老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

公安博物館Ⅱ

2010-09-20 10:31:04 | 中国滞在編
前日公安博物館をゆっくり見ることができなかった猫達は、翌日ヤンヤンを老鼠母に預けて再び行きました。
公安博物館は主に近代の上海を中心にした、中国の消防史・公安史を1階から4階のフロアに分けて紹介してます。展示内容も1時間では見きれないほど充実していて結構楽しめます。興味があればですが。
ただ気になるコーナーが1か所。それは上海近郊で起こった殺人事件などを紹介?するコーナーなのですが、なんと殺害現場の写真がまだ遺体がある状態で紹介されていて、かなりえぐいです。中には旅行中に上海のホテルで殺害された日本の方の写真や、強盗に殺害された中学生の遺体がアップで展示されてたりしました。歴史上の人物や戦争写真じゃないんですよ、一般人でしかも被害者。ご遺族の方の了承は得ているのかしら?たぶん無断でしょうね。日本じゃありえない、大問題になると思うけど。
もし猫が被害者の遺族だったら、公安に「悪を滅ぼすため、協力お願いします。」とかなんとか言われてお願いされても、絶対お断りします。でも中国にはもともと「遺族の了承を得る」って考えがないような気がする。
上海近郊ではこの様なむごい殺人事件等が発生して、公安はこの様に解決しましたって感じで説明文があるのですが・・・結局公安の手柄を紹介したいだけにしか読めないし、このコーナーのほうがむごいよと思って、出来るだけ写真を見ないように説明文を読んでたのですが、あまりの衝撃に気分が悪くなって地べたに座り込んでしまった猫でした。
他の展示内容はまぁまぁいいだけに、残念なコーナーでした。

写真:左 ロビーに展示された公安車輌。
中 展示物を食い入るようにみている老鼠。それにしてもこの格好旅行客じゃなく、そこらへん散歩していた兄さんが、外は暑いのでふらっとクーラーの効いてる博物館に入ってきましたって感じですね。猫も老鼠も博物館好きです。
右 毛沢東語録たち。老鼠両親も持っているとのこと。猫は中を見たことがないのでぜひ読んでみたいです。