坂東三十三番札所中第十六番 天台宗 水澤観世音は、千三百有余年の昔、推古天皇・持統
天皇の勅願による、高麗の高僧恵灌僧正の開基であり、五徳山水澤寺の名称は、推古天皇の
御宸筆(ごしんぴつ)の額名によるものです。ご本尊は国司高野辺家成公の三女伊香保姫のご
持仏の十一面千手観世音菩薩であり、霊験あらたかなること、特に七難即滅七福即生の御利
益顕著です。
当時は御堂の数三十余宇、御仏の数一千二百体にも及びましたが、再三の災火の為、現在
の建物は大永年間に仮堂を造立し、元禄年間より宝暦天命年間に至る三十三ケ年間の大改
築によるものです。東京へ三十六里、日光へ三十六里、善光寺へ三十六里という枢要なる霊
場であるこの地は、歴代天皇の勅願寺として伝わり、上野の国司の菩提寺です。また、朱色に
塗られた御堂よ三つ葉葵は、徳川家の祈願寺として名を馳せた所以です。(写真Mr麹町)
これは群馬県吾妻郡高山村にある公開天文台です。群馬県の人口が平成5年(1993)に
200万人に達したこと、及び日本人女性初の宇宙飛行士である向井千秋さんが、宇宙に旅
立ったことを記念し、県民に宇宙に対する関心を高め、次世代を担う子供たちの教育のために
建設されました。
この「ぐんま天文台」は、星を見に訪れる人が日本一多い天文台だそうです。東京の練馬IC
から車で約1時間30分、誰でも気軽に宇宙を楽しめます。夜は150㎝望遠鏡による天体観望
や屋外での星空観賞を、昼は太陽の観察ミニイベントなどを体験できます。(写真Mr麹町)
ジャンタル・マンタル 18世紀にインドで建設された天体観測施設群の総称です。
ストーンサークル イギリス南部に残る巨石建造物遺跡ストーンヘンジをこの天文台の位
置に合わせて再現したストーンサークルです。
嵩山(たけやま)は古代から霊山として中之条の各地から信仰を集めていました。山内には
「嵩山三十三番観世音」が点在しており、その麓にあることなどから「道の駅 霊山たけやま」と
名付けられました。嵩山は標高789mのと独立した山で、渋川方面から吾妻に入って一番先に
見える姿の美しい山です。中之条町のシンボルのひとつとなっています。東南面は切り立った
岩肌、西北面は見渡す限り見事な樹海が広がります。
園内には、そば打ち体験施設「たけやま館」、風情ある茅葺屋根の「そば処けやき」、フィール
ドアスレチック風「ぼうけん砦」、小さなお子様のための「こども館」があります。また、春には満
開の芝桜をはじめとする四季折々の景観は、訪れる人を魅了します。(写真Mr麹町)
四万温泉の一番奥まったところにあるダムです。平成11年(1999年)完成の洪水調節や発
電等のダム。湖の周囲に1時間ほどの散歩コースが整備され、湖水と新緑・紅葉のコントラスト
を楽しむことができます。ほとりには、豊富な湯量が自慢の日帰り入浴施設「こしきの湯」もつく
られ、新しい観光スポットとして注目されています。
水と緑の散歩コースは、時間帯で湖水の色が変化します。ダム湖の水の色とても綺麗なエメ
ラルドグリーンが評判です。このダムの迫力は「四万温泉にこんな所があったのか」とびっくりす
る人があります。ダムの上から下を覗くと、高所恐怖症の人は足が震えるよ・・とびつくりする程
の高さです。(写真Mr麹町)