荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

アイドル甲子園

2013-08-14 21:02:51 | ライブ
8月29日に本文表記を修正。


横浜ブリッツにて。

毎日のように行われているライブアイドルのイベント。明らかに供給過多になっている。ただアイドルのライブという商品は代替性が低い。DD消費者にとっては商品の選択に迷うだけで(まあ、それが楽しいともいえるのだが)、選択肢がふえるのがそんなに嬉しいわけではない。

お目当てのアイドルがはっきりと決まっているヲタには対バンライブは費用対効果が高くつくし、こういう対バンイベントはどこも集客に苦慮している様子がみてとれる。

8月に入って連日のように行われているこのアイドル甲子園も集客は芳しくない。
この日も夜公演で元「モーニング娘。」のゲスト出演まであるのだが、横浜ブリッツの後方を閉鎖して、常時アリーナには多く見積もって500名程度の客の入り。それでもTシャツをみるに、「モーニング娘。」の効果はとても大きいことがわかる。もし彼女たちの出演がなかったら300程度という寂しい状態だったように思われる。


開演がおしたようで、到着したときには一番手のさんみゅ~がステージにたっていた。物販コーナーにはオープニングアクトで出た二組のアイドルが熱心にヲタに対応していた。


さんみゅ~はのべで20回近くみているが、みるたびに印象がよくなっている。この日は衣装もはじめてみたものだったからか新鮮でよかった。ただTIFでみたピンチケがさんみゅ~のヲタなのか、便乗で騒いでいるだけのやつかは知りたかった。
今日もひたすらマサイをやっている金髪バカがいたが、こいつはさんみゅ~だけでなくありとあらゆるところでひたすらジャンプし続けている掛け値なしのバカだった。
さんみゅ~は9月から初台doorsで定期ライブをやる。一度くらいは行ってみようかという気になった。

次はpalet。どうにも会場はノリが悪い。「モーニング娘。」のヲタにしてみれば「へなちょこだよなぁ」という感じなのか。まぁ、お世辞にもpaletはそこまでスキルが高いわけではないから仕方ない。

次はチアチア。今日は10人で登場。たぶん、10人だったと思うが悠綺ちゃんばかりみていて確信はない。「ガムシャラスピリッツ」は大好きだけど、それ以外は好きな曲がない。いまいちチアチアにも興味が持てない。悠綺ちゃんがいくら優子に似ていても、それだけではなかなか触手が伸びない。


さて、いよいよ青SHUN学園。楽しすぎてたまらん。たった4曲の青SHUNだけど3900円のチケットの元が取れる。「開放」は近辺のヲタさんと一緒にオーエーオー、「力の限り」ではサークル作ってぐるぐる回る。

物販では、SHUNさんとチェキをとる。SHUNさんと少しだけ話もできてますます惚れる。最高にカッコいい!。CDを全種類購入したり、タオルを買ったりしたのでかなりのチェキ券が手元にある。SHUNさんから「女の子たちともチェキをとってあげて下さい。彼女たちのモチベーションにつながりますから」と言われたものだから、全てSHUNさんとチェキをとるつもりだったが、素直に言うことを聞いて何名かとチェキをとる。みな可愛らしい中高生なのだが、俺にとってはSHUNさんが一番だな。

青SHUNですっかり会場は温められ、最後まで全体にいい雰囲気になったと思う。

次は青山聖ハチャメチャハイスクール。実は生でははじめてみる。第一印象はよくなかった。なぜかメチャハイのときだけ、やけにオケの音量がデカイ。とりわけ低音を響かせすぎで気分が悪くなる。メチャハイだけだったのでわざとなのだろうが、これじゃちょっと行きたくないな、と思ったが二度目は結構、と言う気にはならなかった。

次はアイドルカレッジ。アイカレは実は何度もみているのに一度も真剣にみていない。まったりタイムか、喫煙タイムか、物販に充てられているからだ。
なぜか今日はじっくりみようと青SHUNの物販が終わってからじっとみていた。単純に引っ掛かりがない。曲は好きでも嫌いでもなし。女の子もとびきり美人がいるわけではなく、ブスがいるわけでもない。悠綺ちゃんがいないチアチアと区別がつかない。やはり、俺には向いていないようだ。これからもアイカレのときは上記の行動時間となるだろう。

次はお目当ての7cm。今日はボーカル、ダンスともに調子がよく感じた。今日は少し後方からステージ全体を見渡すかたちで観戦したので新鮮さからそう感じただけかもしれない。

続けてpredia。どうもきれいなお姉さんが歌って踊っているだけで、やはり喫煙タイムになりがちなのはかわらない。

トリはBiS。これで3回目になる。正月のアイドル横丁のときにはなんにも感じることがなかった。チキパとの対バン(アイドルグランプリ)でちょっと気になった。そして今日もじっくりみた。とにかくブスぞろい。とてもアイドルとはよべない。ただリーダーのプー・ルイは可愛い。
なぜか、みてはいけないものをみてしまったような罪深い感情が走る。プー・ルイだけをみていればいいものの、なぜか他のブスたちに目が向いてしまう。研究員(BiSヲタ)はふざけているようで分をわきまえている。しず風に似た空気を感じた。曲は好きでも嫌いでもない。ライブの楽しさを感じてしまうとしず風のように定期的に参戦してしまう魅力があることはわかった。

そして、最後はゲストの元「モーニング娘。」の3人が登場。だいたい「モーニング娘。」なんていっさい興味がなかったし、今でもない。流行っていたときですらなんの興味ももたなかった。5曲歌ったが最初の曲はテレビコマーシャルに使われていたものだったので聴いたことはあったが、残りの4曲ははじめて聴いた。この4曲だが全く好きではない。歌いながらしっかりとしたボーカルで聴かせる。でも、ただそれだけ。
会場のヲタの反応だが大盛り上がり。さんみゅ~のTシャツをきているヲタがノリノリでサイリウムをふっている。もしかすると、今は「モーニング娘。」のヲタではなくなっただけで、かつては「モーニング娘。」のヲタだったという人がたくさん来ているのだろうと感じた。
この3人が登場すると楽屋にいたアイドルちゃんたちが会場後方の関係者スペースに入ってきてステージをじっくりながめている。
「モーニング娘。」は多くのライブアイドルにとってあこがれの存在なのだろう。これがAKBとの決定的な差だと思われる。
最後の曲は「モーニング娘。」の大ファンらしいプー・ルイ率いるBiSのメンバーとコラボ。全く感情移入できないからぽけーっとみていたが、「モーニング娘。」のライブはきっちりとしたものをみせるものなのだろうということと、「モーニング娘。」のヲタたちが長期にわたって応援しているのがなぜかということもなんとなくわかった気がした。
まぁ、曲が全く好きじゃないから俺が「モーニング娘。」のファンになることはないと今の時点では思っている。


(以下、このエントリーを書いた当時のものを残しておくが、表記に特別な感情をもつ人をさかなでする気持ちは毛頭なく削除扱いとする)

それにしてもワープロで「モーニング娘」と打つと必ず「モーニング娘。」と句点がついてくる。俺のうろ覚えだが、なにかの雑誌か新聞で「モーニング娘」と書いたら「句点をつけろ」とクレームがきたというようなことを記憶している。
ただ悪いが、変なところに句点は打つものじゃないし、「アイドリング」を「アイドリング!!!」と書くのと同様で、こだわりがある人はつければいいが、そうじゃない人は自由にすればいいと考えているので句点はつけない。