荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

渋谷WWW 新宿西口

2014-08-09 21:49:00 | ライブ
前にまなみのりさ主催ライブでパティロケが8月にワンマンをやることを告知で知って、いくかどうか迷っていた。

ただ、俺の悲しい性格でこうめちゃんがやめてしまったことでパティロケのことがどこかにずっとひっかかっていた。昔から新撰組が解散してからの土方、諸葛亮が死んでからの蜀、こういう敗者のエレジーをロマンと感じるメンタリティが俺にはある。

こういうことをいうとパティロケが敗者のように感じるかもしれない。他意はない。

WWWはとにかく最悪のライブ会場だ。階段状になったホールはその段差の最前にいるものにだけ恩恵が与えられる。そこ以外はステージが全くみえない。

当日券が出ていることを知ったので行ってみたが、中に入ると寂しい客の入り。5段あって、5段目にPAブースがありること多いが、4段目にPA、5段目は関係者と思われる人たち。3段目はDVDを出すのだろうか、かなりしっかりとしたカメラ群。3段目の両サイドに6、7人くらいの客が入れるエリアがあるが、基本は1段目と2段目のみ。7cmのときだって3段目までにぎゅうぎゅうづめで詰め込まれたことを考えると、おそらく200前後の客の入りだろう。

曲のリズムに合わせて体を揺らす程度だって十分に楽しい。人口密度を高くして客がたくさんいるようにみせるだけというのは見苦しい。スペースがあるほうが大きく体を動かしたい人だっていいわけだし、それだけは満足しなかった。

1段目にはまだいけそうなので、ステージにはかなり近いところでみることができた。金を払っているのだからなんともいえないが、いっさいアクションを起こさないピンチケ地蔵がなぜか数名いたのが不思議だったが、とても居心地のいい現場で会場のノリも最高に楽しかった。

8月末に出る新曲にはいよいよカップリングだけど「Rainbow」が収録される。「Ret'sGo」といい三宅英明の曲はかなり好きだ。三宅は福岡在住で、同郷の人間なので親近感が沸く。大阪のアイドルchoco☆milQの今度リリースされる曲も三宅が担当しているようで、これも大好き。今年の俺の楽曲大賞でベスト10入りが確実視かな。


いつものようにチェキ会も握手会も参加しなかったけど、パティロケがますます大好きになった。次はなんと新宿ブレイズでワンマンらしい。「みんな、埋まらないと思っているでしょ」と自虐ネタを口にしていたが、確かに厳しい。でも俺は行く予定。

1部のみで撤収。2部も元気に歌っているに違いない。




新宿に転戦。

西口で光上せあらの路上ライブがあるようだ。別にせあらが嫌いになったわけではないが、どうにもアキシブと一緒に活動しているのが俺には気に入らず現場に足を運ぶことがなかった。久しぶりにお話ししたが顔は覚えていたが名前はすぐにでてこなかった。差し入れをしてずっと聞いていたら、おまわりさんがやってきて強制終了。
CDを1枚買って撤収。

旧SDNメンバーもそれぞれの置かれた立場でがんばっている。俺もがんばる。






渋谷O-EAST

2014-08-09 21:28:58 | ライブ
仕事が終わって、次の日が休みということもあって、ライブをみにいく。

目当ては出番が遅いのだが、ほぼ開演には現地につく。

チケットのもぎりのところでcandy go goがチラシを配っていた。

「今日、ナツミちゃん、来てる?」

「あっ、今日は出ないんですよ」

「そっか、残念」


てな感じで中に入る。


とっても客が少ない。O-EASTは定員が1300ということになっているが、2階はさっぴくと1000人を切る感じ。ここからライブハウス定員の7割が体感満員となる。AeLL.のワンマンですら満員に感じるくらいだから500人も入っていれば十分にカッコはつく。ところがそんなレベルではない。確実に100人を切っている。まぁ、これくらいのほうが居心地がいいのは間違いない。

なんか1日前というのにほとんど覚えていない。

OZを久しぶりにみた。仮面女子と今は呼ぶらしいが、アリス十番やスチームガールズは地下アイドルの中では鎖国しているようなイメージが強い。

サンスポアイドルリポーターははじめてまともにみた。といっても惹かれるところはなかった。

G-Girlsは熱心なヲタがかなりいた。ヲサーンが多いし、曲も嫌いではないし、なんといっても綺麗なお姉さんなのがいい。ワンマンにでもいってみようと思った。

Feamが一番盛り上がっていたと思う。びっくりしたのはSDNの現場にいて、解散後もそれぞれのメンバーのイベントで顔をみたものが数名いたことだった。自慢ではないが、俺の方が先にFeamをみつけていたと思っている。おそらく7cmの対バンでFeamも好きになったと思われる。Chu-Zもそうだし、結局7cmはライブアイドル耐性のなかったものたちをDDにしただけなのかもしれない(自分も含めて)。

CANDY GO GOは3回目になる。STARMARIEはまともにみるのははじめて。どちらもしっかりとしているし、熱心なヲタもいる。STARMARIEはもう一度みてみたい。


目当ては相川友希&河内麻沙美。この二人がユニットを組んでいたのはタワレコで彼女たちのCDをみたことだった。どうせライブ会場で買うだろうということで今まで買わなかった。二人ともそれなりに歌えているのはびっくりだった。ゆっきーがソロで、まさみんがソロで歌ったときの現場にいたが、あまりぴんとこなかったが、今日は曲が好きだったこともあって終演後物販にかけつける。久しぶりでも顔を覚えられているのはそれなりにうれしい。CDを買ってチェキを撮る。なによりもちょっとした短い会話でもウマが合うのが楽しい。
帰りにクレジットをみたら宇佐美宏が曲を作っていた。どおりで好きなはずだ。宇佐美は「七里ケ浜の七不思議」の編曲、チキパの初期の音楽スタッフ(今もやっているかもしれない)。


3曲しか持ち歌がないのはさみしい。といっても人気がなければ続けられないわけだし、暇な時はみにいってあげたい。









TIF2014 総括3

2014-08-09 20:32:09 | ライブ
TIF2014が終わって1週間が経とうとしている。早くも3年目のライブアイドルめぐりがはじまっているので、これで総括は終わらせることにする。


メガウェブからガンダムステージに戻ってきたらすぐにしず風のステージがはじまる。二日間でしず風は計4階のステージだったが、これで皆勤となる。かんなちゃんが出たステージよりも当然のことながら客は少ない。その分近くで見ることが出来るのは嬉しい。といってももう少ししず風の魅力がたくさんの人に届いてほしいとも思う。

3曲しかないステージが終わった後で、晴子がメンバー全員とステージを降りて客の方に近づいてくる。

「荷物検査とか今のアイドル現場はちょっと息苦しくなっているけど、しず風&絆はこんなにお客さんと近くにきてもなんの事件もおきません」

だいたい、こんな感じの言葉だった。

これが俺にとって今年の MVPはやっぱりしず風だなっと思わせた一瞬だった。ガンダムステージは階段の踊り場をステージにする例年とはちがう設営だった。確かにステージが高くなったのでみやすいということはいえるが、なんてことはない、単純にステージと客の距離をとりたかっただけなのだろう。思えば92年の栃木県黒磯中の教師刺殺事件の後でパニックになったように学校現場でカバンチェックが行われた。それと全く同じだ。日本人は悪い意味で何も変わっていない。

最後にいつものように「物販にもきてください」といっていたので、今日くらい行ってみようかと思ったが、物販エリアへ入ろうとする人の列がつづら折りになっているのをみてあきらめた。午前に一度入った時はチェックはかたちばかりで金属探知機もスイッチが入っていないのではと思えるほど全員がフリーパスだったので流れは早かったが、単純にこの列の長さに辟易してしまった。


マイナビステージへ足を伸ばすと小池美由がやっていた。楽しいんだけど二日連続でみるとさすがに飽きるな。

ガンダムステージにもどってでんぱ組をみる。
俺が見た中では初日のホットステージのHKTに続く人の集まりだった。武道館を埋めただけはある。でんぱといいしゃちほこといい、俺が好きになるとその直後から急にブレイクする。もう少し早くみつけたいものだ。

次のLinQはかなり減ったがそれでも十分の客の入り。興味はないので一休みする。ダイバーシティから出たらアリスインアリスがやっていた。音楽と演劇を組み合わせたステージはそれなりに見応えが合った。SHUNさんの曲を一曲歌っていたのだが青SHUNと関係があるのだろうか。今度SHUNさんに聞いてみたい。疲れているのだろう。今度はタリーズで一服。外に出ると S★スパイシーがやっていた。スターダストだが、おまいつ15人くらいの現場。綺麗なお姉さん二人組だったけど、あまり興味はわかなかった。

最後はスマイルガーデンへ移動する。まいにゃ、アフィリアサーガ、バニラビーンズとみてドールファクトリーにいく。昨年みなかったリンダ3世、再びアフィリアサーガとみていよいよAeLL.。9月に解散が決まっているので残りわずかだけどできるだけみてあげたい。2012年後半はよくみていたなぁ。

外に出るとスマイルガーデンではぱすぽがやっていた。サイリウム投げをやっているバカがいた。
そういえばピンチケばかりで2012のときのようにヲサーンが目立つことは今年はなかった。スカイステージのために1万円近く払う価値があるのか?。来年は無銭でもいいかもしれない。確かにこれは入場料ではなくTIFというイベントへの協賛金というとらえかたもあるが、ピンチケの巣窟となるイベントに協賛金は出す必要はない。今年はしず風をみられたことが最大の収穫だったが、それ以外は無銭で全くかまわなかった。リストバンド交換にも時間はかからないし、来年は出場者が出そろうまでは待ってから判断することにする。

8月9、10日は台風で天気は悪いようだ。二日とも快晴でゲリラ豪雨にもみまわれず、TIFは運がいい。たぶん、来年もあるだろう。それまでアイドルブームがもつのかどうか、その行く末を見定めるためにもまた1年、いろんな現場を観て歩くことにする。