Il film del sogno

現実逃避の夢日記

利害なき人間関係

2007-03-17 01:53:00 | 日記
3/16(金)曇り
天気が下り坂で初雪もチラホラ・・・との予報もあったが、遭遇せず。
昼前に大宮へ行く。前途有為な青年の引率である。駅近辺の定食屋でおばんざいバイキング1000也を食す。大変ヘルシー。ついで旧職場へ。しばし喫茶。
かつては陸の孤島であった鳩ヶ谷へ南北線に揺られてゆく。
122号線沿いの機械販社で中古機械を見学。さらに加須市のヤードへ。1000坪の敷地にリタイヤした工作機械が並ぶ。壮観なり。買い手を待って息を潜めるが如く居並ぶメタルカラーの歴戦の勇士たち・・・。
川口に戻り、同僚と打ち合わせ。
19:00 大宮にて定期開催の会合に出席。
かつての同僚たちも利害(上下)関係さえなくなれば気の善い仲間である。
怪しき風俗店が軒を連ねる歓楽街にあるお好み焼き屋で4時間ミッチリ談笑する。合間に具を混ぜ回し、ヘラを返す。
終電ギリギリの地下鉄に乗り帰宅。
長い一日であった。
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ゆれる

2007-03-16 01:40:00 | 日記
3/15(木)晴れ
どんなに睡眠時間が短くても寝起きのバッチリの朝がある。睡眠の深さのせいか。理想的なお目覚め。
終日連絡事項と書類作成。
残業なんぞも厭わぬ。
21時、有楽町。シネカノンで昨年のわがベスト映画が期間限定で凱旋レイトショウ上映されている。観客5割。ほぼ一年ぶりの再見であったが、感動再びわが胸中を満たす。名作は毎回新たなる発見がある。
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愛と追憶の日々

2007-03-16 01:34:00 | 日記
3/14(水)晴れ
早朝、茅場町へ直行する。
某マテリアル企業の子会社の役員と面談。10年ぶりに久闊を叙す。笑顔で談笑するも商売は厳しい。詰まらぬノベリティを賄賂として渡す。鼻で嗤われる。
日本橋を渡る。某同業者を訪問し事務連絡。出れば昼時である。同行の同僚と焼き鳥丼なるものを食す。周囲はお洒落なOLばかりである。ついで平和島へ行く。期末の残務整理である。双方利害が一致して作業は進む。
帰宅して1982年製作のアカデミー賞主要4部門を受賞した名作をDVDで四半世紀ぶりに鑑賞。加齢とともに感動場面が違うのは我ながら驚きである。

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絶対の愛

2007-03-14 00:08:00 | 日記
3/13(火)晴れ
強風が寒気を含む。
昼前に八重洲へ。機密書類の受け渡し。ついで中華を食す。ドトールでコーヒー。
先端素材のベンチャー企業の総務担当と商談。製造現場は中国だそうな。JRを乗り継いで鴨居へ行く。夥しい人々が駅から呑吐され同一方向へ向かっている。ララポート横浜のプレオープンなんでありました。300の専門・飲食店にシネコン、ついでマンションも出来るそうな。駅周辺には河川敷などあり、昔の下町を思わせるのんびりした風景だったのだが・・・。これも画期的な新技術に支えられたベンチャー企業の購買担当へ見積もり提出。結果はブービー賞。嫌味半分慰め半分の科白を背に辞す。携帯に各種連絡。渋谷に出る。ユーロスペースにてキム・ギドクの新作『絶対の愛』最終回を鑑賞。ロビーを竹中直人が横切った。さすが大都会。目引き袖引く者もいない。観客30名弱。期待したほどではないにしろ、やはりギドクはへんてこりんな映画を作る。この世のものとは思えない奇矯な人物たちのエモーショナルで醜悪な世界。彼氏の永遠の愛情を得んと整形手術を施す嫉妬深い女。全くの他人として現れたかつての恋人に彼は・・・。『スカーレット・レター』以来のソン・ヒョナは熱演でした。しかし、彼女自身も整形美人だそうである。どんな美男・美女でも身近なものになれば飽きますわな。
帰路、ドンキーで買い物。遅くまで混んでいる。これだから渋谷って嫌いさ。
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フィッシャー・キング

2007-03-13 23:44:00 | 日記
3/12(月)晴れ
寒が戻って寒い朝。
周辺が騒がしい。個人面談あり。
笑止千万な説教を聴く。相手の顔も見ずに席を立つ。
午後、特殊会議あり。評決に達する。
夜、有楽町の居酒屋で会合あり。
毒を吐きガスを抜く。
料金一律5000円也。まぁ安かろう。
地下鉄の御不浄にて脱糞。胃腸の調子悪し。深夜までテリー・ギリアムの旧作を鑑賞。いつしか眠り気がつけば明け方である。
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さくらん

2007-03-12 01:18:00 | 日記
3/11(日)晴れ
明け方までセキュリティソフトの入れ替えで一騒動。ダウンロードのやり直しやスキャンで時間を食う。
昼過ぎまでくたばる。
午後、散歩がてらに豊島園まで。
ユナイテッドで『さくらん』鑑賞。
階層雑多で6割程度の入り。両隣に観客がいた鑑賞と言うのも久しぶり。
邦画の人気は本物か。
フォトグラファー出身の女流監督・蜷川実花によるデビュー作。土屋アンナ主演で吉原を絢爛に描く。まぁ話題作でしょうな。菅野美穂やら木村佳乃の濡れ場もあるし。蜷川・土屋・そして音楽が椎名林檎で原作も女性作者によるコミックスであるから、従来の廓ものとは一線を画して、耽美的ではあるが陰湿なところがなくいかにも【現代的】である。脇役人もしっかりしていた。性風俗は立派な文化であろう。数々の取り決めも面倒な段取りも俗世の鏡。この世にまことの恋などなく、銭金で恋愛が得られるのならばデコレートして虚飾の限りを尽くせばよい。

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義妹の退院

2007-03-10 23:01:00 | 日記
3/10(土)晴れ
夜中にセキュリティソフトの入れ替え(ダウンロード)を行いすったもんだで朝を迎える。朝風呂に入り就寝。
11時起床。昼食後、練馬の総合病院へ義妹の退院に立ち会う。
そのまま川越の親類宅まで送り届ける。
車中の重苦しい雰囲気とは裏腹に、窓外は春の陽気である。
体重30キロくらいになった義妹は動くのも難儀そうである。
叔母と従兄弟に事後を託して小一時間で退去。
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春の人事の内示あり

2007-03-10 22:53:00 | 日記
3/9(金)晴れ
やや寒し。コートを今更着るのも面倒なので肩を丸めて出勤。
昨年秋から長野に単身赴任している旧友と昼食。
夜、宴席あり。少し変わったメンバーと中華(台湾)料理を食す。大いに盛り上がる。
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ピザ屋再建

2007-03-10 22:52:00 | 日記
3/8(木)曇り
早朝から銀座でお勉強。
30名ほどのむさいおっさんに混じって研修会である。
テーマは私の変革。
いくつかのシュミレーションをグループ討議する。
潰れそうな宅配ピザ店をいかに建て直すか?
夕方まで缶詰。
夜は懇親会。終わって2次会。
帰宅後、Netで映画のDVDを何枚か購入。
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甘味は世界を救う

2007-03-07 23:50:00 | 日記
6/7(水)曇り夜一時にわか雨
やや寒が戻る。早朝から京急に乗って穴守稲荷へ。緊張の商談。無事結論が出る。
駅前のマックでモーニングコーヒー。
昼前に三鷹へ。駅前ビルの飲食街で昼食。
大テーブルでの相席。当方は妙齢の女性と向かい合わせ。その他は還暦を過ぎた単身・グループの老人ばかりである。少し異様な雰囲気。親子丼とざるそばのセットを食す。春の陽だまりを乗せたバスに揺られて目的の企業まで。戦前からある名門企業の購買担当者相手に上目遣いの営業をば。
古色蒼然とする連棟屋根に往時の盛況をしのぶ。
三鷹に戻ってケーキセットのティータイム。
夕刻退社時、同僚のボディランゲージで開催決定。21:30まで卓を囲む。結果は書かぬが華。
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カンバセーションズ

2007-03-07 01:31:00 | 日記
3/5(月)曇り後雨
暖かい曇った朝。コート不用、雨傘携帯。
午前定例のミーティング。打ち合わせ数件。来客もあり。ノロノロと作業は進む。
夕刻、シネスイッチ銀座にて『カンバセーションズ』鑑賞。観客10名弱。
処はNYマンハッタンのホテル。ウエディングパーティのバンケットルーム。むかしむかし愛しあった人と再会する2人。男女ともに四十路前後。酸いも甘いも判るおとなでありましょう。そんな二人の揺れる一夜を描いたお洒落な会話劇。
全シーンを二つのカメラによって撮影され、全編デュアル・フレームで分割均等に映し出される。過去のカットバック、想像の映像、時間差、心象風景・・・。
主演は、ティム・バートン夫人のヘレナ・ボナム=カーター(ちょっと日本人にはいないタイプの美人)と、『サンキュースモーキング』が面白かったアーロン・エッカート。芝居は上手いですな。安心してみていられた。
ラストのひねりにデュアルを使った意図が集約されていてニヤリ。
監督はハンス・カノーザ。手練な演出。
原題はCONVERSATIONS WITH OTHER WOMEN
饒舌な会話劇の傑作と言えば『ヴァージニアウルフなんか怖くない』があったが、あれもくたびれた夫婦ものだった。リチャード・バートン、エリザベス・テーラー円熟の共演が懐かしい。


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善き人のためのソナタ

2007-03-07 01:30:00 | 日記
3/6(火)曇り時折にわか雨
午前中はそれなりの忙しさ。
昼食はいつもの蕎麦。食後のコーヒーも同じ。午後、日ノ出桟橋から船に乗ってビッグサイトまで展示会見学に行く。航行時間30分料金400円也。穏やかな会場を船はゆるゆると進む。会場は相変わらずの混雑。今回のテーマはICカード。メーカー、システム会社、百花繚乱の様相。多数の知り合いに遭遇。
夕刻、国際展示場から臨海線で大崎まで。
某上場企業の経理担当者と商談。ついでに同僚と喫茶。10年近い付き合いの大男である。『また少し太った?』『いま105キロです。毎年3キロづつ増えてます』『緩やかに自殺しているようなもんだな』
その後渋谷へ。
シネマライズで『善き人のためのソナタ』の最終回を鑑賞。観客30名程度。本年度アカデミー外国映画賞を取ったドイツ映画。
1984年、東西冷戦下の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、著名な劇作家のドライマンとその同棲相手で国民的舞台女優であるクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。彼は冷酷で有能な官吏で成功すれば当然出世が待っている。劇作家の自宅に盗聴装置を仕掛けて24時間の監視体制を敷く。しかし、盗聴器を通して、いつの間にか今まで知ることのなかった新しい人生に目覚めていく。
その5年後にはベルリンの壁崩壊がある。たかが四半世紀前にこれほどの国家体制があったのに驚かされる。旧東ドイツでその支配中枢を担っていたシュタージについては、統一後も、長い間タブーだったそうだ。監督作は本編がデビュー、弱冠33歳のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。主役は自身も監視された過去を持つ東ドイツ出身のウルリッヒ・ミューエ。
旧ドイツの閑散たる暗い町並みが物語の哀切と同期する。個人対国家。芸術と体制。忠誠と裏切り。事件から4年、6年、10年・・・。ラストの余韻が素晴らしかった。
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春夏秋冬そして春

2007-03-06 00:20:00 | 日記
2/28(水)晴れ
絶不調。
渋谷のユーロスペースにてキム・ギドクの見逃していた旧作『春夏秋冬そして春』をようやく見ることが出来た。
本作を同監督のベストに押す者は多い。
実際、人間の欲望やら暴力やら剥き出しの感情を容赦なく描く作風からは若干趣を変えているようにも見える。およそ浮世離れした湖畔の庵に住む老住職と少年。巡る季節が美しい。だがしかし、やはり鬼才ギドクである。単なる耽美や人間讃歌ではなく、深い洞察と諦観や哲学がしっかりと描かれる。寓意と教訓に満ちた傑作である。
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パフューム ~ある人殺しの物語~

2007-03-05 03:18:00 | 日記
3/4(日)晴れ
穏やかなり。春到来。
午前来客あり。亡義母の女学校仲間である。
麻布と大泉学園に住んでいるという。
とうの昔に連れ合いを亡くしてはいるが、矍鑠たるものである。やはり女性の生命力は凄い。昼前に車で自宅までお送りしましょうということになった。お礼にと昼食をご馳走になる。高級回転寿司である。やれカニだトロだを薦められるが、当方もはや食べ盛りでもなく、ヒカリモノが好きであるから遠慮していると思われたか。おばあちゃん二人は旺盛な食欲でかつ良くしゃべる。

ついでなのでそのままT-JOY大泉により『パフューム ~ある人殺しの物語~』を鑑賞。
公開2日目。13:00の回。3割程度の入り。
予告編は大変良く出来ていてソソられた一本。
大ベストセラーの映画化だそうで、ヨーロッパ各地のロケーションを敢行して壮大にして荘厳な作品でありました。
18世紀のパリ市街地の再現。
丁度備品衣装美術が素晴らしい。
監督(共同脚本/音楽も)は、ドイツの俊英トム・ティクヴァ。『ラン・ローラ・ラン』や『ヘブン』は、なかなか斬新でありました。
しかし、グロもエロも過分に描かれ、これは観客を選ぶカルト性もある。
クライマックスの大スペクタクルとラストのオチには賛否あろう。

夕刻、義妹を見舞いに病院へ。精神状態すこぶる悪し。一層痩せた。気分が暗くなる。

夕食にゴーヤチャンプルを作る。
豆腐は木綿に限る。

深夜、NetでDVD、書籍を手配。
本当にアマゾンは便利。
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デニーズでの激論

2007-03-04 01:30:00 | 日記
3/3(土)晴れ
早朝に起きるも食事後にダラダラして外出するタイミングを逸す。
TVで昼のバラエティなんぞを漫然と見る。映画『ドリームガールズ』のサントラを聴く。
3時過ぎ夕飯の食材の買い物ついでに地下鉄に乗って隣町まで行く。
輸入食材のディスカウントストアでパスタとアンチョビを買う。隣のスーパーできのこ類とほうれん草を求める。
今日はひな祭りではあるが喪中につき恒例の雛人形は出さず。やや淋しい。
8時実弟と連れ立って実家へ行く。
深刻で滑稽な相続問題で議論は堂々巡り。
銭金が原因で肉親と縁を切ったなんて話は良く聞くが、自身が実感するとは思わなかった。
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