散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

豊海橋・日本橋川

2014-01-26 06:22:02 | 日記
     

       

 豊海橋(とよみばし)は、日本橋川が隅田川に流れ出る河口に架かる橋です。新川と箱崎を結

ぶ橋で、最初は元禄11年(1698)の架橋とのこと。魚河岸が日本橋にあった頃、ハシゴを

横倒しにしたような独特の豊海橋を目印に、江戸前の美味しい魚介類が運ばれました。神田川

の柳橋、小名木川の万年橋などもそれぞれ独特の形で、海から隅田川を遡って来た船頭さんが

見分けやすいように配慮されたといいますね。  

 その昔、赤穂浪士がこの橋を通って泉岳寺に向かった頃は「乙女橋」と呼ばれていたといい

ますよ。今は頑丈な鋼製の橋で全長46m、幅8mです。

 

もえぎの湯・奥多摩温泉

2014-01-25 06:11:03 | 日記
     

       

 ミスター麹町から、奥多摩温泉「もえぎの湯」の写真がきました。なんでも奥多摩の地下深

く、日本最古の地層といわれる古地層より湧き出る奥多摩温泉100%温泉だそうで、JR奥

多摩駅から徒歩10分と便利。東京などから日帰りで、或いは近くの氷川ます釣り場、キャン

プ場などの行楽や登山の帰り道に立ち寄る人々に人気があります。

      

         

     

 簡単に試される「足湯」が人気です。脚部入浴で足先等の血行循環が改善できるそうです。

 また本館の内風呂や露天風呂から眺める多摩川の景色、鳥のさえずりを聞きながら全身で感

じる野外の風情はなんとも言えないと言いますね。本館2階座敷では地元の食材を使った料理

を楽しんでください・・。

生命の言葉(東京都神社庁)

2014-01-24 06:12:36 | 日記
      

 明治天皇の御製です。「あたらしくつくりし伊勢の宮柱 うごかぬ国をなほ守るらし」解説

には、明治22年行われた第56回神宮式年遷宮に関して詠まれた御製。激動の時代を生き抜

くための基盤を、一層堅固なものとするための御意思と御覚悟を拝察することができる。とし

ています。  


お玉稲荷神社(神田岩本町)

2014-01-23 06:13:08 | 日記
     

       

 小伝馬町(中央区)から北へ歩くと、やがて千代田区岩本町2丁目の町名表示が見えます。左

側のビルの間に「繁栄お玉稲荷大明神」の幟が見えました。何年か前にも来たことがあります

が、10年近く前とは様子が変わっていますね。  

 お玉が池跡の説明を見ると「この辺りに昔、お玉が池という池がありました。江戸の初めに

は不忍池より大きかったといわれますが、除々に埋め立てられ姿を消したといいます。最初は

桜が池と呼ばれましたが、ほとりにあった茶店のお玉という女性が池に身を投げたとの古事か

ら、お玉が池と呼ばれるようになったといいます」とあります。右手に見える小祠は弁財天を

祀っています。言い伝えにはいろいろと枝葉がありますが、大筋は以上のとおりです。  

 お玉が池と言えば、北辰一刀流の千葉周作道場がありますが、又の機会にします。

石町の鐘 (十思公園)

2014-01-22 06:35:14 | 日記
     

        

 江戸で最初の時の鐘は、本石町3丁目に設置された石町(こくちょう)の時の鐘であると言わ

れています。江戸市中に時刻を知らせた時の鐘は市街地の拡大にともない浅草・本所・上野・

芝・市ヶ谷・目白・赤坂・四谷などにも設けられました。  

 石町時の鐘は鐘撞き役であった辻源七の書状によると、寛永3年(1626)に本石町3丁目

に鐘楼堂を建てて鐘を撞いたことが記されており、鐘の音が聞こえる範囲の町に「鐘楼銭」を

集めて維持・運営が図られていました。「石町は 江戸を寝せたり 起こしたり」と川柳にも

詠まれた石町の鐘が、今この公園に保存されています。皆さん、その鐘の音を一度聞いてみた

いですね。見るだけではちょっと可愛そうですよ。