隅田川に最初に架けた橋は千住大橋ですが、川下へ汐入大橋、水神大橋、そして次が白鬚橋
です。名前は墨田区東向島にある白鬚神社に由来します。橋の起源は古く、源頼朝の時代には
浮き橋(船を並べた橋)の渡しがあったと言います。大正3年(1914)、地元住民が設立
した「白鬚橋株式会社」が架けた有料橋が、関東大震災後に買収され現在の橋に架け替えられ
ました。
震災までは、この上流一帯は著名人の多い屋敷町であったそうです。数々の名画を生み出し
た日活撮影所があったところです。池波正太郎さんの小説「剣客商売」の主人公で粋な爺さん
秋山小兵衛の隠居所は、この橋の川上の鐘が渕です。橋の長さ約170m。
おはるが船を漕いでる光景が
スカイツリー線で何度か通りましたが
マンション群でした。