ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

コムスのバッテリー

2014年07月24日 00時20分47秒 | ZEVEXの活動

インダクション搭載のEVジムニー3号機「ARK-2」号のバージョンアップを進めつつ、そのARK-2で曳くトレーラーの製作を進め、EVジムニー1号機「SJ2001」号の大幅整備が遅れに遅れている中ではありますが、ミニカー登録の電気自動車「コムス」の整備にも着手しました。

(足元の板をめくるとバッテリーが姿を現す。パナソニックのシールド鉛ー酸バッテリーEC-SV1242だ。ARK-2に搭載しているEC-EV1238の仕様違いモデルかと推測される。)

なんやかやでほぼ週末は電気自動車を直しているか乗っている今日この頃。手伝ってくれる仲間が増えることを願いつつ毎週頑張っている。電動レーシングカートのシリーズがちょっとお休みなのが微かな救いではある。そのERKも2号機も1号機も作業待ちなんだよなあ~。

(アイシン製のインバーターはリアの荷物入れの下。四駆クロカンEVなZEVEXとしては、アラコのステッカーが嬉しい。アラコと言えば旧荒川車体。ランドクルーザーを作っていた会社だった。)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直流直巻モーター分解

2014年07月19日 01時25分18秒 | オフロードの電気自動車(EV)

昨シーズンのZEVEX Racing Teamはマシントラブル連続の1年だった。中でも春の筑波コース1000ではモーターから出火して消防車の出動と相成った。ガソリンを積んでいない電気自動車なので、消防車が到着したのは既に鎮火した後だったが・・・。
燃えたモーターは分解して、使えるパーツだけスペアとして保管しておく為に倉庫に置いてあったのだが、今回モーター内部のカスタムに着手すべく、構造の細部確認を兼ねて分解作業を行った。

(ステータからアーマチャを抜く。獲ったど~~~!!という雰囲気の柿木俊輔隊員。)

(第8次ロシア調査隊に帯同してロシアの川に潜る柿木隊員。この時は獲ったどう~!とはならなかった。)
ここ3~4年で手造りEVの世界でも交流モーターが一般的になって来て、吊るしのEVを買っただけの人は言うに及ばず、自作EVを楽しむ人達の間でも直流直巻のドッカンパワーを知らずにEVを語る人が少なからず目に付く。
確かに「ブラシとコンミュテータ」という宿命的な弱点を抱えてはいるが、私は直流直巻が好きだ。特に四駆のEV、それも極限走破の4WDクロスカントリーを電気自動車で実行している我々ZEVEXの立場からは、直流直巻の太い低速トルクには捨て難い魅力を感じざるを得ない。

(右側がブラシ側。籠型インダクションの回転子も単純だが、直流直巻の回転子も単純な造りだ。)
捨て難い魅力は有るが、一方で回生が使えない(極めて使い難い)という欠点が有って、そこにはクロカン的にはなかなかゲンナリさせられる。もっとも、数年前に交流モーター搭載のEVジムニーを完成させて、直流直巻・交流両方のEVジムニーでクロカンをやってみた経験から言えば、ウインチとチルを駆使すれば、回生が効かない欠点は埋め合わせできると思わないでもないので(この場合マシンよりドライバーの体力が先に限界を迎えるので、評価の論点が車の性能を離れた部分にはみ出す)、国内の箱庭クロカンに限定するなら直流直巻を積んだEV四駆のポテンシャルは低くないと、ここでは語るに留めておこう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電動レーシングカートのレース 2014シリーズ第2戦

2014年07月06日 23時42分38秒 | ZEVEXの活動

傘下のZEVEX Racing Teamから参戦している電動レーシングカートのシリーズ戦「ERK Cup Japan」。
去る6月21日(土)、2014シリーズの第2戦に参加しました。
毎戦構成が変わるこのシリーズ、第2戦は6周スプリント2ヒートの後、同じバッテリーで15分間の耐久を競う構成。
ERKを熟知した主催者だけに、実に悩ましいところを突いて来ます。予算の関係でバッテリーに大きなダメージを負う領域まで放電したくない我々のチームは、スプリントの第2ヒートを捨てて、スプリントの1と耐久に電力を集中します。
スプリント1のグリッド順は抽選、我がチームは3番手スタートでした。ZEVEX Racing Teamのドライバーは内山豊隊員。元来が極悪路走破が専門の我がチームにあって、珍しく車高を低くしようとする志向性を持った彼にスプリントのドライバーを任せました。

(緑のマシンが我がチームのERK2号機「VEX Kart 022」号。今回のレースは逆回りで行われました。)

激戦のクラス2(72Vまで)は今回も4台のエントリー、他にスペシャルクラスが4台で、スペシャルクラスはスプリント1に関しては、半周後方からのスタートとなります。

(1周目。予想通りの3台が団子状態)

フロントローアウト側から飛び出したZSSチームが1周目のトップ。2位がこのクラス常勝のJKB女子カート部チーム。我がチームはその後方に付けます。

(2周目。スプリント1を頑張るしかないので、JKBを抜いてZSSを追います。)

バッテリー搭載量が少ない東自大チームはLAPタイムをセーブした走りで後方に下がったので、今回も予想通りの3台が団子で争うクラス2となりました。ZSSはガソリンカート歴も豊富な地元チームらしく、スルスルとトップを行きます。スプリントの2を捨てる作戦の我々はここで頑張るしかないので、ZSSチームとの差が大きくなり過ぎないように、JKBを抜いて2位に上がりました。

(3周目のコントロールライン直前です。珍しくトップを走ることになりました。)

ERK Cup Japan はバッテリー交換不可なので、スプリントをブリブリ行くと耐久で電気が足らなくなり、かと言ってペースを抑えた電費走行だけでは勝てないところが味噌です。3周目、その辺の按配を考慮したのかZSSチームのペースが少し落ちたので、ZSSをZEVEXとJKBが抜いて、久々に我々がLAPリーダーとなりました。

(4周目、この後ZSSに抜かれて2位に。)

内山隊員がLAPリーダーとなったのも束の間。ZSSチームが盛り返して来てLAPリーダーを奪い返されます。が、内山隊員も追走し、ファイナルラップに入って再度トップに立ちます。この頃には一旦ペースを落としたJKBも盛り返して来て、ファイナルラップの裏ストレートはZEVEX→ZSS→ JKBという順番でゴールまで残り半周を迎えました。このままゴールすれば、ZEVEXはスプリントで初勝利となります。
ゴールまで残り200m。ほぼ団子状態で最後の右コーナーに入りました。残すコーナーは左コーナー2つだけです。ところが我が「VEX Kart 022」号、この時フロントタイヤが限界を迎えていました。アンダーステアでアウト側ダートに片輪を落とした内山隊員は、スピンこそ免れたものの、ZSS、JKBと2台にかわされ結局3位のゴールとなりました。

(ファイナルラップ、チェッカー直前。「やってもうたあ~!!」って表情でゴールする内山豊隊員。ま、ドライバーのせいではありません。タイヤのせい?否、予算不足のせいかな?)

このスプリント1はZSSをスルリとかわしたJKBが優勝。ちゃんとリザルトを整えて来るところが常勝チームですね。
残った15分耐久レースですが、完全にグリップを失ったフロントタイヤで、14分くらいまでは頑張ってトップと同一周回で走っていたのですが、パ~ン!!って音と共にフロント右がバーストしてドベで終わりました。

(パックリ裂けたタイヤ。反対側も穴こそ開いてないけどカーカス出まくりでした。)

バッテリーマネジメントではなくて、タイヤマネジメントに失敗した第2戦でしたが、スプリント1のトップJKBとの差は4秒107だったので「多少動くシケイン」の域を出なかった昨シーズンよりは進化したと感じています。
ややもすると「バッテリー積んだもの勝ち」になってしまう電気自動車のモータースポーツですが、このERK Cup Japan特に鉛72V以下の02クラスは、現時点の日本で一番競技としての中味を持ったシリーズ戦でありカテゴリーだと思います。
それはひとえにオーガナイザーがERKに長い経験を持っているからに他ならないと感じます。再来月からはいよいよ電気自動車のフォーミュラーFIAレースも始まりますので、益々の注目を集める気がするこの「ERK Cup Japan」ではあります。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする