STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

固形燃料缶を見つけた

2016-09-29 08:52:58 | キャンプツーと装備
物置に固形燃料缶があった。いつ頃買ったものか思い出せないが おそらく20年以上前と思う。
煤けた外観で、廃棄金屑のゴミ箱内にあった。

状態の確認。
燃料は半分位残っている。缶の付属品は全てある。使えるかも。


今でも燃焼するか 確認。
4分程度燃えそうな固形燃料をスプーンでエスビットストーブに入れて着火。

目標4分は ホエーブス625のプレヒート時間を考慮して設定。

4分50秒燃焼。大きなショラカップに熱いお風呂が沸いた。
熱量もある 古くてもこれ使える。
エスビット2本弱くらいの体積で4分の燃焼かな。記憶しておこう。

さて固形燃料缶の使い方を思い起してみよう。木炭の着火剤に使うは当たり前。次に煮込み料理に使う。ちなみに米はホエーブスやカセットコンロ、キャンピングガスを使い炊く。固形燃料は缶詰・レトルトご飯を湯煎で温めたり・豚汁やカレーの煮込みに活躍していた。小生20才前後までキャンプはこのような感じで固形燃料は欠かせなかった。。

カレーを煮込むで思い出すのは 積丹の海に誰も採らない・食べないカラス貝(ローカル名称)が生息している。かっこよく言えばムール貝、図鑑を見るとムラサキイガイと言われる貝。海で鮑やウニを採ると怒られますがカラス貝は怒られない。大きいやつを皆で集めてカレーの具にする。稀に身に小真珠や小カニが入っていたりする。当時、真夏に肉類を冷蔵保存できなかったので、日持ちのする魚肉ソーセージがカレーの具、肉の代わりだった。
定番魚肉ソーセージカレーが、ムール貝シーフードカレーの登場で盛り上がるのだ。

話題がそれましたがカレーを煮込む時は中蓋を入れて、火力を小さくした。


写真では付属の五徳と大きなシェラカップを使いましたが、通常は石で釜土を作り大鍋でカレーを煮込みました。火力調節は釜土の積石の高さを変えて火炎の距離で調整する手法だ。
昔はとろ火で長く煮込めば美味しくなると言われていた。今は一度冷まして味を染み込ませるよね。

今後はプレーヒート用燃料などに固形燃料缶を活用しようかな。

大きな固形燃料缶は、火を消す時、蓋を被せて空気を遮断する。そうすれば残りは次回に再使用できる。

蓋を裏返さないで載せたら、冷えて空気が収縮し蓋が取れなくなるよね。ご同輩。
ガッチリ締まった蓋取るの、朝飯の時メンドクセーんだ これが。
昔の思い出が蘇る固形燃料缶。
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