アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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カップ麺ぐらい好きに食わせろ

2018年06月25日 21時10分21秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を

映画「万引き家族」のカップ麺食べる子供が贅沢(ぜいたく)だとか言ってる奴らは室内で自炊も出来ないワンルームに住んだ事もないのだろう。共働き家族や長時間勤務の労働者には自炊する余裕もないんだよ。それならまだ低価格で貧困層の要望にも一定応えてくれるブラック企業の飲食店経営者の方が奴らより遥かに貧困の実態を知ってる

 

今日(6月20日)のお昼は映画「万引き家族」に出てくる親子の真似をしてカップ麺とコロッケで済ませた。雨で近くのコンビニでしか買えなかったので376円と割高になってしまったが、スーパーなら200円位で済んだだろう。コロッケは結構美味しかったがカップ麺のソバはだだ辛(がら)いだけで、毎日これでは辛(つら)いだろうと思う

親子が万引き帰りにコロッケを買い家にあるカップ麺と一緒に食べる。ゴミ屋敷同然の狭い家の中に6人も家族がいるので、息子は押入れの中で食べなければならない。それでも「コロッケをカップ麺の汁につけて食べると美味い」と会話を交わしながら食べる映画シーンを観て心底泣けた

ネトウヨ(ネット右翼)はこんな映画にまでケチを付けて来るのだ。「貧乏なのにカップ麺なんか食いやがって」「この貧乏劇は創作で日本の評判落とし狙いの反日映画だ」とか何とか言って。別に体制批判なぞどこにも出てこないのに。

私は毎日こんな食事ではとても耐えられない。それを美味しいと食べれる息子の祥太には感心する。幾ら米だけ自炊してもオカズをスーパーの惣菜で済ませていたら節約にはならない。自炊するならオカズも全て自炊するか計画的に献立を考えなければならない。自炊すら出来ない人も決して少なくはないのだ

そりゃあ外食よりも自炊する方が長い目で見たら経済的だ。飲食店にくれてやる分を丸々節約できるのだから。でも、その為には材料も時間もいる。まな板やコンロもない家庭もある中で、何故たった200円や300円の食事にまで贅沢だとケチを付けられなければならないのか?

貧乏人の食べるカップ麺にまで贅沢だとケチを付けながら、安倍が麻生が、国民には震災や北朝鮮への恐怖を煽りながら、自分達は視察もせず料亭政治に明け暮れているのに、それについては何も批判しない。強い者には何も言えず、弱い者イジメでしか鬱憤(うっぷん)を晴らせない哀れな奴等。それがネトウヨの正体だ

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ゆでガエル

2018年06月23日 06時19分00秒 | モリカケも忖度もない公平な社会を

地震で営業休止になった店の在庫を押し付けられた近隣店舗関係者?のツイートを観て気付いた。野党の反対にも関わらず、なぜ一般サラリーマンが一向に高プロ阻止に立ち上がらないのか?それは、既にサビ残の形で高プロが既成事実と化し、法案はそれを追認するだけという諦観に支配されているからだ pic.twitter.com/NBQvxTHRKH

— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2018年6月20日


 先日の地震で営業休止になった店の在庫処理でサービス残業させられた近隣店舗関係者と思しき投稿者による上記のツイート(ツイッターのつぶやき)を読んで。

 自分も同じ業界で働いているので、最初は興味本位に「どこの店の投稿者だろうか?」程度にしか思っていませんでしたが、とてもそんな笑い話では済まされない事にやがて気付きました。

 それは、くだんのツイートの中の、「それ(在庫訂正)をするのに残業2時間だけど36協定(残業時間の上限を定めた労使協定)に引っかかるから闇残(サービス残業)でやってる」というくだりです。つまり、幾らそんな残業時間規制の協定を結んだところで、実際はタイムカード打刻後も仕事を続ける「闇残」の横行で、協定はただの「絵に描いた餅」になってしまっているという事です。

 これが一時的な状態で済むなら、まだ「よくある話」で終わるだけでしょう。しかし、こんな状態が何十年も続くと、これが当たり前の状態となり、異常を異常と認識する事すら出来なくなってしまうのではないか?

 例えば、安倍政権の公文書改ざん、日報隠蔽疑惑も、高度プロフェッショナル(残業代ゼロ)法案の強行採決も、普通に考えれば違法・犯罪行為やデタラメそのものなのに、「アベノミクスで景気回復したんだから多少の不正には目をつぶらなければ仕方がない」と飼いならされているうちに、次第にそれを違法・犯罪・デタラメとすら認識出来なくなっているのではないか?

 そう思うと、とても笑い話では済まされなくなりました。
 そこで、ちょうど昼休みで、社内食堂の向かいの席に社員が座って食事をしていたので、その社員にもくだんのツイートを見せて、次の様に話しました。

 「昔、私は生協で働いていたが、生協でもサービス残業がまかり通っていた。でも、生協職員には最初から消費者運動するつもりで就職して来た人も多かったので、民主的な運動体なんだから『仕方がない』、国民の生活と暮らしを守る為に仕事しているんだから『仕方がない』、という人が大半でした。

 いわゆる『やりがい搾取』というヤツです。これが『やり甲斐、生き甲斐』で我慢できるうちはまだ良い。

 しかし、その一日2〜3時間程度で『仕方がない』で済んでいたサービス残業が、やがて4〜5時間となり、最後には夜の11時、12時になっても終わらず、職場に泊まり込んで翌日も朝から通常の時間に出勤しなければならなくなっても、それを異常と認識出来ずに、唯の愚痴に止まり、まだ『仕方ない』『世の中こんなもの』と惰性に流されてしまったらどうなるか?

 もう過労死するしかなくなる。そうならない為にも、間違った事はちゃんと間違いであると指摘し、退勤時刻の記録を証拠として残しておく等、個人でも出来る対抗措置を取っておく必要がある」と話しました。その社員も興味深く聞いてくれました。

 「ゆでガエル」のたとえ話があります。カエルを熱湯に放り込んだら、カエルは暑さに驚いて逃げ出します。しかし、カエルをぬるま湯に放り込んでから熱しても、お湯の温度は徐々にしか上がらないので、カエルは逃げ出さず、やがて意識がもうろうとして死んでいくのです。

 安倍政権の支持率がいまだに3割、4割もあるのは、政権交代が挫折に終わり、再び自民党政治が長期化する中で、国民の多くが、『反対しても仕方がない』『世の中こんなものさ』という「ゆでガエル」の状況に、飼いならされてしまっているからではないでしょうか。このままでいたら、最後には全員「ゆでガエル」にされて殺されてしまいます。

   何故なら、どんなに違法行為がまかり通っていたとしても、それが違法である限り、裁判で白黒つければ勝訴する可能性も決して少なくはありません。しかし、それが合法とされてしまえば、もう訴える事すら出来なくなるのです。

 そうさせない為にも、「間違った事はちゃんと間違いであると指摘し」「個人でも出来る事を今からやっておく」必要があります。選挙で投票に行くのも、その一つです。個人で出来る事は他にも一杯あります。しかし、手をこまねいていたら、やがて何も出来なくなってしまいます。

 上記のツイートを読んで、私はそのように感じました。

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温故知新

2018年06月20日 20時58分24秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな

 

昨日の朝9時頃、強い地震があった。震源は大阪府北部で震度6弱とアラートで警報が伝わって来た。建物内でも大きく揺れ、従業員は全員外に避難した。ニュートラムも現在止まっている

今回の地震で改めて今住んでるあいりん地区の危険を知る。釜ヶ崎の旧地名からも分かる様にここは昔海だった。そこに老朽化したタコ部屋が密集。住民も身寄りのない単身者・高齢者が多い。唯一の救いは上町台地の高層ビル群がすぐ隣にある事だ。津波が来たらひたすらあべのハルカス目標に逃げるつもりだ

1973年以前の地図(出典:http://kamamat.org/map/sin-kyuu/sinkyu-msp.html、上記写真)で今のあいりん地区(西成区萩之茶屋・太子・天下茶屋北)を見ると、入船・甲岸・海道・今池・今船・曳舟と、もう海や川にちなむ旧町名だらけ。こんな所に津波が来たら一発でアウトだ

大阪は昔から風水害に悩まされて来た。昔は淀川も大和川も大阪市内に流れ込み、上町台地以外は全て低湿地だった。高度成長期には工業用水取水による地盤沈下が大問題となった。海に沈んだ工場等、当時の写真からもその惨禍が偲ばれる。大阪の代名詞である八百八橋も、洪水との戦いの中から生まれた言葉だ

 

もし大阪に津波が来るとすれば、一番ヤバいのは大正区だ。周囲を海と川に囲まれ、川も貨物船を通す為につい最近まで一本の橋もかかっていなかった。ここでは今もバスと市営渡船が市民の足として大活躍。そんな所に津波が来たら、もう区役所裏の昭和山という浚渫工事で出来た人工の山に逃げるしかない(上記写真は大正区と西成区を結ぶ木津川べりの上落合渡船場)

 

大阪府・市ダブル選挙や都構想住民投票でも防災が一大争点として浮上した。当時の反維新陣営のビラには大阪府庁移転先のWTCビル(今のコスモタワー=咲洲庁舎)が如何に震災に脆弱かがつぶさに載っていた。大阪では震度3の東日本大震災で唯一大被害が出たのがこの咲洲庁舎だ。正に橋下政治のデタラメの象徴だった(上記は当時の反維新ビラとWTCビルの遠景。WTCはビラで赤色に示された津波浸水想定地域のど真ん中にある)


※やっとパソコンの買い替えが終わりました。新しいパソコンは結局、79,800円の東芝Dynabookにしました。このブログも新しいパソコンで書いています。但し、新しいパソコンにはまだ馴染めないので、今回はツイッターからの転載になります(一部編集済)。

※昨日の大阪府北部を震源とする震度6弱の地震では、私の勤務先の建物も大きく揺れましたが、建物自体には特に被害はありませんでした。しかし、配送先には地震の影響で休業を余儀なくされた店舗もあり、物流センターへの納品も高速道路網が全て止まってしまい大幅に遅れ、欠勤者や遅刻者も多く出て、当日はその処理に追われました。

※私の住んでいる新今宮のホテルも、建物自体には大きな被害はありませんでしたが、周辺の建物の中には室内のパネルが落ちたり、水道管が破裂して冠水した所もあったようです。

※ところで、震度3の地震でも大揺れでエレベーターが止まり水道管が破裂して上層階が水浸しになった前述のWTCは一体どうだったのでしょうか?津波常襲地帯で地盤も軟弱な湾岸埋立地にカジノを誘致する金があるなら、何故、小学校プールの崩れた擁壁を補強しなかったのでしょうか?それで小学生が一人亡くなっているのですよ!

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パソコン買い換え地獄w

2018年06月13日 15時58分30秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

 

 

 数日前から自宅のパソコンが急に開けなくなりました。数日前にマイクロソフトが私のパソコンにWindows10の更新ソフトをダウンロードした際に、パソコンが適応障害を起こしたのです。私のパソコンは、元々Windows7だったのを数年前にマイクロソフトの無料キャンペーンに乗せられて10にしたので、10更新の度に適応障害を起こすのです。

 以前にも同じトラブルがあったので、また同じ事が起こるのではないかと嫌な予感がしたのですが、案の定でした。しかし、手動でダウンロードを拒否しても、遅かれ早かれマイクロソフトのほうで今度は強制的にダウンロードして来るので、こればかりは防ぎようがありません。

 そんな事なら、Windows7のままにしておけば良かったのですが、当時はそんな事になろうとは夢にも思いませんでした。天下の大手企業マイクロソフトから「Windows7からWindows10に無料でバージョンアップしてあげましょう。×月までの期間限定のサービスです」と勧められれば、誰でも信用してしまうでしょう。今思えば、当時マイクロソフトが無料で10へのバージョンアップを勧めたのも、ユーザーをモルモット代わりにして10ソフトのバグ情報を収集する為だったのでは?

 よく、ネトウヨ(ネット右翼)が「マスコミは左翼に支配されているがネット空間は自由だ」とか言って、ネットで散々「朝鮮人を海に叩き込め」なぞとヘイトスピーチ(差別扇動)投稿を垂れ流していまよね。「言論の自由」をはき違えた彼らの無法ぶりには私もウンザリしていますが…。

   でも、一見「自由」なネット空間を支配しているのも実はマイクロソフトなどの情報独占企業なのです。そのマイクロソフトが個人情報を米国の諜報機関に提供し、諜報機関員は個人メールの盗聴もやり放題。映画「スノーデン」にはそんな実話が一杯出て来ます。その一方で、ユーザーにはバージョンアップ拒否の自由も無いに等しい。これの一体どこが「自由」なのか?これではもう「バージョンアップやパソコン買い換えの押し売り」で、「サラ金地獄」ならぬ「パソコン買い換え地獄」じゃないか(自嘲)。マイクロソフトにはもう恨み骨髄ですが、苦情をぶつけても「嫌ならネット使うな」と返されるのがオチです。

 ネットを閲覧するだけならスマホやタブレットだけでも充分ですが、ブログ更新や、仕事や私生活で使う個人ファイルの作成・更新ともなれば、やはりパソコンでないと無理です。私にとってはパソコンは必需品です。しかし、ハードディスクの故障で使えなくなったと言うならまだしも、パソコン本体には何の異常もないのに、なぜパソコンを買い換えなければならないのか?

   昔に比べて安くはなったと言っても、それでもパソコンは高額商品です。納得がいかないのでリカバリー(初期化)も試してみましたがダメでした。一旦Windows7から10にアップデートしてしまうと、もう7には戻せないみたいです。今のパソコンも購入してから7年近くになるので、もう諦めてパソコンをまた買い換える事にしました。

 そこで今日さっそく大阪市内の家電量販店に行って見てきました。そこで目に付いたのが次の4品です。いずれも国内メーカーの15.6型ワイドで、Word・Excel等のオフィスソフトもダウンロードさえすれば無償で入手できます。海外メーカーの製品ならもっと安い値段でもありますが、アフターサービスに不安があったり標準ソフトがインストールされていなかったりします。「安物買いの銭失い」になってもかなわないので、購入は国内メーカーに限る事にしました。

 東芝 Dynabook 79,800円
 NEC LAVIE 59,800円
 東芝 Dynabook 69,800円
 VAIO Fit15E 84,800円
 いずれも税抜き価格。(上記写真参照)

 CPUは一番安いNEC製が外国メーカーとの共同開発で、メモリもこれだけが標準・最大とも4GBです。(他は標準4GB・最大16GB)
 HDDは、NECと東芝の安い方が500GB、VAIOと東芝の高い方が1TB。

 今まで私が使っていた富士通LIFEBOOKがメモリ最大8GB、HDD容量640GBなので、NECだけがそれより劣る事になります。私はこのLIFEBOOKを2011年12月に4万円台で買いましたが、そんな値段で買えたのもWindows7だったから+量販店の策略で問題の多いフレッツ光で契約させられたから(当時)でしょう。

 私としては79,800円の東芝Dynabookに気持ちが傾きつつありますが、まだ踏ん切りがつきません。そういう訳で、安倍政権への審判や原発再稼働を争点に戦われた日曜日の新潟県知事選挙や、その後もシンガポールで初の米朝首脳会談と、立て続けに大きな動きがあり、それに加え映画「万引き家族」の感想もと、ブログに書きたい事が山積していますが、今はそこまで手が回りません。この記事もネットカフェで書いていますが、ネットカフェの利用料を少しでも節約する為に、LINE投稿からかなり「引用」していますw。そういう事で、ブログ更新については、もう少しお待ちいただくようお願い申し上げます。

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イボとWPW症候群

2018年06月07日 23時43分03秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

 

最近のツイッターのつぶやきより。※印の補足解説付き。

今日(6月6日)は折角の公休日なのに、右足親指に出来たイボの凍結除去治療の痛みでずっと伏せってた。しかも左足小指のタコにもイボが感染し、そちらも取らなければならない羽目に。伏せって寝ていたら本当に寝てしまい、気付いた時にはもう夜9時を回っていた。夕飯は冷しラーメンとお握りで済ませた

※皮膚科に通いだしたのは、冬に足にアカギレが出来て痛かったからです。その時は保湿・痛み止めの尿素クリームを処方してもらいました。その後、固い安全靴を履いてずっと立ち仕事をしている関係で、他の足の指先もタコができて歩くと痛い状態になっていたので、診てもらった所、右足の親指にイボが見つかり「感染するので取らなければならない」と言われ、2週間ごとに通う羽目になりました。マイナス196度の液体窒素でイボを焼いて取るので、その日は一日中痛みが収まりません。いくらイボが感染すると言っても痛くもかゆくもないので、私としては、イボなんかよりもタコやアカギレの方を治してほしいのですが…。

これを機にイボ、タコ、ウオノメの違いについて。イボは医学的には疣贅(ゆうぜい)というウイルス性の突起物で、皮膚のあらゆる所に感染する。それに対してタコやウオノメ(医学用語では鶏眼=けいがん)は、履物が合わない等の理由で皮膚が固くなったものを指す。感染はしないので除去治療も不要

※イボには黒い斑点ができるがタコやウオノメにはできないので、それで見分ければ良いそうです(但し一部に例外もあります)。それまでイボもタコもウオノメも全然見分けがつかなかったので、良い勉強になりました。

私は腰痛やこのイボ以外にもやっかいな疾患を抱えている。実は昨年の健診でWPW症候群の擬陽性と診断された。心臓に刺激が伝わる際に、一部が漏電みたいな不正常な形で伝わり、不整脈として現れる疾患だ。今はまだ擬陽性の段階なので半年毎の経過観察だけで済んでいるが、これもどうなる事やら

 

ちなみにこれ(左上写真)が昨年撮った心電図。心臓の上の心房から下の心室に刺激が伝わる際に、通常なら上から下への一方通行でしか伝わらないのに、WPW症候群(Wolff-Parkinson-White syndrome)では一部が下から上に逆流(右上写真参照)。これが不整脈となり心電図ではデルタ波やPQ短縮、QRS延長波形として示されるらしい   ※ウォルフ(Wolff)、パーキンソン(Parkinson)、ホワイト(White)という3人の医者によって発見された疾患なので、それぞれの頭文字を取ってWPW症候群と呼ばれます。

WPW症候群は、不整脈が動悸や息切れを引き起こし、心房細動(心臓の痙攣)や心不全の引き金となる疾患だが、自覚症状が無ければ放置しても構わない。自覚症状が出ても洗顔や静脈マッサージで収まる場合もある。しかし薬でも治らなければ心カルーテル手術で漏電部位を焼き切る事になる。イボと同じ様にw

※WPW症候群については、そんなに心配していません。自覚症状もないし、職場の健康診断はあまり精度は高くないという実感もありますから。しかし、数ヶ月前には通勤中に駅で嘔吐し会社を休んだ事があるし(この時は自律神経失調症と診断された)、昔、健診で洞性徐脈(心拍数が通常より若干少ない)と診断された事もあったので、少し気にはなります。

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河童の働き方改革

2018年06月03日 08時16分50秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を

 

河童の働き方改革 - Yahoo!検索(動画)
https://search.yahoo.co.jp/video/search?rkf=2&ei=UTF-8&dd=1&p=%E6%B2%B3%E7%AB%A5%E3%81%AE%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E6%94%B9%E9%9D%A9

 「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画に「働き方改革」をモチーフにした物があると聞き、dailymotionの動画で全編観ました。それがこの動画です。

 ネズミ男に騙され、たった胡瓜3本の時給でブラック企業でこき使われる事になった河童の兄弟が、労働基準法や最低賃金法で8時間労働制や最低賃金が保障され、別に24時間ぶっ通しで働かなくても、時給千円で胡瓜20本、1日8時間働けば160本も買える事を知り、社長と団体交渉するも、社長から「河童には労働基準法なぞ適用されない。妖怪のお前らが働ける場所はここしかない」と突き放され、「それなら河童が堂々と働ける様に、俺達が人間を支配してやる」と、社長を始めあらゆる人間の尻子玉(精気)を抜き始めた。

 鬼太郎や仲間の妖怪も精気を抜かれ腑抜け状態になってしまったが、人間を働き蜂にする妖怪「いそがし」の助けを借りて河童兄の太郎丸と対決。「もう兄ちゃん、故郷の(岩手県遠野市にある)カッパ淵に帰ろう。ガツガツ胡瓜代稼ぐより、たとえ少ない胡瓜でもお兄ちゃんと仲良く分け合える方が良い」と河童弟の次郎丸に諭され改心。鬼太郎の尻子玉も無事返って来てメデタシメデタシ…というあらすじでした。

 現代風にアレンジして社会問題をモチーフにしたのは良いですが、どうせ「働き方改革」を取り上げるなら、こんな中途半端な取り上げ方ではなく、「高度プロフェッショナル制度」の事も真正面から取り上げれば良かったのに。「河童には労働基準法なぞ適用されない」の「河童」の部分を「初めは年収1075万以上の労働者から手始めに、ゆくゆくは大半の労働者を労基法の適用除外に」と置き換えれば、そのまま使えるのに。こんな中途半端な描き方では、逆に安倍流「働き方改革」の宣伝にしかならないと思いました。

 後、団体交渉の前の段階で、河童の太郎丸が社長に「24時間働ける様に、皿に水分補給できるシャワールームの設置を要求する」くだりで、社長から「お前、見所があるな。お前をチーフに抜擢する」と褒められる場面も、私が日頃やってる業務改善も、下手すれば搾取強化に利用されるかも知れないと、我ながら身につまされました。ネコ娘も、昔はあんなに美人ではなかったのに、時代の変化に今更ながらビックリ。たかが漫画とは言えど、取り上げ方によっては充分風刺になるのだなと、我ながら感心しました。

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