荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

夢アド、palet、7cm、青SHUN学園

2013-08-10 23:59:57 | ライブ
今年の夏は体につらい。
年齢を感じるなんてはじめてだ。あたりまえだが徐々に体は衰えていたわけで、今年になって急に衰えたわけではない。なのに、その衰えを実感しているのは体以上に精神の衰えのほうが深刻だからだろう。体の衰えを気力でカバーできなくなっているのだ。

無理が効かない体になっているというより、無理をすると精神がもたなくなっている。

昨年は仕事が終わると、夜はライブハウスへ行くのが夏の日課のようになっていたのだが、今年は土日だけ近場で済ますだけにとどめている。


といいながら金曜は仕事のあとで、夢みるアドレセンスの8月定期公演にいく。偶然、隣合わせになったのがプロヲタの拳銃氏。その方の知人との会話を盗み聞きしていたが、会話の内容を全て理解できた。すっかりこの世界について詳しくなったと自認させられた。

渋谷マウントレーニャホールはとても座り心地のいい椅子で、しかも着席観覧だから嬉しい。後方には騒ぎたい人たちのスタンディングエリアが用意されている。

定期公演っていつもこういう感じなのだろうか?。それとも今回は一周年記念公演だからか?。90分で歌ったのは4曲にすぎなかった。トークがほとんどで、一番長かったコーナーが怪談企画で、この手の世界では有名な木原何某さんがゲストできていたのだが、彼の話が面白いすぎる。全く退屈しなかった。ちなみに隣の拳銃氏はその間寝ていた。アイドル以外には関心ない人なんだなとつくづく感じた。

後方スタンディングエリアからも目立ちたいだけのバカな叫び声などなく、俺には最高の90分だった。
荻野かりんちゃんと志田友美をぼーっと眺めているだけで満足この上ない。理想のアイドル観戦ライフだった。



土曜日は初台doorsでpaletのワンマンライブ。この日は君島光輝の生誕ということで、顔でも出してみるかとチケットを前もって購入していた。

開場前にライブハウス近辺でたむろしているヲタの姿をちらりとみたがピンチケばっかり。女ヲタの姿もやけに多い。ざっと数えて50名ほどいた、ということは1/4が女の子だ。確かにこれまでも女ヲタが多い感じはしていたが今日は異常だ。ほとんどが高校生くらいの子ばかりだ。
これはpalet特有のものなのか、アイドルヲタに女が増えてきているのか。たぶんどちらも、というように思える。女、子どもにもライブアイドルブームがきているのかもしれない。


paletのライブは確かに下手な歌を聞かされるところはあるもののステージとしてはトータルでは満足している。現場的には草食系ヲサーンがもう少し増えると嬉しいが、その傾向は今のところみられない。

君島がMCで「ZEPPにみなさんを連れていきます」と言っていた。PASSPOもZEPPではやれているわけで、それと同等になりたいということか。PASSPOも2010年にメジャーデビューしてから紆余曲折はあったもののCD売り上げに頼らずライブ動員で勝負できるかたちで傍目にはなんとかうまくやっているようにみえる。そこまでpaletもいければ十分だろう。

いつものように握手券一枚だけでミッキーのところに行って少しお話しして撤収。

なぜか暑い日ほど歩きたくなる。代々木まで歩いてa-nationへ。ついたときには屋外ステージはChu-Zが出ていた。こういうお姉さん系ユニットは嫌いじゃない。冬にはO-eastでワンマンと言っていた。

Chu-Zが終わると7cmなもんだから、ヲタたちも入れ替え。最前目指してGO。ちょうどすれちがうかたちで某AKB評論家の姿をみかける。東京FMホールでもChu-Zを応援していたし、トロピカル丸だけじゃないみたいだな。俺は彼の熱心なフォロワーではないのでよくわからんが、彼からAKB以外のアイドルのことを聞いたことは一度もない。どうにもAKBについての発言はヨイショくさい気がするんだが。


運よく最前の人が立ち去ったためにいつもの下手側からじっくり観戦。3曲だけで物販もないのに今日集まったのは熱心なファンだな。


a-nationの敷地をぶらぶらする。
エイベックスのidol-streetのブースに掲示がされていて、10月14日に日本青年館で予定されていたチキパのワンマンコンサートが中止になったことを知った。公式ホームページを確認するとやはり同様の告知がなされていた。俺はチキパのことを昨年のTIFで知って、年初のアイドル横丁ではじめてじっくりみて4月ぐらいから現場に顔を出し始めた新参ヲタでしかないが、鳥羽伏見の戦い以後の新撰組に加入した隊士のような感じだ。残念でならん。



涼みながら喫茶店で仕事。



夜は六本木で青SHUN学園の「ぬくもりLive」。午前から三部形式でやっていて、定期公演といった位置づけなのだと思う。
がっつり2時間のライブで、最初は女の子たちがメインで、ラストスパートはSHUNさんの登場。

100人弱の客というのはムダにスペースがあるために、大ぶりなふりコピ、マサイをやる余地が出てくる。正直言ってSHUNさんが出てくるまでは嫌だったが、SHUNさんが出てきてからは楽しくてしょうがない。会場の騒ぎ具合いは変わらないのにそれを上回る存在感があるからだと思う。

俺はどんな現場なら居心地がいいのかを考えていたのだが、ひとつ言葉にできることは、ヲタが演者より目立つような現場はダメだ、ということだ。

SHUNさんがいないときは青春女子学園といっておくが、俺は青春女子学園には興味はない。確かに可愛い子もいるけど、SHUNさんが好きなんだなと今日はっきりとわかった。

終演後のチェキ会にはSHUNさんは来ないようなので撤収(後で出てきたのかもしれないが)。
このぬくもりLiveは10月にもあるようなので仕事とかぶってなかったら行く予定。