アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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潮岬は何故涼しいか?

2011年08月30日 23時05分30秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ


 やっともうすぐ暑い夏が終わります。今年もクーラーなし、扇風機のみで何とか過ごしました。クーラーって、電気代がバカになりませんから。お蔭でブログ書くのにも一苦労でした。
 ところで扇風機と言えば、今年は節電対策とかで、どこもバカ売れで品薄状態だったらしいですね。もっと昔は扇風機すらなく、みんな浴衣姿に団扇で暑い夏を過ごしていました。まあ、その時代と今とでは、労働環境や住環境が全然違うので、単純に比較は出来ないけど。昔は地球温暖化やヒートアイランド現象も今ほど激しくはなかったしね。

 その夏の終わりの朝も、いつも通り天気予報を見ていたのですが、ふと気が付くと、大阪の最高気温が35度もあるのに、本州最南端の和歌山県潮岬が何と29度。8月なのに30度行かないのです。調べてみると、他にもそういう日が一杯あります。7月なぞは殆どが30度未満だった。実際、下記の気温のデータを見ても、大阪よりもずっと「冬暖かで夏涼しい」事が分かります。

・和歌山県潮岬の気温と降水量の平年値のグラフ(雨温図)
 http://weather.time-j.net/Climate/Chart/47778?compare=1062

 高野山や比叡山のように標高が高い訳でもないのに、何故、本州最南端の潮岬がこんなに涼しいのか。実際、ヤフーのQ&Aコーナーでも、同じ様な疑問がユーザーから上がっていました。それに対する答えとして、「海風の影響」が挙げられていました。下の潮岬付近の地図でも分かるように、同地は三方を海に囲まれており、その風の影響で暑さが緩和されているのだとか。
 潮岬は昔は一つの島でした。それが、沿岸流によって長年に渡って運ばれてきた土砂の堆積で、本土の紀伊半島と地続きになりました。(こういう地形を専門用語でトンボロ地形とか陸繋地形と呼びます)

 という事は、その砂州上にある和歌山県串本町の市街地も、同様に最高気温が29度しかないのでしょうか。若しそうなら、「冬暖かで夏涼しい」常春気候という事で、非常に羨ましい限りです。しかし、その代わり台風や津波も三方から押し寄せてくる訳で、そうなったらこの地形では、避難するだけでも大変でしょう。何せ三方を海に囲まれているのですから。
 そんな和歌山県にも、過去に原発誘致の打診が何度もあったそうです。それを住民の力で、何とか阻止してきました。もしその打診に乗っていたら、最悪、潮岬も今頃は福島のように立ち入り禁止区域になっていたかも知れません。

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ケントス大阪専属バンドSOSと超失業雑誌WORKLESSを応援しよう!

2011年08月29日 12時41分47秒 | 反貧困・新自由主義
   
 以前告知していたケントス大阪専属バンドSOS(ソウル・オブ・ストリート)のライブに行ってきました。告知をご覧になっていない方もおられると思うので、改めて説明させて貰うと、それまでケントス大阪と専属契約を交わして(つまり労働者として雇われて)演奏活動を行っていたのに、いきなり解雇された上に、「お前らは個人事業主にしか過ぎないんだから、煮て食おうと焼いて食おうとこちらの勝手だ」と言わんばかりに、未払い賃金まで踏み倒された。それに抗して当該イベント企業と闘っているSOSのライブを、応援もかねて堪能してこようと、私が個人加入している地域労組が企画したものです。
 ライブ会場は、大阪・阪急梅田駅近くの茶屋町にある「ファンタイム・ボニーラ」というライブ・レストランで、そこで28日夜6時半からのライブに参加してきました。実際にライブが始まったのは夜7時半からで、アバのダンシング・クイーンを皮切りに、昔懐かしい70~80年代ロックを堪能してきました。

 
 
 
 上記がそのライブ演奏の写真です。私の撮った携帯写真では暗くて写りが悪いので、労組委員長撮影のデジカメ写真をメールで送って貰いブログに貼り付けました。いずれ懐かしい曲のオンパレードで、中には曲名を忘れてしまったものも結構ありましたが、充分堪能出来ました。当初聞いていた料金はチャージ料のみで、ドリンク・フード代は別途徴収という事で、予想外の出費になってしまいましたが。それにしても、労組委員長の豹変ぶりは凄い!ロックに乗って踊りまくる姿は、とても×0代のオバちゃんとは思えなかった。

   
 そして、もう一つ収穫があったのが、隣に座った雑誌創刊準備中の青年とお近づきになれた事。この人は、元々は工業関係の会社に勤めていたのが、その会社の偽装倒産によって失業。今は雇用対策の有期雇用で食いつなぎながら、難波・アメリカ村でのバンド活動の傍ら、WORKLESS(ワークレス)という失業・就活者向け雑誌の創刊を目指しています。「失業・就職活動中の人たちが、社会に幻滅して引きこもってしまう事無く、仕事や労働条件、社会の事についても色々言いたいことを言い合える、そんなやり直せる場作り」を目指しているとの事。(上記写真がその雑誌編集の一こま)
 私も、今は失業中でこそないものの、重労働の割には低賃金で、なかなかお金も貯まらず先も見えないという意味では、この人と全く同じ。とても他人事とは思えませんでした。雑誌の運営もなかなか大変なようです。寄稿者も募集中(但しノーギャラのボランティアとして)という事なので、私も文章力アップを兼ねて一度寄稿してみようと思っています。
 そういう事で、ケントス大阪専属バンドSOSと超失業雑誌WORKLESSへの応援を、私からもお願い致します!
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大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない4

2011年08月25日 21時54分05秒 | バカウヨ・アホノミクス批判
 
 育鵬社教科書を採択の東大阪市教委 「独立性」取り戻す
 来春から中学校で使われる歴史や公民教科書で、「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育(いく)鵬(ほう)社の教科書を採択する動きが広がるなか、大阪府東大阪市教委が公民で育鵬社の教科書を採択した。同市教委の教科書採択では学校現場の意向を事実上追認する不適切な方法が続いていたが、今回は教育委員が独立性を取り戻し、教科書を公平に比較、「国家観が最もしっかりしている」と判断した。識者は「本来のあるべき採択の姿に立ち戻った」と評価している。(産経新聞、以下略)
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110824/edc11082421150009-n1.htm

 それで、下図がその実際の採択状況です。この図は地元・産経大阪版の当該記事に載っていたもので、ネットの記事では省略されています。(あからさまに載せると都合が悪いからか?)
 この図では、まず学校の現場教師の意見として、1校に付き3社まで推薦図書(教科書)を募り、それを26校から集めた事になっています。その集約結果が、「日本文教出版21校、東京書籍19校、教育出版13校、帝国書院13校、清水書院5校、育鵬社2校、自由社2校」という事で、保守系の「つくる会」(新しい歴史教科書をつくる会)=「日本教育再生機構」メンバー執筆の教科書(育鵬・自由の2社)は概して低評価でした。
 

 なら、そんな現場にとって使いにくい不人気な教科書なぞ使わずに、素直に現場の意見に従えば良いのに、「現場の意見なぞ、偏向教師による人気投票にしか過ぎない」と一方的に決め付けて、「国家観」がどうたらこうたらとかいう、それこそ自分たちだけにしか通用しない、独り善がりの偏向した理屈を押し付ける形で、殆ど誰も推薦しなかった教科書をごり押しする。これって、誰が見ても教育委員会による「独裁」じゃないですか。

 この記事では、教師の意見を一方的に「人気投票」と貶めていますが、そもそも子どもと一番向き合っているのは誰ですか。子どもの実情を最も良く知っているのは誰ですか。教育委員ではなく現場の教師でしょうが。その第一線のプロの意見を、まるで「AKB総選挙」みたいなものと同列に看做して「人気投票」と貶め、必ずしも現場の事を良く知らない人たちの意見をそれにとって代える。そんなに教育委員って偉いのか。

 そもそも、「つくる会」系の教科書が現場で不人気なのは、それなりに理由があるのです。領土問題や拉致問題には触れても米軍基地問題には殆ど触れないといった右翼偏向以外にも、他社教科書の盗用だとか、「1952年に豊臣秀吉の朝鮮出兵」などの明らかな史実の間違いが多いのが、不人気の理由です。
 だったら、それらの教科書を採択してもらいたいと思うなら、教科書会社に「もっと推薦してもらえるように努力せよ」と指導するのが筋でしょう。それをせずして、21票(校)や13票(校)も得票した候補者(教科書)を無視して、2票(校)しか得票できなかった候補者に下駄を履かせて当選させる。これを「八百長」と呼ばずして何と呼ぶ。

 そういうと産経は、「最終的に教科書採択権があるのは教育委員会だ」「決めるべき所で決めてもらう、それでこそ民主的手続きだ」「それを外野が勝手に口出しするな」と言うのでしょうが、この理屈もおかしい。

 そもそも、現場の意見が素直に反映していたら、外野が口出しする事もありません。教育委員会の専横で、現場とは乖離した教科書採択が行われているから、外野が口出しせざるを得ないんじゃないですか。
 それに、幾ら「採択権がある」といっても、だから「何でも勝手に出来る」という話にはならない。その教育委員会の教科書採択権も、主権者たる教師・子ども・保護者・市民・国民から、あくまでも付託されているものにしか過ぎない。主権者はあくまでも国民です。その主権者の意向を無視して、21票の候補ではなく2票の候補を当選させるような八百長選挙を行う「権限」なぞ教育委員会にはない。

 独裁・専制は何も戦前日本や今の中国・北朝鮮・ミャンマー・リビア辺りだけの話ではない。この教育委員会の行いも立派な「独裁」じゃないですか。
 吉野作造などの民本主義者が「権力者と言えども民衆の意向を無視して勝手な事は出来ない」と言ったのは大正時代。今から遥か90年も前の話です。その自覚すらなく、「当局者・権力者のやる事に口出しするな」と言わんばかりの記事を書くファシスト産経に、民主主義や人権を語る資格はない。安倍内閣の教育再生会議メンバーに引き立てられた事で欲に目がくらみ、それまでの主張を百八十度転換した義家弘介みたいな変節漢がのさばる「教育再生機構」に、道徳や教育を語る資格はない。

(関連記事)
・大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない
 http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/0e1013593c182355a24d15f2871bb04d
・大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない2
 http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/59c9a20348cd92fadd02b30bbadb2236
・大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない3
 http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/bffb3148ab8c5828d450c29f2a436ef8
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大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない3

2011年08月25日 10時52分12秒 | 福島原発震災・脱原発
※この「大本営発表は~」の記事ですが、当初は別にそんなつもりはなかったんだけど、何か書いているうちに他にも一杯言いたい事が出てきて、次第にシリーズ物になりつつあります。引き続き「4」も現在準備中。
 テレビのワイドショーも、下らない三面記事や芸能ゴシップを紹介する暇があったら、この日弁連会長声明でも取り上げたらどうよ。多分、それだけの知識も度胸もないだろうが。これなら、たとえいつもの「棒読み」だけの紹介でも、取り上げた事自体を評価してやるよ。全くその通りの声明文だから。


原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報に対する常時モニタリングに関する会長声明(日弁連)

政府は、本年7月、「ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して速やかに正確な情報を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に対する風評被害を防止する」ことを目的とする原子力安全規制情報広聴・広報事業について業者に発注した。

原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報に対する常時モニタリングは、新聞・テレビを対象に過去3年間行われていたが、今年度は、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、ツイッター、ブログなどを対象に予算を8300万円とこれまでの数倍規模に拡大して行うこととしたものである。

この事業においては、「常時モニタリング」すること、さらには、不正確とされる情報等に対して「速やかに正確な情報を提供し、又は正確な情報へ導くこと」とされているが、原子力発電や放射性物質の健康被害に関する情報は、科学的に評価が定まらないところもあり、何が「不正確な情報」であるかの根拠が不明確である。そのため、これによって、政府が「不正確」と考える情報を一方的に批判することにより、情報を発信する者に対して萎縮効果を与える結果となり、憲法21条の表現の自由を侵害する恐れが大きい。

そして政府の考える正確な情報に導くことは、政府の発信する情報と異なる情報の流通を制限し、国民の知る権利を制限することとなり、原子力発電についての世論形成をゆがめるなど、民主主義社会の根幹を揺るがせる重大な問題であると危惧せざるを得ない。

そもそも、政府による原子力事故に関する情報開示自体が不十分なものであることは、事故直後に放射性物質拡散予測情報が公開されなかったこと、炉心内の状況について事故直後の原子炉の状態に関する情報がいまだに明らかにされていないこと、メルトダウンしていることが隠ぺいされ続けたこと、放射性物質が健康被害をもたらす閾値などについて十分な根拠が示されていないことなどから明白である。また、九州電力のやらせアンケート事件によって、原発問題については、不正な情報操作さえ行われる事実が明らかになった。そればかりか、本日の報道によれば、経済産業省原子力安全・保安院が2007年8月に国が開催したプルサーマル発電に関するシンポジウム前に、地元の住民に賛成の立場で発言してもらう「やらせ質問」を中部電力に要請していたことが判明した。

このような背景の下、市民はより正確な情報を求めようとして、これまでインターネットを利用する機会が少なかった人までもが、専門家やジャーナリストらがツイッターやブログで発信する情報を得ようとしたり、有益だと思える情報をツイッターなどで相互に伝えようとしているのである。

むしろ政府が行うべきは、正確な根拠を引用した具体的網羅的な情報の開示であり、自らが十分な情報を開示しないでおきながら、市民の間における情報流通の制限につながる試みを行うことは、情報統制である。その上、前述のとおりの情報操作の動きがあることも併せ考えれば、問題の深刻さを示している。

当連合会は、政府に対し、直ちに本件モニタリングを中止することを求めるものである。

2011年(平成23年)7月29日
日本弁護士連合会      
会長 宇都宮 健 
 http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110729_4.html
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フジテレビ抗議デモをどう見るか

2011年08月24日 07時44分14秒 | バカウヨ・アホノミクス批判
 先日、「大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない」という記事の中で、産経新聞の報道姿勢を批判した所、「そのフジ産経グループが、韓流ブームを煽っているとして、身内である筈の右翼保守層からデモをかけられる事態になっている」という話になり、そこから8月21日東京・お台場での嫌韓流デモを巡る議論がコメント欄で始まりました。そういう事で、ひょんな事から、記事本文の内容とはまた別のテーマで議論が始まりましたが、こちらもなかなか興味深いテーマだと思いますので、別記事の形で、これまでのコメント投稿を全てこちらに転載させて貰いました。以後、フジテレビ抗議デモを巡る議論の続きは、全てこちらのコメント欄でお願いします。

フジテレビ抗議デモ 8・21 その1 【高画質】


●高岡蒼甫の発言をきっかけに (バッジ@ネオ・トロツキスト) 2011-08-22 09:17:20

激化した反韓流・反フジテレビの運動、ついにデモ↓連発戦術に突入しましたね。
「スポーツ民族主義」者や韓国商業主義文化拒絶潮流まで巻き込んで、拡大しているようですよ。

http://www.youtube.com/watch?v=695jt6VsHOk&feature=related

ここでも、左派は拉致問題の時のように対応を間違えてはいけないと思います。
経済力のついた近年の日中韓では、経済力の発展と結びついた自民族優越思想の拡大も背景にした国民感情の対立などもあります。

やはり、21世紀は国際主義に立った世界が求められますね。


●Re:高岡蒼甫の発言をきっかけに (プレカリアート) 2011-08-23 07:20:54

 フジテレビ抗議デモの動画見ました。途中で寝入ってしまって全部は見れなかったけど。そこで感じた疑問点を幾つか思いつくまま書きます。

(1)くだんの抗議デモ、そんなに話題になっている?
 抗議デモの参加者・支持者曰く「ネットでの注目度No.1」との事ですが、本当にそうなの?私自身初めて聞く話だし、職場でも、反原発デモが話題になっても、このデモの事は全然話題に上らない。私自身も、高岡蒼甫(たかおか・そうすけ)の名前の読みすら知らなかった位で。宮崎あおいの旦那で、映画「パッチギ」の主役リ・アンソンを演じた事も、ネットで調べて初めて知った。

(2)そもそも韓国ドラマや韓流スターの何が悪いのか?
 昨日たまたまテレビで「超新星」の歌を聞いたが、なかなかイカス曲じゃんか。日本語も上手いし。あれの何処が気に入らないのか、全然分からない。
 それでも敢えて韓国の悪口を言うならば、ロッ×××・ハンバーガーの品質管理が杜撰だという事ぐらいかな。これは実際、以前の現場で当該企業の食材仕分け業務を請負っていたからよく分かる。だから念の為に伏字にしたのだけど。
 思いつくのはそれ位かな。でも、それは日本のメーカーも大同小異でしょう。

(3)そもそも、韓流ブーム如きに何故「文化侵略」と目くじらを立てなければいけないのか?
 そんな事を言い出せば、キムチや餃子・ラーメン・カップ麺すら「特定アジアによる文化侵略」という事で食えなくなる。「餃子の王将」にまで抗議デモをかけなければなってしまう。
 そこまで言うなら、商業主義丸出しのAKB48やモーニング娘は一体どうなるの?あれこそ大資本による音楽文化の私物化であり、愚民政策の最たるものでは。
 更に言えば、戦後の3S政策(映画・スポーツ・性風俗を通した米系資本の対日支配)や、今で言えば原発マネーによる電力会社のマスコミ支配は一体どうなる?
 そういう現実の世論操作には何も言及せず、ことさら韓流ブームだけを論うのは、どう見ても不公平であり、目くらましにしか過ぎないと思うのですが。

 あと、「右翼反動の産経フジグループが何故韓流ドラマに力を入れているか?」という疑問もありますが、これは一定想像がつく。産経もやはり商売でやっているので、「右翼反動」路線一本槍では食っていけない。保険をかける意味でも多角経営に乗り出しているのでは。しかし、従来からの右翼読者も裏切れないので、韓流の方は本業に差し障りのない範囲で傍系のフジテレビにやらしているのでは。


●一件訂正 (プレカリアート) 2011-08-23 08:08:39

>そんな事を言い出せば、キムチや餃子・ラーメン・カップ麺すら「特定アジアによる文化侵略」という事で食えなくなる。「餃子の王将」にまで抗議デモをかけなければなってしまう。

 先の上記コメント文中の「かけなければなってしまう」→「かけなければならなくなってしまう」に訂正。


●フジ攻撃 (バッジ@ネオ・トロツキスト) 2011-08-23 09:35:31

この流れには、種々の自家撞着も散見されるので、その点では現代日本の混迷状況を表していると思いますね。だから、左派も、安直な図式主義理解や紋切り対応じゃ核心には迫れない、事態を正せないでしょう。それでは拉致問題を一方的に日本や米国の責任にしたり、「北」への軍事制裁を容認したりするような立場と同じだと思います。

この問題では、例えば、ウヨメディアの先鋒であるフジの韓流ブーム牽引という「裏切り行為」と、それに対するネトウヨの激しいフジ攻撃がまず引っかかる。これは靖国教科書一派の「内紛」なんかとも意味内容が違う異常事でしょう。まさか、デモは総会屋右翼が局内権力闘争に介入しているわけでもないでしょうし。
ナゼ、右派メディアの象徴が韓流提灯の先鋒になり、一方日の丸族がそれを攻撃するのか?双方の意図や背景がよく解りません。

また、ナゼ高岡発言なのか?彼の発言の真意は?彼はいわゆる「嫌韓」派なのか?こういう疑問もある。
さらには、フジと一緒に花王が攻撃対象にされている点。花王はキムヨナの「敵」浅田のスポンサー企業なのにです。

韓流、K-POPへの嫌悪というのは理解出来る面がありますね。
そもそも、今、日本のメディアが金儲けのネタにしている韓国産エンタメは、まともな韓国文化ではありません。日本のまがいもの文化のそのまた劣化コピーにすぎない。安いだけが理由で使われている。近年の制作経費削減、外部委託化というコストカットの行き着いた果てが安い韓国産コンテンツの輸入・放映だという面は否定出来ません。韓流ブームや韓タレ人気というのも眉唾です。日本の芸能界でよく使う手「やらせ」「持ち上げ」工作も行われている。
韓流ブームとは、ハリウッド文化やアメリカテレビ番組の大量輸入並みに下らない商業主義による文化席捲でしょう。

なお、

>従来からの右翼読者も裏切れないので、韓流の方は本業に差し障りのない範囲で傍系のフジテレビにやらしているのでは。

の部分ですが、もう、とっくに「差し障」っていますよ。
フジは自局の経営に「差し障」っているのに、なおもまだ続けているからこそ、その理由や背景を知りたい、知るべきだと思うのですよ。
デモ隊は、すでにフジのスポンサー企業攻撃までやっているんですからね。


●続・フジ攻撃 (バッジ@ネオ・トロツキスト) 2011-08-23 19:48:04

以前、4トロが機関紙でスポーツ・ナショナリズムへの警鐘を乱打していましたが、展開すべき論点内容がやや狭かった。ま、「赤旗」のスポーツ欄みたいな「ニッポン万歳!」記事を超えている点では評価しておきますけど・・・

問題は、日本の歴史修正主義以外にもウリナライズムや中華思想のような自国優越イデオロギーを携えて先進国化した中韓が対日文化輸出を進めようとしていることです。それも、完全に商品や市場の論理、利潤追求優先の姿勢でね。小室哲哉が江沢民と握手したり電通の成田会長が韓国政府から叙勲されたりというのには、そういう背景があるからでしょ?

だから、件の高岡氏に限らず、役者なんかの間で外国コンテンツの流入に対する被害者意識も強くなってきています。「職場が奪われる!」というようなね。ヨーロッパでの移民労働者問題と似ているのかな?w
日本のテレビ界・映画界は、80年頃からコストカット追求の制作外部委託などを強行していますから被害感は余計なんでしょうね。菅原文太なんか、食えなくて長野で百姓やってるw

そういうそんなこんながあるんですよ。
そして、左翼陣営には理論・政策問題として文化の輸出入についての見解も求められる。
ネトウヨのフジ攻撃には、そういう重層的な検討課題があるように思うんですね。


●他にやる事ないんかよ (プレカリアート) 2011-08-23 23:37:03

 のっけから挑発的なタイトルで書きますが、これはバッジさんに対してじゃなく、あくまでもくだんの抗議デモの連中に対してなので、一応念のため。

>そもそも、今、日本のメディアが金儲けのネタにしている韓国産エンタメは、まともな韓国文化ではありません。日本のまがいもの文化のそのまた劣化コピーにすぎない。安いだけが理由で使われている。(バッジさん「フジ攻撃」)

 ああ、やっぱりそうだったんだ。たまたま「超新星」の歌を聞いた時は「J-POPとも遜色ないじゃん」と思いましたが、それ以外の少女時代とかKARAについては、一体どこが良いのか全然分からなかった。いや悪くもないんだけど、かと言ってそれほど良くもない。悪く言えば「AKB48の物真似」にしか過ぎないじゃないかと。韓流ドラマにしても、「一昔前のメロドラマの物真似」じゃないかと。
 私は、韓流も嫌韓流も、正直言ってそれ自体には余り興味がないです。嫌韓流のキチガイじみた外国嫌いへの反発から、韓流については何となく「多文化共生」の肯定的ないイメージで捉えていただけで、韓流自体にそれほど興味があった訳じゃない。「好韓流」ではなく、あくまでも「嫌・嫌韓流」というスタンスでした。

>韓流ブームとは、ハリウッド文化やアメリカテレビ番組の大量輸入並みに下らない商業主義による文化席捲でしょう。(同上)

 それじゃあ「人件費の安いインドネシアから看護士を募集しよう」という「資本の論理」と全く同じですね。その芸能分野版として、芸能プロダクションが日本人俳優から韓国人俳優に乗り換えただけ。それが「韓流ブーム」の正体だったのですね。たとえ漠然とではあっても、とてもじゃないが無条件に肯定できるような代物じゃあない、という事ですね。

 そこでまた素朴な疑問に戻るのですが、だったら尚更の事、その「資本の論理」こそ批判しなければならないのに、それを何故「日・韓の民族対立」でしか見れないのかと、「左翼脳」の私はどうしても思ってしまいます。
 たとえばコンビニを槍玉に挙げる場合でも、「コンビニ食品の安全性」とか、「コンビニ・バイトの低賃金使い捨て労働」とか、「フランチャイズによる搾取」とか、「24時間営業による資源浪費」とかこそ問題にすべきなのに、それらの具体的な問題点には目を塞ぎながら、徒に「外国の消費文化だからダメ」と排撃しているだけ。フジテレビ抗議デモの主張からは、そんなイメージしか思い浮かんで来ません。それでは、たとえコンビニを「昭和の駄菓子屋」に置き換えた所で、ジャンクフードや低賃金搾取やピンハネの構造は何も変わらない。

 そもそも、あの抗議デモの中に、普通の一般市民はどれ位いたのですかね。デモの井出達や活動スタイルで判断する限り、「在特会」の街宣デモにしか見えませんでした。シュプレヒコールの音頭取りの女なんか、脱原発デモの時に「朝鮮太鼓ヤメロー!」とガナリまくっていたネトウヨの女とそっくりだった。
 そんなデモを幾ら見ても、「故郷の福島を破壊した原発にも反対しないで、何が”国を守れ!”かよ、他にやる事ないんかよ」という気持ちにしかなれませんでした。

 ただ、バッジさんの仰る疑問については、私も疑問に思いますので、時間が空けばもう少し調べてみようとは思います。あんなネトウヨのキモい動画なんて、正直言って見たくもないのだけれど。


●Unknown (バッジ@ネオ・トロツキスト) 2011-08-23 23:52:22

現代日本の民族劣化現象って、政治や経済分野だけじゃないんですよね。もう、あらゆる分野で劣化が指摘され問題になっている。
文化方面なんて、最悪だと思いますよ。特に、テレビ文化。
セリフも満足に発声、発音出来ないジャリタレ役者とか、デジタル技術の助けをライブでまで要求するシンガーもどきとか・・・・

今日も話題になったんですけど、最近はNHKの時代劇ドラマも酷くなってしまった。「篤姫」とか「江」なんて、フジTVのジャリ版「大奥」並みの酷さです。NHKも一昔、二昔前の「今朝の秋」や「蝉しぐれ」みたいな外国人すら感動させてしまうような名作ドラマをもう作れなくなっている。
困ったもんです。
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大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない2

2011年08月21日 07時48分10秒 | 福島原発震災・脱原発
※この福島原発事故の報道においても、大本営発表の垂れ流しが行われている。国も県も東電も、原発の被害をことさら小さく見せよう、出来るなら丸ごと隠蔽してしまおうとしている。さも住民を安心させるかのように装って、実際の被害そのものを抹殺しにかかっている。自分たちの責任逃れの為に。炉心溶融も、セシウム汚染牛・米や酪農家の自殺も、福島・郡山周辺や飯舘村の住民被曝も、全てそんな「責任逃れ」の所産によるものだ。原発マネーに毒されたマスコミも、官製報道に乗っかるか床屋談義に終始するだけで、誰も「責任逃れ」を本気で追及しようとしない。以下、小出裕章 (京大助教) 非公式まとめより動画も含めて転載します。


●8月18日 福島の子どもの甲状腺の内部被曝、厳密に測定すれば恐らく100% 小出裕章(MBS)

2011年8月18日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの? 1/2


玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの? 2/2


==以下、小出氏インタビュー部分の書き起こしです=====

  *「3.11 放射能汚染 政府の対応は?」

玉川「この原発事故、それから放射能汚染に関して、政府の対応はどうだったとみられていますか?」

小出「彼らはこんな事故が起きるとは露ほどにも思っていなかった。だから、どのような対応がとれるか本気で考えたこともないし、(事故が)起きてしまった状態ですばやく動くこともできないし、なんとか事故が小さくあって欲しいと強くたぶん願ったということで、一つ一つの作業が後手後手になったということだと思います。」

玉川「先生はメルトダウンの可能性として考えた時に、その先にまぁ原子炉の爆発ということも考えられたと以前伺いましたけれども・・」

小出「そうです。 3月12日の段階でそれを疑いました。」

玉川「ということはですね、炉心溶融の可能性を政府の中の専門家もわかっていたのだとすれば、最悪の場合として、原子炉の爆発もたぶん頭の中にはあったはずですよね?」

小出「ええ、専門家の頭の中にはあったと思います。」

玉川「ということは、爆発すればですね、その 3kmとか20kmとかで済まない被害になりますねよね?」

小出「そうです。」

玉川「頭の中にあるんだとすれば、なぜ 極端な話を言えば、福島県全員の避難とかそういうふうなところまでいかなかったのか ということが私には理解できないんですけれども?」

小出「私にも理解できません。防災ということの原則というのは、悪いシナリオ悪いシナリオを描いて住民を守る、そして事態がそれほど悪くなかったのであれば、良かったなと思う・・そういうのが防災の原則だと私は思うのですけれども。少なくとも今回の事故の場合はそうではなかったのですね。楽観的な見通し楽観的な見通しを取って、対策をなるべく少なくしたいというもとでやってきてしまったのです。」

 *激白 「国の対応のせいで被ばくは拡大した」

玉川「避難させないことによって、しなくてもいい被ばくをした人が福島の中にいっぱいいるということになるんじゃないですか?」

小出「もちろんです。ですから日本の国というのは、チェルノブイリの事故が起きた以降にひょっとして事故が起きるかもしれないし、起きた場合にはどういう放射能がどのように広がっていくのか、時々刻々と計算して、住民の被ばく量を評価して、事故の対策をとるとということを原則にしていました。そのためにSPEEDIと呼ばれている計算コードを作ろうとして、たぶん100億円を超えるお金をそれに費やしたと思いますし、20年を超える時間を費やしてやってきていたのですね。

ですから、今回の事故が起きてからも、SPEEDIを開発してきた人たちは、多分もう徹夜に近い状態でその計算を繰り返して、どちら側に放射能が流れていっているということをやっていたのだと私は思います。

ところがそのことを日本の政府はすべて秘密にしてしまったのですね。

半月ほど経ってその計算結果を出してきましたけれども、その計算結果を見る限りでは、南西方向と北西方向に放射能の雲が流れて、流れた時にヨウ素という放射能をですね、吸いこんでしまって、子どもを含めて大変な被ばくを実はしていたと後でわかったわけです。

本当はそれが初めにわかれば、ヨード剤というものをせめて子どもに飲ませて子どもの甲状腺の被ばくというのを少なくするということをできたはずなのですが、残念ながら日本の政府というのはむしろ隠してしまって、子どもたちの被ばくを放置してしまったということになりました。」

 *疑問 「国が健康や命より優先したものとは?」

玉川「少なくとも健康が目的であって、そのために基準を作ったのですね?」

小出「そうです。そうです。」

玉川「ところが、今、基準を上げたっていうところは、健康よりも別のものを優先しているとしか感じられないんですけれども。」

小出「もちろん そうです。」

玉川「これは何ですか?」

小出「それを認める以外に国家の崩壊を止められないからです。

これまで日本の国が作ってきた法律を本当に厳密に守ろうとするなら、福島県全域に匹敵するぐらいの土地を放射線管理区域にして、人々をそこから追い出さなければいけない、無人にしなければいけない。

目で見たら何でもありません。平和な自然のように見えるかもしれないけれども、放射線が目で見えないために、そこで暮らす危険を抱え込んでしまう。そのために放棄しなければいけない・・それはもう信じることができないほどの広大な面積だということなんですね。

それは・・日本の国家から見れば、たぶん受け入れられない。だからもうこうなってしまえば、住民を被ばくさせるしかないという、そういう選択を国家がしたんだと私は思います。」
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大本営発表は何も戦前だけに限った話ではない

2011年08月18日 23時47分56秒 | バカウヨ・アホノミクス批判
 8月15日は終戦記念日という事で、新聞・テレビでも色んな特集記事が組まれました。しかし、大本営発表は何も戦前だけに限った事ではなく、今も広範かつ巧妙に行われていると思います。下記の産経記事を見るにつけても、取り分けそう思います。

●代替「火力」相次ぐ故障…関電すでに13件
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110817/trd11081720590009-n1.htm

 産経曰く、「脱原発」風潮のせいでフル稼働を強いられた火力発電所に故障が続発しているんだそうで。「だから原発は必要だ」と産経は言いたいのだろうが、じゃあ原発はどうなのか。チェルノブイリ・スリーマイル・JCO事故は勿論の事、それら以外にも配管破断・冷却水漏れ・放射能漏れなどの事故・トラブルは数知れず。現場ではデータ改竄・労災隠しも横行してきた。その成れの果てが福島原発事故やメール・やらせ事件だった。(注)
 少なくとも火力発電の事故では、放射能被曝や放射性廃棄物処分問題は起こらない。それに引き換え原発は、一旦重大事故が起これば電力不足だけでは済まなくなる。この様に、事故のレベルが全然違うのに、それを並列で比較する事自体がおかしい。

(注)主な重大事故・事件だけでもこれだけある。(毎日新聞8/2付記事より)
  1974年 原子力船「むつ」放射能漏れ
  1979年 米国でスリーマイル島原発事故
  1986年 旧ソ連でチェルノブイリ原発事故
  1991年 関電美浜2号機で蒸気発生器伝熱管の損傷事故発生
  1995年 高速増殖原型炉「もんじゅ」でナトリウム火災事故
  1997年 旧動燃東海再処理施設アスファルト固化処理施設で火災爆発事故発生
  1999年 茨城県東海村でJCO臨界事故
  2002年 東電の原発トラブル隠し発覚
  2003年 トラブル隠し問題などで東電の全原発が運転停止
  2007年 北陸電力志賀1号機で99年の臨界事故が発覚
         福島第1・3号機でも78年の臨界事故が発覚
         中越沖地震で東電柏崎刈羽原発7基のうち
         運転中の3、4、7号機と起動中の2号機が緊急停止
  2011年 東日本大震災、福島第1原発事故発生
         菅直人首相の要請を受け、中部電力が浜岡原発の運転を停止
  
●金総書記、豪華ヨットで休暇?
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110818/kor11081822260001-n1.htm

 「北朝鮮では7月の水害を他所に独裁者の金正日がヨット遊びに耽っている」と産経が報道。なら、かつてホリエモンやグッドウィル会長・折口がやっていた事はどうなのか。こいつらも金正日と同様に、派遣労働者の苦境を他所に、クルージングやセスナ機での空中散歩に興じていただろうに。産経はそれを一度たりとも批判したか?
 金正日の所業を批判する以上は、ホリエモンや折口の所業も同様に批判しなければ筋が通らない。JR福知山線事故報道で、国鉄分割民営化によるJRの利益至上主義や国ぐるみの不当労働行為を何ら批判しなかった産経が、中国の高速鉄道事故についてだけ、幾ら中国当局の利益至上主義や労働者搾取を論っても全然説得力が無い。それと同じだ。

●【よくわかるニュース解説】英国暴動の背景に「不良グループ文化」? 略奪や破壊に便乗 警官も傍観
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110812/erp11081217460007-n1.htm

 「よくわかるニュース解説」とあるが、何が言いたいのかよく分からない。この記事では、英国でこの夏相次いだ都市暴動の背景に、若者の「不良文化」(規範意識や倫理観の欠如)を挙げている。しかし、その同じ記事の中で、「過当競争・景気低迷・人種差別・貧富の格差」が原因だとも書いている。一体結論はどっちなのか。
 実際には「人種差別」や「貧富の格差」が本当の原因なのだが、それを認めてしまうと産経が拠って立つ「新自由主義=財界目線の強欲資本主義」を否定してしまう事になる。だから、一部便乗犯の存在をことさら針小棒大に言い立てて、「倫理観欠如」に因るものと強引に決め付けているのではないか。しかし、「ノルウェーの極右白人テロは同国の多文化政策に因るもの」と暗に言いながら、片や英国の都市暴動については「若者の甘やかし」に因るものと決め付けるのは、余りにもダブルスタンダードに過ぎると思うが。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 上記はその印象操作のホンの一例です。一般的に先進国では、建前上は「言論の自由」が存在しマスコミも発達しているので、「北朝鮮のような閉鎖的・前近代的な形での情報操作は行われない」と思われています。脱原発デモや英国の都市暴動も、「在った事の事実」だけは一応報じられますから。(但し、産経は6月11日の脱原発デモを地方版では全然報じませんでしたが)
 でも、それらも所詮は上辺だけしか報じられないし、その中では上記の産経記事のような形での印象操作が必ず行われます。それも所詮は印象操作でしかないので、突き詰めれば幾らでもボロが出てくるものですが、何の根拠もなく「日本は民主主義国で北朝鮮や中国とは違う」と漠然と思い込んでいる人も少なくないので、なかなかそのボロに気付かないのです。

 それに、そもそも民主主義や人権は、「上から与えられるもの」ではなく「下から闘い取るもの」であり、少なくとも「上が変な事をしないように下から監視・チェックしていくもの」であるにも関わらず、「上から与えられるもの」と何となく思い込んでいる日本人が余りにも多い。そんな人はまず例外なく「自分の頭でモノを考えようとしない」。そのくせ、「石原・麻生」信者や「小泉・橋下」信者に典型的に見られるように、「誰かの請売りでしかない意見」をさも「自分の意見」であるかのように思い込み、「鸚鵡返しに同じ意見を繰り返すばかり」で「全然違う意見を聞こうとしない」。
 その為、まともな議論や対話には全然ならず、強者や声のでかい者の意見ばかりがごり押しされる。そんな「多数決の横暴」を「民主主義」と勘違いしている人も多い。そういう意味では、戦前からちっとも進歩していない。だから、こんな簡単な印象操作もなかなか見破れないのです。
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ケントス大阪の争議支援ライブに参加予定(追記更新)

2011年08月14日 23時38分11秒 | 反貧困・新自由主義
 私が、以前の配属先で、相次ぐ労働条件切り下げに怒って個人加盟の地域労組に加入し、会社と団交を持った事はこのブログにも書いた通りです。詳しくは「職場人権レポート」カテゴリーの各記事を参照して下さい。
 その労組には今も在籍しているものの、あれから配属先が変わり、待遇切り下げにも一定歯止めがかかった事から、今は組合活動は殆どしていません。(企業内組合と違い、組合員は職種も会社も勤務時間もバラバラなので、活動に参加しにくいです)

 その労組の委員長から久しぶりにメールが来ました。それによると、大阪・梅田のライブハウス「ケントス大阪」で演奏していた「ソウル・オブ・ストリート」というバンドメンバーが、「名ばかり契約社員」として散々こき使われた挙句に、「お前らは個人自営主であって労働者ではないので、会社都合でいつでも契約解除できる」と一方的に解雇通告され、当該労組の分会を結成して闘う事になった。その争議支援のライブ・コンサートを8月28日(日)夜に梅田でやる。会費2500円のうち1500円は労組が補助する。参加希望者は委員長までメールを・・・との事でした。
 明日にでも職場に休みの届けを出して、28日のライブには私も参加してみようと思っています。委員長にも先ほどその旨メールしました。同じ契約社員の私にとっても決して他人事ではないし、ワーキングプアもたまにはライブぐらい楽しまないとね。以上とりあえず報告です。詳しくは下記記事を参照の事(追記あり)。

・憤懣本舗「不当「解雇」 ミュージシャンの叫び」(毎日放送)
 http://www.mbs.jp/voice/special/201106/13_613.shtml
・立ち上がる”夜の世界”の労働者 悪質経営者らを提訴(週刊金曜日)
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?tag=%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B9%E5%A4%A7%E9%98%AA
・大阪ケントスの不当解雇および賃金未払い問題の特集(デイリーモーション)
 http://www.dailymotion.com/video/xjgh6h_yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy_news
・VS ケントス大阪(地域労組おおさか青年部のブログ)
 http://seinenunion.blog33.fc2.com/blog-entry-156.html
・バンドメンバー「ソウル・オブ・ストリート」の紹介(ケントス大阪HP)
 http://kentos-osaka.com/member.html

(追記1)
 コンサート自体には別に争議支援の意味合いはなく、純粋にライブを楽しもうという事らしい。会場レストランのHPにも商業イベントとして告知されています。地域労組からも何人か参加するようです。

(追記2)
 地域労組が8月22日に配布したビラです。
    
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今こそ脱原発も非核・脱安保も共に追求を

2011年08月14日 10時33分03秒 | 福島原発震災・脱原発
   
  
 すみません。ブログ更新がまたまた滞ってしまいました。夏バテとパソコン不調の他に、脱原発との関連での原水禁大会の資料収集に、思いの外時間がかかってしまいました。
 その原水禁大会ですが、今年は「脱原発」を巡って、広島と長崎で好対照を見せました。広島大会の「平和宣言」では、「脱原発を主張する人々もいる現状を真摯に受け止め」という、ある種腰の引けた表現に止まりました。それに対して、長崎大会の「平和宣言」の方では、出だしから福島原発事故について述べ、「ノーモア・ヒバクシャを訴えてきた被爆国の私たちが、どうして再び放射線の恐怖に脅えることになってしまったのか」と、原発推進政策の見直しを強く主張する形となっています。
 同じ事は運動団体の宣言文書についても言えます。原水禁(原水爆禁止日本国民会議)は、福島で広島・長崎に先立って世界大会を開催し、「脱原発」を強く打ち出すに至りました(注:参考資料1)。それに引き換え、原水協(原水爆禁止日本協議会)の方は、核兵器廃絶については原水禁よりも具体的に国際情勢とも絡めて強く打ち出す一方で、脱原発については既存の脱原発運動との「連帯」表明に留めるという、及び腰ともとれるものになりました(注:参考資料2)。

 日本の原水禁運動は、唯一の被爆国という事もあって、他国にはない大衆的広がりを持ち、その事で世界の反核運動にも強い影響を与えてきました。その一方で、当時の革新陣営内部の政党対立を反映して、原水禁(旧社会党系)と原水協(共産党系)の二派に別れ、世界大会も近年はずっと別個に開催してきました。(この他にも旧民社党系の核禁会議=核兵器禁止平和建設国民会議があるが、前二者と比べその勢力は小さく、活動にも見るべきものはないのでここでは割愛する)
 1954年のビキニ事件を機に一気に盛り上がった原水禁運動の統一体としてまず原水協が発足し、そこから1965年に原水禁が分裂しました。分裂に至る経過は複雑です。まず中ソの核武装を巡って、それを米国の核軍拡に対する防衛措置として、寧ろ擁護すべきだとする立場と、「中ソも含め、いかなる国の核武装・核実験にも反対すべきだ」とする、所謂「いかなる」問題を巡る対立がありました。今から見れば、中ソの核も防衛的とはとても言えず、この点では原水禁のほうに分があったのは確かです。しかし、運動面では寧ろその原水禁の方が、地上核実験のみ禁止し地下核実験については野放しで、核拡散阻止には何ら役立たなかった米ソ部分核停条約を手放しで礼賛し、それを原水禁運動に押し付ける愚を犯しました。(その後やがて原水協も中ソの核実験を非難するようになる)
 そういう意味では、セクト的に運動を引き回し、特定の立場を運動に押し付ける点については「どちらもどっち」であり、「どちらか一方がセクト的だった」という事は言えないのです。
 この対立に当時の中ソ対立も絡んで、1963年の原水禁世界大会は流会に追い込まれ、1965年には正式に原水協・原水禁の二派に原水禁運動が分裂する事になります。それ以降は、基本的に二派がそれぞれ別個に原水禁世界大会を開催してきました。途中で統一大会として開催された時期もありましたが(1977~85年)、それも長続きしませんでした。(より詳しくは、ウィキペディアの原水禁原水協の項目を参照)

 以上の経過の中で、原水禁が「脱原発」を強く打ち出す一方で、原水協も「核兵器の即時廃絶、軍事同盟からの離脱(非同盟)」を強く打ち出すに至ります。今から思えば両者は何ら矛盾するものではなく、寧ろ相互補完の関係にあると言えるのですが、現実にはなかなかそうはいきませんでした。原水協が「脱原発はまた別個の問題であり、それを核廃絶運動に持ち込むのは誤りだ」との立場を取れば、原水禁も原水禁で、核廃絶に言及はするものの、実際には安保・原発肯定の核禁会議と共同歩調をとるという矛盾した行動を取ってきました。その中で、私もかつては共産党系の市民生協職員として、原水協と同じ立場に立っていました。今思えばこれは間違いであったと反省しています。正しくは「脱原発」も「核の即廃絶、非同盟」もどちらも重要であり、その点から当時の原水禁・原水協を批判すべきでした。
 しかし、何故「脱原発」と「核の即廃絶、非同盟」が両立しなかったのか。原水禁が大会で早々と「脱原発」をアピールしたのに対して、原水協の大会アピール文書が何故今に至るも中央サイトで公開されないのか(私の資料収集がてこずった理由もそこにある)。この事をずっと考えてきました。なるほど運動団体レベルでは、「政府やその御用団体である核禁会議との腐れ縁」や、「その腐れ縁に対する機械的反発」という事もあるのでしょう。でもそれだけでなく、運動団体とは別に個人のレベルでも、「核廃絶を訴えるだけでも大変なのに、その上に更に脱原発もなんて手に余る」という思いがあったのではないでしょうか。実際、下記のブログ記事や新聞報道の中にも、その辺の微妙なニュアンスが感じられます。

>広島や長崎から親が「原発事故はたいしたことがない」として理解しないという訴えが届いています。自宅に孫と避難した娘に対して、「原爆でも大丈夫だから、大丈夫」と言われ続けて、困っていると言う話は、長崎からも広島からも聞いています。しかも原爆に反対していた団体が、原発の事はいえない様子が分かると、日本の原爆反対運動のある部分、しかし根幹のところで、何も考えていなかったし、若い世代の健康被害をきちんと考慮しないのに唖然とします。あなたたちがうけた放射線、特に兵器としての熱線の被害は大変ですが、目に見えない放射性物質による被害は長期化し、健康面に何世代にも被害を与え続けます。見えない分、長期的な被害は大きいのです。福島第一原発からふっている放射性物質は尋常な量ではありません。すでに原爆何十発分になっているという認識を持ってください。あなたたちの子孫はその脅威に生き続けているのです。―「長崎原爆投下の日に、首都圏(関東)放射性物質土壌調査の反響について僕が思うこと」(放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ)より
 http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/ff0015bf2fcbdb1ea732bfbdf481da07

>湯崎(広島県)知事は「式典は本来、被爆者や核兵器(廃絶)について考える時間」と強調。「核兵器廃絶と方向が違う『脱原発』が注目されるのはいかがなものか。注目が集まる場で支持率上昇を狙った発言と疑われても仕方がない」と述べた。―「知事が8・6首相発言を批判」(中国新聞)より
 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201108100017.html

 でも、それは乗り越えなければならないし(勿論私も含めて)、乗り越える事は充分可能だと思います。福島原発事故を機に、政府・財界や読売・産経の世論操作にも関わらず、今や「脱原発」志向が世論の6~7割を占めるに至っています。「核の即時廃絶、非同盟」についても、核戦争になれば「福島原発事故」以上に悲惨な結果になるのは火を見るより明らかです。吉永小百合さんが今年の日本母親大会で訴えたように。原発を地方に押し付け下請け労働者の被曝の上に胡坐をかく論理は、安保のツケを沖縄や岩国に押し付けている論理と全く同じです。

>吉永さんは朗読前のあいさつで、「『原子力の平和利用』という言葉を、今まであいまいに受け止めてしまっていた。『もんじゅ』(福井県敦賀市の高速増殖原型炉)が恐ろしいことは聞き、廃炉に向けた運動はしていたが、普通の原子力についてもっともっと知っておくべきだった」と話した。そのうえで「世の中から核兵器がなくなってほしい。原子力発電所がなくなってほしい」と訴えた。―「吉永小百合さん「原発なくなって」 原爆詩朗読会で発言」(朝日新聞)より
 http://www.asahi.com/national/update/0731/OSK201107310058.html
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参考資料2:原水爆禁止2011年世界大会―国際会議宣言(大阪原水協HPより)

2011年08月11日 23時01分00秒 | 福島原発震災・脱原発
 米国による広島・長崎への原爆投下から66年目をむかえた。我々は、「核兵器のない平和で公正な世界」の実現をめざして行動することを、あらためて世界によびかける。
 今年3月、東日本を襲った地震と津波は、2万余の人命を奪うとともに、広範な地域に壊滅的被害をあたえ、福島第一原子力発電所では最悪レベルの過酷事故が発生した。我々は、すべての被災者に心からの御見舞いと哀悼の意を表するとともに、被災地への支援と復興、原発事故の収束、放射線被害から国民をまもるたたかいに立ち上がっている人びとに心からの連帯を表明する。

 核兵器全面禁止・廃絶をもとめる声は、世界の市民、自治体、諸国政府の間でも大きくひろがり、「核兵器のない世界」をどう実現するのかが、焦点になりつつある。
 2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議で合意された最終文書は「核兵器のない世界」の達成を決議し、そのための特別の努力を訴えた。昨年の第65回国連総会では、核兵器禁止条約の締結を求める決議が圧倒的多数の賛成で採択された。非同盟諸国は核兵器廃絶の進め方について議論する国際会議を提案している。平和市長会議をはじめ多くの国際組織が、核兵器禁止条約の交渉開始を求めている。
 我々は、核保有国をはじめすべての国の政府に、ただちに核兵器禁止条約の交渉を開始することを求め、世界各国で行動してきた。「核兵器全面禁止のアピール」署名をはじめ様々な行動が、広範な人々の賛同を得てすすめられている。これらをいっそう発展させ、国連など諸国政府とも共同して、核兵器禁止条約の即時交渉開始とすみやかな締結を実現しよう。

 これまでの国際合意を実行にうつすことが求められているにもかかわらず、ふさわしい前進が築かれていない。核保有国の責任はとりわけ大きいといわなければならない。米オバマ政権が未臨界核実験をくり返していることは、自らの誓約にも、国際合意の精神にも反するものである。
 「核抑止」政策を維持するかぎり、「核兵器のない世界の平和と安全」を実現できないばかりか、それに対抗する核兵器保有を誘引し、核兵器拡散の原因ともなる。その矛盾と危険性は明白である。我々はあらためて、「核抑止」政策からの決別をつよく要求する。
 核兵器禁止条約の交渉開始とともに、核兵器の使用禁止、同盟国など外国に配備された核兵器の撤去、他国への核兵器の持ち込み・配備の禁止、非核地帯の創設と拡大を求める。
 核兵器の警戒態勢の解除、戦略核兵器のさらなる削減と解体、戦術核兵器の廃棄、核兵器近代化と新型核兵器開発の中止、ミサイル防衛計画の中止を要求する。
 NPT再検討会議で合意されたように、包括的核実験禁止条約の早期批准・発効、核分裂物質生産禁止条約の即時交渉開始と締結、中東非核兵器地帯のための国際会議の開催(2012年)が実行されるべきある。

 北朝鮮の核兵器問題についても、六カ国協議が早期に再開され、対話による平和的解決がはかられるべきである。

 広島・長崎の被爆を原点とし、核兵器の廃絶を求めてきた我々は、福島第一原発の事故がもたらした放射能汚染と放射線被害の深刻なひろがりを深く憂慮する。この事故は、原子力の「安全神話」の欺瞞と原発の危険性を明らかにした。持続可能な開発のために必要なエネルギーを、原発に頼らず、将来の世代に危険を残すことなく、調達することは可能である。日本をはじめ世界でひろがる原発からの撤退と自然エネルギーへの転換を要求する運動との連帯を発展させよう。
 日本の運動は、核兵器禁止条約の締結にむけ被爆国にふさわしい役割を果たすよう日本政府に要求するとともに、核兵器持ち込みを認める米国との「密約」の破棄と「非核三原則」の厳守を求めている。沖縄・普天間基地をはじめ在日米軍基地の撤去を要求し、空母など原子力艦船の配備と寄港に反対している。我々は、アメリカの「核の傘」からの離脱と日本の非核化、憲法9条を守り活かすことをめざす日本の運動を支持し、連帯する。

 いまだ戦火と銃声はやまないものの、もはや大国が軍事力で世界を動かせる時代ではない。我々は、武力の行使とその威嚇に反対し、紛争の外交的・平和的解決を求める。仮想敵を想定した軍事同盟ではなく、国連憲章にもとづく平和の世界秩序を支持する。
 自由と民主主義、尊厳を求めて立ち上がった北アフリカ、アラブの諸国民に心からの連帯を表明する。NATOによるリビア攻撃の停止と停戦、問題の政治的解決を要求する。
 イラク占領とアフガニスタンでの軍事作戦に反対し、外国軍の撤退を求める。パレスチナ人民の独立国家樹立をふくめた民族自決権のためのたたかいを支持する。主権を守り、外国軍事基地に反対し、その撤去を求める運動と連帯する。枯葉剤など戦争被害の救済を求める運動と連帯する。

我々は以下の行動を世界によびかける。
― 「核兵器全面禁止のアピール」署名をはじめ、核兵器禁止条約の交渉開始を求める国際的、地域的、国内的行動を多彩に発展させ、国連総会や次のNPT再検討プロセスなどを節目にその結集をはかろう。
 ― 核兵器の撤去、非核化などを求める運動をそれぞれの国、地域で発展させ、「核抑止」政策を打ち破る世論と運動をひろげよう。
 ― 広島・長崎の被爆者への援護・連帯、核実験被害者などあらゆる放射線被害者への支援を強化し、その被害の根絶をめざそう。核兵器と原発との関係に留意し、原子力の軍事利用に反対するとともに、原発依存からの脱却と自然エネルギーへの転換を求め、広範な運動との連帯をつよめよう。

 「核兵器のない平和で公正な世界」の実現は、反戦平和、民主主義、人権の擁護、地球環境の保護、女性の権利と地位の向上、飢餓・貧困・失業・非識字・社会的不正義の解決、軍事費と軍備の大幅な削減、福祉の向上などを求めるすべての人々の共通の願いである。これを実現し、未来をきりひらくため、被爆者とともに、未来を担う青年たちとともに、力強く前進しよう。

2011年8月5日
原水爆禁止2011年世界大会-国際会議
http://www.osk-gensuikyo.jp/#110805kokusaikaigisenngen
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