中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

首相発言と厚生労働省分割案

2009-05-29 08:29:13 | Weblog
分割案が報道された途端に中止となったが、首相はケロリとしていた。しかし、このことで首相を揶揄する積もりは無い。
と、言うのは、取り巻く記者団も社員として捉えている社長の発言として聞けば、何の事は無い。すわ一大事と騒ぐ社員(記者団)と動きの悪い社員(官僚)と置き換えることが出来るし、その方が分かり易い。

超大企業のことは知らないが、民間では社長が「あれ、どうなってたのかなぁー、君知ってるかい?」と、たまさか同席した昼食時に社員食堂で聞かされると、「知りません」では無しに、調べて報告書を作るなりして提出するのは当たり前のことだろう。

よしんば、首相が「分割案を指示した」として、例えば次のような独立した対応案が出来ていたのかどうか?
①もっとも良いと考えられる分割案の作成
②逆に、分割しない場合のメリット・デメリットと今後の方向性
③1省庁では無しに、全ての省庁再編を含めた最善の方法

これらのことは、特別に首相の指示が無くても、官僚にとって都合の悪い事も含めて、日常から準備しておくべき事柄でもある筈だ。

民間では、社長が地元の経済界の会合で突然の発言があったと知った時、秘書にはぶつぶつ言いつつも、トップダウンの指示がある前に、二役・三役(?)で、対応案作りに入る事は、当然のことである。そんなことは出来ないとして、「社長に恥をかかせるわけにはいかない」のだから。

現在の首相は、社員の反応を見つつ事を進める社長のような、言わば確信的な手法をとっているように思えると、今回のことで確信?すらした。
但し、一国の首相として好ましいかどうかは別だが、、、

それにしても幹事長、首相に向かって「枯れ尾花」は如何なものか?







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