ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

アウターローター型インホイールモーターの四駆EV

2014年05月23日 23時37分40秒 | ZEVEXの活動


(人とくるまのテクノロジー展 会場はパシフィコ横浜だ。)

5月23日(金)、一昨日からパシフィコ横浜で開催されていた「人とくるまのテクノロジー展」を見学に行って来た。
場内は細かいブースがビッチリと並んでいる印象で、だんだん見たエリアと、まだ見てないエリアが分からなくなってくる。特に目新しい情報とは出会えなかったが、雑誌やネットで知った技術の現物を見るのは勉強になる。入場無料なのでお得感のある展示会だ。
今年もEV関係の展示は多く、自動車業界はすっかり「モーター駆動」な臭いプンプンで、「コンバートEV作りました。車検も取って公道乗って使ってます。」なんて言うと驚かれた15年前と比べると隔世の感が有る。


そんな中で「興味を惹かれた」訳ではないが、「おかやま次世代自動車技術研究開発センター」が造ったギャランフォルティスのコンバートEVが目にとまった。

(OVEC-ONEと言うらしいギャランフォルティスベースのコンバートEV)

この車両の特徴はアウターローター型のインホイールモーターを4輪に搭載した4WDである点らしく、そこに関する様々なパーツが展示されていた。バッテリーなんか32Kwも積んでいる様子で。サイクル寿命を考えつつ、180Kwの出力を維持しようと思えば、この程度のボリュームは必要なんだろうなあ~、と設計者の意向をおもんばかる訳だが、チャデモ対応とは書かれていなかったので、家庭用100V15Aのコンセントで充電しようと思うと21時間もかかっちゃうなあ~、大変だなあ~、・・・と思ってしまった。

(赤い部分がこのマシンの核心であるアウターローター型インホイールモーター。UVW線が上から来て、車体側に出ているのがレゾルバ線かな?)

”アウターローター型インホイールモーターを4輪に搭載した四駆EV”と聞くと、ここ4~5年でEVにかかわるようになった人には珍しいのかも知れないが、10年以上EVにかかわっている人ならば「三菱ランサー・エボルーションMIEV」でお馴染みと言えるだろう。

(2005年の日本EVフェスティバルで、筑波サーキットを疾走する三菱ランサー・エボルーションMIEV。画像は日本EVクラブのHPからお借りしました。)

この場合、MIEVの「I」は小文字の「i」ではなくあくまで大文字の「I」であることがポイントだ。何故ならば。この「I」はインホイールモーターを示す「I」だからだ。
・・・というような話はマニアしか知らんのだろうなあ~(笑)。


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