすでに数多くあります」と言う藤田氏。いま、高齢者が置かれた状況がこうした切迫したものであると知った上で、安倍政権はそれでも年金カット法案を強行採決したのである。
 命にかかわる社会保障費を抑え込み、一方では国家公務員の年収を平均5万1000円増額する改正給与法が参院で成立している。弱い者は「自己責任」の一言で見捨てられ、見殺しにされていく──安倍政権のままでは、そんな恐ろしい社会がどんどんと進んでいくのだろう。(以上、引用)
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後の段取りより目先の楽

2016年11月30日 08時15分24秒 | 職場人権レポートVol.3


 私の勤務先はスーパーの物流センターで、そこには多くのベトナム人留学生のバイトが働いている事は、今までも折に触れて書いてきたので、読者の皆さんも既にご存知の事でしょう。そこで今、ベトナム人バイトの日本人バイトとの間で、ちょっとした対立が芽生えつつあります。今回はその話題について少し書いてみたいと思います。
 私の担当している仕事は、物流センター内に併設されている野菜加工室でカットされ、プラスチックのケースに詰められたカット野菜を、配送先の店舗別に台車に積んでいく作業です。その作業を、他の日本人バイトやベトナム人留学生バイトと一緒に行っています。
 加工室から出てきたカット野菜は、一旦、作業場の前のスペースに仮置きされます(左上写真)。それを作業場で、また別の台車に乗せ換えて各店舗別に振り分けていきます(右上写真)。加工室から出てくる野菜は、大根やジャガイモなどの土物から白菜、ホウレンソウなどの葉っぱ物まで、量が多い物から少ない物まで様々です。重さも、20キロぐらいの重たい物から数百グラム程度の軽い物まで色々あります。
 それを、私たち日本人バイトは、白菜300ケースや大根200ケースといった、量が多くて重たい物から先に仕分けしていくのに対し、ベトナム人バイトは、ホウレンソウ20ケースとかブロッコリー10ケースといった、量が少なくて軽い物から先に仕分けしていこうとするのです。
 そんな事をされたのでは、いつまで経っても仕事がはかどらず、加工室から搬入されてきた野菜で仮置き場が埋まってしまい、最後には、私たちの作業スペースも確保できなくなります。それに、仕分けした後も、台車の下の方に軽い物、上に重たい物が積まれる、非常に不安定な積み方になってしまいます。それでは、台車を運ぶ際に転倒してしまう事故の原因にもなりかねません。



 そのしわ寄せを全部、日本人バイトがかぶる形になってしまっています。それで、日本人バイトの間で、ベトナム人バイトに対する不満や不公平感が広がっているのです。これが普通の会社なら、そうならないように社員がベトナム人バイトをちゃんと指導してくれるのですが、ここの社員は事なかれ主義で無責任の塊みたいな人間ばかりなので、もう放置状態なのです。私も何度かベトナム人バイトに注意しましたが、これも本来なら社員がしなければならない事です。それを何故、バイトの私がやらなければならないのか?
 こんな状態がもうずっと続くと、さすがに、ネオナチや右翼が煽る外国人排斥の動きには批判的な私ですらも、「まじめに仕事する気がないなら、もうみんなベトナムへ帰ってしまえ!」と、愚痴の一つも言いたくなります。そして、ベトナム人が仕事をサボるのは、ベトナム人の国民性に起因するのではないかと、もう個人ではなく国民全体を一まとめにして決めつけてしまうような考え方に、知らず知らずのうちに流れてしまいます。
 例えば、ベトナムの国土は南北に長く、北部の方は亜熱帯で四季も一応あるが、南部のメコンデルタの方は熱帯ジャングルで一年中暑い。雨もスコールがじゃんじゃん降るので、米も一年間で二回も三回も収穫できる。だから、ベトナム人は「うどん」(フォー)や「春巻き」(ゴイクン)も、小麦ではなく米で作るのだ。(上記写真参照)
 そんな所で暮らしていると、コツコツ仕事しようとは思わなくなるのではないか。今まで私は、ベトナム人に対しては、「第二次大戦中の日本軍の占領や、フランスによる植民地支配や、戦後のベトナム戦争で米国の侵略にも打ち勝ったスゴイ国!」といった、どちらかと言えば良いイメージを抱いてきたが、今の彼らの働きぶりからは、そんな勤勉さはこれっぽっちも感じられない・・・という感じに、ついつい思ってしまいます。
 この前の米国の大統領選挙で、外国人排斥を煽り「メキシコ国境に『万里の長城』を築いて不法移民を締め出せ!」と訴えた右派・共和党のトランプが当選し、ヨーロッパでも、英国がEU(ヨーロッパ共同体)から離脱し、フランスやオーストリアでネオナチが政権を取るかも知れないと言われているのも、前述のような外国人(ここではベトナム人)の働きぶりに自国民が反発したからではないかと、ついつい思いたくなります。

 しかし、やはり、その様な外国人排斥の考え方は誤りであるという事が、その後、図らずも思い知らされる事になりました。
 だって、仕事がいい加減なのは、何もベトナム人だけに限った事ではありませんもの。「いい加減」という事で言えば、うちの無責任の塊みたいな社員こそが、よっぽどいい加減です。
 実は、昨日もこんな事がありました。今までいた社員のノブ太(仮名w)が夜勤に回り、その入れ替わりに、今まで夜勤専属だった粕裏(かすうら=仮名w、ニックネームはカスラーw)が昼勤に回って来たのですが、このカスラーも、以前いた崖渕(がけっぷち=仮名w)と同様、全然仕事が出来ない上に、「無責任、横着」の塊だという事が、はからずも証明される事になりました。





 それが上記二枚の写真です。
 野菜を仕分けする際は、同じ店同士の分はできるだけ詰め合わせて、配送のトラックに少しでも多く積めるようにしなければならないと、私たちは最初に教わりました。もちろん、野菜が傷まない程度に、傷まないように詰め合わせなければなりませんが。そうしないと、トラックに積めるものも積めなくなってしまいます。それに、仕分けする私たちの方も、最初は詰め合わせをサボる方が早く楽に仕分けできますが(「後の段取りより目先の楽」)、そうやって無駄にケースや台車を使っていると、最後にはケースや台車が足らなくなったり、やたら台車やケースばかり増えて身動きが取れなくなってしまいます。(上段の写真が、その詰め合わせの模範例)
 ところが、このカスラーと来たら、横着かまして、ただケースを台車に載せているだけ、みたいな積み方をするのです。小さなカットキャベツが2パックしか入っていないケースも、他の少ないケースの分と詰め合わせせずに、平気で台車の上に積み上げていこうとしていました。(下段がその証拠写真)
 本来なら、もしバイトがそんな横着かましていたら、注意するのが社員の仕事なのに。社員自ら横着かまして一体どうするのか?そんな横着な事で、ベトナム人バイトの横着な仕事ぶりを是正できるのか?むしろ「易きに流れる」「類は友を呼ぶ」で、横着な社員ばかりだからこそ、バイトも横着になってしまうのではないか?
 横着という事では、会社も社員に負けず劣らず横着です。まだ比較的「使える」ノブ太を忙しい夜勤に回して、その穴埋めに「使えない」カスラーを昼勤に回すといった、社員の「使い回し」「使い捨て」みたいな事ばかりして。会社自ら社員を育てようとは全然していないじゃないですか。だから、こんな事なかれ主義で無責任の塊みたいな社員ばかりになってしまうのです。
 実際、ベトナム人のバイトも、最初来たうちは、自分から落ちているゴミを拾って、わざわざ自分の制服のポケットに入れてゴミ箱まで捨てに行ったりと、むしろ社員よりもしっかりした人も少なくありませんでした。それが何故、前述のような横着をかますようになってしまったのか?会社や社員にこそ、その責任があると思わざるを得ません。



 そこでまた、所長にカスラーの事を問い詰めた上で、個人別作業日報に、このカスラーの件も含めて、これまでのバイト配置のおかしな点などを書いて、会社に提出してやりました。
 例えば、隣の和風日配商品の仕分け場では、嫌がらせの為か何か知りませんが、元社員の高齢バイト(東尾さん・仮名)の出勤時間をわざわざ午前9時まで後にずらしてしまっています。そのあおりで、午前7時から9時までの間は、同じく高齢のバイト(橋爪さん・仮名)一人で作業しなければならなくなってしまっています。私が自ら始発電車に乗って早めの午前6時半から出勤するようにしたのも、私がそれを見るに見かねて、もう一人のバイト(藤原さん・仮名)が少しでも和風日配商品の仕分け応援に回れるようにする為です。もちろん、それ以外にも、そうしないと自分の持ち場の仕事が回らない、というのもありますが。
 昨日も、橋爪さんが台車を運搬中に転倒させる事故を起こしてしまいましたが、この事故の原因も、橋爪さんの不注意だけでなく、前述の人員配置の不合理にもあるのではないでしょうか?そして、ベトナム人バイトの怠慢も、ベトナム人の国民性から来るものではなく、むしろ配属先の私の会社や社員の体質によるものではないでしょうか?

 そういう事を作業日報に書いて、会社に出してやりました。
 この点については、会社のバイト読者にも強く言いたい。みんな、作業日報の記入をただ邪魔臭がっているだけの、受け身の姿勢ではダメです。それこそ「後の段取りより目先の楽」で、うちの怠慢・横着社員とも何ら変わりません。
 日報に一々記入するのは確かに邪魔臭いですが、これも使いようによっては、残業代未払い請求やパワハラの証拠になります。労働問題に取り組むNPO法人の中には、わざわざお金を出して、うちの会社の作業日報みたいな手帳を販売している所もある位です。(写真の「しごとダイアリー2」参照)
 作業日報は業務用文書なので、その気になれば、コピーを取って自分用の控えとして持っておく事も可能です。別に私の様な「過激な事」を書く必要はありません。ひたすら正確に、そして、ただ時間を記録するだけでなく、その時に起こった出来事も可能な限り書くようにすれば良いのです。一人や二人位なら、会社でコピーを取っても「自分の仕事に活用する為だ」と、ナンボでも言い訳できます。実際に、その様にも活用できますから。同じ書かされる位なら、むしろ、自分達の役にも立つような書き方をしてみても良いのではないでしょうか。
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バイトの揚げ足ばかり取るな

2016年11月24日 22時29分20秒 | 職場人権レポートVol.3


 今日、勤務先の朝礼で、また社員とバイトが一悶着ありました。午後の朝礼、私たちは昼礼(ちゅうれい)と言っていますが、そこで社員A(またしても例の仮名・井下です)が、「ラベル台を使ったら放置せずにきちんと片づけておくように」と言ったのが発端です。
 左上写真が、その放置してあったラベル台です。出荷用ラベルがいつでも直ぐに取り出せるように、店番号順に整理されて収納されている移動式の作業台です。

 その社員Aたるや、朝礼での物の言い方こそ丁寧ですが、言っている内容は「これやれ、あれやれ、何故出来ない?お前ら、たるんどる!」と、まるで「上から目線」そのものの高圧的な態度に終始しています。俗に言う慇懃無礼(いんぎんぶれい)というヤツです。そして、朝礼以外の場では、平気でバイトに当たり散らしたりするので、ほとんど全員のバイトから嫌われています。

 今日もそんな調子で、いつものように昼礼が始まったのですが、それに対して、アルバイトのBさんが猛然と食ってかかって来ました。「そんな事言う前に、余ったラベルはちゃんと台に整理してある通りに戻すように、夜勤のバイトに言ってくれ!仕分け場のカゴ車の配列も、レイアウト通りにちゃんと並べるように指導しておいてくれ!いくら夜勤のミスで、間違ったラベルを入れられたり、間違ったレイアウトでカゴ車を組まれても、その間違いに気づかず誤出荷してしまって怒られるのは、我々、昼勤のバイトなんだからな!」と、社員Aに猛然と反論したのです。

 私も、今日の作業日報に、その事を書いて副所長に報告する事にしました。社員Aは、我々バイトにはかさにかかった態度に出て来るものの、上司に対しては何も言えませんから。以下が、日報用紙の下半分全てを使って殴り書きした私の要請(抗議)文の全文です。

 本日の昼礼で、
 社員A:使用したラベル台はちゃんと片付ける様に!
 バイトB:そんな事言う前に、夜勤者に、ラベル台にラベルを入れまちがえない様に、カゴ車をちゃんと定位置にセットする様に言ってくれ!
  ↓
 Bさん自身もミスが多いのは難点だが、指摘自体は至極正論。カゴ車セットのレイアウト図作成・配布もロクにせず、バイトの揚げ足ばかり取るな。もっとバイトが働きやすい様に業務改善図るのが、社員の仕事だろう。

 以上の要請(抗議)文をしたためた作業日報を、帰りがけにただ提出するだけでなく、副所長あてに事務所の机の上にバンッと貼り付けて帰りました。もし無視されてゴミ箱に捨てられても、またいつでも貼れる様に、控えのコピーもちゃんと取ってあります。作業日報は私文書なんかではなく公式の業務用文書ですから、幾らでも会社でコピーできます。赤のサインペンでデカデカと書きつけた要請(抗議)文が、机の上で目にも鮮やかに際立っていましたw。



 Bさんの怒りはもっともです。ラベル台の収納場所も決めず、収納できるだけのスペースも後片付けの時間も確保せず、Bさんの上げた前述の問題点も何一つ解決しないまま、その時の気分や思いつきだけで、私達バイトの揚げ足ばかり取っているのですから。それでなくても、この社員Aと来たら、普段も朝礼等でバイトの揚げ足を取るばっかりで、自分からは何一つ、私たちバイトが少しでも働きやすいように全然動いてはくれないのですから。
 例えば、この上記のカゴ車の配置図(レイアウト)にしても、社員はバイトの揚げ足を取るばかりで何もやってくれないから、バイトの私が見るに見かねて、床にテープで線を引いて、壁にこのレイアウト図を掲示するようにしたのです。
 このレイアウト図の一番の特徴は、店番号しか記載していない点です。店名などは一切載せていません。
 何故だか分かりますか?それだけの表示スペースが確保できなかった事や、余りごちゃごちゃ書いて煩雑になるのを避けたかったという理由もありますが、一番の狙いは外国人対策です。
 うちの職場には外国人のバイトも大勢います。漢字やカナも読めない外国人のバイトも少なくありません。そんな中で、漢字で店名なぞ表示しても仕方ないじゃないですか。でも、そういう外国人でも数字なら読めます。だから、敢えて店番号しか表示しなかったのです。この方がすっきりして見やすいでしょう。
 さすがに細かな注意書きまで省略する事は出来ませんでしたが、もし注意書きの日本語が読めなくても、図の配列と数字さえ見れば、これがカゴ車のレイアウト図で、数字が店番号を表す事ぐらいは、外国人のバイトでも少し説明すれば直ぐに分かってくれます。

 しかし、こんな事は、本来は社員こそがやるべき仕事でしょう!何故、バイトがここまで社員の尻ぬぐいに追われなければならないのですか?社員がもっとしっかりしていたら、バイトはもっと働きやすくなるし、バイトも定着するようになり、わざわざ日本語も喋れない外国人を雇う必要もなくなるのです。何よりも、私がこんな事までやらなくても良い様になります。

 年末応援バイトの教育についても然りです。毎年、年末から年始にかけて、応援のバイトが大量に配属されます。うちはスーパーの物流センターなので、年末年始は大忙しなのです。
 いくら応援の臨時バイトとは言え、早い人は12月初旬位からやって来るのですから、一日限りのスポット派遣と同列に扱う訳には行きません。多い時は10人以上もの人数が、年明け1月10日ぐらいまで働くのです。計画的に人材養成する必要があります。
 ところが、ここでも社員は「行き当たりばったり」に終始しているのです。何の前触れもなくいきなり5人も6人も学生バイトを放り込んでくるわ、日本語が全く通じず漢字もカナも読めない外国人を平気で放り込んできて、後はほったらかしにするわ、せっかく忙しい中、苦労して新しいバイトに作業のやり方を教えても、教えた後に別の部署に引っこ抜いていき、また別のズブの素人を放り込んでくるわ…。去年も散々な目に遭いました。
 そこで、今年は先手を打って、私の方から副所長に、下記の要望書を申し入れるようにしました。ここに、その要望書の全文を証拠保全しておきます。もし、年末繁忙期に何か事故があっても、バイト個人に責任転嫁されたり、労災をもみ消されたりしないように。



社員各位
年末応援バイトの教育についての要望書

 今年も年末繁忙期に大量の応援バイトが職場に配属される事と思われます。
 応援バイトの就労期間は最低でも12月下旬から1月上旬まで約2週間に及びます。これだけ長期間働くのですから、同じ臨時の応援バイトでも、一日限りの派遣スポットと同列に扱う訳には行きません。バイトの配置や教育訓練を計画的に行う必要があります。

 また、年末繁忙期は作業量も通常の倍近くになります。だから、大量の応援バイトを投入する訳ですが、幾ら人数ばかり多く投入しても、それに見合ったバイト教育を行わなければ、「宝の持ち腐れ」どころか、逆に「足手まとい」にもなりかねません。

 ところが、昨年の状況を振り返ってみると、いきなり大量のバイトを現場に配属し、教育は既存のバイトに丸投げしたり、毎日入れ代わり立ち代わり違うバイトが配属され、そのたびに既存のバイトが一から作業を教えなければならなかったり、そうやって折角教えても、教えた後でまた別の部門に引き抜かれ、違うバイトをあてがわれたり、といった事例が散見されました。

 それでは、現場のバイトは堪ったものではありません。また、会社としても、折角の業績アップのチャンスを逃がし、徒に人件費の浪費だけを強いられる事になってしまいます。今年は是非、そのような失態を繰り返さないように、特に下記の点に十分留意していただくよう、お願い申し上げます。

① 既に安全教育マニュアルや部門別の作業マニュアルが一定整備されているのですから、その内容を応援バイトに事前に一通り説明してから、現場に配属をお願いします。(DAS仕分け、ハンディ操作、カゴ車積み付け、ドーリー仕分け、等)
② 業務に必要不可欠な備品は、事前にバイトに貸与してから現場に配属して下さい。(安全靴・防寒服・軍手・マジック等)
③ 応援バイト全員に名札を着用させて下さい。毎日大量のバイトが来るのに、名前も分からないのでは仕事になりませんし、コミュニケーションも取れません。
④ 出来るだけ、同じメンバーを配属するようにして下さい。年末繁忙期なので、臨機応変に対応せざるを得ない点はありますが、それでも、昨年の様な「行き当たりばったり」な対応では困ります。
⑤ 外国人留学生バイトについても、法令遵守の人道的対応をお願い致します。外国人留学生については、あくまでも留学ビザによる就労である為に、週28時間(学校が冬休み期間中も1日8時間)以上働かせてはいけない事や、最低限度の日本語の日常会話やカナの読み書きが出来なければ働かせてはならない等の制限がある筈です(入管及び難民認定法)。その法律上の規定を無視して、日本語を全く話せずカナも読めない外国人バイトの面倒まで、現場の日本人バイトに丸投げする様な無責任な対応はしないで下さい。

2016年11月17日
××××業務請負株式会社 ××スーパー××物流センター出張所 スタッフ社員 ×× ××(私の本名)
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職場の矛盾を労働者にしわ寄せするな!

2016年11月21日 23時42分14秒 | 職場人権レポートVol.3
 自分の職場の外国人雇用に関する過去のブログ記事が、ツイッターで今、話題になっています。新たな対話が始まり、私も色々勉強させて貰っています。以下がその対話及び私自身のツイート(つぶやき)の内容です。ツイートは基本的にそのまま載せるようにしましたが、ツイッターを読み慣れていない人にも分かるように、必要最小限の編集を施しました。

(私の過去のブログ記事「我が社の留学生雇用に入管法違反の疑惑浮上」の内容に関して)
のぞみ日本留学センター(以下、のぞみ) 11月18日:
会社はどのようにご対応されたのですかね?日本語学校経営者、管理者、教職員で法定時間を大幅に超えたアルバイトをしている留学生を黙認されている方々がおられることを思えば、勇気が必要だったのではないでしょうか。

のぞみ 11月18日:
以前も同様なツイートをしたかもしれませんが、留学生のアルバイト勤務先の方が下記のようなご対応までされているようで、ご苦労をお察しいたします。アルバイトの留学生(ベトナム人留学生?)が在籍しているのはどちらの日本語学校なのでしょうか?
プレカリアート 8月6日:
今度職場に配属されたベトナム人バイトは挨拶(あいさつ)程度の日本語しか話せず平仮名・カタカナも読めず。折角私が作った全文ルビ入りの作業マニュアルも役に立たず。遂にここまでバイト教育のレベルを引き下げなければならなくなった(嘆)。
注:ツイッターでは、この下に平仮名・カタカナ・ローマ字対照表の写真を添付。

プレカリアート 11月18日:
すみません。学校名までは聞いておりません。

のぞみ 11月18日:
ご丁寧にありがとうございます。お仕事先のベトナム人留学生に関する一連のツイート、大変参考になりました。感謝申し上げます。

※以下、私の「お仕事先のベトナム人留学生に関する一連のツイート」より
日本語を全く喋れずカナも読めないベトナム人バイトの教育をいきなり押し付けられたので、「たった時給900円の低賃金のまま、何故そんな責任まで押し付けられなければならないのか?」と、バイトを社員に突き返してやった。(7月27日)
それで社員に「日本語の通じないベトナム人に仕事なぞ教えられない」と言ったら「英語や身振り手振りで教えろ。ただ出来ない出来ないでは仕事にならない」と。そのベトナム人には英語も通じないのに。時給900円のバイトに外国人の通訳みたいな事までさせるな。出来る出来ない以前の問題だろうが!(8月15日)
今日は年末並の物量を捌かなければならないのに、バカ社員と来たら、私とベトナム人バイトの2人だけで作業させようとした。そこで私も、「そんな事するなら、この農産コンテナの分は運ばず此処に置いたままにしておくからな!」と社員に抗議したら、急遽もう1人回して貰える事になった。(11月5日)

プレカリアート 11月20日:
こちらこそ、ご助言有難うございました。ところで、そちらはベトナムで日本留学のサポート事業を展開なさっておられるのですね。実は私、ベトナム語の発音を聞き分けるのに非常に苦労しています。DVDで聞いてもなかなか分からないので、何か良いコツをご教示願えれば

のぞみ 11月20日:
ベトナム語の発音は難しいですよね。すみません、すでにそのようにされているかもしれませんが、個々の言葉の発音のポイントとしては、声調に一番気をつけて、次が母音、次の次が子音、と意識しつつ、DVDなどを参考に発音されるのがいいかもしれません。

のぞみ 11月20日:
ご存知のように、北部のベトナム語の声調は6種類ですが、ベトナム語を勉強し始めたばかりの日本人学習者にとっては、特に"ã"と"ạ"は発音しにくいのではないかと思いますので、身近にいるベトナム人の方にチェックしてもらったほうがよいかもしれません。

のぞみ 11月20日:
その他には、職場のベトナム人の方々から聞いたよく知らないベトナム語の言葉は、メモに書いてもらって、そのスペルをまず覚えて、スペルを覚えたら繰り返し発音して言えるようにする、というのも良い学習方法かと思います。何かのご参考になれば幸いです。

プレカリアート 11月20日:
ご丁寧に有難うございます。ベトナム語も、最低でも今の「学校英語」程度には喋れる様にならなければ仕事になりません。何とか物にしたいと思います。

プレカリアート 11月20日:
後、職場の現状ですが、管理職の一部の方は、私の作ったマニュアルをベトナム語に翻訳してくれたりしていますが、大多数の社員はハッキリ言って物扱いです。取り敢えず目の前のノルマをこなす事しか眼中になく、業務改善なぞ二の次。もはやコミュニケーション以前のレベル。

プレカリアート 11月20日:
特に夜勤者の社員が酷い。仕事量が多い事もあり、やっつけ仕事に終始し、その後の業務を引き継ぐ昼勤者の事なぞ眼中になく。散らかし放題で必要備品の整備もせず。昼勤も昼勤で、事なかれ主義で無責任な対応の社員ばかり。そのしわ寄せは全部、現場のバイトに。

プレカリアート 11月20日:
それで、ついつい現場のベトナム人に当たってしまう事も。勿論、一番悪いのは無責任な社員や会社であり、建前では技能移転だの国際貢献だの言いながら、本音では外国人留学生を人材不足の穴埋め、使い捨ての低賃金労働力としか見ない今の政府なのですが。

プレカリアート 11月20日:
ネオナチやネトウヨが煽る外国人差別は論外ですが、他方でベトナム人留学生の方も、日本で働く以上は、最低限の日本語会話能力ぐらいは身につけておいて欲しいです。しかし、現状はかくの如し。騙す企業も悪いが、騙される方も、単にお金儲けさえ出来れば良いでは、余りにも姿勢が安易ではないかと

プレカリアート 11月20日:
作業マニュアルのベトナム語翻訳も遅々として進まず。人材難と業界用語の翻訳に手間取っているからとの事。人材難は現場のベトナム人に手伝って貰えば良いし、「無き分かれ禁止」等の業界用語も、写真の様に幾らでも言い換え可能では?外国人選手が活躍するスポーツ業界なんて専門用語だらけなんですが

注:ドーリー(台車)には10ケースまでしか積めないので、8ケースのジャガイモの上に5ケースの玉ねぎを積むには、2ケースだけ積んで残りの3ケースは同じ店行きの別のドーリーに積まなければならない。しかし、玉ねぎは他の商品(右の写真)とは違い、商品にはラベルが1枚しか付いていない(左の写真)。あちらに2ケース、こちらに3ケースと、商品ラベルも付けずにバラバラに分けて積んでしまったら(無き分かれ)、後で数が合わなくなった時に探し回るのが大変。それだったら、中途半端な分割なぞせず、もうそのままジャガイモのドーリーの手前に置いておいて下さい…というのが「無き分かれ禁止」ルール。それを漢字の読めない外国人バイトに説明する為に、わざわざ全文振り仮名付の作業マニュアルまで作って掲示するようにしたのに。今度はカナも読めず言葉も喋れない外国人を放り込んでくるとは…

プレカリアート 11月20日:
又、一部日本人のベトナム観にも辟易(へきえき)させられます。以前、ベトナムも反中国で親日だから良いと、電車内で隣のベトナム人に話しかけていた日本人乗客を見て、非常に腹が立ちました。ベトナム戦争では日本も加害者だったのに、その反省もなく。これでは、ベトナム人を体良く利用しているだけではないかと

のぞみ 本日:
あらためてご丁寧なご教示いただき、ありがとうございました。下記ツイートでおっしゃっていること、ごもっともではないかと思っております。
プレカリアート 11月20日:
しかし、ベトナム人も日本で働く以上は、日本語の日常会話が出来て、小学校の教科書程度の文章は読み書き出来る位でないと、仕事になりません。それを会社にも言っているのですが。会社は、日本語が出来る人が最低一人でもいたら、後はもう日本語が全然出来なくても良いみたいに思っている節が。

プレカリアート 11月21日:
今日の朝礼で、また新たな外国人配属の報告が。今度は何とガーナ人。留学生か否かは知らない。来日20年目の永住資格保持者で、日本語の会話はペラペラだが、文字は数字しか読めないらしい。基本的にはフォークリフトでの荷受けを担当して貰う予定だが、必要に応じて商品仕分け作業にも入るとの事。

プレカリアート 11月21日:
今度配属されるガーナ人は英語もペラペラ。こんなド底辺企業で後片付けもしない外国人バイトばかり見てると気が滅入るが、実際は高学歴の人も少なくない様だ。じゃあ、何故もっとハイスキルな職種や企業に就職しなかったのか?幾ら入管法での縛りがあると言っても、これでは宝の持ち腐れにしかならず

プレカリアート 11月21日:
実は、ウチの様なド底辺企業では、余り高学歴なのも問題なのだ。仕事は低賃金の単純労働で周囲もバカ社員ばかりではアホらしくて仕事する気になれず。以前いた英語ペラペラのサウジ人女性の時も、私までバカ社員と同列に見られ、仕事は手抜きし放題。私も彼女と同じ立場なら、きっと同じ様になるだろう

プレカリアート 11月21日:
今度職場に来るガーナ人は、日本語も英語も達者なのに、何故未だにカナも読めないのか?最初は訝(いぶか)しく思ったが何となく分かるような気が。別にカナや漢字なぞ読めなくてもローマ字さえ読めればそれで充分。国際語の英語さえマスター出来ればそれで良い。彼にしたら日本語なんて所詮「第二外国語」なんだ

プレカリアート 11月21日:
実際に外国人が職場に大量に入って来るまでは、外国人留学生や技能実習生の実態がこれほど杜撰(ずさん)だとは思ってもみなかった。新人が仕事できなくても別に仕方ないが、少なくとも日本で働く以上は、日本語全く喋れず文字も読めないではお話にならない。会社も、よくそれで外国人を雇う気になるなと思う

プレカリアート 11月21日:
外国人の日本語留学も技能実習制度も、開発途上国への技術指導や人材育成が本来の目的。その為には日本語の会話力が絶対必要。ところが実際は、日本語が全く通じなかったり通じても片言の会話しか出来ない外国人が大半。これでは、技術指導や人材育成は建前だけで、実態は低賃金労働の穴埋めでしかない

プレカリアート 11月21日:
他方で、仕事の出来る外国人も決して少なくはない。そういう人は自ら進んでゴミを拾い作業もテキパキこなす。わざわざ異国にやって来る位だから冒険心や開拓者精神は誰しも大なり小なりあるのだ。それが何故、ゴミ散らかし放題で後片付けも出来ない職場になるのか。社員がきちんと教育していないからだ

プレカリアート 11月21日:
うちの会社の人事はまるで出鱈目(でたらめ)。出来る社員は多忙な現場をたらい回しにされてそこで酷使。出来ない社員は比較的楽な現場で他にトラブルが広がらないようそこで塩漬け。昔の縁故採用のツケで、出来ない社員がまだ一杯残っている。日本人バイトもまともに使いこなせないのに外国人の指導なぞ絶対に無理

プレカリアート 11月21日:
だから、今日、副所長に聞いてやったんだ。「幾らバイト募集しても誰も来ないし来てもすぐ辞めていくので外国人を雇い始めたのだ」と副所長は言うが、最初は本当にそうだったかも知れないが、今はもう、右も左も分からず立場の弱い外国人の方が、日本人よりも扱いやすいから雇うのだろう!と。

プレカリアート 11月21日:
すると、副所長は、「決してそんな生半可な気持ちで外国人を雇ってはいない。ちゃんと身元調査もしている」と、今度は外国人をスパイ扱い。身元調査よりも先に、外国人にちゃんと日本語喋れるようにしてやれよ!そして、ちゃんと作業マニュアルを作って、それに沿って仕事を教えるのが先だろう

プレカリアート 11月21日:
一方、外国人も、仮にも日本で仕事する以上は、日本語の日常会話ぐらいは出来るようになっていて欲しい。読み書きも小学校卒業程度には出来るようになっていてくれないと仕事にならない。その為に日本語学校にも通っているのだろう。それ位の自覚は持って欲しい。これは外国人差別でも何でもない。

プレカリアート 11月22日:
いい加減なのは会社だけでなく政府もだ。外国人労働を何と介護や医療にまで広げようとしている。今の介護労働者の悪すぎる待遇を引き上げた上で、受け入れ態勢を整えてから広げるなら良いが、ただ闇雲に外国人を人材不足の穴埋めに当てるだけでは、相模原事件みたいな事も今後各地で起こるようになる

のぞみ 11月22日:
お知らせいただき、ありがとうございます。大変すみません、そのような状況でも、大きなトラブルを起こさずに何とかやっていっているということでしょうか。アルバイトをしているベトナム人のみなさんは、アルバイト時に日本語を使うことが多いのでしょうか。

プレカリアート 11月22日:
一応何とかやっていけてます。私が作った全文ルビ付き作業マニュアルの内容を、日本語が分かるベトナム人が仲間に伝える事で、業務継承が初めてまともに出来るようになったと、夜勤社員からも感謝されました。マニュアル作成なんて、元々自分達社員の仕事なのに(呆)

プレカリアート 11月22日‏:
でも、それ以降も事故やミスは連発しています。折角、全文振りがな付きの作業マニュアルを作ってやっても、カナも読めない外国人をどんどん入れるのですから、そうなるのも当然です。それで朝礼の度に、事故やミスを減らせと、まるで他人事みたいに(呆・怒)。

プレカリアート 11月22日:
ベトナム人は、仲間同士では自国語で、日本人と話す時のみ日本語で喋ります。その中で、日本人で同僚バイトのK君だけは、ベトナム語は全然分からないのにベトナム人バイトと普通にコミュニケーションが取れているのでビックリ。K君曰く「要はハートの持ち様」だと。

プレカリアート 11月22日:
但し、日本語を全く喋れない人が、自分の意思を相手に伝える際は、完全に身振り手振りです。例えば、この商品を持って行きたいので早くハンディ(データ読み取り用の携帯端末)で商品情報を読み込んで欲しい時は、「ピポピポ」(ハンディの読み取り音)という感じで。

のぞみ 11月22日:
あらためてご丁寧なご教示いただき、ありがとうございました。下記ツイートでおっしゃっていること、ごもっともではないかと思っております。
プレカリアート:
ネオナチやネトウヨが煽る外国人差別は論外ですが、他方でベトナム人留学生の方も、日本で働く以上は、最低限の日本語会話能力ぐらいは身につけておいて欲しいです。しかし、現状はかくの如し。騙す企業も悪いが、騙される方も、単にお金儲けさえ出来れば良いでは、余りにも姿勢が安易ではないかと

のぞみ 11月22日:
付言しますと、2016年現在、大阪入管は日本語学校が高卒や短大卒のベトナム人留学生の留学の申請を行う際に一定時間以上の日本語学習歴があることを証明する書類と日本語能力試験等のN5レベル合格の書類の提出を求めているようです。
注:今年の夏は(暑い、軽い、うるさい、悲しい)。左の語群から適語を選べ。実際の問題文は平仮名で解答も平仮名でOK。これがN5合格レベルの語学力。修了証書も裏では金で売買される。しかし、この程度の修了資格も金でしか入手できないとなると…。

のぞみ 11月22日:
そのようなことがありますので、本来でしたらひらがなもカタカナもわからないベトナム人留学生がいるはずがないのですが、大変残念なことに、実態は @afghan_iraq_nk1(プレカリアート)さんがツイートされているような日本語がほとんどできないベトナム人留学生はけっして少なくないようです。

のぞみ 11月22日:
大阪の日本語学校でもきちんと募集・受け入れを行うことで、しっかりとしたベトナム人留学生を受け入れているところもあるようです。 @afghan_iraq_nk1 さんの職場の一部の留学生が日本語がほとんどできない問題、留学生が在籍している学校の監督責任も大きいのではないでしょうか。
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プロレタリアト、GⅠ初挑戦

2016年11月14日 05時40分01秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ


 とりあえず、昨日のエリザベス女王杯の結果を簡単に報告しておきます。
 当日は、京都競馬場に行く前に、近くの石清水八幡宮に参拝して来ました。昨年も参拝した後で秋華賞を的中したので、いわばゲン担ぎです。特に今年のエリザベス女王杯には、今まで応援してきたプロレタリアトも出走して来ます。まさかGⅠに本当に出てくるとは思いませんでしたので、参拝にも気が入ります。石清水八幡宮のある男山は紅葉の名所でもありますが、私が行った時はまだ色づきもしていませんでした。昼食は、山頂休憩所や競馬場内のランチが割高な事は既に知っていたので、参拝後に買ったコンビニ弁当を京阪八幡市駅のベンチで食べました。




 プロレタリトはGⅠ初挑戦の条件馬。前走・古都ステークス勝ちも、牡馬相手とは言え1600万条件のハンデ戦を53キロの軽量で出走できたから。労働者階級(プロレタリアート)由来の馬名故に今まで応援してきましたが、さすがにいきなりのGⅠレース出走は、いくら何でも荷が重すぎます。ここは応援馬券で複勝狙いに止め、本線はあくまで本命サイド中心に予想する事に。
 本線馬券には、エリザベス女王杯(芝2200m)と同じ2~3千メートルに実績を残し、瞬発力と持続力の両方を兼ね備えた馬をピックアップ。連覇期待の◎②マリアライト、昨年3着の〇⑧タッチングスピーチ、昨年の秋華賞馬▲①ミッキークイーン、適距離で京都巧者の△⑦マキシマムドパリを三連複のボックスで買い、◎〇から府中牝馬ステークス勝ちの△③クイーンズリング、今年の秋華賞2着の△⑮パールコード、応援馬の⑥プロレタリアトに流しました。


 エリザベス女王杯パドック周回中の本命馬①ミッキークイーン、②マリアライトと、勝敗度外視の応援馬⑥プロレタリアト。


 しかし、結果は不的中。1着③クイーンズリング、2着⑨シングウィズジョイ、3着①ミッキークイーン。応援馬券の⑥プロレタリアトは14着。やはりGⅠの壁は厚かったようです。本線馬券の方も、三連複の軸②マリアライトと⑧タッチングスピーチの2頭が外れた上、2着に超穴馬12番人気の⑨シングウィズジョイが入り、不的中に。
 1コーナーで⑭シャルールが内側に斜行し、進路が狭くなった不利を、後続の②マリアライトと⑥プロレタリアトがモロに受けてしまいました。GⅠはおろか重賞全く未経験の⑥はともかく、連覇気配濃厚だった②は、この不利さえなければ勝てていたかも知れないのに。そう思うと非常に残念です。勝った③クイーンズリングも連下では買っていましたが、距離2千メートル以上には実績がないので本命には推せませんでした。⑨シングウィズジョイも、後で調べると調教で好時計を連発していたそうですが、近2走のあの成績では、とても買う気にはなれませんでした。
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とりあえず米大統領選挙について呟いてみた

2016年11月11日 22時36分43秒 | その他の国際問題


米大統領選の選挙人獲得状況。左が2008年、右が2016年。08年には青色(民主党オバマ支持)だった五大湖沿岸の工業地帯が悉(ことごと)く赤色(共和党トランプ支持)に塗り替わった事が分かる。もし民主党大統領候補がクリントンではなくサンダースだったら、この様な事にはならなかったのではないか?


(注)左からクリントン、トランプ、予備選挙で民主党候補の座を最後までクリントンと争ったサンダース。サンダースは、資本主義の牙城アメリカで社会主義者である事を敢えて名乗り、格差是正や給付型奨学金制度の拡充を訴えて若者の心をとらえた。

トランプが弱者の味方だと?NY一の不動産王、新興成金そのもので、経済政策もアベノミクスの引き直し。タックスヘイブンへの税逃れも華麗な節税と居直る。これの一体どこが弱者の味方か?トランプは立派な資本家階級の一員。彼に投票した白人貧困層は騙されて肉屋に投票してしまった豚みたいな物だ。

米大統領選と日本の都知事選。国こそ違えど選挙戦の構図は瓜二つ。米国は、サンダースでは勝てないとクリントンに一本化したのに貧困層の票はトランプに流出。日本も、宇都宮では勝てないと鳥越に一本化したのに小池に流出。格差批判票が左派ではなく極右に流れ、更に弱肉強食が強まる。何という皮肉か

残念ながら左派の中にもトランプ待望論があるのは事実。「トランプも反TPPで米軍撤退を望んでいる」と。でも、彼の根底にあるのはあくまで米国中心主義。だから実際の言動は「移民排斥、女性差別、核武装肯定」と、排外主義のオンパレード。こんな「米国の橋下徹」みたいな奴に何を期待するのか?

靖国参拝反対も米国頼み。憲法擁護も天皇発言頼み。こんな他力本願ではいけない。トランプなんかに期待している暇があるなら、左派リベラルとして「今、一体何が出来るのか?」を、もっと真剣に模索すべきでは?南米やギリシャ、スペインでの左派躍進も、そうやって初めて実現できたのではないか?

 以上。ツイッターでの私のつぶやきを、そのままブログに載せたのでは印刷レイアウトが崩れてしまうので、画像の地図とツイートの文章をそれぞれ個別にコピーペーストした。
 ついでに、これもコピーペースト。ハフィントンポストからの引用で、「華氏911」で痛烈にブッシュを批判した米国の映画監督マイケル・ムーアが言った「選挙に負けた今やるべき5つの事」。ムーアの「民主党、共和党、オバマ、トランプ、選挙人団」等々の文言を、日本の「民進党、自民党、鳩山、安倍、小選挙区制」等々に置き換えても、そのまま通用する内容だ。彼は米大統領選向けに「マイケル・ムーアのトランプランド」という反トランプの映画まで作ったそうだ。早く日本でも劇場公開してほしい。

(注)選挙人団:米国の大統領選挙は間接選挙制で、有権者は選挙人しか選べない。その選挙人が大統領候補に投票する仕組みになっている。投票場まで何日もかかって歩かなければたどり着けなかった18世紀の名残をまだ引きずっているのだ。おまけに、ほとんどの州で、一人でも多くの選挙人を獲得した候補が、州全体の選挙人を獲得できる「勝者総取り方式」を採用してしまっている為に、実際には得票では負けていながら、選挙人の数では勝っている為に当選してしまう逆転現象が、今までも繰り返されてきた。マスコミが何かともてはやす米国だが、民主主義と言う点では決して先進国ではないという事は、読者も肝に銘じておくべきだろう。

 実際に米国市民は、選挙後も意気消沈する事無く、このマイケル・ムーアの言葉通りに、反トランプの抗議デモに続々と立ち上がっている。「アメリカ様のご命令だからTPP批准を」と迫る安倍に対して、「トランプ様も反対だからTPP批准撤回を」としか言えない山本太郎(自由党)や志位和夫(共産党)の他力本願と、何という違いか!勿論、「バスに乗り遅れるな」とばかりに安倍自民になびく奴隷・社畜どもや、棄権という形で安倍のペテンを黙って見過ごす怠け者どもは、もはや論外だが。

「一夜明けた朝のToDoリスト」

1. 民主党を乗っ取ろう。そして人々の手に戻すんだ。民主党の奴らは、我々の期待に情けないほど応えられていない。

2. 評論家や予想屋、世論調査員、その他メディアの中で、自分の考えを変えず、実際に起こっていることに目を向けようとしない奴らを首にしよう。偉そうに話をしていた奴らが今、「分裂した国を癒そう」とか「一つになろう」と俺たちに言うんだ。そんなクソ発言を、奴らはこれからもずっと言い続けるだろう。黙らせよう。

3. この8年間、オバマ大統領と闘い、抵抗し、闘ってきた共和党議員のように、これから闘う気概を持って今朝目覚めなかった民主党の国会議員は出ていけ。そのかわりに、これから始まる野蛮や狂気を止められる術を知っている奴らを、俺たちのリーダーにするんだ。

4. 「驚愕の結果だ」とか「ショックだ」と嘆くのをやめよう。そんな風に言ったって、自分の世界に閉じこもって、他のアメリカ人や彼らの絶望に目を向けていないだけだ。民主党・共和党の両方に無視された人たちの、既存のシステムに対する復讐心や怒りが大きくなっている。そこに現れたのが、両方の党をぶちこわして「お前はクビだ」というテレビスターだ。トランプが勝ったのは驚きじゃない。奴はただのジョークじゃなかったんだ。そして、支持を得て強くなっている。メディアに住む生き物で、メディアが作り上げた生き物だ。メディアは決してそれを認めないだろうが。

5. 今日会う人全員に、こう言わなきゃいけない。「得票数は、ヒラリー・クリントンの方が多かったんだ!」過半数のアメリカ人は、ドナルド・トランプじゃなくてヒラリー・クリントンを選んだ。以上。それが事実だ。今朝目覚めて「自分は最低の国に住んでいる」と思ったのであれば、それは間違いだ。過半数のアメリカ人は、ヒラリーの方が良かったんだ。トランプじゃない。彼が大統領になった、ただ一つの理由は、18世紀に作られた、難解でおかしな「選挙人団」と呼ばれるシステムだ。これを変えない限り、自分が選んでない、望んでもいない奴が大統領になる。この国に住んでいる人の多数が、気候変動を信じ、女性は男性と同じ賃金を払われるべきだと考え、借金をせずに大学に行くこと、他の国に武力侵攻しないこと、最低賃金を上げること、国民皆保険に賛成している。それは何一つ変わっていない。我々は、多数が“リベラル”な考えを支持する国に住んでいる。ただ、それを実現させるリベラルなリーダーがいないのだ(#1に戻って欲しい)。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/09/michael-moores-5-point-morning-after-to-do-list_n_12891776.html
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朝日記者がつぶやく新聞には書けない南スーダンPKOの実態

2016年11月09日 10時09分08秒 | 戦争法・集団的自衛権NO!


 今、アフリカ・南スーダンのPKO(国連平和維持活動)に自衛隊が派遣されています。PKOは、当初の停戦監視から「文民保護」を口実にした「内戦介入」に、急速にその性格を変えつつあります。そして今や、集団的自衛権行使容認で「積極的平和主義」を掲げる安倍政権によって、駆け付け警護による武器使用で、自衛隊が他国の戦闘に直接巻き込まれる危険がいよいよ現実の物となりつつあります。停戦監視とは名ばかりの内戦介入=事実上の参戦。派遣先の国や国民からすれば「侵略」に他なりません。そんな物に日本の平和が脅かされようとしているのです。以前、「防衛予算は人殺し予算」と言った野党議員の発言が問題にされましたが、実際に安倍政権がやっている事こそが「人殺し」ではないのか。
 その中で、このたび朝日新聞特派員の三浦英之記者が、個人の資格で、南スーダン現地の様子をツイッターで報じてくれました。南スーダンPKOや自衛隊派遣の実態を少しでも多くの人に知ってもらう為に、彼のツイートをこちらに貼り付けておきます。





















































(追記)

 「自衛隊のPKO撤収で民間人の犠牲者を見殺しにして良いのか?」という「一見もっともらしい」意見に反論しておきます。「既に機能不全に陥っているPKOの中で、たかだか数百人程度の実戦経験もない自衛隊に、一体何が出来るのか?仮に治安維持の為に自衛隊だけ勇み足で大部隊を南スーダンに増派した所で、『日本は平和主義を放棄したのか?』と非難されるだけだよ」と。
 そもそも、同じ民族独立を目指した同志でありながら、なぜ大統領と副大統領がたもとを分かち、政府軍すら野盗の群れと化してしまうようになってしまったのか?植民地時代からの部族対立を温存したまま、資源目当てに二股をかけている国があるからではないか?口では「平和を望む」と言いながら、陰では内戦をこじらせ「漁夫の利」を得ようとする大国が存在するからではないか?その紛争の芽を摘んでこそ、本当のPKOであり国際貢献ではないのか?
 その真の解決を模索せず、「北朝鮮や中国から日本を守る」と言いながら、南スーダンでは中国のPKO部隊ともつるんで資源の分捕り合戦に加わっている日本の今の政府に、平和や安定を口にする資格が果たしてあるのか。
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TPP学習動画セレクト

2016年11月07日 21時02分43秒 | 反貧困・新自由主義
TPP、わかりやすい解説まとめ。メディアに騙されている日本人


2分でわかるTPP


TPP 隠された真実 第2回「ISDS条項という毒薬」孫崎享
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築地ワンダーランドとTPP

2016年11月06日 22時30分25秒 | 反貧困・新自由主義

 少し前になりますが、「築地ワンダーランド」という映画を観て来ました。築地市場の豊洲移転は、先の東京都知事選挙でも一大争点になりました。しかし、私は、そもそも築地市場とはどんな所か、卸売市場の仕事の内容についてもほとんど知りませんでした。そこで、まずは築地市場について知る所から始めようと思い立って、先日この映画を観て来ました。この映画に出て来るのは、ひたすら築地の日常だけです。豊洲の事も都知事選挙の事も一切出て来ません。築地の歴史や、そこで働く人々の日常が、淡々と語られているだけです。その事でかえって、この市場が日本で果たしてきた役割や、生産者にとっても消費者にとってもかけがえのない、無形文化遺産のような価値ある存在である事が、ひしひしと伝わって来ました。
 築地市場の前身は日本橋の魚市場です。それが関東大震災による倒壊を機に、新たに公設の中央卸売市場として、1935年に当時の最先端の物流拠点として開場しました。今も取り扱いの主力商品は鮮魚や塩干物です。前日の夕方から夜にかけて、日本国内はおろか世界各地から、新鮮な魚介類が市場に運ばれて来ます。やがて、日付が変わる頃になると、仲卸業者も続々と市場に詰めかけて来ます。深夜の構内では、トラックやターレと呼ばれる小型運搬車が、ひっきりなしに行き交います。この時間帯が、いわば築地のラッシュアワーです。卸売場には魚介類が次々と並べられ、やがて早朝4時過ぎからセリが順次始まります。一流料亭の料理人や大スーパーのバイヤーから地方の小売店主まで、多くの買い出し人が、少しでも良い品を競り落とそうと、皆血眼になってセリに臨みます。その喧騒が翌日の昼頃まで続きます。
 セリでは皆が真剣勝負です。元卸や仲卸は、産地の漁協や漁師さんの為に、少しでも良い品を高く買って貰うべく切磋琢磨します。他方で、買い出し人は、店に魚を買いに来るお客さんの為に、少しでも良い品を安く売って貰うべく、しのぎを削ります。そこには一切の妥協は許されません。でも、その勝負は、自分の保身や出世の為に人を蹴落とす為のものではありません。少しでも、生産者や消費者の為に、つまり自分たちのお客の為に、自分にできる精一杯の事をやろうとしているのです。全てはお客の為であって自分の私利私欲の為ではない。だから頑張れるし、食の安全を損なう築地市場の豊洲移転には、立場を超えて反対でまとまる事も出来るのです。
 以上、まるで見て来たように書きましたが、この映画だけで築地市場を理解できたとは、おくびにも言えません。何せ築地はワンダーランドですから。でも、その片鱗に触れるぐらいの事は出来たのではないかなと思います。私は市場関係者ではありませんが、同じ物流倉庫で働く身として、早朝の凛とした雰囲気や、倉庫のコンクリートの冷たさ、それとは対照的なガテン系労働者の熱気などは、私も皮膚感覚で何となく分かります。

 例えば、「築地では下を向いて歩いている人はいない」という、映画の中の台詞(せりふ)についても、そうです。確かに、ああいう場所では、メソメソしている暇なぞありません。そんな暇があるなら、少しでも工夫して仕事を終わらせようとします。そうしないと目の前の仕事が終わりませんから。他に、「築地は世界一ではなく世界唯一の市場だ。単なる世界一だけなら、その下に2位や3位の市場があるという事だろう。築地は、そんな他の追随を許すような市場ではない」という台詞についても。築地の業界人は決してインテリでもなければ聖人君子でもない。むしろ労務者と言った方が近い。普段は下ネタやギャンブルの話にうつつを抜かしている、そんな下っ端の業界人でも、仕事に対しては職人並みのプライドを持って臨んでいるのです。
 この点については、私の失敗談も交えて、もう少し書いてみたいと思います。私がまだ若かった頃の事。当時私は、大阪の某生協の物流倉庫で働いていました。当時の生協職員の中には、学生運動上がりの活動家が大勢いました。私もその一人で、「生協運動でこの日本を変えてやる」と、今から思えば、まるで一端の革命家気取りでいたように思います。実際には、ブラック生協で長時間サービス残業でこき使われているだけだったのに。
 そんなある日の事。物流センターの倉庫で、フォークリフトに乗って、農産物の荷受けや仕分けに走り回っていた時に、初めて納品に来た業者と言い争いになりました。言い争いの詳しい内容についてはもう忘れてしまいましたが、多分、積み荷の降ろし場所や積み方が、当初私が聞いていた話と食い違っていた、何かそんな話だったように思います。ただでさえ、ひっきりなしに荷物が到着し、一刻も早く荷受けを済まさなければならないのに、その運転手と来たら、狭い場所で、ちんたらちんたら荷物を降ろしているものだから、私がそれにブチ切れて、「降ろすのが遅い」の「積み方が雑だ」のと言い争うになった挙句に、「お前とこの会社はええ加減やのお!」と私が言ったのを、その運転手が自分の親方に「ボス、あいつ、こんな事言って、ボスの会社の悪口を言ってましたで」と告げ口したものだから、さあ大変。今度はそのボスから直接電話口に呼び出され、「お前、何、わしの悪口言うとんじゃ!今からお前に話を付けに行くからな!」と、わざわざ和歌山県の産地から乗り込んでくる騒ぎになってしまったのです。その後は、生協本部のバイヤーも血相変えて飛んでくるわで、もう大騒ぎになりました。その時も、そのボスは「わしはこの仕事に命を懸けているんだ!」と、えらい息巻いていたのを覚えています。
 そんな業者でも、仲良くなって徐々に信頼関係が築けるようになれば、私を何かと助けてくれるようになりました。別の業者も、その業者もトラックのボディに日の丸のペインティングや「一生報国」のスローガンを掲げているような人たちでしたが、生協の倉庫が狭くて荷受けにも不自由している事は自分達も知っていたので、直ぐに生協の配送車に積み込めるように、先方であらかじめ行先別に仕分けして積んできてくれるようになりました。そういうのを経験してきているから、この映画を観ても、市場関係者の心意気みたいなものが、私も何となく伝わってくるのです。

 築地市場の豊洲移転を巡っては、元・大阪市長の橋下徹が、「移転先の豊洲が東京ガス工場の跡地で有害物質に汚染されていると言うが、じゃあ築地はどうなのか。今でも大気汚染にまみれて、老朽化した施設で四苦八苦しているじゃないか」と、難癖付けているようですが。私に言わせれば、橋下徹の言う事こそ、よっぽど噴飯ものです。そりゃあ、築地は今でも問題大ありですよ。狭いのも汚いのも事実です。でも、だからと言って、有害物質にまみれたガス工場の跡地に移転して良い訳がないでしょう。仕事に対するプライドや、お客さんを大事にする姿勢があれば、そんな事なぞ絶対に出来ないはずです。橋下徹の言い分は、ただの揚げ足取りの屁理屈でしかない。

 

 今、問題になっているTPP(環太平洋経済連携協定)についても、そうでしょう。「関税を全て取っ払って、どんな国からも安く輸入できるようにしよう。どんどん外国に輸出できるようにしよう」というのが、TPPを推進する政府の言い分ですが、その為に、国民生活や国家主権まで外国企業に売り渡してしまって良いのかどうか。全てを自由競争にゆだねてしまえば、その行き着く先は完全な弱肉強食です。「安かろう悪かろう」で、農薬まみれの輸入農産物や遺伝子組み換え作物が国内にドッとなだれ込んで来ます。公的な健康保険制度もなくなり、民間の医療保険に入れない人は盲腸の手術にもかかれないようになります。そもそも、プロボクサーと赤ん坊が同じリングの上で「自由競争」で戦っても、「公正な試合」なんかになるはずないじゃないですか。それで、もし、日本政府が公害規制やブラック企業規制をやろうとしても、企業側がTPP違反だと訴えれば、企業側の言い分の方が通ってしまうのですよ(ISD条項)。関税撤廃も、ハゲタカファンドみたいなブラック企業が、金もうけにまい進する為に考え出した事なのですから。そして、一旦決めた事は、それがどんなに酷い内容であったとしても、もう覆せないのです(ラチェット条項)。これも、仕事に対するプライドや、お客さんを大事にする姿勢があれば、そんな事なぞ絶対に出来ないはずです。
 そのTPPの本当の姿が知れ渡るのが怖いから、政府は肝心な事は何も言わず、野党がいくら情報開示を要求しても、黒塗りの資料しか出してこないのです。そして、まだ審議が始まったばかりで、肝心な事はまだ何も分からないにも関わらず、TPP批准をいきなり衆院特別委員会で強行採決してしまったのです。マスコミも、政府に弱みを握られているので、与党がどう言ったの、野党がどうしたのと、そんな上辺の政局しか報道せず、肝心のTPPの恐ろしさについては何も言わないのです。日本は、民主的なのは上辺だけで、実態は北朝鮮や中国、アフリカあたりの独裁国家と何ら変わらない。今や、国民が大統領の不正追及に続々と立ち上がっている韓国の方が、日本よりもよっぽど民主的です。

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