処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

北京香格里拉飯店 (シャングリ・ラ ホテル 北京)

2014-12-12 08:46:40 | マッチ・コレクション

中国のモノには、経済の急成長や国際的地位に追いつくための無理が目につく。その最たるものが、高層建築物のデザインだろう。周囲との調和が図られているとは思えない。果して都市計画なるものがあるのかと思ってしまう。 

デザインのセンスは文化の表出の一つ。欧米化を急いだところで、メッキはやがて剥がれる。

 

 

 

シャングリラ・ペキンも例外ではない。こんな佇まいでいいのかという気がする。まあ、個人の好き嫌いの次元の話であり三昔も前のことだが。

シャングリラ・ペキン

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崑崙飯店

2014-10-26 22:25:13 | マッチ・コレクション

 創業は1988年というから、訪れたのは3年後だったか。

外国資本のホテルの進出が目立ち始めた時期、気迫というか気負いというか、そんな雰囲気があったように思う。

重厚感があり、今では五つ星。だが、何やら落ち着かない気分ではあった。

 

   

   

普通のマッチの2倍の長さ。軸も太い。ポケットで持ち運ぶにはいささか不都合。利便性よりPRを狙っていたのだろう。

Hotel Kunlun

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釣魚台国賓館

2014-10-04 13:19:25 | マッチ・コレクション

国内外の賓客のための迎賓館として使用されてた『釣魚台』の燐寸である。2000年頃からは、一般客も宿泊ができるようになったとか。これは、それ以前のもの。その意味では、天安門マッチよりもレアになるか。

 

       

 

 

      

 

釣魚台の敷地は、南北1km、東西0.5km、総面積42万m²。湖水部分の面積は5万m²。建物の総床面積は16.5万m²。中華人民共和国成立10周を記念した建設事業の一つとして、大規模な増改築が行われた。文化大革命下、首謀四人組の一人であった江青の住居として独占的に使用された。

広大な敷地内には十数棟が点在し、どの建物も一つのホテルとして機能。主賓、お付き、事務方、会議室、接客室などが備わっている。

敷地内への出入り口には人民解放軍が立哨し誰何をする。登録されている車両ナンバーでないと、いかなる高官や党の幹部でも入れない。

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天安門

2014-09-28 14:21:33 | マッチ・コレクション

天安門。つまり紫禁城のマッチである。

もう遠い昔で記憶は定かでないが、通された接待所の応接の席に灰皿とともに置かれていたのだと思う。

日本では喫煙の有害性が言われ始めた時代、中国では、お客様に「中華」ブランドの煙草を差しだすことは、最高の接待だった。 

       

日本では皇居や東照宮のマッチは聞いたことが無い。文化の彼此の違い。現下の中国ではどうなっているのだろうか。

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人民大会堂

2014-06-30 08:29:31 | マッチ・コレクション

ご存じだろうか。お隣中国の権威権力の象徴である人民大会堂のマッチが在ることを。

そう、あの煙草に火をつけるマッチである。国慶節など国家行事の報道によく見られる大会議。もうひとつ大宴会。その宴会のテーブルに灰皿の脇に置かれている。

   

表                               裏

 

民族の数55。それぞれの料理人がいる。勿論外国からのお客さんのための各国の料理スタッフも。

煙草をすすめるのは、接待の基本と心得て傍らのマッチで火も点けて差し上げる。これが流儀であったが、今はどうであろうか。

  

表                              裏

 

日本ではどうだろう?国会のマッチってありますかね?どなたか教えて?

  

表                               裏

 

現下の中国、禁煙運動などあるのかしら。あの「PM2.5」やスモッグ、工場汚染水垂れ流しなどから推測するに、まずは無いに等しいのではなかろうか。ましてや、辺境の諸民族は若年時からの喫煙の生活習慣が多い。

 

 

表                              裏

これらは80年代のもの。レア愛好家、狂信的コレクターなどの皆さん、ご希望の方に差し上げます。

 

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新錦江大酒店 JIN JIAN TOWER HOTEL

2014-05-26 11:35:03 | マッチ・コレクション

上海の老舗ホテル。旧名錦江飯店。

初めて訪れたのは1976年夏。最上階の部屋、エアコン無し。開け放った窓から、地表の騒音がそのまま入り込んでいた。

圧巻は、三交代で働く工員の通勤風景。人民服一色で自転車の流れは、まるで大河のよう。《シャー、シャー》という音が、異様な近さで伝わってきた。

 

        

        

      このマッチは1992年、南巡講和以降の訪れた時のもの

あの頃の中国は、どこも電力不足。夜間走行する車両は、皆スモールランプ。社会主義国家体制ゆえ、不夜城の盛場もなく当然ネオンやサウンドもない。

ある意味、そうした時代の中国を体験できたことは、ラッキーと言えるかもしれない。

新錦江オフィシャルサイト

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ホテル・ヨーロッパ・オスロ

2014-05-07 12:29:47 | マッチ・コレクション

1984年訪欧の際のオスロの宿舎。

ヨーロッパでの反核展を企画。SIPRIのストックホルムを中心にいつ、どこから、どのくらいの規模で開催するか、その下調べの旅。

スカンジナビアのフィヨルドをワーゲンのワゴンで同行3人。レンタ・カー申込時に請われて日本の免許証を見せてパス。いい時代だった。

   

このホテルは、出発前に、日本の旅行代理店を通して予約した。どこまで提携していたのか、現地事情にどれほど精通していたか。サービスを特段感じた覚えはない。まあ、ビジネス・ホテル並み。

ホテル・ヨーロッパ 

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ホテル・ブリストル・ジュネーブ

2014-04-30 16:55:21 | マッチ・コレクション

1984年4月の3週間、ヨーロッパに長期出張をした。パリから入り、ジュネーブ、ウィーン、ストックホルム、オスロ、ヘルシンキの6都市。

ジュネーブでは、ホテルの予約はしておらず、降り立った空港のロビーで、案内板から勝手に選んだのがこのブリストル。 

 

随分と高級なホテルだとは後から知った。アラブの王族も利用していたとか。

或る夜、近くのインターコンチネンタル・ホテルに繰り出し、ルーレットで抱えきれない程のコインを稼いだのだった。ビギナーズ・ラック。カジノ入り口でカメラを咎められた。常識を知らなかったというわけ

ホテル・ブリストル・ジュネーブ

 

 

 

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ホテル・ライセン

2014-04-05 21:22:42 | マッチ・コレクション

 1984年前、 ヨーロッパ6ケ国を仕事で回った際、ストックホルムでは予約無しで4日間滞在したのがこのホテル・ライセン。

    

ノーベル賞受賞の祝賀会が行われるシティ・ホールの近くだったか。

雰囲気のあるホテルではあったが、一流ではなかったように思う。今は、ファースト・ライセンというのがある。こちらは相当高級のようだ。30年を経、変わったのだろうか。

 

    

                             

ファースト・ホテル・ライセンHP

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ほてるISAGO神戸

2014-02-13 21:06:55 | マッチ・コレクション

 新神戸駅から徒歩5分。周囲は閑静な住宅街。

   

何と言っても、ここの名物は、女将の砂金 あゆ美(いさごあゆみ)さんだろう。

戴いた名刺は、文字通り金ぴか。名の横に(美津子改め)とある。

本人の弁によれば美津子は強すぎる名前だそうだ。

父親が満州から引き上げて、この地に料亭を開業。三姉妹いろいろあった末、21歳で稼業を継いだという、御年81歳。矍鑠として客のあしらいも堂に入ったもの。

会社の出張宿泊規定がもう少し高ければ、関西の泊は、オールウェイズここにできるのに。嗚呼。

ISAGO神戸オフィシャル・サイト

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