田谷力三(たやりきぞう・1899~1988)は、大正から昭和にかけて人気のオペラ歌
手です。正統派のテノール歌手で、浅草演芸界の花形として多くの人々に愛されました。また
田力(でんりき)という愛称でも知られ、東京神田の生まれで十八番は「恋はやさし」です。
つくばエクスプレス浅草駅、エスカレーター壁面には田谷力三の他にも、沢田正二郎(新国
劇)、作家の池波正太郎氏など浅草ゆかりの人々の肖像が飾ってありますが、エスカレーター
は動きますので、行き過ぎてしまうので残念です。
恋はやさしの一節
恋はやさしい 野辺の花よ 夏の日のもとに 朽ちぬ花よ 熱い思いを胸にこめて
疑いの霜を 冬にもおかせぬ わが心のただひとりよ
ですから 浅草で生で聞いたわけではありませんが
なにかで何度か聞いて 一応感動したものです。
私の大好きな 嘉納傳助さんなら生で聞いたかも
と思います あとゴンドラの唄を聞きたいですね
松井須磨子でなく 森繁父ちゃんの声で・・。
あのエスカレーターは深く長いですから
今度はじっくりご鑑賞ください。
あの声をもう一度聴きたくて、youtubeを探して
みました。 ありましたよ。(^。^)
同じ歌を藤山一郎さんや、白鳥英美子さんも
唄っていますが、あの何とも言えない浅草の味は矢張り田谷力三さんですね。
91歳の時の映像と共にあり、あの張りのある
テノールを懐かしく堪能いたしました。
思いがけないお話を有難うございました。(^。^)
気がつきませんでした
うなぎ どぜうは みてました