多聞寺山門（墨田５丁目）

　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　この山門は江戸時代中期に造られたものです。墨田区では最古の建造物といわれていま

す。現在では珍しい茅葺の屋根ですね。全体的に簡素な和様の造りです。墨田区教育委員会

は、震災や戦災で多くの木造建築が失われましたが、多聞寺の山門が現存することは貴重で

あり、周辺の意匠との関連を検討するうえでも重要な建造物ですとしています。墨田区指定文

化財になっています。　　　　

　　　　　　

　門柱の下には、猫（らしい）が目を光らせていました。ペットボトルですが、よく店の前の電柱

の下などに、水を入れたペットボトルが並んでいますが、「犬のおしっこ除け」かとも思いますが

ね。猫のお面は可笑しいけど、この発想に座布団３枚ですね。