ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

ジャパンEVラリー白馬2014スタッフ

2014年09月06日 11時50分56秒 | その他


(緑TシャツがZEVEXからの協力スタッフ、オレンジのジャンパーが日本EVクラブの舘内代表)

ZEVEXは日本EVクラブのお手伝いをする時は京都支部を名乗る。去る9月6日・7日の週末に、その日本EVクラブが主催する「白馬EV/PHVワンダーランド2014」というイベントが開催され、その中のジャパンEVラリー白馬2014というブランチイベントのスタッフとして、ZEVEXから5名の隊員が参加した。
20年前にコンバートEVを中心に立ち上がった日本EVクラブだが、今回のイベントの主要参加車種は市販EV、いわゆる「吊るし」のEVだ。全国各地から白馬47スキー場特設会場を目指して多くのEVが集まり、電気自動車の集中度が高くなるとどんな問題が発生するのか?それは近い将来EVの本格的普及が進んだ時に発生する問題でもあるので、シミュレーション的にそれを炙り出そう、というのが、このイベントの隠れた目的と意義である・・・と私は個人的に感じていた。

ZEVEXの主な役務は、早朝に到着する可能性があるラリー車両を徹夜で待ち受けることと電動レーシングカートのシリーズ戦「ERK Cup Japan」第3戦の運営補助。徹夜なので勢い会場で野営となるが、ボルネオのジャングルでも代々木公園でも凍った2月のロシア間宮海峡でも野宿して来たZEVEXには打って付けの役務と言えた。

(運動会テントが使えるので、雷雨の中でも野営は楽々。この下でコットに蚊帳ポップアップで熟睡。)

発生が予想されたトラブルの中で一番気を使ったのは、当然の如く充電の問題だった。幸い会場はスキー場で、ゴンドラを動かす用の大きなキュービクルも有り、そこからチャデモ式の急速充電器を2機、単相200Vの充電口を15口特設して対応した。

(特設された急速充電器。設置工事はディーラーの仕事も請け負う企業だったらしいが、正直作業の出来はイマイチ。一応使えたが優良可で言えばギリギリの可ってところ。キュービクルからの配線は38スケだったようだが、無駄に長かったり、交流にもかかわらず途中にコイル状に丸めて置いてあったりとケチ臭い仕上げ。京都の職人である私には許せない出来栄えだった)

会場では、各メーカーが試乗を行っていたり、2014のパイクスピークを走った増岡浩選手が国内初デモとなる「i-MiVE EVOLUTION Ⅲ」を走らせたりと色々なアトラクションが催され、早めに会場に到着した参加者達が退屈しないようなホスピタリティーが用意されていた。
長くなるので「ERK Cup Japan」第3戦の様子は別日記で。

(ナンバーの無い車両は特設会場内で試走。私がコースを作りました。パイロンの設置撤収の繰り返しで大変でした。デミオのシリーズハイブリッドは一般試乗に供するのは初とのことでした。私も乗せて頂きましたが、ロータリーの発電機が静かなので驚きました。)



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垂井ひろしさんの「墨ぐらんぷり」

2014年06月20日 12時58分38秒 | その他


(セナの乗ったロータス。この時代のF1はスッキリしていて良いなあ~)
先日上京した折、知人の個展にお邪魔した。「墨ぐらんぷり 垂井ひろし WORLD」という展示会。
モータースポーツだけ、って訳ではないそうだが、墨を使って国内外様々なモータースポーツや自動車を描いていらっしゃる作家さんだ。
数年前に京都の知恩院で開催された個展を観に行って以来だったので、短い時間ではあったが、久々の「垂井ひろしWORLD」を堪能できた。
個人的なお気に入りはコレ↓

スポーツなのに、無機的なマシンが主役になっちゃうことが少なくないモータースポーツにあって、サポートクルーを描く垂井さんのセンスが嬉しい。

(歌舞伎座で売られている「白金かりんとう」が特別に売られていた)
帰路には京都へのお土産に「白金かりんとう」を買わせて頂いた。歌舞伎座でしか売られていない物だそうで、ラベルの画はもちろん垂井さんの画だ。なかなか美味しゅう御座いました。
Wikipediaにも垂井さんの項目が有った。

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映画「RUSH」とコジマエンジニアリングのF1

2014年03月24日 11時08分19秒 | その他

「RUSH」という映画を観ました。モチーフは「フォーミュラー1」1976年シーズンのジェームス・ハントとニキ・ラウダのチャンピオン争いで、レース好きにはお馴染みの話と言えます。
大やけどから不死鳥の如く蘇って、最終戦の「日本グランプリ」で二連覇に挑むラウダの話は、当時の自動車メディアでも多く取り上げられていた記憶が有ります。当時の日本は少年ジャンプ連載だった「サーキットの狼」の影響からいわゆるスーパーカーブームで、京都在住の私でも、F1日本グランプリのニュースはTVで見た覚えが有ります。


けれども、1976年のF1日本グランプリと聞くと、私は別の物語を思い出します。それは私の地元京都から参戦したコジマエンジニアリング「KE007」の物語で、FISCOスペシャルな設計と幻のポールポジション、最終コーナーでのクラッシュ、奇跡の復活劇、と言えば、知っている人は知っている物語だと思います。グローバルなF1の世界のとてもドメスティックな物語ですが、個人的には非常に記憶に残っている物語なのです。
この物語の詳細は、当時コジマエンジニアリングのメカニックをされていた久保靖夫さんのブログに詳しいので、そちらを参照して下さい。
▢久保靖夫「車の神髄を求めて」
伝説の1976年F1日本グランプリ(前編)
伝説の1976年F1日本グランプリ(後編)
上記ブログの文責は誰かな?と思ったら、川原田剛さんというZEVEXもお世話になったジャーナリストさんで、集英社の「スポルティーバ」でJAF公認競技初の「EVジムカーナ」を取材して下さった方でした。

このKE007のデザイナーは現東京R&Dの小野昌朗氏と聞いていますが、氏は日本の電気自動車の先達としても有名で、ぺったんこなスタイルではありますが、日本初の四駆のEVだと思われる「IZA」も氏の製作によるものだったハズです。日本EVクラブの催事などで、私も何度かお会いしたことが有ります。

(現在の~2014年の~コジマエンジニアリング。昔はもっと間口が広かったような気がする。Google-mapで見ると隣が御実家のようなので、そっち側と一続きだったのかなあ~?コジマエンジニアリングのお身内と親しい知人が居るので、また機会が有ったら聞いてみよう。)

F1参戦後しばらくしてコジマエンジニアリングは自動車レースの世界を離れ、その後パワーボートの世界等で御活躍だと聞いています。20年くらい前は、京都市内にあるコジマエンジニアリングの近くを通る定期的な用事が有ったのですが、確かにパワーボートを積んだデッカイトレーラーが黄色い回転灯をクルクル回しながらコジマエンジニアリングに入って行くのを何度も見かけました。


(当時のF1漫画「赤いペガサス」の主人公もニキ・ラウダがモデルなんでしょうね。基本的には77年シーズンの話になってましたが)




 

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集英社インターナショナル

2011年01月01日 17時15分19秒 | その他

明けましておめでとう御座います。

昨年末のニュースになりますが、
集英社の子会社
「集英社インターナショナル」 のサイト
ZEVEXの活動が掲載されました。

「人」を紹介するコーナーなので、鈴木がタイトルになっていますが、
四駆極限走破の「アイアン・バール・カップ」からボルネオのジャングル、
そしてZEVEXへの流れも書いてあります。

実は四駆のクロカンに関しては、その後サハリンの廃道(森の隙間?)や
大陸ロシアのアタックに繋がって結実しているのですが
http://www.ironbarcup.com/zevex/page001012008000.html


(森の隙間を進むZEVEX調査隊のハイラックスYN100とジープJ53)

その部分だけは書いて無いですね。
・・・って、大陸ロシア編は本家WEBでも未公開だから当然ですね。

07年元旦公開だったマイコミジャーナル以来、
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/01/01/zevex/
久々にZEVEX設立の歴史もわかる記事になっているなあ~、と思います。
是非御一読下さい。


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トヨタIQ-EVの充電口

2010年12月27日 00時13分09秒 | その他

TOYOTA IQ-EV の充電口は写真のようになる模様です。
向かって左側、写真で充電コードが入っている方が100/200Vからの充電口、
プリウスPHVと違って、ピュアEVにはチャデモ方式の急速充電口も有りました。(向かって右側)
ボンネット内部はもっとギューギューかなあ~?と思ったら、
意外と空間が有る様子。
内燃機関自動車よりも、電気自動車の方がシンプル故なのかなあ~。

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ジャーナリスト木野龍逸氏

2010年10月04日 01時12分25秒 | その他

ちょっと前の話になるが、ZEVEXとは古いお付き合いになるジャーナリストの木野龍逸氏が、「ECO JAPAN」というWEBコラムでPHEVに関する記事を公開し、その中でZEVEXの活動を紹介してくれた。

ECO JAPAN~成長と共生の未来へ~
「ついにトヨタがEVに舵を切った?」

モーターで駆動する自動車を中心に、自動車の環境問題に関して古くから積極的なジャーナル活動を展開して来た木野龍逸氏は、昨年、文芸春秋社から「ハイブリッド」という著書を出した。
プリウスの開発秘話を細かく取材した著作で、750円+税というお値段は、取材の手間を考えれば「安過ぎるだろう!」と私は感じる。
■アマゾンで買うならここ↓
「ハイブリッド」木野龍逸著

「ハイブリッド」(文春新書)
著者 木野龍逸


私も以前物書きの端くれだったから分かるが、記事になるかどうかさえわからない内容の取材は、正直面倒臭いものだ。特にフリーランスの場合、自腹取材では経費倒れになるリスクも抱えなければならない。
木野氏の尊敬すべきところは、どう考えても面倒臭そうでメリットが少なそうなこの類の取材に、意外な程にフットワーク良くやって来ることだ。
ここ最近でも、2009年の「手作りPHEV日本列島縦断の旅」のゴールでは、鹿児島県大隈半島の南の端「佐多岬」まで取材に来てくれたし、今年の「プラグインプリウス途中無給油日本列島縦断の旅」でも、忙しい合間をぬって2~3時間だけの取材の為にわざわざ高速を飛ばして来てくれた。


(静岡トヨタ沼津店での充電中に、お店スタッフの話を聞く鈴木(中央)
と木野龍逸氏(左))


また意外な一面では、木野氏はERK(電動レーシングカート)の腕前もちょっとしたもので、2009年の「全日本電動美走選手権」(日本EVクラブ主催)では、全21台の中で
見事優勝を飾っている。
ここ2~3年で電気自動車がブームになってから「にわか電気自動車評論家」が急増し、実地での経験不足が原因で、間違いとは言わないが米粒程の論点を、あたかも重大事であるかのように書いて、読者をミスリードする記事をしばしば目にするようになった。
そんな状況に有って、今後一層、木野氏のように「現場」の様子を、時に自身が活動する側に回ったりもしながら10年以上取材して来た経験は貴重になると感じる。氏の益々の御活躍を期待したい。

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行って来ましたミラEV1000kmチャレンジ EV1000km challenge

2010年05月30日 21時29分15秒 | その他
ミラEV1000kmチャレンジ のとある1周 EV1000km A certain lap

 2010年5月22日ー23日。行って来ました。日本EVクラブ主催
「ミラEV1充電1000km走行チャレンジ」
前回の日記にも書いたように、アタックの会場は筑波サーキットのオーバルトラック。本来はオートレース選手養成の為の施設で、僅かにカントのついた広大なオーバルコースです。
今回ZEVEXチームは計測を担当しました。ギネス申請の肝になる、失敗の許されない役務で少々緊張しました。

(ラップ計測の為の赤外線センサーを車体に取り付ける薄井隊員。EVクラブの技術員でもある。ミラEVの事実上の製作者)

スタッフはスタート4時間前に集合し準備を開始しました。
お馴染みの
トヨタ東京自動車大学校の面々とZEVEXの隊員が現場仕事系の準備を行い。EVクラブのスタッフはネット中継やギネス申請の為のデータ保存の機材のセットアップを進めます。

(夜間走行に備えて、目印白線に反射テープを貼るZEVEXの隊員達)

準備を行っているのは、毎年のEVフェスティバル等で顔馴染みのメンバーばかりなので、現場の準備がサクサクと進む中、スタート時間が迫って来ました。


(2010年5月22日午前11:00 たいした盛り上がりも無く、あっさりとスタートして行く、第1ドライバー日本EVクラブ舘内端代表)

スタート後は、58周毎にドライバーを交代します。電費だけのことを思えば、STOP&GOはできるだけ少ない方が良いのですが、白線を跨ぎながら、電流計を見つつ、時々は無線でデータを計測テントに報告する必要も有る為、集中力が続かないのです。
ドライバーは自動車ジャーナリストの皆さんが務めました。古くからEVクラブの催事には御馴染みのジェーナリストさんも居ますが、大半は最近EVクラブのイベントで顔を見るようになった方々でした。10年前のEVクラブのイベントには来場するジャーナルさんはほんの僅かだったので、当時を知る私にとっては、世のEVブームを実感する一側面でもありました。


(スタートから7時間後。緊張感の中にもマッタリと計測を続けるZEVEX隊員達)


(初日の昼と晩の御飯にはケータリングサービス付き。夜は思った以上に寒く、暖かいスープが何よりだった。)

23日14:26分。スタートとは違って、多くのフラッグに出迎えられる中、1003kmを走り切ってゴールを迎え、ミラEV1000km走行チャレンジは無事終了した。



(チェッカーフラッグを振る薄井隊員)

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ミラEVチャレンジ1000km

2010年05月21日 01時44分15秒 | その他

明日22日(土)・23日(日)、東京~大阪無充電走行でギネス記録更新を達成した日本EVクラブの「ミラEV」が、更なる記録更新を狙って、無充電1000km走行にチャレンジする。

(ギネス記録保持車両、日本EVクラブ製作のミラEV)

記録更新を狙う会場は筑波サーキットのオーバルコース。本来はオートレースの選手育成の為の施設だ。

(普段はこんな二輪車がドリドリしながら走っている場所だ)

ZEVEXは強化・準強化チームのメンバーから5名の選抜チームを組んでお手伝いに入る。

会場が手狭なこともあってか、今回のアタックは一般には非公開で行われるが、アタックの様子は
スペシャルページでWEB生中継を行うらしい。
スタートは予定では土曜日の11時で、総走行時間は25時間くらいになる予定らしいので、ゴールは翌23日(日)の12時~13時頃になる計算になる。


(現ギネス記録は、東京日本橋~大阪日本橋間の公道を走った555.6km)

555.6kmの現ギネス記録を更新するのは、周回数で言えば807周終了時、恐らく土曜日から日曜日に日付が変わろうとする時間帯になる予定のようだ。

 

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滋賀、奥村君ピット到着。

2010年04月29日 01時11分22秒 | その他
滋賀県の奥村隊員のピット(ウェルドインク)に到着しました。
運び込まれたホーシングは、
ここでZEVEX隊員のオモチャ用のEVバギーの部品となる予定です。
やることが大きいので完成は何時になることやら…。
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滋賀県栗東市

2010年04月28日 23時40分20秒 | その他
滋賀県栗東市まで来ました。
王将で遅い晩御飯中。
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舞鶴港

2010年04月28日 20時54分00秒 | その他
予定通り、間もなく舞鶴港に着岸します。
着岸後、ホーシングを降ろしに、
滋賀の奥村君ピットを目指します。
日付が変わる頃到着する予定です。
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一杯やってます。

2010年04月27日 23時57分54秒 | その他
展望デッキで一杯やってます。
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小樽港

2010年04月27日 23時19分19秒 | その他
小樽港からホーシングと共にフェリーに乗り込みました。
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ホーシング回収

2010年04月27日 20時58分18秒 | その他
札幌市内でホーシング回収を完了しました。
さて、後はフェリーで舞鶴に移動して、滋賀のピットに運び込むだけです。
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蝦夷鹿

2010年04月27日 20時04分29秒 | その他
フェリーまでの待ちの間に蝦夷鹿の刺身。
鹿だけどウマウマです。
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