(2015シーズンに向けてニュータイヤを購入)
5シーズン目を迎えるレーシングカートの電気自動車バージョン・シリーズ戦「ERK Cup Japan」。現状では、(高価なテスラを除けば)市販EVにスポーツ志向のモデルが無いので、レーシングカートをEVにコンバートして競うこのシリーズ戦が、電気自動車を使ったかモータースポーツでは、一番コンペティティブなシリーズ戦だと思われる。
成績はともかくも、過去皆勤賞で参加を続けている我々ZEVEX Racing Teamは、今シーズンも参加を続けるべくニュータイヤを購入し、タイヤ変更に伴う電費計測と皮むきを行った。
(監督の大津を始め、藤井・内山・鈴木といつものドライバー陣に交じって、法学博士の筒井隊員も参加。ZEVEX初のph、D隊員だ。)
この日は5スティントの走行を予定していたが、内山隊員担当の1スティント目は生憎のハーフウェットだった。ERKはトルクが強烈なので、コーナー出口でアクセルを入れるとリアがズリズリ滑る。まともに周回できないままに1スティント目終了。ま、一応タイヤの皮は何とかむけた様子だった。
(雨の第一スティントだったが、何とか皮はむけたか?)
2スティント目の担当は筒井隊員。レンタルカートでフェスティカの走行経験は有るがERKは今回が初めて。ところが、なかなかの走りっぷりで、安定してこちらがオーダーした40秒台後半でLAPを重ねる。始めて乗ったERKでオーダーしたタイムにきっちり整えて来るとはなかなかのセンスだ。今シーズンは何戦かドライブしてくれることになっているので、新戦力として期待が膨らむ。
(3コーナーを立ち上がる筒井選手。クレバーは走りは流石ph.D。と言ったところか?MDは居るがph.Dはチーム初だ。)
第3スティントは、レースのシミュレーションとしてドライバー交代も行いながらレース用のオプティマを使ってニュータイヤの電費をチェック。もう少しデータが揃わないと何とも言えないが、去年のタイヤとは消費電力的に”美味しい”速度領域が違うようだ。昨年までの戦略をそのままには使えないことがわかった。
(第3スティント、鈴木から藤井にドライバー交代。”上手い交代”がなかなか決まらない)
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