アフガン・イラク・北朝鮮と日本

戦争も人権抑圧もNO!万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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のんべんだらり

2016年07月31日 00時20分07秒 | 当ブログと私の生い立ち
 繰り返しになりますが、初めてこのブログを見る読者の方もおられるので、今の私の家庭内の状況をかいつまんで説明します。
 私には高齢の親父がいます。既にお袋は他界し、親父と2人きりで実家に住んでいます。封建的な親父で、私とは余りソリが合いませんでしたが、それでも、お袋も兄も妹もいた頃は、ほとんど気になりませんでした。ところが、兄も妹も独立し、お袋も亡くなり、私と2人きりで生活するようになった途端に、再び私にあれこれ指図するようになりました。お互いもう好い歳をした大人同士なのに。
 「年寄りとはそんなものだ。そんな事にいちいち腹立てていてもしょうがない。適当に受け流せ」との意見もあるでしょうが、実際に毎日言われる身にもなって下さい。堪ったものではありません。

 せっかく休日の早朝にブログを更新しようと思っても、親父が何かと小言を言いに来るので、このままではブログもおちおち書けません。第一、鬱陶しくて仕方がない。そこで、休日も普段通り早朝に起きて、わざわざ始発電車に乗って大阪市内のネットカフェで更新するようにしました。お金はかかりますが止むを得ません。そうしたら、ついに先日、今度は「お前に話がある」とか言って、わざわざ私を応接間に呼んで話を始めました。
 話の内容は、また例によって例の如し。「何をぐずぐずしている。私もいつまでもお前の面倒なぞ見ていられない。早く独立しろ。お前は、そうやって、のんべんだらりと生きて来たから」云々という、いつもの愚痴の繰り返しです。
 そりゃあ、私にも言いたい事は山ほどあります。
 曰く、「せっかく独立しようと転居準備を進めていたのに、まだ早いとか、見合いの話が片付くまで待てとか言って、親父の方から引き留めて置いて。今更何を言うか。昨日言っていた事と正反対の事を今日になって急に言い出して。独立の足を引っ張っているのは、むしろ親父の方じゃないか」
 また曰く、「私のこれまでやって来た職場の業務改善の取り組みや、組合活動、ブログでの活動も知らないで、何を他人の事を一方的に決めつけているのか。親父の方こそ、長いものに巻かれろで、上には何も言えずにペコペコし、その鬱憤を目下や年下の者に当たり散らすしか能がなかったくせに。昔お袋が親父の家庭内暴力でどれだけ泣かされていたか知っているのか」。
 でも、せっかく親父の方から「独立しろ」と言ってくれているのですから、私としてはむしろ「願ったり叶ったり」です。今までは、そうは言っても、高齢の親父を一人実家に置いて、自分だけ独立するのも忍びないという思いもあったので、敢えて実家から出なかったのです。そこで「親父、本当にそれで好いんだな」と念押しし、それでも「好い」と言ったので、再び賃貸物件を探そうと、わざわざ勤務先の公休日を変更してもらって、比較的好条件のUR物件を中心に部屋探しを始めた矢先に。

 親父がまた変な事を言い出しました。いきなり、職場の人間関係の事をあれこれ聞いて来るようになったのです。それも「ヤクザと付き合っていないか?」とか、まるで見当はずれな事ばかり聞いて来るようになりました。
 そこで、「今頃何でそんな事を聞くようになったのか?」と問いただすと、またぞろ「お前はいまだに、のんべんだらりとしているからだ」云々と言い出したので、「バカにするな!もういい加減にしろ!そんなに偉そうに親面するなら、もう飯も家では食わない。ずっと外食で済ます」と言い返してやりました。そうして、もうその日は早々と寝室に退散し、次の休みの日にまた早朝からネットカフェにこもってブログを更新していると…。
 またぞろ「転居の話はもう少し待て」とメールで言ってきたので、私は遂にブチ切れて、「早く独立しろと言ったのは親父の方じゃ無かったっけ?そのくせ親父の方から話を二転三転させておいて。おまけに私の事を優柔不断で、のんべんだらりと生きて来たとか、人格攻撃みたいな事まで言って。まず、その人格攻撃の発言を先に撤回しろ。何を話すにしても、まずはそれが先だ」と、メールで返してやりました。

 そうして、その夜家に帰ったら、親父が今度は言い訳に来ました。親父曰く、「のんべんだらり」と言うのは、別に私が優柔不断だとか、チャランポランとかいう意味じゃなくて、「年相応に将来を見据えて生きて来たか?」という意味で言ったのだ、と。
 つまり、若い時は理想に燃えていても良いが、歳を重ねたら、それなりに所帯も持って、財産を築いて、孫に何か残してやれるようにしろ、と。
 そう言われたら、確かに私は今まで仕事に追われて、婚活どころでは無かったかも知れません。しかし、それだけではありません。
 親父は「年相応」と言う言い方で誤魔化していますが、それって、単なる「社畜・奴隷根性の言い訳、正当化」でしかないじゃないですか。それなりに所帯を持って、財産を築いて、その所帯や財産、地位を守る為に、保身に汲々とし、言いたい事、言うべき事も言えず、「臭い物に蓋」「長い物に巻かれろ」で、格上の者には何も言えず、その鬱憤を格下の者にぶちまけて。
 私にとっては、そんな人生なぞ、むしろ軽蔑の対象でしかない。だから、超リストラ・長時間労働の生協を退職した後は、そんな「社畜人生」なぞ拒否して、敢えて非正規雇用の道を選んだのだ。それに対して、やれ「名刺を持て」とか「象牙の印鑑に変えろ」とか。今はもう印鑑よりもサインが主流だ。そもそも、それ以前に、そんな地位や財産、外見なんかで人を差別するな。そんな事だから「差別オヤジ」と言われるのだよ。はっきり言って、今の安倍政権を支持するような保守・反動・右翼的な奴って、大抵そんな「差別オヤジ」みたいな奴ばっかりじゃないか。

 相手が高齢の親父だからと言って、いつもいつも遠慮していたのでは、どこまでも増長します。本当に喧嘩してしまっては身も蓋もありませんが、たまにはガツンと言ってやった方が良いのです。おかげで、この土曜と日曜については、「家で飯を食おう」と親父の方から言ってきましたw。しかし、それでまた「お前を養ってやっている」みたいなそぶりを見せ出したら、またその時は、メールでガツンと言ってやろうと思います。口頭で言えば本当に「売り言葉に買い言葉」になってしまいますが、その点、メールでは文章として表示されるので、お互いワンクッション置いて考える余裕ができて良いかも知れません。
 一応、8月末めどに転居を考えています。親父と別居したら将来、相続税課税で不利になるという話も、実際には、よっぽどの資産家でない限り、税務署もいちいちそこまで調べに来ないそうなので。
 現在、2件の物件のうちのどちらを選ぼうか迷っています。どちらもURの1DKです。そのうちの一つ(前回内覧物件)は、以前お話ししたのと同じ団地、同じ間取り、同じ家賃の定期借家です(参照記事)。もう一つ(今回内覧物件)は全く新しい物件です。その新しい物件の写真を下記に紹介の上、両方の物件について簡単に比較しておきます。いずれにしても、どちらにするか早急に結論を出したいと思います。


 間取りは1DK。キッチン5.9畳と和室6畳の2部屋とセパレートの浴室・トイレとバルコニー。部屋には押入れも付いています。
 職場に近いのが何よりの魅力です。何しろ電車でわずか一駅しか離れていないのですから。実際、職場の中には、この団地に住んでいる同僚も多く、大抵は自転車や徒歩で通勤しています。
 もう一つの魅力は、団地の中にスーパーがある点です。他にクリーニング店や理髪店もあります。小さなスーパーですが、それがある事で生活に潤いが感じられます。


 玄関が真ん中にあって、両脇に流しと浴室があります。浴室・トイレの位置が間取り図とは正反対になっています。図では玄関から入って左脇に浴室がある事になっていますが、実際には右脇にあります。真ん中の玄関にスペースが取られているからか、流しも浴室も非常に狭く感じられます。トイレも、ユニットバス仕様ではなく一応独立した様式になっていますが、まるで仮設トイレみたいな感じがします。


 その奥が6畳間の和室になっています。
 和室の奥がバルコニー。物置こそありませんが、鳥除けの防護ネットが張られていて、床は綺麗そのものです。物干し竿用のフックがあらかじめ備え付けられてあるのも魅力です。但し、防護ネットは入居時点で一旦取り払われます。ネットの再設置を希望する際は、団地内の案内センターで改めて申し込みの上、2万円以上もの設置料が徴収されます。

 前回と同じ団地の物件と優劣を比較してみました。

 前回と同じ団地の物件
 ・所在地:現住所よりも数駅職場寄りになるも、やはり通勤に最低1時間はかかる。駅からも10分近く歩かなければならない。
 ・近隣環境:郵便局・スーパー・ホカ弁屋がそれぞれ1軒ずつの他、コンビニ・銭湯・コインランドリーも数軒ある。 
 ・間取り:1DK。キッチン3.6畳、和室6畳。浴室・トイレは半ユニットバスみたいな感じ。
 ・その他設備:バルコニー、押入れ、物置も併設。但しバルコニーの床は鳥の糞の跡が一杯。
 ・契約条件:3年間期限付の定期借家。家賃2万5千円余、共益費3千円弱で、合わせても月3万円以下の支払いで済む。
 ・入居条件:現在、耐震基準見直しに伴いリニューアル工事中。実際に入居できるのは8月23日以降。

 今回の物件 
 ・所在地:勤務先からたった一駅。自転車や徒歩でも十分通勤可能。しかも駅のすぐ目の前が団地。
 ・近隣環境:団地内に小さなスーパーがある他、クリーニング屋や理髪店も。但し、その他の商業施設や銭湯などは無し。
 ・間取り:1DK。キッチン5.9畳、和室6畳。浴室・トイレは一応セパレートだが、見た目割りと手狭。
 ・その他設備:バルコニー、押入れ併設。物置は無し。バルコニーにも鳥除け防護ネット(別売)と物干し竿用フック。
 ・契約条件:非定期借家で何度も再更新可能。家賃3万8千円余、共益費3千円余で、合わせたら月4万円以上の支払いに。
 ・入居条件:今すぐでも入居可。

 今回の物件でネックになっているのが、何と言っても家賃負担です。世間相場と比較すると、確かに3万8千円でもまだ安い方ですが、それでも、毎月の手取りが13~14万円しかない中から4万円以上の家賃を支払わなければならないのは、結構キツイです。前回物件の家賃と比べて1万3千円余高いだけですが、その1万3千円の差が結構堪えます。勿論、できるだけ残業もして家賃の支払いに充てるつもりではいますが、それも限度があります。はてさて、どうしたら良いものやら…。
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自民党と保守の主導権争いに興じているだけの政界渡り鳥の、一体どこが反権力なのか?

2016年07月26日 21時36分35秒 | 反ハシズム・弱い者虐め














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維新から学ぶべき事

2016年07月24日 09時46分08秒 | 戦争法・集団的自衛権NO!


 参院選の投票日からもう一週間になりますが、この話題にもぜひ触れておきたいので。
 私の勤務先にも共産党員の人がいます。もっぱら居住地の支部で活動しておられる党員で、職場では何もしていません。その党員のCさんから、何と今回の参院選の結果について「リサーチ」を依頼されちゃいましたw。
 どういう「リサーチ」かと言うと、今度の参院選で、大阪では「おおさか維新の会」(以下「維新」)候補が2人当選し、共産党の渡部結(わたなべ・ゆい)さんは次点で落選してしまいましたが、「なぜ維新から2人も当選してしまったのか?しかも、2人のうち1人は全くの新人なのに、なぜ、ちょうど半分ずつきれいに票が割れたのか?」という内容です。
 多分、Cさんとしては、せっかくあれだけ応援したのに、悔しくて仕方がなかったのでしょう。しかも、今までなら考えられないような票割りで、維新が2人も当選してしまって。それで、「何でやねん!これはきっと官邸の陰謀だ!」と思ったのでしょう。

 「官邸の陰謀」説はともかくとして、確かに、同じような疑問は、他の人も少なからず抱いているようです。実際、当の維新の幹事長自身も「なぜこんなにうまく票割りができたのか?逆に我々の方が教えて欲しいくらいだ」と、記者会見の席で言っていたそうですから。(参考記事
 ここで、まず話の前提として、今回、維新が参院選2人擁立に至った経過について、分かりやすく書いた新聞記事の内容を下記に紹介しておきます。(既にネットからは削除されているので、図書館でコピーした文章から引用します)

お維 2人擁立で内輪もめ
 「自公対民共」の与野党対決が鮮明になる中、おおさか維新の会は憲法改正で安倍政権と歩調を合わせ、独自のスタンスを取る。牙城の大阪選挙区(改選定数4)では、2人当選が至上命令だ。
 「大阪で2議席取らせてもらいたい。ルールを変えたり、法律を変えたりする時は数がいるんです」
 1日午前、大阪府茨木市の阪急茨木市駅前。おおさか維新の高木佳保里氏(43)とともに、松井一郎代表が声を張り上げた。
 公認1人目は、党政調会長の浅田均氏(65)。確実に国政に送り込むため、候補者を1人に絞り込むべきだとの声も強かったが、複数擁立は、橋下徹前代表の意向でもあった。
 「憲法改正のためには次の参院選が勝負。大阪選挙区に3人出して、3人通すくらいでないと駄目だ」。橋下氏は昨年12月、党の忘年会でこう発破をかけた。党幹部は「憲法改正を議論する環境が整えば、政界に戻るというシグナルだ」と受け取った。
 だが、高木氏擁立は党内に亀裂を生じさせた。浅田氏は、盟友の橋下氏を支えてきた前府議の重鎮。対する前堺市議の高木氏は、3月に自民党を離党したばかり。維新の看板政策・大阪都構想には反対の立場だった。府議団が浅田氏、大阪、堺の市議団が高木氏を支援する布陣を敷くが、「政敵だった人を応援する気にはなれない」(大阪市議)というわけだ。
 公示後の高木選対の会議。陣営を取り仕切る国会議員が、動きが鈍いと見た大阪市議らに対し、「なんで高木をやらへんねん!」と面罵した。浅田陣営から応援要請を受けたという別の大阪市議には、「向こうには協力しなくていい」と指示を飛ばした。
 票を奪われる形となった浅田陣営は、高木氏との差別化を意識する。街頭演説で力点を置くのは、公約の柱に掲げる「憲法改正による教育の無償化」よりも、高木氏が主張しにくい「都構想の実現」だ。
 大阪で維新の席巻を許してきた自民党は、外務省出身の松川るい氏(45)を擁立し、「1位で勝つ」(府連幹部)ことを目標に据える。気がかりなのは、憲法改正をにらんで維新側に秋波を送る首相官邸の動きだ。安倍首相が6月17日に大阪入りした際も、民共批判に終始し、維新への批判は封印した。府連内では「首相があの調子では士気が上がらない」と反発もある。
 公明党現職の石川博祟氏(42)も維新批判は口にしない。府内の衆院小選挙区に4人の現職がいる公明党には、「維新を刺激し、対抗馬を立てられる事態は避けたい」(陣営幹部)という事情もある。
 一方、民進、共産両党は「改憲阻止」を訴え、割って入ろうと躍起だ。(後略、以上7月2日付読売新聞朝刊より)

 それで、わざわざ、「大阪民主新報」という地元・大阪の共産党系新聞社の開票速報記事まで持ってきてくれて、「これで分析してくれ」と言われちゃいましたw。
 「何もわざわざ私のような”ノンポリ”に頼まなくても、自分たち党員のほうが政治の事は詳しいはずなのに」と、少々いぶかしく思いながらも、せっかくの「調査依頼」なので、早速その開票速報を元に、分析を開始しました(上記写真)。
 しかし、いくら調べてみても、前述の新聞記事以上に詳しい事は私にも分かりませんでした。
 確かに、今回の選挙で、自民党や諸派・無所属の票が前回と比べて大きく減り、それとは対照的に、維新の票が大きく伸びたのは事実です。しかし、これは何も今回だけに限った事ではありません。以前の大阪ダブル選挙や都構想住民投票の時も、自民党から維新側に多くの票が流れました。いくら両者が表面では激しく対立していても、維新も元は自民党の人たちなのですから、当然の成り行きです。
 諸派・無所属から維新への票の移動も、前回諸派として立候補した人たちの大半が、旧みんなの党や新党大地の人たちで、維新とは似た者同士なのですから、これも当然の成り行きです。



 ちなみに、上記が前回と今回の参院選大阪選挙区の得票比較です。
 それによると、前回2013年の参院選でも、維新候補は100万票以上も得票し、堂々1位で当選しています。そして、「維新と似た者同士」の「旧みんなの党や新党大地の人たち」も、当選こそしなかったものの、合わせて20万票以上も得票しています。この時は、共産党の辰巳孝太郎さんが4位に滑り込み、共産党の議席回復が実現しましたが、これも冷静に見れば、共産党の全国的な躍進傾向とは別に、大阪では候補者乱立に助けられての僥倖(ぎょうこう= 思いがけない幸い)だった事が分かります。
 官邸はここに目をつけたのです。それで、先の読売新聞の記事にもあるように、「自民党が憲法改正を実現するためには、大阪都構想で対立した維新の力も借りなければならない」と、安倍首相サイドが維新の橋下徹・元代表や松井一郎・現代表に働きかけて、2人擁立を実現したのでしょう。

 ただ、ここで一つ疑問に思うのが、2人擁立したうちの1人は現職で維新の会政調会長の浅田均なのは当然としても、もう1人になぜ、ついこの間まで自民党だった高木佳保里を擁立したのか?実際、浅田均は、この高木擁立については相当苦々しく思っていたようで、テレビ局の取材の際にも、「よりによって、あんな裏切り者を擁立しやがって!」と言い放ち、高木と顔も合わさなかったようですw。
 しかし、これも後で考えてみれば、元・自民党堺市議の高木を擁立する事で、浅田が今まで得票し切れなかった南大阪・自民党・女性の票を得る狙いがあったのではないでしょうか。そして、内輪もめを避ける為に、「府議団が浅田氏、大阪、堺の市議団が高木氏を支援する布陣」にして、選挙地盤も敢えて二つに割る道を選んだのではないか。
 これが予想以上に当たったようです。
 普通、同じ党から2人擁立する場合に、よくやるのが、ベテランの現職は業界団体や労組票などの組織票で手堅くまとめ、もう1人は一般受けする主婦やサラリーマン出身者、タレント候補を立てて、浮動票で当選を図る方法です。
 この一見妥当とも言える方法が、実は複数擁立で最も陥りやすい「落とし穴」なのです。ベテランは組織票で悠々当選すると油断し、新人候補も、いざとなればベテランから票を回してもらえると油断してしまう。それで結局、新人が現職の票まで食ってしまって現職が落選したり、最悪両方とも共倒れしてしまうのです。
 それが、この維新の場合は、地盤を完全に二つに割る事で、どちらも自力で当選しなければならないように仕向けたのです。つまり「背水の陣」です。しかも2人とも「ライバル同士」なので、自分から「票を回してくれ」とは口が裂けても言えません。これが逆にプラスに作用し、票の掘り起こしにつながったのです。


 
 これは共産党には到底真似のできない芸当です。その理由は二つあります。
 その一つは、共産党の場合は、候補者はみんな国政革新を目指す「同志」であって、「ライバル」なんかではない事に表向きはなっているからです。国政では同じ選挙区に2人も擁立する事なぞ現実にはあり得ませんが、都道府県議選や市町村議選では共産党も2人以上擁立する事はザラにあります。その場合も、共産党の候補者はみんな同じ「仲間、同志」であって、維新の浅田と高木のような「いがみ合う仲」ではありません。少なくとも表向きはそのようになっています。
 それはそれで、共産党の持つ優れた点ではあるのですが、それが選挙戦では、下手すれば「もたれ合い」になってしまう場合も、無きにしも非ずです。
 ところが、維新や自民党はそうではない。しょせんは利権で結びついた集団でしかないので、内部では足の引っ張り合いなぞ日常茶飯事です。負ければもう後がありません。「食うか食われるか」です。だから、選挙になれば、共産党以上に必死になって、投票三日前ともなれば、各駅の駅前に立って、ひたすら候補者名を連呼したりするのです。共産党も、普段はビラの全戸配布や街頭演説に力を入れますが、投票三日前から駅頭でひたすら連呼したりはしないでしょう。
 もう一つは、国政選挙で2人擁立できるのも、それなりに大きな政党だからです。大阪の維新のように、常に百万票以上得票できなければ、同じ選挙区に2人も擁立できません。それができるのは、国政では自民党と民進党ぐらいです。元々1人しか擁立できない中では、「足の引っ張り合い」なんて起こりようがありません。

 今まではそれでも良かったのです。革新系の野党として、党勢拡大に努めていたらそれで良かったのです。「今は選挙で負けても、得票を徐々に伸ばしていけば、やがて当選できるようになるだろう」と。でも、今や自民党が、秘密保護法も安保法制も強行採決で通してしまい、今度はいよいよ憲法にも手を付けようとしている中で、今までのような「党勢拡大」一本槍のやり方で、「やがて勝てるだろう」と戦っているだけでは、その前に憲法も選挙法も改悪されてしまいます。そうされない為にはどうするか。自民党や維新の言ってる事や、やっている事は確かにデタラメそのものですが、彼らの「真剣さ」については、共産党ももっと彼らから学ぶべきではないでしょうか。
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改憲されても最悪独立する手もある

2016年07月17日 08時36分25秒 | 戦争法・集団的自衛権NO!
 今日は休日なので、別に朝遅く起きて自宅でブログを更新しても良いのですが、最近、高齢の親父が色々とうるさいので、わざわざ早朝に大阪市内まで出てきて、ネットカフェから更新しています。

 それにつけても、参院選は残念な結果に終わりました。野党共闘の進捗ぶりから、ひょっとしたら「改憲派の3分の2議席独占を阻止できるかも」と思っていましたが、現実はやはりそう甘くはありませんでした。きっちり3分の2議席独占されてしまいました。
 1人区で野党統一候補が11議席を獲得し、特に東北地方では秋田以外は全議席を独占、福島と沖縄では自民党の現職閣僚を蹴落とす成果を上げながらも、肝心の野党第一党の民進党がぼろ負けし、躍進が伝えられた共産党も、藤野発言で失速し微増にとどまる結果に終わりました。
 大阪も維新が2議席も取ってしまい、共産も民進も議席獲得はならず。得票も、共産45万票に民進34万票と、前回2013年の参院選からほとんど変わらず。大阪は維新が異常に強く、自民党から共産党まで束になってかかっても、維新一党になかなか勝てない土地柄です。そういう意味では、いくら複数区といえども、東京などの他の選挙区とは少し事情が違います。そういう特殊事情を考えると、ここも一人区同様に、野党統一候補擁立で臨むべきだったと思います。

 しかし、自民党が圧勝したと言っても、自民単独ではようやく過半数を確保できただけです。当選数では、むしろ今回のほうが前回よりも9議席も減っています。昔の自民単独政権だった頃の面影はもう微塵もありません。その代わりに、公明党や「おおさか維新の会」のような別動隊が、「隠れ自民」のくせに、選挙の時だけ「野党」「反権力」ポーズで票をかすめ取るといった事が、もうずっと続いてきました。その為に、「しょせん野党と言っても自民と似たり寄ったり」という事で、有権者が政治に愛想を尽かして投票しなくなり、自民党がいつまでものさばるようになってしまったのです。

参院選当選者数 今回2016年と前回2013年の結果比較(カッコ内はそれに伴う公示前からの議席推移)
 自民 前回65(84→115) 今回56(115→121)
 民進 前回25(89→68)  今回32(68→49) 但し前回は旧民主+旧維新の合計。
 公明 前回11(19→20)  今回14(20→25)
 共産 前回8(6→11)    今回6(11→14)
 おおさか維新 前回8(3→9) 今回7(7→12) 但し前回は旧維新の議席。その後分裂し新党結成したので議席数には中断がある。
 http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2013/
 http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2016/

 あんなデタラメし放題の安倍内閣や自民党の支持率が、なぜいまだに4割や5割近くもあるのか。マスコミが、アベ政治の問題点を全然報道しないからでしょう。特にNHKに至っては、投票数日前の夜のニュースでも、安倍首相の遊説の様子を少し流すだけで、参院選の争点について全然詳しく報道しませんでした。それでは選挙が盛り上がらないのも当然です。
 それは東京都知事選挙の報道ぶりと比較すればよく分かります。舛添都知事が辞職に至り、その後の都知事選挙が市民の間で話題になっているのも、都知事の公私混同ぶりや選挙の争点について、マスコミがそれなりに詳しく報じているからでしょう。それとは対照的に、参院選については、「政治的中立」を口実にした圧力が自民党から報道番組に加えられる中で、マスコミが委縮してしまい、上っ面をなぞるだけの報道に終始してきました。だから、投票率が5割そこそこにまで落ち込み、有権者全体の中では2割台の支持しかない自民党が、4割台の得票で6割以上の議席をかすめ取る事が出来たのです。

 改憲派の議席3分の2独占も、別に今に始まった事ではありません。下記の記事にもあるように、以前からそうだった訳で。その中で、今回は野党統一候補が11議席獲得できた事は、むしろ今後に向けて新たな足がかりをつかめたとも言えるのではないでしょうか。
 参院選と同時に投開票された鹿児島県知事選挙でも、川内原発再稼働見直しを公約に掲げた新人候補が、再稼働推進の現職知事を破りました。これも、保守地盤の鹿児島では、今までならあり得なかった事です。今度の東京都知事選挙でも、二転三転したあげくに、告示日前日になってようやく野党統一候補擁立の運びとなりましたが、それでも、野党が統一候補を擁立する事なぞ、今まで無かった事です。現状を決して固定的にとらえてはいけないと思います。

参院、75%が改憲派(朝日・東大谷口研究室調査)
 参院選の当選者と非改選議員を合わせた新勢力のうち、憲法改正の賛成派が改憲発議に必要な3分の2(約67%)を超える75%に達した。朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査でわかった。ただ改憲の発議要件を衆参の3分の2から過半数に緩和する96条改正の賛成派は52%にとどまり、3分の2には届かなかった。
 候補者の回答から当選者の分を抽出し、同じ質問に対する非改選議員の回答も合わせて分析した。回答率は当選者が98%、非改選議員が68%だった。
 改憲に「賛成」か「どちらかと言えば賛成」と答えた賛成派は、参院では2007年の選挙後に57%、10年の選挙後も61%と3分の2を下回っていた。一方、衆院では昨年の選挙後、賛成派が89%に増加。今回の参院選の結果、両院で賛成派が3分の2を超えた。(後略、2013年7月23日11時29分、朝日新聞デジタル)
 http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2013/news/TKY201307230006.html

 但し、楽観はしていられません。改憲派が議席の3分の2を制している限り、何でもやりたい放題です。国会議員の除名や議事を非公開(秘密会)にする事も、3分の2の賛成で可能となるのですから。今までなら、そんな事をしたら野党やマスコミが黙っていませんでしたが、今やその野党やマスコミも与党に気兼ねし与党の天下に。そんな中で、与党の独裁を阻止するには、東京都知事選を始め、一つ一つの選挙に、野党が真剣に取り組み、有権者も政治を変える事を諦めずに、投票場に足を運ぶ事です。棄権なぞもっての他です。自分で自分の首を絞めるようなものです。
 EU離脱の国民投票で揺れた英国でも、EU離脱が決まった後も国民は諦めませんでした。投票結果に納得がいかない国民は、スコットランドやロンドンなど離脱反対票が多数となった地域を中心に、英国から独立する動きを見せています。そもそも、日本でも大阪都構想や地方分権を主張する以上は、地方の独立や連邦制への移行を主張するのも、私は「有り」だと思います。
 また、つい数日前にクーデター未遂事件が起こったトルコでも、市民が「反クーデター」「民主主義擁護」に立ち上がりました。日本国民に一番欠けているのが、この抵抗の精神です。
 もちろん、これは一つのたとえ話です。この日本では、いきなり地方の独立宣言や反クーデター蜂起なんて起こらないでしょう。しかし、少なくとも与党の独裁や無法を許さない、独裁や無法に対しては、市民もできる限り抵抗の姿勢を示すという、その精神だけは堅持したいと思います。
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あの安倍政権にして、この差別オヤジあり

2016年07月10日 09時16分41秒 | 当ブログと私の生い立ち
 先日、ウチの保守親父が私にまた難癖を付けて来ました。
 休日の朝にブログを更新していると、いきなり私の部屋にやって来て、「独立するという話はどうなったか?」と聞いて来たのです。
 それで、私は「せっかくURの賃貸物件を見つけて契約までこぎつけたのに、見合いの話があるからちょっと待てと親父が言い出したから、一旦契約を解除したんだ。なのにまた、何で今になって同じ話を蒸し返すのか?」と聞いたら、とたんに親父が怒り出しました。何と「あほう、そんな事はお前の方から、見合い話がどうなったかと聞いて来るものだ。見合い話はあれから進んでいない。わしも、いつまでもお前を養って行けない。」と返してきたのです。

 それを聞いて、「どこまで自分勝手な親父なのか」と思いました。「独立しろ」という話も「独立はちょっと待て」と言うのも、親父が自分から言い出した事なのに。
 そもそも、「独立しろ」と言うから、UR(都市再生機構=旧住宅公団)で比較的好条件の物件を見つけ、私の公休日の日・水曜日はURも休日なので、わざわざ職場を早退してURで契約を交わし、引っ越しの段取りも運送会社の仲間と相談して進めていたのに。次は「見合い話があるのでちょっと待て」という事で、それらの話を全部一旦キャンセルして、URに払った敷金や前払い家賃もようやく返って来る頃になってから。
 「いつまでもお前を養って行けない」云々の話にしても、お袋が亡くなった後、「食事はもうお互い外食で済まそう。俺も夕食は会社の食堂で食べるから」と親父と話していたのに、親父が勝手に家で食事を作るようになったんじゃないか。確かに、日々の光熱費の支払いは親父がしているが、その分、私が生協時代に正規雇用で働いていた時分には、親父に毎月10万円渡していたのだから、丸々親父の持ち出しという訳ではない。じゃあ、光熱費の支払いを折半するようにすれば、それで文句ないのか。

 そうやって、独立の件も見合い話も、親父が言い出しっぺなのに、散々私を引っ張りまわした挙句に、「あほう、何でお前の方から聞いて来んのか?」「いつまで親のすねかじってんだ」と抜かしやがったのです。
 それまでも親父は、「独立するならもっと若い時分にやっておけ」と言いながら、「今急に家を出ることないやないか」と平気で矛盾する事を言ったり、私のこれまでの働きぶりや組合活動やブログでの活動の事も何も知らないくせに、「お前は今までのんべんだらりと生きて来たからこうなったんだ」と、一方的に私の人格を貶めるような発言を繰り返して来ました。

 そこで、とうとう私は頭にきて、親父に言ってやったのです。
 「いくら何でも、この前の『のんべんだらりと生きて来た』は無いやろ。それって、余りにも俺をバカにした言い方だ。他の非正規労働者もそのように見ているなら、労働者全体を露骨に差別している事になる。」
 「生協に勤めていた若い時分の頃は長時間労働で独立を考える余裕なんて無かった。」
 「そもそも、生協が長時間労働だったのは誰のせいだと思っているのか?もちろん生協も悪いが、生協をそこまで競争至上主義に追いやった、小泉構造改革以降の自民党の大企業優遇・弱肉強食・格差拡大政策にこそ原因があるのじゃないか。」
 「その自民党を選挙のたびに支持してきたのは一体誰なのか?親父じゃないか。その自分の責任を棚上げして、俺の事を悪く言う資格が親父にあるのか。」
 「そんな中でも、非正規雇用の契約社員になってからも、今の職場で業務改善に取り組み、会社のプレゼンで表彰されるようになったのに、そこは全然見ずに、ただ『のんべんだらりと生きて来た』と悪し様に決めつける事は無いだろう!」と。

 そうしたら親父は何と言ったと思います?
 「何でもかんでも政治や社会のせいにするな。長時間労働?過労死?そんなもの一部の者だけの問題で、9割以上の人はちゃんと家庭を持って独立しているやないか。プレゼン?もう60近くもなって、たったそれだけしかお前には自慢できる事が無いのか」と。こんな事抜かしやがったのですよ。
 もう、これで親父とはいくら話しても無駄だと思いました。
 ここに書いたやり取りも、こんなに整然と話が出来た訳ではありません。まず「外に聞かれたらまずいから部屋の窓を閉めろ」と親父が言い放ち、私がまだ喋り終わっていないのに、いちいち言葉尻を捕まえて怒鳴り上げるので、まともに対話になりませんでした。それを何とか整理して書いたら、上記のような展開になったというだけで。

 そこで、最後に「親父は、ケチ付けるしか能がないのか!」と言って、家を出て、そのまま兄夫婦の所に行き、今までのいきさつを説明したのです。
 親父の事については、今まで兄にも色々相談していましたが、独立に至ったいきさつまでは話していませんでした。しかし、いよいよ独立と言う事になると、兄にも一言言っておかなければならないと思ったので、一応説明にうかがったのです。



 今更言うまでもない事ですが。
 今や中高年男性の4人に1人が未婚で、3人に1人が非正規雇用になってしまった現代において、「長時間労働?過労死?そんなもの一部の者だけの問題」「9割以上の人はちゃんと家庭を持って独立している」云々という、親父の物言いは、その現状認識からしてピントがずれまくっている訳で。実際、男性の非正規労働者に限れば、中高年でも6割以上が未婚である事が、内閣府の統計(平成26年版「男女共同参画白書」概要版)からも明らかになっています。(上記資料参照)
 そもそも、長時間労働やブラック企業の横行、派遣切りや低賃金搾取によって、結婚したくても出来ない、婚活どころではない人々を大量に生み出してきたのは一体誰なのか?自民党や財界であり、その自民党に選挙のたびにホイホイ投票してきた親父ではないですか。その自分の責任を棚に上げ、「のんべんだらりと過ごしてきたお前が悪い」という親父の言い草は、もう冷血漢としか言いようがない。

 親父は以前にも、私の給与額の事で、月収額面17万円でも税金・社会保険料を引いた手取りは13万円ぐらいにしかならない事を知り(最低賃金が先進国でも最低ランクの日本では、非正規社員の給与なんて大抵そんな物だが)、「お前、たったそれだけしか給料もらっていないのか?」と、私をさげすんだ目で見た事がありました。しかし、息子の事を本当に思うなら、「そんな低賃金で労働者をこき使ってケシカラン。会社はもっと給料上げろ!政府ももっと最低賃金を引き上げろ!」となるのが、本当の親心ではないでしょうか?ところが、親父の場合はそうはならずに、私を差別的な目でさげすむだけに終始していました。
 そして、「のんべんだらり」の言い方を巡って親父と言い合いになった今回も、私がその発言をどう受け止めるか考えるのではなく、「外に聞かれたらまずいから部屋の窓を閉めろ」と、まるで臭い物に蓋をするかのように、陰に隠れてこそこそ家庭内でDVふるうそぶりに終始して。
 これを見て確信しました。親父は、本当は私を愛しているのではなくて、単に「大富豪や昔の家長として振る舞いたいだけ」だという事が。つまり、単なる自己愛、自己満足。見栄っ張りなだけ。その親父の理想像からはずれた私は、今や親父にとっては「鬼っ子」にしか過ぎないのでしょう。(実際に大富豪がどうかは別にして。そもそも、たかだか30坪ぐらいの持ち家しかないのに、大富豪もクソも無いのだがw)

 兄夫婦たちも、親父のピント外れな現状認識や自己チューな性格については、薄々気が付いていたようで、私に痛く同情してくれました。
 しかし、それでも兄の意見は「やはり独立はちょっと止めておいたほうが良い」と言うものでした。その根拠として、兄は理由を二つ上げました。
 一つは相続税との絡みです。親父はこの先生きてもせいぜい10年ぐらいです。親父が亡くなったら、実家は私が継ぐ事になります。その時に私が親父と同居していたら、相続税の特例で8割課税免除されますが(相続税算出の際の小規模宅地の特例)、同居していなければ全額課税されるので損だ…という理由です。それには、駅前再開発との絡みで、将来この付近の地価が上昇し、相続税も引き上げられるかも知れないという含みもあります。
 そして、もう一つが、親父の日常生活のちょっとした変化から認知症の前兆を感じ取れるのも、私が親父と同居しているからこそ出来る事だ。そういう意味では、私の役割は重大だ…という理由です。
 以上二つの理由で、「親父のわがままについては、まともに取り合わずに無視するしかない」と言うのが兄の意見でした。

 しかし、兄の嫁さんはまた違う意見でした。もう、そんな状態なら、我慢するにも限度がある。私の人生は私だけの物だ。いくら親父と言えども、大人になった息子の自由や人生を、そこまで束縛する権利はない。私も、そこまでしてまで、自分の人生を犠牲にする必要はない…という意見でした。
 そこで、ちょうど今度の日曜日に、また親父が兄夫婦や妹夫婦とどこか外のホテルで昼食を一緒に食べようと言ってきているので、その時に、頃合いを見計らって、もしタイミングが合えば、そこで兄貴の方から親父に話をしてみる、という事に落ち着きました。

 もう鬱陶(うっとう)しいにも程があります。お互い、もう好い歳した大人なんだから、それぞれどう生きようと勝手なのに。私の方から親父に「ああしろ、こうしろ」と言った事は全くありません。いつも親父の方からあれこれ指図して来るのです。
 それも、指図の内容が正鵠(せいこく)を得た物ならまだしも。三文判だけでも十分事足りる非正規雇用の私に対して、やれ「自分の名刺を持て、象牙の印鑑に変えろ」と言って来たりなど、ことごとく時代遅れのピント外れな代物であったり、単なる自己満足で言ってるとしか思えない内容や、差別的な物言いでしかない物がほとんどなのですから。もうお話になりません。何でそんな事にいちいち振り回されなければならないのか?
 親父が私に難癖付けてくるのは、たいてい休日の早朝に、私がブログを更新している時です。親父が2階の仏壇にあるお袋の位牌にお供えをしたついでに、仏間の隣にある私のパソコン・スペースに来て、あれこれ言うのです(下記の実家間取り図参照。手書きのつたない図ですが…w)。他の時間にブログを更新しても良いのですが、休日の早朝に更新するのが一番効率が良いので、この時間になるべく落ち着いてやりたいのに。
 一層の事、「親父も歳だから、いちいち2階に上がって来るのも大変だろう。リフォーム業者に頼んで、仏壇を1階の和室に降ろしてやろうか」とか何とか言って、仏壇を階下に降ろしてしまい、階段も取っ払って縄梯子に変えてしまって、親父が2階に上がって来れないようにしてやろうかと、半分マジで考えたりもしています。別にそこまでしなくても、昔兄貴や妹が使っていて、今は半分物置と化した空き部屋を片づけて、そこに鍵をかけて入って来れないようにしてやろうか等、色々考えています。



 しかし、何でこんな下らない事で悩まなければならないのか。もう戦後70年も経ち、今や21世紀だと言うのに。この有様では、親父の頭の中は、戦前の大日本帝国の時代とちっとも変っていないじゃないですか。「人間の心理なんてどんな時代も同じ」だと親父は言いますが、全然そんな事はありません。それが証拠に、戦争中はまだ子供だった親父も、「天皇は神様だ!日本には神風が吹く!B29を竹槍で撃ち落とせ!焼夷弾もつまんで外に放り出せ!」と、本気で信じていたじゃないか。
 変わっていないと言えば、今の総理の安倍晋三も同じです。「過労死や派遣切り、保育園落ちた日本死ね!」の一般庶民の苦境を他所に、「アベノミクス」なる株価バブルにうつつを抜かし、憲法改正の事しか考えない。それも、更により良い物に改正するならまだしも、自民党の改憲案を読むと、もう時代錯誤としか言いようのない条文ばかり並んでいます。時代遅れという点では、安倍も親父と瓜二つです。

 もちろん、自民党の改憲案にも、今の憲法の「平和主義を引き継ぐ」とか「基本的人権を尊重する」などの文章が、一応そのまま残されてはいます。しかし、具体的な条文を読むと、ことごとくそれらを有名無実化するような内容が、そこかしこに散りばめられているのです。例えば下記のように。

(1)天皇を「国の象徴」から「国家元首」に変え、国民には「日の丸・君が代・元号」の使用を強制。(第1条、2条)

(2)「戦争放棄」を「安全保障」と言い換え、「平和主義を守る」というのは名前だけで、実際には国防軍や軍法会議も設置、海外の戦争にも派兵。(第9条)

(3)国民には「家族尊重の義務」や「公益及び公の秩序を保持する義務」を課す内容に。(第12条、13条、24条)
 政府は、「公益及び公の秩序を保持する義務」について、今までの「公共の福祉」と同じ概念だと説明していますが、内容は全然違います。
 「公共の福祉」と言うのは、例えば高層マンション住民の日照権と周辺住民のプライバシー権の対立のように、お互いの権利が対立した時に、どう折り合いをつけるか、という概念です。
 それに対して「公益及び公の秩序を保持」と言うのは、権力者にとって非常に都合の良い概念です。「公益及び公の秩序にとって有害だ」と権力者が判断すれば、どんなストライキやデモも弾圧できてしまいます。似たような表現でも、その中身は全然違います。

(4)「家族尊重の義務」も、国が社会保障予算を削る格好の口実にされてしまいます。「介護や保育も家族の仕事だ」という具合に。
 「若者の貧困も下流老人の悲劇も、あくまでも個人の自己責任であり、国の責任ではない」と言いたいのでしょう。しかし、そんな冷淡な国に誰が愛着を持つか?誰が住みたいと思うか?

(5)そして極め付けが「緊急事態条項」。大震災などへの対応を口実に、政府が「緊急事態」を制限すれば、いくらでも国民の権利を制限できる内容になっています。(新設条文の第97条、98条)
 政府は諸外国にも同じような条項があると宣伝していますが、諸外国の場合はむやみに乱用できないように、そこかしこに歯止めがかけられています。
 ところが、この自民党の改憲案では、首相が自由に法律や政令で国民の権利を制限できるようになっています。
 唯一の歯止めである「発令後は百日ごとに国会の承認を得なければならない」という規定も、国会議員の任期延長や与党の数の暴力で、どのようにでも運用できるような代物です。これでは歯止めの意味がありません。
 そもそも、日本では災害対策基本法などの法律で、災害にもきめ細かく対応できるようになっています。わざわざ緊急事態条項を新設する必要なぞありません。福島原発事故で政府の対応が問題になったのも、政府の情報隠しによるものです。法律の不備によるものではありません。

(6)その他にも、今までの「個人の尊重」から、ただ単に「人の尊重」をうたったものに変えてしまう(第13条)など、そこかしこに「個人よりお国の為」という発想が、自民党の改憲案には垣間見えます。「人の尊重」だけで済ませてしまうと、「人材開発」などの言葉のように、ただ単に「戦力(捨て駒)として活用する」という意味合いでしか捉えられなくなります。「個人」から「個」を抜くだけでも、それだけ大きな違いがあるのです。

(7)そもそも、憲法と他の法律は一体どこが違うのか?それは、イギリスのマグナカルタや権利章典、米国やフランスの憲法がどのようにして出来たか、その歴史を知ればすぐに分かります。他の法律が国民を縛るものであるのに対して、憲法は権力の暴走を抑えコントロールする為のものです。これが憲法に基づく政治を行う「立憲主義」の考え方です。今の日本国憲法もそのようになっています。国民の権利が細かく保障されているのもその為です。
 その立憲主義を否定し、「もっと国民の義務についても細かく定めるべきだ」とか、「国より先に国民の方こそ憲法を守るべきだ」(新設条文の102条)というような「憲法」は、もはや近代憲法ではありません。江戸時代の「生類あわれみの令」と同じようなものでしかない。

(8)だから、「この憲法に定める基本的人権は、永久に侵すことのできない権利として国民に与えられる」(第97条)という規定も、自民党の改憲案では丸ごと削除されてしまっているのです。

(参考)
■++ ヤバすぎだ、と話題に・・・自民党 日本国憲法改正草案対照表 2012版 ++
http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm

 そんな安倍政権がいまだに多くの国民から支持されているのも、戦前からちっとも変っていない親父みたいな人間が、いまだに政治の中枢に居座っているからです。昔は村の有力者の言いなりに結婚させられ、女性には結婚の自由も選挙権もありませんでした。結婚するにも親の同意が必要とされたのですから。そんな時代と比較して、今の我々に対して、やれ未婚だの非正規だの、「権利ばかり主張する」だのと、言う事自体が、そもそもおかしいのです。
 今はもう21世紀です。いつまで戦前の亡霊に縛られているのかと思います。おりしも、今日は参院選の投票日。今度の選挙の真の争点はズバリ改憲です。実態のないアベノミクスなんかではありません。もういい加減、こんな親父や安倍晋三のような政治とは、オサラバしようじゃありませんか。
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演説では野党の方が断然素晴らしいのに、なぜ与党有利の予想になるのか?

2016年07月06日 06時28分18秒 | 戦争法・集団的自衛権NO!


 参院選ラストサンデーとなった今週日曜日。共産党わたなべ結候補の演説を既に聞いた私は、今度は他党、特に共産と最後の4議席目を競り合っている「おおさか維新」の高木かおり候補の演説を聞くつもりで、難波周辺をぶらぶらしていました。その中で、まだ高木候補の演説まで時間があった午後3時半頃に、難波高島屋の前に出てきたら、何やら空前の人だかり。携帯のネットで調べたら、ちょうど共産党の志位委員長が、高島屋とマルイの間にあるタクシー駐車場の所で、演説を始めた所でした。

 志位さんいわく、

 元自民党幹事長の小沢一郎さん(現・生活の党党首)とコンビを組んで演説するのも、もう5回目だ。
 政策の違う野党が、政策の違いを脇に置いても共闘するのは、憲法破壊の政治を許さない為だ。
 言ってる事とやってる事が全然違う自民・公明の「野合」政権に、野党共闘を「野合」呼ばわりする資格はない。
 今、選挙で争点になっているのは「自衛隊が合憲か違憲か」ではない。「明らかに憲法に違反している自衛隊の海外派兵を許すかどうか」だ。
 自衛隊の海外派兵を進める自民党こそが、憲法を破壊し、自衛隊員を見殺しにしようとしている。

 アベノミクスで偽りの株価バブルを演出する為に、年金資金を株に突っ込み、既に5兆円もの損失を出している。
 その年金の損失隠しの為に、例年なら7月初めには公開される年金の決算も、今年は私の誕生日(7月29日)まで先延ばししようとしている。
 デタラメ放題の政治をして、争点隠して選挙を逃げ切り、選挙に勝ったからと言ってまだデタラメ放題。こんな政治を許して良いのか。

 共産党は今度の選挙で「三つのチェンジ」という事を言っている。
 まず一つ目は「税金の取り方のチェンジ」。自民党は「大企業に課税すれば企業が海外に逃げる」と言うが、もうとっくに逃げている。
 そのタックスヘイブンなどに逃げた税金を取り戻し、大企業にも応分の負担をしてもらう。そうすれば消費税値上げなぞ必要はない。
 二つ目は「税金の使い方のチェンジ」。安倍政権の下で社会保障関連予算が1.3兆円も削減された。これはもう国家的詐欺だ。
 大学を卒業した若者が何百万もの借金を背負わなくても良いように、今の高過ぎる学費を10年間で半分にし、給付型の奨学金制度を拡充する。
 低過ぎる保育士の給与も、専門職に見合うように5万円値上げして、「保育園に落ちなくてもよい日本」にする。
 三つ目は「働き方のチェンジ」。自民党はここでも言ってる事とやってる事が全然違う。
 長時間労働是正を言いながら残業代ゼロ法案。同一労働同一賃金を言いながら生涯ハケン法案。こんなデタラメを許してはならない。
 正社員リストラ、派遣使い捨てを止めさせ、最低賃金をせめて時給千円以上に、最終的には千五百円以上に。
 既に米国のニューヨークやカリフォルニアではそうなっている。良い事こそ米国に学ぼう。日米両国労働者の連帯で。
 アベノミクスとどちらが良いか?誰でも「三つのチェンジの方が良い」と言うだろう。

 TPPも原発も辺野古移設も全てごり押し。このような強権政治は許さない。
 沖縄で元米軍海兵隊員に暴行された少女が生まれたのは20年前。この時も米軍による少女暴行事件で沖縄全体が怒っていた。
 あれから20年経っても事態は全然変わらない。何度「綱紀粛正」しても全然守られない。守る気もない。
 沖縄の怒りと悲しみはもう限界を超えた。沖縄県民の命と暮らしを守るには、もはや「綱紀粛正」ではなく「基地撤去」以外にはない…。
 
 志位さんの演説は、大体こんな内容でした。
 私は、前述したように、元々「おおさか維新」の演説を聴く為に、ラストサンデーに難波まで出て来ました。
 共産党わたなべ候補の演説については、もう既に他の日に聴いていたので、また難波で聴くつもりはありませんでした。
 ところが、この難波高島屋前の黒山の人だかりを見て、志位委員長の演説を聴き、改めてその凄さを思い知らされました。
 演説が終わってからも、聴衆は「共産党で憲法守ろう、政治を変えよう」と、ずっと連呼していました。

 後で聞くと、5千人も集まったのだとか。このような演説を生で聞く機会はめったにないので、非常に感動しました。
 演説の内容も素晴らしかったですが、喋り方も、非常に堂々としていました。
 単なる絶叫演説ではなく、腹の底からうねり出すような感じの太い声で、聞き取りやすく、そのままストンと耳に落ちるのです。
 私は今まで、志位さんについては、「天才バカボン」と揶揄される体型から、余り見栄えがしないと思っていました。
 それが、こんな演説が出来るとは思ってもみませんでした。失礼ながら、人はやはり外見だけで判断してはいけないと思いました。

 この志位さんの演説と比べたら、「おおさか維新」の演説なぞ、到底聞くに堪えない代物です。正に「月とスッポン」。
 同じ7月3日の夕方5時から、すぐ近くのなんばパークス前で、おおさか維新の高木候補の演説カーで、大阪市の吉村市長が演説を始めました。
 その演説を私も聴いていたのですが、もう言う事が全てワンパターン。

 吉村市長いわく、

 民共は社会保障充実を言うが財源どこから持って来る。返す刀で自民党の消費増税もバッサリ…。しかし維新議員の相次ぐ不祥事には完全に沈黙。
 「行政改革」「公務員削減」一本槍で、「子供の貧困」も「保育所不足」も全て「役人天国」のせいだ、役人さえ減らせば、全てが解決すると…。

 しかし、実際には「子供の貧困」も「保育所不足」も、全て自民党の悪政によってもたらされたものです。
 その自民党を、「憲法改正に賛成だから」という理由だけで支持している「おおさか維新」も、自民党の補完勢力と言う点では共犯者でしかない。
 「子供の貧困」や「保育所不足」への怒りも全然感じられず。具体的な対案も全然提示せず。
 ただただ、「役人さえ減らせば、それで全てが解決する」といわんばかり。
 これでは、「子供の貧困」や「保育所不足」も、しょせんは「公務員削減」のダシに利用しているだけです。
 それで、公立の認可保育園を削減して、「安かろう悪かろう」の無認可保育園ばかり増やして一体どうするのか。
 公務員の保育士を削減して、非正規で低賃金のパート保育士ばかり増やして一体どうするのか。
 言ってる事とやっている事が全然違う…と言うより、もうそれ以前に、言ってる事が支離滅裂じゃないですか。
 
 そもそも、これって、言ってる事は単なる「コスト削減だけ」じゃないですか。
 「身を切る改革」と言えば聞こえが良いが、「財源がない」の一点張りで「節約・我慢の強要」ばかり。
 これでは、「保育園も最低賃金引上げも年金も我慢しろ」と言っているのも同然じゃないですか。
 そのくせ、自分達「おおさか維新」の議員は、税金を使い放題。
 実際にはビラも印刷せず配布もしなかったのに、選挙ビラにお金がかかったからと、政治資金をカラ請求した小林由佳・堺市議とか。
 政治資金を私的流用し、公費で高級車のレクサスを買った伊藤良夏・大阪市議とか。
 これって、「俺たちだけは贅沢(ぜいたく)が許されるが、お前らが贅沢するのは許さん」と言ってるのと同じじゃないですか。
 
 しかし、「子供の貧困無くせ」「保育所を落ちなくても良い日本に」の、どこが一体「ゼイタク」なのか。
 どれもこれも、人間として当然の権利じゃないか。
 それを「ゼイタク」としか見れない自分達の方こそ、よっぽど「鼻持ちならない特権意識の塊(かたまり)」じゃないですか!



 だから、演説を聴いていても、全然面白くありませんでした。案の定、聴衆もパラパラと数えるほどしかいませんでした。
 この後、高木候補の演説があるのでしょうが、もうとても聴く気にはならなかったので、途中で抜けて家路につきました。
 志位和夫・共産党委員長が公党のトップなら、吉村大阪市長も、「おおさか維新」の顔でしょう。
 実際のトップは松井一郎ですが。イケメンと言う点だけなら、松井よりも志位よりも、吉村の方が断トツで見栄えが良いです。
 しかし、その中身たるや、もう全然空っぽ。イケメンなのは外見だけです。
 こんな政治家や政党が、大阪ではいまだに人気を博しているのは何故なのか?私には全然理解できません。

 ところが、今度の参議院選挙でも、事前の予想では、自民党が圧勝なのだそうです。
 なぜそうなるかと言うと、そこには様々な要因が絡んでいます。
 まず一つには、安倍政権が、政治的中立を口実にしてマスコミを脅しつけ、マスコミがそれに萎縮し、選挙報道を自粛している為に、争点が全然有権者に伝わらず、「誰に投票しても同じ」みたいな風潮になってしまっている現実があります。最近の選挙の投票率が低いのも、それが原因です。
 それと、もう一つには、参議院の選挙制度から来る制約があります。
 参議院選挙は衆議院選挙と違い、3年ごとに半数ずつ改選されます。改選数も、その前の選挙結果によって変わるので、各党ともまちまちです。
 例えば、与党の自民党が50に対して、野党の民進党が45もあるのです。他方で、共産党は3しかありません。(下図参照、出典はWikipediaの参院選資料より)
 今の共産党の勢いでは、3を軽く超えるのは確実です。自民党も、50は確実に超えるでしょう。
 一方で、民進党の改選数が45もある。これをクリアするのは、今の民進党にとっては至難の業です。
 もちろん、これは改選任期の巡り合わせで、今回たまたまそうなったに過ぎません。これをもって不公平と言う気はサラサラありません。
 でも、憲法改正を阻止する点において、これが今回は野党共闘の側に、圧倒的に不利な条件となって作用しているのです。
 いくら「全ての1人区で野党共闘が成立した」からと言っても、決して楽観できないのは、そういう理由もあるのです。




 実際は選挙の争点はいくらでもあるのに、マスコミが政府の目を恐れて全然きちんと伝えず、形だけの報道に終始しているので、選挙が全然盛り上がらないのです。特に、今度の選挙で、自民党などの与党や改憲勢力が議席の3分の2以上を取ってしまったら、憲法改正の発議が国会でされる可能性が非常に高いのに、その真の争点をマスコミは全然きちんと伝えようとしない。選挙制度が、今度は野党に不利となっているのに、その事もちゃんと使えない。
 その為に、与党の政治家は、無風選挙の上にあぐらをかいて、まるで選挙をAKBの人気投票のようにみなし、タレント議員ばかりを擁立して、ワンパターンで支離滅裂な演説だけで、やり過ごそうとしているのです。
 こんな事で選挙が盛り上がる訳ないでしょう。
 皆さんも、一度くらいは、テレビなどのマスコミやネットに映った姿だけでなく、政治家の生の肉声を聴いてみたら良いと思います。
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目から鱗

2016年07月05日 18時42分30秒 | 戦争法・集団的自衛権NO!
 ひょんな事から、「やっぱり自民党に投票しようと思っているあなたに知ってほしい7つのこと」というシールズのブログ記事を目にしました。読んで正に「目から鱗」でした。「保守派に訴えかけるには、こういう語り口が必要なのだ」と痛切に感じました。
 特に私なぞ、保守的な親父の生き様に対する反発もあって、ともすれば、「社畜、奴隷根性に染まった保守オヤジが、何でも上の言いなりに、ホイホイと自民党に投票してきたから、日本がこんな国になってしまったのだ!保守オヤジこそ、今の右傾化と貧困・格差社会をもたらしたA級戦犯だ!」という感情に流れがちでした。とりわけ「この参院選で自民党などの改憲派が議席の3分の2以上を取ってしまったら、いよいよ今度こそ憲法改正を仕掛けて来る」と言われる中にあっては、余計にそういう思いにとらわれがちになってしまっていました。それに対して、「そうじゃないよ。保守派と言えども決してあなたの敵ではないよ。だから、相手が保守派や右翼だからと言って、そう簡単に決めつけてはダメだよ」と、やんわり注意された気分になりました。私自身の成長の為にも、そのブログ記事の文章全文を下記に転載しておきます。


やっぱり自民党に投票しようと思っているあなたに知ってほしい7つのこと

「最近の自民党もずいぶんむちゃくちゃやっているけど、民進党もどうも信用できないし一枚岩じゃないっぽいし、共産党ってこわーい。
イギリスのEU離脱とか、国際情勢も不安定だし、こういう時はやっぱりなんだかんだ安定を求めたいし、与党に入れとこうかしら」
っていうひとって、結構多いんじゃないかと思います。
普通の感覚だと思います。
 
そう思ってる人に、今回、7つのことをお伝えしたいと思います。
  
1.安定を求めるなら、その選択肢は間違いです。今回政権与党に勝たせたら、憲法を憲法じゃないものに変えられる、という激変中の激変が生じる可能性が、無視できない大きな可能性として存在します。
 
2.今回、あなたが野党に入れて、野党が勝っても、政権交代は起きません。そもそも衆議院選挙じゃないですから、政権選択の選挙ではありません。当然、経済政策等が劇的に変わることはありません。むしろ、たいした変化は起きないのです。
 
3.民進党が信用できなくても、共産党が怖くても(私は実際どうなのかは知りませんが)、そんなことははっきり言ってどうでもいいのです。彼らが今回ちょっと勝ったって、どうせ与党になるわけではないのですから。いま重要なことは、現在の政権与党を今回勝たせたら、日本が立憲民主主義の国でなくなるかもしれないということです。
 
4.わかりやすくデフォルメして言えば、あなたが共産党に投票しても日本が共産主義の国になる可能性はゼロですが、あなたが自民党その他の改憲勢力と言われる人たちに投票すると、日本が立憲民主主義の国でなくなる可能性が、現実的危険として生じます。
  
5.今回野党が勝つとどうなるか、その場合の変化は、むしろ自民党の中に生じます。自民党の中で、本当はあんな改憲草案は憲法じゃないよねと思っている人たち。日本は、分厚い中間層をしっかりと回復させながら内需主導の経済を確立し、自由で民主的な国としてしっかり国際社会の信頼を確保していかないとね、と思っている人たちが、ついに意見を言い始めます。
 
6.あなたが信頼し、国際情勢が不安定な時には安定感を求めて応援したいと思う自民党って、むしろ、そっちの人たちじゃないですか?あなたが今の自民党に投票することって、そういう懐の深い保守政党だった自民党の息の根を止めることになりませんか?
 
7.ちまたで、今回ばかりは野党に、という声が出始めているのは、つまりそういうことです。今回ばかりは「新しい判断」が必要です。
 
もちろん、投票行動は、それぞれの判断です。ただ、少なくとも、選挙には行きましょう!絶対に行きましょう!
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ラストサンデー大阪夏の陣

2016年07月03日 07時07分40秒 | 戦争法・集団的自衛権NO!
 参院選、ついこの前に告示があったと思ったら、もう早や後1週間を残すのみ。今日がラストサンデーという事で、大阪選挙区で出ている主要候補の本日の街宣日程を立候補届け出順に転載しておきます。いずれも候補者自身のツイッターからの引用です。但し、自民党の松川るいと、公明党の石川ひろたか両氏に関しては、ツイッターと公式HPのどちらにも、当日の街宣日程がアップされていませんでしたので、ここに載せる事は出来ませんでした。









 ついでに、こんな情報も。おおさか維新の二人目の候補、高木かおり氏は、元・自民党堺市議だったのですね。大阪ダブル選挙ではあれだけ「都構想反対」と言っておきながら、簡単に寝返って今では正反対の事を言っています。自民党にとっては「裏切者」であり、おおさか維新にとっても「少し前までは敵だった」人物なので、改憲・保守派の中でもあまり評判は良くないようです。
 でも、それでも「おおさか維新」の候補なので油断は禁物。最後まで気を抜かずに、私は「わたなべ結」当選の為に、自分で出来る事をするまでです。


2016参院選 高木氏が出馬表明 おおさか維新の会2人目 /大阪(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160604/ddl/k27/010/414000c

大阪美魔女の陣 9人中4人が女性 子育て世代にアピール(スポニチアネックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160626-00000055-spnannex-soci

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