ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

紀子さま?

2008-12-29 00:38:19 | Brasil Metal Union

こんにちは、なんのかんの言って結局28日も家で仕事していたワーカホリックなサンバタウン店主ですが、皆様は年末をいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はハチャメチャなアイテムのご紹介を。
HR/HM系、おお、こんな略記号ではちんぷんかんぷんの方も多いでしょうね。HR=ハードロック、HM=ヘヴィ・メタルなわけですけど、その世界では有名なスーパーロックギタリスト、キコ様ことKiko Loureiro(キコ・ルーレイロ、本来の発音はロウレイロなんですけど日本ではルーレイロ表記で定着)の作品をどういう風の吹き回しか、店主、取り寄せてしまいました。

今回入荷したのは以下の6タイトル。スゴいですね、アホですねワタシ。
CD-Kiko Loureiro/ No Gravity
CD-Kiko Loureiro/ No Gravity (Playback version)
楽譜-Kiko Loureiro/ No Gravity Songbook Version
楽譜-Kiko Loureiro/ Riffs & Solos (CD付)
DVD-Kiko Loureiro/ Os melhores solos e riffs do Angra
DVD-Kiko Loureiro/ Tecnica e versatilidade

いやあ、元ロックキッズの店主、久々に大笑いしながら燃えましたよ。やっぱメチャ上手いですわこの人。

これらのアイテムをもはや普通のブラジル音楽ファンに訴求しようなどとはハナから思っておりません。ていうか無茶。これはブログ記事として活字化することでなんとかHR/HM系ロックギターキッズの目に触れてもらおうという苦肉の策なんであります。特にNo GravityのSongbook(TAB完備スコア集)なんてヤフオクで20,000円もの値がついたという尋常じゃないレア商品ですので、お探しだった方はお早めにどうぞ。ていうかヤングギター愛読者の皆さん、お願い、検索ヒットさせてちょうだい!

でも彼の音楽(特にソロの仕事)を聴いていると、この人絶対ショーロとかブラジルの伝統音楽をきちんと吸収してそうです。メロディとかリズム感とか、やはりどこかにブラジルのなにがしかの要素を感じてしまうのです。店主としてはむしろキコ様のソロ作(もちろんその大部分がエレキギター炸裂状態なんですが)を、例えばバンドリンで弾くとか、そういったアコースティックなショーロ編成で演奏すると案外大ウケするんではないかと、そんなおバカなことばかり考えてるんですけど、それにしても、

サンバタウンよ、どこへ行く!!

おまけ映像追加:なんとトッキーニョが上述のキコ様、そしてSEPULTURAのアンドレアス・キッサーの二人に囲まれ、名曲「イタポアンの午後」を演奏する、というなんとも破天荒なTV番組。必要以上にヤングでフレッシュなトッキーニョがステキ!(笑)こういう無茶な企画を平然とやってのけるブラジルがワタシは愛おしくてたまりません。

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