くにづくり日記まーく2

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epic.50 地球を護るは天使の使命

2011-02-06 23:57:22 | 天装戦隊ゴセイジャー
こんばんは。
今日は日曜日なので最期のゴセイジャーです。
終わる。ゴセイジャーが終わる…。
例によって上から目線の乱暴な突っ込みだらけの感想なので、ご理解とご容赦を…。

エピック50「地球を護るは天使の使命」
たぶんこの決め台詞を考えた時点で、最終回のタイトルもこれで行こうということになっていたんだろうな。
しかし結局最期まで戦う理由が「使命だから」かと。
「使命なんてどうでもいい、俺たちは大好きな地球を護りたいだけなんだ!」くらいの熱いセリフを吐いて欲しかった。
地球を護るのが使命だし完全に利害が一致してるので、こんなセリフは吐きようがないのはわかりますが…。

そんなことはともかく、最終回の感想。
特に期待を裏切ることもなく、ゴセイジャーが普通にブラジラやっつけて、普通に望少年とお別れして去っていくという、期待通りの普通の話だった。
せめてメモリーウォッシュで望少年の記憶を消して去っていくくらいのことやって欲しかったけど、メモリーウォッシュの存在自体メモリーウォッシュ…。

公式サイトの遺影コーナーにもしっかりブラジラが載っかってしまった。
趣味はコスプレらしい。今までの変装は趣味でやってたのか。
しかし翼を広げたブラジラってかっこいいな。
二つ名の「救世主」とか「最強の元護星天使」とか意味ありげな説明も相まって、内容知らずにこの紹介だけ見たら、とてもテンション上がりそうだ。あくまでも内容は知らずに…!

そんな冒頭。
ネガーエンドの影響か、いきなりの地震速報と共に始まる最終回。地球が震えている。
青の「俺たちを犠牲に」という提案を拒否することで、考えを新たにするゴセイジャー。
素面で名乗って、変身。
「護星者」とのタイトルと共に、CMへ。今回はopの歌がない。

そして本編。
「たった五人でなにが出来る」というブラジラに対し、「五人じゃない、ゴセイナイトがいる~中略~人々もみんな、俺たちの仲間だ!」
ゴセイナイト達はともかく、大して交流もせず、存在も明かさず、記憶消しまくってる人々を仲間と言っていいものか。
少なくとも、人々の方はゴセイジャーを仲間だとは絶体に思ってはいな…。

先週ブラジラにあれだけ苦戦していたのに、今週うって変わったように互角の戦いをするゴセイジャー達。
日食が起こり、暗闇の中で、ゴセイジャーとブラジラがビームの撃ち合い。
ドラゴンボールのセル戦のごとく、ビーム同士が激突し、威力が拮抗した状態へ。。
最初はブラジラが圧倒するもののゴセイジャーが気合いを入れて押し返し、ブラジラに直撃!

不覚をとったブラジラは、それほどダメージは受けてないのに巨大化。
闇の中ゴセイグレードで応戦。
やって来たヘッダーたちと共にブラジラを圧倒。撃破。弱っ!
先週のあの圧倒的強さは何処に行ったのか。青に負けたときの弱さにもどってしまっている。
というか最期なんだから、全然出てこないダチョウとかも出してやればいいのに。
またブラジラを蹴っ飛ばしてやればいいんだ!

そして小さくなってまた戦い。
この期に及んでまだ戦おうとするブラジラに対し、ゴセイジャー達が魂の叫び。

赤「ブラジラ! おまえはそんなに地球を破壊したいんだ! おまえだって、地球から生まれた命じゃないか!」
黒「そうだ。俺達を生み、育ててくれたのは地球だ!」
黄色「地球から力をもらって、私達は生きてる!」
青「お前の力は…一体何のためにあるんだ!」
ピンク「地球と命を護るためにあるんじゃないの!」

熱いところ申し訳ないけど、なんで勝手に「地球生まれ」になってるんだ君たち。
ゴセイジャーもブラジラも護星界生まれではないのかと。
特にブラジラ、おまえ地球生まれだとすると縄文人、もしくは旧石器時代人ってことになるぞ。
以前にもゴセイジャーが「地球から生まれた」みたいなセリフがあったけど、このへんの設定は一体全体どうなってるんだ。
ここまで繰り返すってことは、護星界生まれではないのか??
なんかほんとになにも分からないまま終わってしまったぞ。。。

ともかく「どうしておまえはこんなに歪んだ」旨の問いかけを執拗に繰り返すゴセイジャー達。
ここまでやったら普通は「実は…」と内心を吐露するような展開になりそうですが…。
「ふ、ふふふふ…ははははははは! くだらん…実にくだらん話だ!」
と、笑って誤魔化しやがったブラジラ。
思いを頑なに心に秘めるのもかっこいいとは思うけど、それじゃ物語にならんぜよ!

その後「地球と地球に住む命全ての思いを込め」た赤の剣で、ブラジラを去年の十臓のごとく両断して撃破。
ようやくやっつけたと、安心したところで、再び復活するブラジラ。
「ただでは死なん、救世はならずとも、地球は護星界共々滅ぶがいい~!」といい残し、ダークゴセイパワーをくさびに注入して、今度こそ死亡。
結局地球壊したかっただけかと! という気もしますが、ともかくブラジラ熱い。

「護星界も滅ぶがいい~」って最期いってましたが、やっぱり自分を糾弾した護星界を恨んでたのね。
そんなことおくびにも出さなかったから、吹っ切ってるのかと思ってたよ。
しかし地球が壊れると、護星界まで滅ぶのでしょうか。護星界ってどこにあるんだ。

で、暗雲が立ちこめ地球が崩壊に向かう中で、赤がまた個性を発揮。
すぐには動かず「悲しいな…」と突然黄昏れる。
「ゴセイパワーは誰かのために使った方がお互い幸せになれるのに。ブラジラは、どうしてそれが分からなかったのだろう。俺たちどうして分からせてやれなかったのだろう…」
黒いイナズマが天空をほとばしり、人々がたくさん死んでいく中、助けようともせず感傷に浸ってしまう赤。
この天使、ちょっと現実逃避癖があるな。先週のリンゴといい…。
ブラジラをそんなに助けたかったのなら、ゴセイナイトみたいにゴセイパワーを注入する努力くらいはすればよかったのに。
なんにもせずに、後悔だけされてもなぁ。。。

で、ここで連絡が入り、あと十分で地球が壊れるという現実を突きつけられて、ようやく動きだす赤。
ほらいわんこっちゃない。あと十分だって! 黄昏タイムで何分無駄にしたよ。

一方天変地異の中、いきなり外に飛び出し、リンゴの種を護り始める望少年。
以前、酸素不足の中、友達にサッカーを強要したこともあったし、赤の影響なのか望少年もどこかずれてる。
「僕のやること、やるべきこと!」って言ってたけど、今一番大事なことは、自分の命を守ることではないか。
赤だって先週「命を犠牲にして手に入れる、平和や幸せに意味なんか無い!」って言ってたわけだし。
気まぐれに植えたリンゴのために望少年が犠牲になるようなことになったら、赤はめちゃくちゃへこむと思うぞと。

そしてCM明け。
ゴセイパワーでくさびが開けた穴をふさごうとするものの、まったく歯が立たないゴセイジャー達。
絶望的な状況の中で、赤が悟る。
「俺たち護星天使に、ゴセイパワーが備わっているのか。どうして、命を守るという大きな使命が与えられたのか。俺たち、まだ未熟もなのに…。俺たち護星天使が力を持っているのは、俺たちが未熟だからじゃなイカ?」
だから色々学ぶために力を与えられた云々…。

実際の設定を説明しているのか、赤個人の解釈を語っているのかはよくわかりませんが。
「未熟だから力を与えられた」ってことは、護星界の人間全員がゴセイパワーを持っているわけではないのか?
ゴセイジャーに選ばれた者だけが、ゴセイパワーを授けられるんでしょうか。
じゃあ、ゴセイジャーにはどうやってなるんだ??
「選ばれた」みたいなことを言ってるってことは、志願制ではないのか??
前に、それぞれ夢があったけどゴセイジャーになった、みたいな話があったが。。。
今回の会話から察するに、護星界の人間からあえて未熟者を捜し出して、学ばせるためにゴセイパワーを与えて地球に送り込んだ、ってことになるけど、それでいいのだろうか。

で、これで納得しようかと思ったけれども。
このあとにピンク「地球から生まれたことに、感謝もしないとね」ってまた地球生まれを強調…。
だからあんたら結局どこで生まれたんだ。
もしかして、地球の人間から未熟者が選ばれ、ゴセイパワーを与えられて護星界へ拉致。ある程度育ったら地球にまた送り返されるってことか??
黄色の母親が護星界にいたけど、それは義理で産みの親は地球にいるとか?
もうわけが…ワカメ…わ…ワカメ…ワカ…め………。

というかなんで最終回に至ってまで設定の推測しなきゃならんのだ…。
いい場面のはずなのに、まともに見られなくなってる。
ともかく、まだ地球でいろいろやりたいことがあるから、ここで終わらせるわけにはいかない。
「ゴセイパワーでこの地球を護る!」と、覚醒。
身体が光り、背中から羽が生えて昇天。奇跡の力で地球を再生。
ついでに天の塔まで蘇ってめでたしめでたし。

そして天知家へ。
久し振りに男爵ではなくデータスからマスタヘッドが通信。
なんだデータス使っても通信できるんじゃないか。それならなんで男爵に乗り移ってたんだ…。
ともかく研修期間は終了して、ようやく見習いから正規のゴセイジャーに昇進。
「地上研修は終了、護星界への帰還を許可する。」と、帰還の許可。
ゴセイナイトはゴセイパワーを回復させるために眠りにつくとのこと。

データスも「僕も皆さんと一緒に、護星界にもどりマスです」
いや、おまえはダメだ。男爵の私物だろおまえ。
結局最期まで男爵家に置いてあった理由明かさなかったし、明かすまでは帰るなよ。

しかし見習達が「まだ地球にいたい」と提案。
驚愕するマスタヘッドにデータス。
データス、おまえほんとに護星界に帰りたそうだな。

赤「もっと色々なものを見て、色々なことを知って、色々な人に会ってみたいんです」
黒「おれ、まだまだしゅぎょうがたりない」
黄色「お兄ちゃんより強くなりたい」
青「地球に生きる様々な生き物の研究をしたい」
ピンク「みんなの笑顔を見守りたい」

マスタヘッド「護星界の長い歴史上、おまえ達のようなことを言う護星天使は一人もいなかった」って、えっらい淡々とした連中だったんだな…。
護星界の住人は「愛をしらない」って言うのもまんざら嘘じゃないのかも知れん。
地球に愛着の欠けらも見せない連中が、よく地球を命がけで護り続けられたものだ…。

ところでランディックの二人、「強くなりたい」んなら、平和になった地球になんて止まらずに、他の星に行って、未知の強敵と戦っていったほうがいいような気がする。
どうせ地球にいても、山にこもるだけなんだろうし。。。

最期、橋の上で別れ。
「いままでほんとうに、ありがとうございました!」
ちゃんとお礼が言えるようになったんだね…。
最初の頃は、お礼もしなけりゃ謝りもしないチンピラだったのに(オイ)
ゴセイナイト「望少年、おまえに会えて良かった。感謝している」
ゴセイナイトと望少年のやりとりはよかった。。。
そしてみんな去っていって終わりぃぃぃ!!!

あぁ、ほんとにこの一年いろんなものを見せてもらった。。。
説明のない設定、ぶれまくるキャラ、適当な展開、矛盾する言動…。
このような戦隊、たぶん二度と見られないだろうな。

真面目な話、中途半端な良作を見るより、よっぽど創作の勉強にはなると思う。
反面教師的にもそうだし、ここまで思い切ったことできるって、ほんとに凄いことだと思うんだ。いや、皮肉ではなく。
考えすぎてなかなか書けない身としては、正直うらやましい。
どうすればここまで思い切れるんだろうか。
ほんとにこれくらい図太くなれれば…(こんなところで悩みを書くなと)

なんだかいい足りないことが沢山あるし、ここで総括のひとつもやりたいの気持ちもあるけど、もうすっかり疲れ切ってしまったので、またいずれ…。

来週からはゴーカイジャー。
今度は突っ込みじゃなくて、まともな感想を書くぞ……。
突っ込みどころが少なければ、文量も減る!
もう毎回5000字とかは勘弁です。いつも書いたあとへとへとになってるんだ。



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