散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

麟祥院・からたち寺(文京区湯島)

2014-03-07 06:25:00 | 日記
    

       春日局の墓

 湯島の切通し坂を上がると右側に、麟祥院・からたち寺があります。徳川三代将軍家光公の

乳母「春日局」の菩提寺です。寛永元年(1624)春日局の願いによって創建されたもので

す。同女はここで余生をおくり、寛永20年(1643)65歳で死去しました。没後、境内

にお墓が建てられました。当時はお寺の周囲にからたちの生垣をめぐらせていたので、「から

たち寺」と親しみをもって呼ばれていたそうです。現在も境内の風情は、まるで江戸時代を彷

彿とさせるような趣で、都心とは思えない静けさです。  

    

 春日局の幼名は福、父は明智光秀の重臣斎藤利三です。はじめ、稲葉正成の妻として三人の

子をもうけましたが、慶長10年(1604)家光公の乳母として召し出され三千石を賜りま

した。以後の功績は周知のとおりで、この寺の前の通りは春日通りといわれ、東は上野広小路

から厩橋まで、西は遠く池袋までその名で呼ばれています。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
湯島 (hibochan)
2014-03-07 07:40:27
気が付きませんでした
春日局と言えば 川越喜多院だと思ってました
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麟祥院・からたち寺 (晩節を行く農民)
2014-03-07 08:06:16
お早うございます

このお寺は徳川三代将軍家光公の乳母「春日局」の菩提寺ですか 
それも春日局の願いによって創建されたものでしたか
初めて知りました

春日通りと謂うのはこの人の名に因んて・・・・

いろいと勉強させて頂きました  失礼します
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hibochanさん (sanpo63)
2014-03-07 10:40:50
 川越喜多院は大師さまですね。
 たしか 春日局の化粧の間でしたか
移築されたものがあるとかですね。
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晩節を行く農民さん (sanpo63)
2014-03-07 15:30:26
 徳川300年と言いますが、三代家光あたりから
安定した武家政治が定着した感じですね。

 その意味で春日局の功績は大きかったのでしょう。
 
文京区役所隣の公園には春日局の石像がありますし
町名としても春日1~2丁目があります。
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