散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

旧吉田茂邸と庭園(2)

2016-10-09 06:00:31 | 日記

        

          

 この庭園は、心字池を建物正面に配した池泉回遊式の庭園で、細かく曲がりくねる園路は歩み

を緩やかにし、ところどころ立ち止まらせ、池や池畔のウメ、ツツジ、モミジなど、花木や紅葉を楽

しむことを促します。園路を散策していると、池を見下ろしたり丘の中腹に建つ「七賢堂」などを見

上げることができます。    

          七賢堂

          

 七賢堂は、明治36年伊藤博文の自邸、大磯の「愴浪閣」にあったものです。はじめに、明治維

新の元勲のうち、岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸考充の4人が祀られた「四賢堂」でし

た。その後、伊藤博文が祀られ、昭和35年には吉田茂がこの地に移設し、西園寺公望を合

祀し、吉田茂本人も死後に合祀され、現在の「七賢堂」となりました。この地の歴史を感じさせ

る貴重な建物のため、公園の一部として残すことにしました。(写真Mr麹町)


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