ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

EVジムニー3号機 スープアップしました。

2019年02月11日 19時16分55秒 | ZEVEXの活動

試走→分解カスタム→組立→試走、を繰り返している、ZEVEXのEVジムニー3号機「ARK-2」の最新試走風景です。
この日は電費計測も行ったので、ロックセクションで撮影した、この動画の瞬間も、タイヤの空気圧は高いまま(2kg超)です。
トータルギア比が3桁に乗っていることもありますが、大幅にトルクが余っています。
小さく見えますが、動画のタイヤは7.00-16なので、ジムニーに履くには決して小さくはありません。とりあえず、255/85-16辺りを履いて試してみたいなあ~。

New version 4x4EV drives rock section. クロカン四駆電気自動車でロックセクションを試す(バージョンアップ後)。

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EVジムニー4号機整備作業

2018年04月29日 23時00分00秒 | ZEVEXの活動


(コンミュテーター磨きました)
 一昨年、スクラップになる寸前に引き取って動態保存を目指しているジムニーJA11ベースのコンバートEV「JA2016」号。これで、チームが管理・運営するEVジムニーは5台になった訳だが、全員小遣いでやっているスタッフの力量が増す訳でもなく、1台に掛けられる手間と時間は減る一方で、整備作業も遅々として進まない。
 そんな中で、久々にちょっと重めの整備作業を行った。コンミュテーター部分の火花が収まらない症状を、根本的に修理する為、一旦車体からモーターを降ろして作業した。
 この日は、遠く長野県から薄井隊員も参加したり、古い四駆仲間の中山君が手伝いに来てくれたりしたおかげで、珍しく作業がサクサクと進んだ。

 
(古い四駆の友人、中山君もお手伝いに来てくれた)
 丸一日の作業を経て、予定していた不具合部分の修正は全て完了した。バッテリーケースはまだできていないので、安定化電源と繋いで起動テストを行ったところ、素晴らしくスムースにモーターが回転し、参加者一同大いに満足だった。
 既に予定はだいぶ遅れているのだが、何とか夏までには動くようにして、どこかのオフロードコースに持ち込んでフィールドテストをやってみたい。車検も復活させたいが、チーム予算があまりにもヒドイ金欠なので、それは遠い先のことになりそうだ。

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電気自動車のレーシングカート~ニュータイヤ皮むき~

2015年04月04日 17時27分32秒 | ZEVEXの活動


(2015シーズンに向けてニュータイヤを購入)
5シーズン目を迎えるレーシングカートの電気自動車バージョン・シリーズ戦「ERK Cup Japan」。現状では、(高価なテスラを除けば)市販EVにスポーツ志向のモデルが無いので、レーシングカートをEVにコンバートして競うこのシリーズ戦が、電気自動車を使ったかモータースポーツでは、一番コンペティティブなシリーズ戦だと思われる。
成績はともかくも、過去皆勤賞で参加を続けている我々ZEVEX Racing Teamは、今シーズンも参加を続けるべくニュータイヤを購入し、タイヤ変更に伴う電費計測と皮むきを行った。

(監督の大津を始め、藤井・内山・鈴木といつものドライバー陣に交じって、法学博士の筒井隊員も参加。ZEVEX初のph、D隊員だ。)
この日は5スティントの走行を予定していたが、内山隊員担当の1スティント目は生憎のハーフウェットだった。ERKはトルクが強烈なので、コーナー出口でアクセルを入れるとリアがズリズリ滑る。まともに周回できないままに1スティント目終了。ま、一応タイヤの皮は何とかむけた様子だった。

(雨の第一スティントだったが、何とか皮はむけたか?)
2スティント目の担当は筒井隊員。レンタルカートでフェスティカの走行経験は有るがERKは今回が初めて。ところが、なかなかの走りっぷりで、安定してこちらがオーダーした40秒台後半でLAPを重ねる。始めて乗ったERKでオーダーしたタイムにきっちり整えて来るとはなかなかのセンスだ。今シーズンは何戦かドライブしてくれることになっているので、新戦力として期待が膨らむ。

(3コーナーを立ち上がる筒井選手。クレバーは走りは流石ph.D。と言ったところか?MDは居るがph.Dはチーム初だ。)
第3スティントは、レースのシミュレーションとしてドライバー交代も行いながらレース用のオプティマを使ってニュータイヤの電費をチェック。もう少しデータが揃わないと何とも言えないが、去年のタイヤとは消費電力的に”美味しい”速度領域が違うようだ。昨年までの戦略をそのままには使えないことがわかった。

(第3スティント、鈴木から藤井にドライバー交代。”上手い交代”がなかなか決まらない)

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EVジムニーを使って、21世紀型のウインチ教室やります。

2014年12月05日 10時02分53秒 | ZEVEXの活動

現存最古のジムニーの電気自動車「SJ2001」号を使って、21世紀型のオフロードスクールを開催することになりました。東南アジアのジャングルからロシアのタイガ森、果ては凍り付いた海の上(ロシア・サハリン州間宮海峡)まで走った実績を持つ我々ZEVEXが、そのノウハウを余すところなくお伝えします。特に電気自動車のクロカンではZEVEXは日本の草分けですから、ウインチに関してはモーターの構造やバッテリーの科学も含めて、ZEVEXにしかできない「理論」と「実践」を融合させた内容で行います。

参加費に関しても、最近特に劣化が激しい「4x4クロカン」というカテゴリーの健全な存続と継承を願っての活動ということで、車両搬送費用とコース使用料を参加者全員で頭割りするスタイルで開催します。つまりZEVEXとしての利潤は全く頂かないということです。

上記のように、4x4クロカンの未来の為に、人的にも物的にもちょっと無理して開催するオフロードスクールですので、是非御参加頂ければ嬉しく思います。
詳細は、以下に特設ページを作りましたので御参照下さい。宜しくお願い致します。

☆ウインチスクール特設ページ☆

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EVレーシングカート2014シリーズ、チャンピオン決定

2014年11月30日 18時34分07秒 | ZEVEXの活動

 4シーズン目に入り、年5戦体制で争われた「ERK Cup Japan 2014シリーズ」、その最終戦が11月30日(日)フェスティカ栃木で開催されました。
 
(古いEVクラブの仲間、長岡氏率いるSanohチーム、SRモーターを搭載するハイパワーマシンだ)

 我々が参戦する2クラスには、今回から新チームのエントリーが有り、また1クラスが不成立だった為、1クラスの「トヨタ東自大DRK」チームが1クラスに編入されて全6台となり、いよいよ混戦の2クラスとなりました。
 今回のレース構成も前回と同じスプリント5。但し、各チーム有効ヒート3ヒートを事前に宣言してからレースに臨む為、最終順位に対して戦術の占める重要度が前回よりも増したレースとなりました。本シリーズはERKに造詣が深い(株)プロジェクション丹羽氏、トヨタ東自大森教諭の両名が創意工夫に知恵を絞られているので、毎戦絶妙なバッテリーマネジメントが参加者に求められます。単にマシンのスペックだけではなく、EVに関するトータルの経験値が求められるところが、このシリーズを他では真似ができない電気自動車の通好みなレースにしてくれています(特に2クラス)。
 さて正回り6周のヒート1です。我々のチームは捨てヒートでしたが、完走すると1ポイント獲れるので、途中をピット待機してバッテリーを温存し、最後でチェッカーを受ける戦術でした。ところが、ピットクルーが先頭車両の確認を誤り、ヒット出口を閉鎖されて敢無く0ポイントに終わってしまいました。
 続いてヒート2、逆回りの6周です。ZEVEX Racing Team は若手助っ人ドライバーの松村隊員にドライブを任せました。最後尾からのスタートでしたが、先行車両を上手く抜いて、JKB(女子カート部)・ZSSの両強豪チームを追う体制に入ります。が、3秒差まで追いすがったところで痛恨のスピン。ハーフウェットだった上に、ヒート1をほぼ走っていなかったことで、タイヤが冷えたままだったのが原因でした。

(ハーフWの路面を攻める松村隊員)

 ヒート3逆回り5周、続けて有効ヒートです。ヒート3はJAF公認競技初のEVチャンピオンシップシリーズだった「JMRC神奈川ジムカーナ2010EVクラス」で第3戦に優勝した薄井隊員ドライブでした。

(3周目、ZSSを追い上げる薄井隊員)

 JKBが捨てヒートだった為、ZSSと一騎打ちになりました。先行するZSSの後ろに付け、3周目のストレートエンドでインを取って抜き、1周抑えたんですが、そこはZEVEX、最終周に入た直後のストレートエンドでスピンして2位に終わりました。逆回りのストレートエンドは下りの左コーナーで普通は怖くてスピンしない場所なんですが、「久々のクリアラップで興奮した」からなのだそうです。
 さて、ヒート4は最年長の藤井隊員にお任せしました。いぶし銀の落ち着いた走りを期待したいところです。正回りに戻ったこのヒート、5周ですがジョーカーLAPの義務(ピットスルー)が有ります。フロントローから順調にスタートした藤井隊員でしたが、松村隊員と同じくハーフウェットに乗ってスピンします。スピンのタイムロスは最小限で済んだのですが、スピンと同時にジョーカーLAPの義務も記憶から抜けた・・・とは本人談です。後続を大きく引き離してゴールしましたが当然の失格に終わりました。
 
(スタートは2位フロントローからの藤井隊員)

正回り4周の最終ヒートは鈴木がドライブだったのですが、バッテリーがアップアップで取り敢えず完走しただけ、レース以前の問題も含めて、自爆した感のある2014最終戦でした。

(最終戦優勝は常勝JKBチーム、今回お見事だったのは2位のトヨタ東自大「We Are Novi Novi」チーム。圧倒的に少ないバッテリー量ながら、他チームの間隙を縫う戦術でヒート4では1位を取り、見事な2位表彰台でした)

(こちらはシリーズ表彰。シリーズタイトルはトヨタ東自大「We Are Novi Novi」チーム、・・・ですが、こちらは戦術の勝利ではなく第3戦の白馬大会に唯一参加した皆勤賞。モータースポーツ的な意味で言えば、JKBとZSSが同ポイント37点で、最終戦順位優先なのでJKBでした。ちなみに我々はシリーズ4位/6台中、実質はドベです。来期は1回くらい優勝したいなあ~)

(こちらはリチウムイオン搭載のSPクラス、こちらは常に全開勝負なので、さしものリチウムイオンでも時々ブローします。こちらも激戦でシリーズチャンピオンはチーム「パレット」松永(左)。/田中(右)組。)

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ERK Cup Japan第4戦(電動レーシングカートのシリーズ戦)

2014年10月04日 12時07分10秒 | ZEVEXの活動

運営側に回った第3戦から1ヶ月、ERK Cup Japan第4戦に再び「選手」で参加しました。今回の構成はスプリントレース5ヒート、それも正回り6LAP、逆回り6LAP、逆回り5LAP、正回り5LAP(ジョーカーLAP有り)、正回り4LAP(ラッキーLAP有り)というバラエティーに富んだ構成でした。

リチウムを積んだスペシャルクラスは電力量的には余裕なので、基本常に全開でのバトルになりますが、鉛ー酸バッテリーの02クラスは全ヒート全開では電力量が足りません。そこで、攻めるヒート退くヒートの戦術を考える必要に迫られることになります。

(ZEVEX Racing Teamの第1ヒート担当は藤井尚孝隊員。前回はグリップの切れたタイヤで散々だったが、今回はタイヤの状態もバッチリ。)
02クラスは他のチームがどのヒートを勝ちに来るかも重要です。同じ勝つでも他のチームとバトルして電力を消費して勝ったのでは、他のヒートの戦術に影響が出てしまうからです。その辺の様子を見つつスタートした第1ヒートは、現役ガソリンカーターのZSSチームがストレートでもぐいぐいアクセルを踏んで来たので勝負は諦め、スタートグリッドで前に居たアドバンテージを生かして強豪JKB(女子カート部)を何とか抑えて2位でまとめて上々の滑り出しとなりました。

そして第2ヒート、逆回りを得意とする内山豊隊員のドライブです。第2戦ではTOPを走っていながらも、残り200mでハーフスピンして3位に留まったので、その雪辱戦でもあります。

(常にも増して気合いが感じられるスタート前の内山隊員。スタートはヒート1のチェッカー順なのでフロントローアウト側だ。奥に見えるのが強豪女子カート部。)
詳細は下の動画をご覧頂くとして、このヒート踏んで来た女子カート部との一騎打ちを3周目にかわして、そのまま逃げ切って見事1位を取りました。トランスポッダーの調子が悪くて一部タイムが取れてないLAPが有りますが、このヒートで出した内山選手の38秒650が、この日の02クラスファステストだった様子です。

第3ヒートはバッテリー温存の為にDNSして、私の乗る後半2ヒートです。1・3ヒートを取ったZSSチームと競うには、この第3ヒートは落とせません。スタートグリッドは最後尾でしたが、スタート直後からZSSの後ろに付けてジョーカーLAPも後ろに付けたままこなします。1ヒート目で明らかな速度差が有ったストレートでもZSSチームとの差が開かないので「このヒートは抑えている」と判断して前に出ました。そしてそのままチェッカーを受けて1位。この時点で、2位・1位・DNS・1位なので、最終ヒートで1位を取れば初優勝の目も出て来ました。
そして最終ヒート、スタートで飛び出した女子カート部の後ろに付けますが既にパワーが出ません。練習走行用のバッテリーが不調で、6LAPを決勝用のこのバッテリーで走ったのが響いている様子です。ピット無線を繋いでいる女子カート部が上手くラッキーラップに入ったところで勝負有りでした。レースに「たられば」は有りませんが、練習走行で使った6LAP分が無ければ計算通りこの最終ヒートもレーシング速度を維持できたと思われるので残念でした。

ま、それでもこの日は2位表彰台。第2戦が3位で、欠席の第3戦を挟んで第4戦で2位。徐々にセッティングが出て来た手応えが有ります。

(2位表彰台は久々。2014のシリーズタイトルは全戦出場の東自大チームと中央のZSSチームに可能性が有ります)

(ちょっとはレーシングチームっぽくなって来たか?「ZEVEX Racing Team」 でも主戦場はオフロードでの4x4クロカンEVなチームです。)

ERK Cup Japan 4th Oct 2014 [The Sprint5] heat2 ~ZEVEX Racing Team win~

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ERK Cup Japan第3戦(電動レーシングカートのシリーズ戦)

2014年09月06日 12時14分42秒 | ZEVEXの活動

先の日記でお伝えした「ジャパンEVラリー白馬2014」中のプログラムとして、フェスティカ栃木を中心に行われている電動レーシングカートのシリーズ戦「ERK Cup Japan」の第3戦が行われました。

(パドック兼ピットにはお馴染みの面々が・・・。「あれ!?ZEVEXさんは出ないの?」「今回はスタッフですわ」ってな会話が交わされました。)
白馬47の駐車場を利用した特設競技エリアで行われた競技は「ERKパシュート」、2台でオーバルコース(32mx18m)を1周する速さを競う速度競技で、スタート地点が丁度180度反対側からな為、レースの様な「絡み」は無いのでタイムアタック競技に近いかと思います。スケートでお馴染みの競技なのでくどい説明は不要ですね。

(アウト側からスタートし、ゴールはイン側パイロンの間。この光電管を切るとランプが光る)

(ランプが先に光った方が勝ち)
競技はEVラリーのゴール締切を待って開始された「夜会」中のアトラクションとして、薄暗くなってからの開始となりました。
特別レギュで取り付けが義務化された光り物とスポットライトで競技車両が照らし出される中での競技は、特別な雰囲気が有りました。

(スタートの合図は東自大の森先生。右は記録係を務めたZEVEX隊員の鈴木嘉孝)
このレースを勝利したのは、クラス1はエナーシスチーム、クラス2はチームパレットでした。短距離加速勝負のこのパシュートでは、極低速のトルクが強い直流直巻モーター搭載車両の方が誘導モーター搭載車両よりも良い様子でしたが、練習会の時はオーバルがもう少し大きかったので誘導もまずまず行けたそうです。

(翌7日・日曜日には全車両で、フィギュア的なデモ走行を披露しました。写真:ERK Cup Japan 事務局)

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コムスのバッテリー

2014年07月24日 00時20分47秒 | ZEVEXの活動

インダクション搭載のEVジムニー3号機「ARK-2」号のバージョンアップを進めつつ、そのARK-2で曳くトレーラーの製作を進め、EVジムニー1号機「SJ2001」号の大幅整備が遅れに遅れている中ではありますが、ミニカー登録の電気自動車「コムス」の整備にも着手しました。

(足元の板をめくるとバッテリーが姿を現す。パナソニックのシールド鉛ー酸バッテリーEC-SV1242だ。ARK-2に搭載しているEC-EV1238の仕様違いモデルかと推測される。)

なんやかやでほぼ週末は電気自動車を直しているか乗っている今日この頃。手伝ってくれる仲間が増えることを願いつつ毎週頑張っている。電動レーシングカートのシリーズがちょっとお休みなのが微かな救いではある。そのERKも2号機も1号機も作業待ちなんだよなあ~。

(アイシン製のインバーターはリアの荷物入れの下。四駆クロカンEVなZEVEXとしては、アラコのステッカーが嬉しい。アラコと言えば旧荒川車体。ランドクルーザーを作っていた会社だった。)

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電動レーシングカートのレース 2014シリーズ第2戦

2014年07月06日 23時42分38秒 | ZEVEXの活動

傘下のZEVEX Racing Teamから参戦している電動レーシングカートのシリーズ戦「ERK Cup Japan」。
去る6月21日(土)、2014シリーズの第2戦に参加しました。
毎戦構成が変わるこのシリーズ、第2戦は6周スプリント2ヒートの後、同じバッテリーで15分間の耐久を競う構成。
ERKを熟知した主催者だけに、実に悩ましいところを突いて来ます。予算の関係でバッテリーに大きなダメージを負う領域まで放電したくない我々のチームは、スプリントの第2ヒートを捨てて、スプリントの1と耐久に電力を集中します。
スプリント1のグリッド順は抽選、我がチームは3番手スタートでした。ZEVEX Racing Teamのドライバーは内山豊隊員。元来が極悪路走破が専門の我がチームにあって、珍しく車高を低くしようとする志向性を持った彼にスプリントのドライバーを任せました。

(緑のマシンが我がチームのERK2号機「VEX Kart 022」号。今回のレースは逆回りで行われました。)

激戦のクラス2(72Vまで)は今回も4台のエントリー、他にスペシャルクラスが4台で、スペシャルクラスはスプリント1に関しては、半周後方からのスタートとなります。

(1周目。予想通りの3台が団子状態)

フロントローアウト側から飛び出したZSSチームが1周目のトップ。2位がこのクラス常勝のJKB女子カート部チーム。我がチームはその後方に付けます。

(2周目。スプリント1を頑張るしかないので、JKBを抜いてZSSを追います。)

バッテリー搭載量が少ない東自大チームはLAPタイムをセーブした走りで後方に下がったので、今回も予想通りの3台が団子で争うクラス2となりました。ZSSはガソリンカート歴も豊富な地元チームらしく、スルスルとトップを行きます。スプリントの2を捨てる作戦の我々はここで頑張るしかないので、ZSSチームとの差が大きくなり過ぎないように、JKBを抜いて2位に上がりました。

(3周目のコントロールライン直前です。珍しくトップを走ることになりました。)

ERK Cup Japan はバッテリー交換不可なので、スプリントをブリブリ行くと耐久で電気が足らなくなり、かと言ってペースを抑えた電費走行だけでは勝てないところが味噌です。3周目、その辺の按配を考慮したのかZSSチームのペースが少し落ちたので、ZSSをZEVEXとJKBが抜いて、久々に我々がLAPリーダーとなりました。

(4周目、この後ZSSに抜かれて2位に。)

内山隊員がLAPリーダーとなったのも束の間。ZSSチームが盛り返して来てLAPリーダーを奪い返されます。が、内山隊員も追走し、ファイナルラップに入って再度トップに立ちます。この頃には一旦ペースを落としたJKBも盛り返して来て、ファイナルラップの裏ストレートはZEVEX→ZSS→ JKBという順番でゴールまで残り半周を迎えました。このままゴールすれば、ZEVEXはスプリントで初勝利となります。
ゴールまで残り200m。ほぼ団子状態で最後の右コーナーに入りました。残すコーナーは左コーナー2つだけです。ところが我が「VEX Kart 022」号、この時フロントタイヤが限界を迎えていました。アンダーステアでアウト側ダートに片輪を落とした内山隊員は、スピンこそ免れたものの、ZSS、JKBと2台にかわされ結局3位のゴールとなりました。

(ファイナルラップ、チェッカー直前。「やってもうたあ~!!」って表情でゴールする内山豊隊員。ま、ドライバーのせいではありません。タイヤのせい?否、予算不足のせいかな?)

このスプリント1はZSSをスルリとかわしたJKBが優勝。ちゃんとリザルトを整えて来るところが常勝チームですね。
残った15分耐久レースですが、完全にグリップを失ったフロントタイヤで、14分くらいまでは頑張ってトップと同一周回で走っていたのですが、パ~ン!!って音と共にフロント右がバーストしてドベで終わりました。

(パックリ裂けたタイヤ。反対側も穴こそ開いてないけどカーカス出まくりでした。)

バッテリーマネジメントではなくて、タイヤマネジメントに失敗した第2戦でしたが、スプリント1のトップJKBとの差は4秒107だったので「多少動くシケイン」の域を出なかった昨シーズンよりは進化したと感じています。
ややもすると「バッテリー積んだもの勝ち」になってしまう電気自動車のモータースポーツですが、このERK Cup Japan特に鉛72V以下の02クラスは、現時点の日本で一番競技としての中味を持ったシリーズ戦でありカテゴリーだと思います。
それはひとえにオーガナイザーがERKに長い経験を持っているからに他ならないと感じます。再来月からはいよいよ電気自動車のフォーミュラーFIAレースも始まりますので、益々の注目を集める気がするこの「ERK Cup Japan」ではあります。

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アウターローター型インホイールモーターの四駆EV

2014年05月23日 23時37分40秒 | ZEVEXの活動


(人とくるまのテクノロジー展 会場はパシフィコ横浜だ。)

5月23日(金)、一昨日からパシフィコ横浜で開催されていた「人とくるまのテクノロジー展」を見学に行って来た。
場内は細かいブースがビッチリと並んでいる印象で、だんだん見たエリアと、まだ見てないエリアが分からなくなってくる。特に目新しい情報とは出会えなかったが、雑誌やネットで知った技術の現物を見るのは勉強になる。入場無料なのでお得感のある展示会だ。
今年もEV関係の展示は多く、自動車業界はすっかり「モーター駆動」な臭いプンプンで、「コンバートEV作りました。車検も取って公道乗って使ってます。」なんて言うと驚かれた15年前と比べると隔世の感が有る。


そんな中で「興味を惹かれた」訳ではないが、「おかやま次世代自動車技術研究開発センター」が造ったギャランフォルティスのコンバートEVが目にとまった。

(OVEC-ONEと言うらしいギャランフォルティスベースのコンバートEV)

この車両の特徴はアウターローター型のインホイールモーターを4輪に搭載した4WDである点らしく、そこに関する様々なパーツが展示されていた。バッテリーなんか32Kwも積んでいる様子で。サイクル寿命を考えつつ、180Kwの出力を維持しようと思えば、この程度のボリュームは必要なんだろうなあ~、と設計者の意向をおもんばかる訳だが、チャデモ対応とは書かれていなかったので、家庭用100V15Aのコンセントで充電しようと思うと21時間もかかっちゃうなあ~、大変だなあ~、・・・と思ってしまった。

(赤い部分がこのマシンの核心であるアウターローター型インホイールモーター。UVW線が上から来て、車体側に出ているのがレゾルバ線かな?)

”アウターローター型インホイールモーターを4輪に搭載した四駆EV”と聞くと、ここ4~5年でEVにかかわるようになった人には珍しいのかも知れないが、10年以上EVにかかわっている人ならば「三菱ランサー・エボルーションMIEV」でお馴染みと言えるだろう。

(2005年の日本EVフェスティバルで、筑波サーキットを疾走する三菱ランサー・エボルーションMIEV。画像は日本EVクラブのHPからお借りしました。)

この場合、MIEVの「I」は小文字の「i」ではなくあくまで大文字の「I」であることがポイントだ。何故ならば。この「I」はインホイールモーターを示す「I」だからだ。
・・・というような話はマニアしか知らんのだろうなあ~(笑)。

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EVジムニー1号機 クロカン的モーターの低速特性

2014年05月06日 20時06分38秒 | ZEVEXの活動

丹波篠山PITで大幅整備中のチームのEVジムニー1号機「SJ2001」号。20世紀中に改造車検を取得したEVだけあって、流石に各部が”やれ”ている。泥沼も雪の中も走らせたので当然と言えば当然だが・・・・・・。「クロカンEV」らしく使っているところがアイアン・バール・カップを母体とするZEVEXらしい。
先日ブレーキ回りはオーバーホールが済んだので、再び関西在住のZEVEX有志が集まって、今度はバッテリーケースの作り変えに着手。低速でのクローリング特性のことも有って、ちょっと高電圧でテストしてみたいのだ。

(オプティマRT925sが収まっていたバッテリーケースを、少し小型のバッテリーが入るように細部を改造する)

「EVは低速トルクが太い」と言う人が多い。特にここ4~5年の流行りに乗ってEVの取材を始めた自動車ジャーナリストが決まり文句の如く言っている気がする。けれども、実際アイミーブやリーフの低速トルクが特に際立つとは感じない。細くもないが、四駆の大排気量ディーゼルの低速特性に勝っているとも思わない。そもそもギア比を考慮せずに「低速が・・・」と言われてもピンと来ない。最近売り出した市販EVの低速トルクがそれほどでもないのはモーターがPM同期だからで、低速域で電気自動車のトルクが太いイメージは、一昔前に主流だった直流直巻モーターが造ったイメージだ。もっともこの辺は、オリジナルの内燃機関状態で乗って、その後EVにコンバートして乗り比べないと分かり辛いと思うから無理も無い。

(パソコンで図面を描きつつ、バッテリーケースの底に井型のマス目を作って行く)

直流直巻モーターはWARNやトップレンジャー等多くの電動ウインチにも使われるので、四駆クロカン野郎にはお馴染みのモーターだ。このモーター、低速トルクは太いが、高回転になるほど逆起電力の影響でトルクが薄くなる。高速域で伸びるようにするには印加する電圧を高める必要があるのだ。トータルギア比との按配だが、そんなことも有って今回ちょっと電圧を上げてテストしてみる方向で作業を進めている。


(ジグソーでバッテリーケース底のマス目を造る織邊隊員)


(2010年に途中無給油日本列島縦断を達成したプリウスPHVもモーターはPM同期)

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電動レーシングカート2014シリーズ開幕

2014年05月02日 19時13分01秒 | ZEVEXの活動

テスト開催も含めれば4年目に突入する電動レーシングカートのシリーズ戦「ERK Cup Japan」。デコボコ道を専門とする我々ZEVEXだが、ビュンビュン走るのも嫌いではないので、傘下の「ZEVEX Racing Team」から参戦して、気が付けばエキシビジョン大会も含めて4年間皆勤賞だ(笑)!!
その開幕戦が4月19日(土)に栃木県のフェスティカサーキットで行われたので、その御報告。
 
(参加台数は全9台。何でもアリのスペシャルクラスが5台、72V以下で我々が参加する02クラスが4台だ。48V以下の01クラスは今回不成立

電気自動車で行うモータースポーツとしては、この秋からフォーミュラ・マシンのEVレース「フォーミュラーe」が始まる件が話題だが、エンジンカートのフレームを利用したEVで行われるERK(エレクトリック・レーシング・カート)レースは15年前には既に原型が有って、日本EVクラブの有志達がファステストクラブでレースをやったり、茨城県のカート場を舞台にシリーズ戦も行われていた。
さて、私が思うところでは、2014年現在日本で一番”形になっている”EVモータースポーツであるこのECJだが、我々のチームに関して言えば、体脂肪率高めのおっさん達が、低予算で造ったマシンに貰い物だったりするタイヤを履いて参加しているので、この3年「少しばかり動くシケイン」の域を脱していない。しかし、昨年末行われた岐阜のエキシビジョン大会で2位に滑り込んだので、今年に関してはメンバーの士気は上がっている。とは言えメインの四駆EVの活動が忙しく、ギア比も変えないまま今回のレースに臨んだのであるが・・・。

(貰い物のタイヤなので、立ち上がりでアクセルを踏むとリアがズルズル滑る。ドライバーが重いので立ち上がり速度も遅い)

ECJはスプリントと耐久を同じバッテリーで走るところが味噌。スプリントをブリブリ走れば耐久で電欠になるし、かと言って電費走行だけでは勝てない。ZEVEX Racing Teamはドライバーの平均体重を勘案してスプリントは捨てて耐久に賭ける。総合1位は取れないが、あわよくば2位の可能性は有る。「運任せ」が我々の基本戦略である。
で、その耐久。東自大チームがトラブルで戦線離脱したが、新規参戦のZSSチームが速くて、スプリントを捨ててもZEVEX Racing TeamとJKB(女子カート部)・ZSSの3チームが、最終LAPまで同一周回で争う混戦の02クラスだった。結局耐久で2位に滑り込んで2ポイント獲り、総合でも3位になって久々の表彰台となった。

(炭酸入りぶどうジュースのツメを飛ばす藤井尚孝選手。女子カート部はこのクラス勝っ放しだ。2位は新規参加のZSSさん)

第2戦は6月21日(土)。同じフェスティカ栃木で開催される。次回までにギア比は下げよう(笑)。

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電動Jimny1号 整備中

2014年04月22日 14時16分34秒 | ZEVEXの活動

姿かたちがオフロード用っぽい電気自動車としては、90年代初頭のダイハツ「ラガーEV」や、NHKで特番になっていた時代(確か98年?)の「四国EVラリー」を走っていた徳島工業高校のSJ30EVが思い出されるが、走行抵抗を減らす為それらは共に前の2輪が駆動することはない二輪駆動だったし、徳島工業高校の車両はその後解体されてしまったと聞かされた(モッタイナイ!)。
その他のEVジムニーについては、ZEVEXの松浦隊員が個人で製作したSJ10ベースの電気自動車は20世紀中の製作開始で、ちゃんと四駆で走ることが可能だし、21世紀になって車検も取得しているのだが、サクラダファミリアの如く「まだ完成していない」(本人談)らしいので、ZEVEXがチームとして1999年から製作を開始したSJ30ベースの電気自動車「SJ2001」号が、現存する最古のEVジムニーということになる。SJ2001号は2000年には車検も取ったので、コンバートの完成時を公文書で確認できる車検取得時と定義すれば、SJ2001号が現存最古のEVジムニーで間違い無いようだ。

(RVショーに展示した時の大径タイヤ&オーバーフェンダー仕様)
その「SJ2001」号は、2006年にPHEV化し、その後日本列島を縦断して以来、活動予算不足により車検が取れずZEVEX川崎ピットのガレージで保管されていたが、ロシアを舞台にした新たなチャレンジのデータ収集を目的に、復活を目指して整備作業を行うことになった。
現在ZEVEXのメイン作業場となっている藤沢ピットではEVジムニー3号機「ARK-2]号関連の作業が行われているので、「SJ2001」号の作業は丹波篠山のピットで行うことになった。

(チルホールを使ってトラックに積む斉藤浩城SJ2001号名義人・隊員)
川崎からの搬入日前日に雪が降り、ガレージ前の通路にも雪が積もって搬入作業には思いがけず重労働を強いられた。

(ジムニーにはそもそも寸法的にギリギリな篠山ピット入口)

(建屋の柱と結び、チルホールX-5を駆使して車体の向きを変える柿木俊介隊員。ピット奥にロシア間宮海峡横断時にEVジムニー2号機で曳いた橇のBOX部分が見える)
篠山ピットの入口はジムニーを収めるには元々ギリギリの寸法なのだが、入り口前通路に2~30cmの積雪が有って、この日は更に条件が悪くなっていた。そこでトラックへの積載時に使用したチルホールを持ち出し、SJ2001リアのドロータイトを引っ張って車体の角度を調整し何とか車両をピット内に収めることに成功した。ま、この種の作業はZEVEXの母体であるリアルクロカン四駆競技会「IRON BAR CUP」で散々やった。この程度はアイアン・バールのセクションに比べればチョロいもんだ、俗に言う「昔取った杵柄」というヤツである。

篠山ピットに運び込まれたSJ2001は、主に関西在住のZEVEXメンバーの手で整備される。バッテリーも交換するので、バッテリーケースも作り直しになる。モーターが直流直巻なので回生ブレーキこそ使えないが、8000ポンド引きのウインチも搭載して極悪路走破用クロカン四駆として高い性能を持つSJ2001号を久々にフィールドに持ち出す日が楽しみだ。

(手始めはブレーキ回りの整備。カップはシールだけ新品にした)

(バッテリーケースも降ろした)

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ERK Cup Japan 2014日程発表

2014年02月26日 10時20分11秒 | ZEVEXの活動

なんやかんやで4シーズン目に突入する電動レーシングカートのシリーズ戦「ERK Cup Japan」。
ZEVEX本来の「主戦場」はオフロード(単なる砂利道ではない本当のオフロード)だが、

2013年の福島フォーホイーラーズ・フェスティバルで回生ブレーキヒルダウンを披露するARK-2号)

コーナーをビュンビュン走るのも決して嫌いではないので、傘下のZEVEX Racing Teamから、
シリーズ開始時より何故か皆勤賞で参戦している。


(2号機となる「VEX KART 022」号を駆ってコースインする藤井選手)

先日事務局より今年の開催案内が届き、遅まきながら我々も2014体制の準備を開始した。
四駆のEVに金がかかるので、極めて金がない我がチームだが、有志の出資で今シーズンは
ニュータイヤ&ホイールを購入するつもりだ。
通常活動がストイックなので、隊員のレクリエーションが主な目的の「ERK Cup Japan」参戦だが、
電気自動車やバッテリーマネジメントの良い訓練にもなっているので、
やる限りには、今年も相応には真剣に
臨むつもりではある。

2013シリーズは最終の岐阜エキシビジョン大会で2位を得て良い流れで来ているので、
2014シリーズは
何とかリザルトも残したいなあ~。

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市販電気自動車世界一周~The Electric Odyssey~

2012年09月26日 12時32分31秒 | ZEVEXの活動

今年(2012年)の5月、フランスから二人の青年が電気自動車に乗って我が家にやって来た。
彼らは市販電気自動車で世界一周を目指している一行で、三菱i-MiEVのシトロエン版C-Zeroを駆ってフランスのストラスブール市を出発し、大西洋を渡りアメリカを横断した後日本へやって来たのだった。
その彼らが日本時間の一昨日(2012年9月24日)に無事ゴールし、ストラスブール市役所で式典が行われ、そのインターネット中継セッションに日本代表として私が参加させて頂いた。

           
(右がアントニー、中央がザビエル。京都市内の私の駐車場にて)

C-Zeroが日本シトロエンからは販売されていないこともあって、彼らが来日した当時、この電気自動車を使った稀有な試みを日本国内で知る人は少なかったし、Web Site を通じて募集していたPluggerと彼らが呼んでいた充電協力者の集まりも、あまり芳しいものではなかった。
そこでZEVEXは、EVを使った冒険の同志として彼らへ協力することを決め、彼らのC-Zeroは京都の我が家で充電し、翌日は京都市内を一緒に案内して廻ることになったのだった。
7年前に電気自動車でロシアに遠征している我々には、言葉が充分に通じない異国の地でコンセントを借りることの大変さがよく理解できたので、「我々が協力しないでどうする!」という気分になったからだった。

       (トレッドが拡大されたり、灯火関係が若干違ったりしたが、
乗り心地も三菱i-MiEVだった。)    

ゴール式典にはストラスブール市の市長さんも出席し、EUの中でストラスブール市が「環境先進都市」として特殊なポジションにあることを実感させられた。そのインターネットセッションには世界から6カ国(ベルギー・アメリカ・日本・マレーシア・中国・ロシア)の代表が招待されて、おのおの祝辞を述べ彼らのゴールを祝った。
このインターネットセッションには、旅のスポンサーでもある「Google+」の「Hungout」という機能が利用され、ZEVEXも南極点からHungout meeting をやるから、Googleのスポンサードが欲しいなあ~、と思ってしまったりした。

■The Electric Odyssey
 
http://www.electric-odyssey.com/                         

コメント (4)
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