老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

小皇帝

2010-09-08 17:26:16 | 中国滞在編
万博会場に行く地下鉄の電車の中で、猫は「これぞ小皇帝だな・・・」という中国の子供を見ました。
肥満気味の小学5・6年くらいと思われる男の子が、おばあちゃんと乗り込んできました。結構込み合っていて猫たちも立っていたのですが、その子はシートのわずかな隙間にお尻をずりずり無理やり押し込み、横の人を立たせ自分の席を広めに確保し、とっても満足げな顔。おばあちゃんはというと孫が席を確保したことを「よくやった!」と言わんばかりの顔をして立ってます。
その様子にびっくりした猫、一緒に乗っていた友人に言いました。
猫 「なんか・・・あの子すごいんやけど・・なんかしばき(たたく)たい気分。もし自分の子供が小学生で同じことしたらしばくな。」
友人「私もそう思う・・・。」
でもそのおばあちゃんは、更におやつを取り出し孫の口にあ~ん。満員電車の中だぞ、降りるまで待てんのかっ!そして孫が座っているシートの一番端の人が立ち上がると、自分は孫の横に無理やりお尻を入れて、「ちょっとあっちに詰めてよ!」 う~ん、すごすぎる。
このばあちゃんにして、この孫あり。タイトル間違ったかも。「小皇帝を生み出すばあちゃん」のほうがいいかな。
あのばあちゃんの甘やかしようでは、そりゃ皇帝にでも王様にでもなるわね。見ているとその男の子が悪いのではない気がしてきました。むしろ、叱ってもらえないなんてかわいそうな気がする。大丈夫か中国の未来は?

写真: 万博の入場待ち。猫の目は、前にいたお父さんに肩車された女の子の格好にくぎ付け。ピアノの発表会か?かわいい一人娘にはとにかくおしゃれさせようという親心だと思うけど・・・万博でその格好では暑いぞ。