ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

EVジムニーチャデモ充電テスト

2020年07月18日 02時28分20秒 | 

 ちゃんとオフロードを走れるクロカン四駆EVとしては日本初となる、チャデモからの急速充電を、ZEVEX製作のEVジムニー初号機、現存最古のEVジムニーでもある「SJ2001」号が実現しました。
 日産LEAFや三菱i-MiEVと同程度の使い勝手を持つクロカン四駆EVが誕生したということです。これで、EVジムニーで林道ツーリングやスノーアタックにも行けちゃいます。

 折しも、今年はジムニー発売開始から50周年。スズキ自動車は、新型ジムニーは販売しても、エネチャージさえ搭載しなかったので、替わりにジムニーファンが、SDG’sの時代にジムニーの進むべき方向性を具現化してみました。

EVジムニーチャデモ充電テスト

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EVジムニー3号機 スープアップしました。

2019年02月11日 19時16分55秒 | ZEVEXの活動

試走→分解カスタム→組立→試走、を繰り返している、ZEVEXのEVジムニー3号機「ARK-2」の最新試走風景です。
この日は電費計測も行ったので、ロックセクションで撮影した、この動画の瞬間も、タイヤの空気圧は高いまま(2kg超)です。
トータルギア比が3桁に乗っていることもありますが、大幅にトルクが余っています。
小さく見えますが、動画のタイヤは7.00-16なので、ジムニーに履くには決して小さくはありません。とりあえず、255/85-16辺りを履いて試してみたいなあ~。

New version 4x4EV drives rock section. クロカン四駆電気自動車でロックセクションを試す(バージョンアップ後)。

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EVジムニー4号機整備作業

2018年04月29日 23時00分00秒 | ZEVEXの活動


(コンミュテーター磨きました)
 一昨年、スクラップになる寸前に引き取って動態保存を目指しているジムニーJA11ベースのコンバートEV「JA2016」号。これで、チームが管理・運営するEVジムニーは5台になった訳だが、全員小遣いでやっているスタッフの力量が増す訳でもなく、1台に掛けられる手間と時間は減る一方で、整備作業も遅々として進まない。
 そんな中で、久々にちょっと重めの整備作業を行った。コンミュテーター部分の火花が収まらない症状を、根本的に修理する為、一旦車体からモーターを降ろして作業した。
 この日は、遠く長野県から薄井隊員も参加したり、古い四駆仲間の中山君が手伝いに来てくれたりしたおかげで、珍しく作業がサクサクと進んだ。

 
(古い四駆の友人、中山君もお手伝いに来てくれた)
 丸一日の作業を経て、予定していた不具合部分の修正は全て完了した。バッテリーケースはまだできていないので、安定化電源と繋いで起動テストを行ったところ、素晴らしくスムースにモーターが回転し、参加者一同大いに満足だった。
 既に予定はだいぶ遅れているのだが、何とか夏までには動くようにして、どこかのオフロードコースに持ち込んでフィールドテストをやってみたい。車検も復活させたいが、チーム予算があまりにもヒドイ金欠なので、それは遠い先のことになりそうだ。

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電気自動車のレーシングカート~ニュータイヤ皮むき~

2015年04月04日 17時27分32秒 | ZEVEXの活動


(2015シーズンに向けてニュータイヤを購入)
5シーズン目を迎えるレーシングカートの電気自動車バージョン・シリーズ戦「ERK Cup Japan」。現状では、(高価なテスラを除けば)市販EVにスポーツ志向のモデルが無いので、レーシングカートをEVにコンバートして競うこのシリーズ戦が、電気自動車を使ったかモータースポーツでは、一番コンペティティブなシリーズ戦だと思われる。
成績はともかくも、過去皆勤賞で参加を続けている我々ZEVEX Racing Teamは、今シーズンも参加を続けるべくニュータイヤを購入し、タイヤ変更に伴う電費計測と皮むきを行った。

(監督の大津を始め、藤井・内山・鈴木といつものドライバー陣に交じって、法学博士の筒井隊員も参加。ZEVEX初のph、D隊員だ。)
この日は5スティントの走行を予定していたが、内山隊員担当の1スティント目は生憎のハーフウェットだった。ERKはトルクが強烈なので、コーナー出口でアクセルを入れるとリアがズリズリ滑る。まともに周回できないままに1スティント目終了。ま、一応タイヤの皮は何とかむけた様子だった。

(雨の第一スティントだったが、何とか皮はむけたか?)
2スティント目の担当は筒井隊員。レンタルカートでフェスティカの走行経験は有るがERKは今回が初めて。ところが、なかなかの走りっぷりで、安定してこちらがオーダーした40秒台後半でLAPを重ねる。始めて乗ったERKでオーダーしたタイムにきっちり整えて来るとはなかなかのセンスだ。今シーズンは何戦かドライブしてくれることになっているので、新戦力として期待が膨らむ。

(3コーナーを立ち上がる筒井選手。クレバーは走りは流石ph.D。と言ったところか?MDは居るがph.Dはチーム初だ。)
第3スティントは、レースのシミュレーションとしてドライバー交代も行いながらレース用のオプティマを使ってニュータイヤの電費をチェック。もう少しデータが揃わないと何とも言えないが、去年のタイヤとは消費電力的に”美味しい”速度領域が違うようだ。昨年までの戦略をそのままには使えないことがわかった。

(第3スティント、鈴木から藤井にドライバー交代。”上手い交代”がなかなか決まらない)

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EVジムニー試乗会/21世紀型オフロードスクール at 岐阜

2014年12月14日 22時12分17秒 | オフロードの電気自動車(EV)


(トラックが1ナンバーなので搬送費が高く付くのが痛い)

半年間の整備を経て、夏に再稼働した元祖EVジムニー「SJ2001」号。岡山福島と21世紀スタイルでのオフロードスクール兼試乗会を開催して来たが、2014年最後の開催地として岐阜県にやって来た。非常に残念なことに、現在の四駆業界に自動車の環境問題を意識した活動は全くと言って良い程見られない。ヨーロッパ・アメリカ・そして日本でも厳しいCO2削減規制が目前に迫っていると言うのに、日本の四駆業界の活動は「昭和」から抜け出せないままでいる。
それでなくとも日本の四駆業界は「猫の額の如き有料コースが舞台」という特殊な環境に有るのに、このままでは「サステイナブル~持続可能~」を旨とした世界の自動車業界の潮流から置いてけボリは確実だ。

とまあ、そんなことは15年も前から四駆雑誌に連載を書いて散々啓発して来たつもりだが、相変わらずな危機感の無さには笑うしか無い。ま、他人はどうでも我々ZEVEXは21世紀に走るオフローダーとして「応分の責務」を果たすだけだ。前衛はどの時代でも常に孤高の存在であるものだ。

(ドライバーは間宮海峡横断メンバーの勝股隊員。コ・ドライバーは最近ジムニー8を購入したG鈴木隊員)
さて、何はさて置き順番に試乗だ。2名一組になり、場内に設営した周回コースを2周ずつ回る。周回路の途中に斜度15度程のヒルクが2本と20度強のヒルダウンが有るが、雪混じりのウェット路面にJB23用ノーマルタイヤなので楽勝とは行かない。クロカンに手慣れたドライバーの足慣らしに丁度と言ったところ。

(路面は完全にウェット。小雪降る中のドア無しなので寒い。EVなので当然ヒーターも無い)


(モーターは簡易防水だが、この程度なら大丈夫)


3号機ARK-2なら回生でジワリジワリと下れるが、直流直巻のSJ2001はフットブレーキに頼るしかない。クロカンマシンとしては弱点と言えるだろう)

バッテリー電圧が低下して来たタイミングでウインチ講習会に移行。時間が有る時は平地で基礎からやるが、この日は初心者(非隊員)が1名だけだったので、いきなり周回路横の斜面をウインチダウンで下ってみる。横引きも想定して、一応チル(X-5)も用意したが、良い位置にアンカーの木が有ったのでウインチだけで降下可能だった。

(ドライバーG鈴木でウインチダウンを実施。ウインチ用には駆動用とは別にバッテリーを2個搭載)

その後充電待ちを兼ねて昼御飯、昼御飯を食べ終わったら座学と続く。この日はモーターの種類とトルク特性の違いを中心に、SJ2001に搭載したウインチも直流直巻なので、PWM制御なども合わせて可変速の方法などを説明した。

(雪降りだったので、座学はタープの下で。直流直巻に弱め界磁、すべりSにVVVF、4象限モーター、ちゅう訳です)
満充電とは行かないが、SOC80程度まで充電が進んだ段階で試乗会の後半。希望者には鈴木ドライブで、座学で解説したモーターの特性を実地で感じてもらいつつ、21世紀でも持続可能なEV四駆を使ったクロカンの可能性を多角的な方面から理解して頂けるように工夫した。

(今回の参加者《早退1名除く》左の綺麗なSJ10はゲストの中西さん・右端の愛車)

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